無限交流決闘道   作:乖離

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主人公との決闘対決。
主に、というか殆ど決闘です。

全話で実施したアンケートもどきは引き続き募集します。
というより是非ご意見お願いします。

2013/02/01 フェアリー・ライフの効果を一部修正


4話 「ヒーロー vs ドラゴン」

Side 舜

 

舜 LP4000 vs 十代 LP4000

 

「俺のターンから行くぜ。ドロー!」

 

さて、ちょっと手札は悪いが・・・

でもこのデッキの真骨頂は『攻め』だ。

攻勢に出られないなら、その準備をすればいい。

 

「『スピア・ルピア』を攻撃表示で召喚。」

 

スピア・ルピア ☆4 / 炎 / 鳥獣 / 攻1500 / 守800

 

「スピア・ルピアには二つの効果がある。俺は一つ目の効果を発動!

デッキから炎属性ドラゴン族を一枚手札に加える。」

「おお、ドラゴン族のデッキか!」

 

ゲーマーのロマン、ドラゴンデッキ。

無論、俺も大好きだ。

ただ人気のせいか、シングルカードのレートが上がって

財布の中にダイレクトアタックを受けたりしたが今はいい思い出だ。

 

「あれ、この前とデッキが違う?」

 

翔が首を捻ってるな。

さっき聞いたが、どうやら入試の時に俺の決闘見ていたらしい。

その時とデッキが違うから混乱してるんだろう。

まあ、この世界の決闘者はだいたいデッキは一つだろうからな。

 

「おう、これは入試の時とは違うデッキさ。」

「へぇ、デッキを二つも持ってるなんて、舜君凄い!」

 

いや、数で言ったらもう六個目なんですけどね。

なんかカードの数があるとデッキを作らずにはいられないというか・・・

 

「おーい、それはともかく決闘進めようぜー」

「あっ、スマン。」

 

つい集中力が途切れてしまったイカンイカン。

 

「俺はスピアの効果で『紅神龍バルガゲイザー』を手札に。

カードを一枚伏せてターンエンドだ。」

 

舜 場

 モンスター:1 伏せカード:1 手札:4

 

「じゃあ俺のターンだなドロー!」

 

さて、どういう戦術で来るか・・・

 

「手札から魔法カード、『融合』を発動!」

 

融合?

融合をメインとしたデッキといえば・・・

 

「手札の『E・HEROフェザーマンと』『E・HEROバーストレディ』を融合。現れろ『E・HEROフレイム・ウィングマン』!」

 

フレイム・ウィングマン ☆6 / 風 / 戦士 / 攻2100 / 守1200

 

やっぱりE・HEROか!

元いた世界では中々強いデッキだったけど、

さて十代の場合はどうなるか・・・

 

「フレイム・ウィングマンでスピア・ルピアに攻撃。フレイムシュート!」

「うおっと!」

 

フレイム・ウィングマンが放った炎でスピア・ルピアが破壊される。

流石にまだソリッドビジョンには慣れないな。

凄く恐い。

 

舜 LP 4000→3400

 

「フレイム・ウィングマンの効果発動!戦闘で破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」

 

あっ、そういやそんな効果もあったね。

最近見ないからすっかり忘れてた。

 

フレイム・ウィングマンが今度は俺に向けて直接炎を放ってきた。

やべ、滅茶苦茶恐い。

 

舜 LP 3400→1900

 

流石にライフ4000だとバーン効果が強烈だな・・・

この辺も考慮してデッキ作らないと痛い目を見る、か。

 

 

 

Side 十代

 

「どうだ舜!これが俺のマイフェイバリッドカードだぜ!」

 

かー!やっぱりカッコイイな、フレイム・ウィングマン!

舜のライフもかなり削ったし、このままストレート勝ちいただきだ。

 

「カードを一枚伏せてターンエンドだ!」

 

舜 場

 モンスター:0 伏せカード:1 手札:4

十代 場

 モンスター:1 伏せカード:1 手札:2

 

 

「俺にターン、ドロー。」

 

フレイム・ウィングマンの攻撃力ならそう簡単に突破できないはず。

さあ、どう来る?

 

「俺は魔法カード、『フェアリー・ライフ』を発動。」

 

魔法か。

さっきのモンスターもそうだけど舜のカードは見たことないカードばっかりで楽しいぜ。

 

「山札の一番上のカードをゲームから除外、生贄専用のトークンを一体特殊召喚する。」

 

フェアリートークン ☆1 / 地 / 植物 / 攻0 / 守0

 

おっ、生贄用のトークンか。

ということはさっきのドラゴンか!

 

「俺はフェアリートークンを生贄に『紅神龍バルガゲイザー』を召喚!」

 

紅神龍バルガゲイザー ☆6 / 炎 / ドラゴン / 攻2100 / 守1000

 

うげ、フレイム・ウィングマンと攻撃力が互角か・・・

同士討ち狙いか。

 

「続けて魔法、シークレット・クロックタワーを発動。

山札から三枚を見てそれぞれ手札、山札のトップ、ボトムへ。」

「えっと、どういうこと?」

 

こういう複雑な効果は苦手なんだよな・・・

 

「つまり上から三枚を見てすぐ欲しいものは手札に次の欲しいものを上に

いらないカードを一番下に置けるのさ。」

 

おお、便利だなそれ。

 

「まあそれが普通の使い方だ。普通なら、な。」

「どう言う意味だ?」

 

つまり今は普通じゃない使い方をしたってことか?

 

「見てればわかるさ。バトルフェイズ!」

 

来るか!?

 

「バルガゲイザーでフレイム・ウィングマンを攻撃!

そしてバルガゲイザーの効果発動!」

「モンスター効果!?」

 

やっぱり普通のドラゴンじゃなかった。

攻撃するときに発動する効果か!

 

「山札の一番上のカードを確認しドラゴン族モンスターなら特殊召喚し、

それ以外なら墓地に送る。」

「運試しってことか!」

 

一か八かってやつだな。

おもしれぇ!

 

「おいおい、まだ気づかないのか?」

「へ?」

 

何が?

 

 

 

Side 舜

 

「運試しなんかじゃない、ってことさ。

さっき使ったシークレット・クロックタワーの効果を思い出せって。」

「さっきの魔法の効果?」

 

どうやら翔も気づいてないみたいだな。

しょうがない、解説するか。

 

「さっき俺は魔法の効果で山札の一番上に選んだカードを置いたよな?」

「そういえばさっき入れ替えしてたよね。」

「あっ、そういうことか。」

 

十代の方はようやく気づいたか。

これぐらい基本だと思うんだがなぁ。

 

「そう、つまり山札の上は確実に、」

 

山札の上のカードをオープンする。

 

「ドラゴンってことさ!『インフィニティ・ドラゴン』を特殊召喚。」

 

インフィニティ・ドラゴン ☆7 / 炎 / ドラゴン / 攻2500 / 守500

 

「げっ、また出てきた。」

「戦闘は続行だ!」

 

バルガゲイザーとフレイム・ウィングマンが激突する。

 

「相打ちか!」

「ここでインフィニティ・ドラゴンの効果発動!」

「またモンスター効果か。」

「なんか混乱してきたよー」

 

翔よ、これで混乱していたら俺が元いた世界でやっていたような

コンボやられたら頭が吹っ飛ぶぞ。

 

「このカードが表側攻撃表示で存在し、俺の場のドラゴンが場を離れる場合、

山札の一番上を墓地に送り、そのカードが火属性のドラゴン族または鳥獣族ならば

場を離れずに留まる!」

「マジで!じゃあ運がよければ無敵ってことじゃんか。」

 

さて、山札の一番上は・・・

 

「・・・地獄スクラッパー(罠カード)。」

「外すのかよ!」

 

いやー、そんなうまくいかないか。

主人公補正とかあるとうまくいくのかなー。

 

外したことで二体のモンスターは破壊される。

 

「ならこっちは罠カード発動!『ヒーローシグナル』!」

 

お、後続のヒーローを呼ぶ罠カードか。

これまた最近見ないカードだな。

 

「俺は山札から『E・HEROクレイマン』を守備表示で特殊召喚!」

 

E・HEROクレイマン ☆4 / 地 / 戦士 / 攻800 / 守2000

 

ふむ、壁をだしてきたか。

だが突破できる。

 

「インフィニティ・ドラゴンでクレイマンを攻撃!」

 

クレイマンが放たれた炎により爆砕する。

 

「俺はこれでターンエンドだ。」

 

舜 場

 モンスター:1 伏せカード:1 手札:3

十代 場

 モンスター:0 伏せカード:0 手札:2

 

「俺のターンだな。ドロー。」

 

手札は三枚、場には何もなし。

普通なら大ピンチの状態だが・・・

さて、どうくるか。

 

「俺は手札から『強欲な壺』を発動!」

「強欲な壺!?」

 

あっ、そういや元の世界と禁止リスト違うんだっけか。

・・・それヤバくね?

 

「山札から二枚ドロー。さらに『E・HEROバブルマン』を守備表示で召喚する!」

 

バブルマン、エクシーズが流行ってからは少し見るようになったな。

ってか、表側守備表示で通常召喚とか出来るのね。

こっちに来てから色々と元の世界の決闘との差異が見つかる。

これはデッキ作るときに色々と考えないといけないみたいだね。

 

「バブルマンの効果。このカードが召喚に成功した時、

場に他のカードが存在しなければ二枚ドロー出来る!」

 

・・・なにその効果?

もしかして一部のカードは元の世界のカードと

根本的に違っていたりするのか?

マズイな、そうなるとカード効果の研究をし直さないと・・・

 

「そして手札から『ミラクル・フュージョン』を発動!」

 

おっと、また集中力が途切れていたみたいだな。

どうにも考えにふけすぎるのは俺の悪い癖だ。

 

「墓地のクレイマンとバーストレディを除外して、

現れろ『E・HEROランパートガンナー』!」

 

E・HEROランパートガンナー ☆6 / 地 / 戦士 / 攻2000 / 守2500

 

 

こりゃまた珍しいのが出てきたな。

効果の裁定が面倒すぎた上に、

出た結果によってすこぶる使いづらいカードになったからな。

しかし、そんなカードを使ってくる。

嫌な予感しかしないぞ。

 

「ランパートガンナーの効果。守備表示の時、攻撃力を半分にして

相手プレイヤーにダイレクトアタックが出来る!」

 

やっぱり別効果か!

 

舜 LP 1900→900

 

色んな意味で心臓に悪いぜ。

こりゃこれが終わったら一人勉強会だな。

あとソリッドビジョンにも慣れんとな。

 

「俺はターンエンド。次のターンで俺の勝ちだ!」

 

舜 場

 モンスター:0 伏せカード:1 手札:3

十代 場

 モンスター:1 伏せカード:0 手札:4

 

 

 

Side 十代

 

よし、これで勝ちは貰った!

 

「なあ十代。」

 

ん、なんか言いたそうだな。

 

「その『次のターンで俺の勝ち』ってセリフ。今後やめたほうがいいぞ」

「えっ、なんで?いいじゃんカッコイイし。」

 

色んな決闘者も言ってるらしいし。

 

「だってそのセリフさ・・・」

 

「次のターンに負ける決闘者の言うセリフだぜ!俺のターン!」

「そうなの!?」

 

翔が思わず突っ込んでる。

あのセリフの話、結構有名な話だしなぁ。

 

「俺は『パルピィ・ゴービー』を召喚!」

 

パルピィ・ゴービー ☆3 / 水 / 水 / 攻500 / 守1800

 

なんか変なモンスターだな。

魚、なのか?

 

「パルピィの効果、山札上から五枚見て、好きな順番でデッキの上に戻す。」

 

また山札操作か。

舜がこういうことする時って、大抵なんかしてくる時だよな。

 

「そして伏せカードオープン。『転生プログラム』!」

「罠カード!」

「転生プログラムの効果。場のモンスター一体を墓地に送る。

そのコントローラーの山札をモンスターが出るまでめくり、最初に出たモンスターを

場に特殊召喚する。」

 

えーと、つまり・・・

 

「場のモンスターを山札の一番上のモンスターと入れ替えるのさ。」

「おお、なるほど。」

 

ちょっと、待てよ。

確か舜はさっき山札を操作してたから・・・

 

「流石に今度は察しがいいな。山札から『ジオメテウス・無限・ドラゴン』を場に!」

 

ジオメテウス・無限・ドラゴン ☆7 / 炎 / ドラゴン / 攻2600 / 守1000

 

「げっ、ランパート・ガンナーの守備力より攻撃力が高いモンスター・・・」

 

ちょっとヤバイかも。

 

「さあ行くぞ、バトルフェイズだ。」

 

それでもこのターンは耐えれる。

どうにか次のターンで・・・

 

「念の為に言っておくが、次のターンなんてないぜ!

「うそ!?」

「ジオメテウスでランパート・ガンナーに攻撃。」

 

ランパート・ガンナーが一刀両断される。

 

「ここでジオメテウスの効果発動。このモンスターが相手のモンスターを破壊したとき、

手札からドラゴン族モンスターを特殊召喚できる。」

「まだ来るのかよ!?」

 

一体何体ドラゴンが出てくるんだ?

普通ドラゴンって何体も出てくるもんじゃないだろ!

 

「今度は俺の、このデッキのフェイバリッドを見せてやるぜ。」

「舜のフェイバリッドか!」

 

一体どんなヤツが出てくるんだろう。

 

 

 

Side 舜

 

デッキ毎にフェイバリッドがあるってこの空気だと言いづらいな。

さて、気合入れていくぜ!

 

「その輝く炎は希望の光、出ろ!『ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン』!」

 

ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン ☆7 / 炎 / ドラゴン / 攻2500 / 守2100

 

「こいつが舜の・・・」

「フェイバリッドカード!」

 

の内の一枚なんだけどな。

うわぁ、この後言辛ぇ・・・

まあ気を取り直して。

 

「インフィニティで直接攻撃!」

「ぐぅ!」

 

十代 LP 4000→1500

 

「さあ、ラストだ!ボルメテウスで直接攻撃!

焼き尽くせ、ボルメテウスホワイトフレア!」

 

十代 LP 1500→0

 

うっし、決まった!

やっぱり、お気に入りカードで決められるとテンション上がる!

・・・いやまあ内容は際どかったけどね。

 

 

 

Side 十代

 

かー、負けちまった。

 

「凄かったよ二人共!」

「サンキュー翔。」

 

翔は少し興奮気味だ。

俺たちの決闘にあてられたんだろう。

 

「いやー、負けちまった。」

「まあこっちもギリギリだったけどね。」

 

舜は本当に強い。

戦ってみて初めてわかる。

この強さはなにか俺たちとは別の何かな気がする。

 

「まあ兎に角だ、」

 

そうとりあえず今言うべきは一つだ。

 

「ガッチャ!」

 

「「楽しい決闘だったぜ!」」

 

どうやらこの気持ちは一緒みたいだ。

 




最近の悩み、エースカードの効果が目立たない。
機会を設けてオリカの紹介はしておこうと思います。

ちなみに物語の本筋に関わるような決闘には主人公はあまり関与しません。
したとしてもタッグ決闘とかになります。
でないと物語を追従していく本作のスタンスが崩れかねないので。

まあ実際は多少本筋からズレても修正はできるのでしょうが、
筆者にそこまでの構築力はありません(キリッ
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