重装転生者はゲマトリアで何を思う。   作:焼け野原主任

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どうも、焼け野原主任です。

今回は早く書き上がったので投稿しました。

ではどうぞ…。


みーんなー!アキラのパーフェクト潜入教室!はっじまっるよ〜!

 グイッとソイツを僕が隠れている監視カメラのない倉庫の中にガスマスクを弾き飛ばして引き込み、片手で口を塞いで壁に押し付ける。

 

「んぐっ!?」

「静かに」

 

 引き込んだソイツが叫ぼうとするが口が塞がれている為声は出ない、そんな彼女の後頭部にソーコムを突きつけ引き金に指をかける。

 

「これから聞く質問に周囲に気付かれない声で答えろ、答えたら解放してやる」

 

「…! …!」

 

 そいつはコクコクと頷き、質問に答える意を見せる。

 

「1、ここで情報が管理されている部屋は何処だ? 例えば巨大ロボットとか」

 

「2階の一番奥の部屋…」

 

 僕は壁に押さえ付けたまま口を塞いでいた手を離すと、彼女は半泣き状態の声でそう答えた。

 

「細かい場所は?」

 

「私もわからない…、そこから奥は基本的には入れないんだ」

 

「ふむ…、じゃあもう一つ、合言葉を教えろ」

 

 カチャ、とソーコムのハンマーを下ろし、余計な恐怖を与えて答えやすくする。

 

「白と聞かれたら黒、だ、これでいいか…?」

 

 少々涙を浮かべた顔でこちらを向く。

 …まぁ、質問はこんな所でいいか、なら、本来の目的に移行しよう。

 

 

 

 

 

 

「これで良し…っと、大丈夫かね、これ」

 

 僕は先程まで拘束していた兵士を気絶させて縛り上げて猿轡をはめ、その兵士が着ていた戦闘服を拝借した。これで兵士の中に紛れてそう簡単にはバレなくなっただろう、そして顔隠しのガスマスクをつければ完璧だ。

 

 な〜んか女物の服を着る事に抵抗や違和感を抱かなくなってきたなぁ…、まぁいいんだけど。

 

「じゃ、情報と服、あと銃ありがと」

 

 身包み剥がし、気絶した兵士の方を一瞥し、僕はその倉庫から素早く立ち去る。

 

 いやぁ…、あの行動、我ながら外道ですなぁ…。ぶっちゃけガスマスクの下は可愛い顔してるし、あの迷彩柄のパンツとか普通に体型とか色々えっちすぎますねぇ〜…、まぁ、ここですんのは不味いんですけど。

 

 さて、ここから二階にあるであろう目標を目指してレッツゴー! 

 

 

 ◇◇◇

 

「〜♪」

 

「お疲れ、元気そう…」

 

 一応の解決策と、眼福な物を見れた僕が意気揚々と歩いていると後ろから声を掛けられる。

 

「ああ、まぁ…なんかちょっと嬉しい事があって」

 

「ん…良かったね」

 

「で…どうしたの?」

 

「そう、二階の奥で君の事呼んでる人がいるから、伝えにきた」

 

「!? …わかったよ、行ってくる」

 

 願ってもいないお呼ばれに驚き、僕は少し笑顔になって階段へと向かう。

 …まぁ、さっきの娘にどんな用事があるか僕には知ったこっちゃ無いけど、その呼び出しを僕は有効に利用させていただくよ。

 

「お…ここかな?」

 

 二階を数十分ほど歩き回ると、蛇型大型兵器資料管理室という銘板が付いた部屋を見つけた。

 また電子ロックがかかっている様だけど、忘れずに持ってきたIDブレスレットを使ってロックを開け、中に入ると書類のまとめられた数冊のファイル、そしてカイザーコーポレーションのロゴの入ったノートパソコンがあった。

 

 …パソコンにあるんだったらハッキングすればいいんじゃないかと思い、パカリと開いてみるとネットワークのアイコンが未接続になっている。つまりスタンドアローンなのか…、なら仕方ないか。

 

「…てかこれどうやって盗む?」

 

 これからも戦闘可能性がある限り流石にファイルとかパソコンとかはそのまま持っていけないぞ…、一応、そのファイルの中からいくつか重要そうな資料を拝借し、折って自分の服の中に入れ、持ち帰る準備をする。

 

「さて…、これで任務は完了っと…」

 

 僕はもう用も無くなったその部屋から退出し、二階から降りてさっきの倉庫へと向かう。

 途中、さっき声をかけてきた兵士とも出会ったが、こちらを見るとお疲れ、とだけ行って何処かにいってしまった。

 

「ただいま〜…」

 

「…」

 

 下着姿の眠り姫がいるその倉庫に戻ると、いつの間にか彼女は目が覚めていて、両手両足を縛られ動けない状態でこちらを睨んでいた。

 

 ああ、実にゾクゾクする、気付かぬ間に身ぐるみ剥がされ、叫ぶ事も出来ないでいたその犯人が目の前にいる。ああその僕への矮小で微弱な抵抗が実に愛らしい。

 

 っと…、愉悦するのもこの辺にして僕は戦闘服に着替えてさっさと退散しますかね。戦闘すんのもいやですんで。

 そうして、僕がその施設から出ようと出口へ向かう。

 

「なんだ…結構楽勝だ__」

「おや、やってこないと思っていたら、いつの間にか鼠が入り込んでいたか」

 

「!?」

 

 急に背後からかけられた声に驚き、咄嗟にクルリと反対に飛びのいて、ガチャリとソーコムを構える。その声の主、それはスーツに身を包んだロボットの巨漢、アビドスの借金の原因であるクソ野郎ことカイザー理事その人だった。

 

「…おや、理事様直々にいらっしゃるとは、何用ですかな?」

 

 想定外の事態ではあるが、できる限り自分のペースを崩さずに落ち着いてコミュニケーションをとる。つーかいかにもロボットな見た目してるけど声は普通の人と一緒なんだな、だとしても何か鼻にかかったムカつく声だけど。

 

「まぁ落ち着け、銃なんて突き付けれられてはビビって話もできまい」

 

「…」

 

 カイザー理事が両手を前に出し、ひらひらと振ってこちらを静止する仕草を見せてから喋り始める。

 

「ふむ…、少し見させてもらったんだがね。実にいい練度だよ君、我々カイザーPMCの一員にならないかね? ああもちろん、幹部のポストや給料も約束する」

 

「…お褒めに預かり結構です」

 

 かなりこちらを見下した喋り方で僕をスカウトしようとしてくるが…まぁ受ける道理もない。片手を腰に回し、バーベルの様な細い筒に手をかける。

 

「ですが、断らせていただきましょう。何分、私は私の所属がありますので」

 

「そうかそうか…。まぁその組織が何処かはわからないが、その組織の無事を考えるなら私たちに協力しろ。OK?」

 

「OK!」

 

 瞬間、僕はその円筒状の物体を掴み、腰から引き抜いて地面に投げる。

 ズバァン!! と、大きな音と共に白い光がその物体から放たれ、カイザー理事の視界と聴覚を一時的に奪う。

 

「ぐわっ!!」

 

「お疲れ様、理事さん」

 

 フラッシュバンの衝撃に悶え、蹲る理事を他所に僕は逃げる様に近くの倉庫に入る。

 

「なんだ!? 襲撃か!?」

 

「研究所からだ! 急げ!!」

 

 倉庫に隠れた後、何処からか兵士の声が聞こえてくる。流石にあのレベルの音を立てれば気が付かれるか、そんならとっと僕は退散しますかね。

 僕はソーコムをホルスターに仕舞い、背中に背負っていたAKに持ち換えて戦闘に備え、その倉庫から出る。

 

「なんだ貴様!」

 

「待て! 止まれ!」

 

 倉庫から出た瞬間、四体ほどのオートマタの集団が見えた。

 直ぐにその集団にAKを向け、その集団の左側にいたオートマタに照準を合わせて引き金を絞ったまま右側に薙ぐ様にフルオートでばら撒く。

 

 スパパパパパパッ! 

「ぐあっ!」

「どわっ!」

「うがっ!」

 

 サプレッサーで減音された銃声が鳴ると僕側にいた三体に銃弾が当たり、その場に倒れるがその三体が盾になってしまい一番後ろにいたオートマタを仕留め損なった。

 

「クソォ!!」

 

 ダララララ! とソイツが僕の胸元に向けM4を放つが、直ぐに横に退いて銃弾を避け、お返しとばかりに少しだけトリガーを引いてスパパ、とオートマタの胴体に向け三発放つ。

 

「ぎゃっ!!」

 

 三発全てが見事に胴体に着弾し、その反動でオートマタが後ろに倒れる。

 

「…なんとかなったか」

 

 …くっそ、不覚にも遭遇戦になってしまった。

 

 一応弾薬にも限りがある為、これからの不意遭遇戦を未然に防ぐ為にも周辺のクリアリングを万全にして物陰に隠れながら侵入した所へと向かい、僕はこの駐屯地を後にした。




お読みいただきありがとうございます。

さて、なんてけしからん事をしてくれたんでしょう。女の子を捉えて気絶させて無理やり剥ぎ取るなんて…。

いいぞもっとやれ!(なんてコトをしてくれてるんでしょう!)

はい、一応これで潜入編は終わりです。

では、また次回。

茅場君に使ってほしい兵器

  • 四連装機関砲
  • 大型レールガン
  • 18連装ミサイルランチャー
  • 155mm榴弾砲FH70
  • 六連装超大型チェーンソー
  • ブースター付き柱
  • 主任砲
  • マルチプルパルス
  • ヒュージミサイル
  • ヒュージブレード
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