PERSONA5 THE MEMORY 作:メタルクウラ4号
Side????
♪Life Will Change
少年の声3「イヨォシ!作戦開始だぁ!」
少年の声4「行くぞ…!」
少女の声1「アタッシュケースはこっちで回収しとくね!」
少女の声2「私が彼を目的地まで誘導します!指定されたルートに沿って走って!」
少年の声1「…了解。」
そう言い、もう崩壊寸前の迷宮に背を向ける。
思わず、迷宮の崩壊から逃げ惑う愚民共を笑い飛ばしてやりたかったが、今はあいにくそんな状況じゃない。
少女の声3「よし!逃走経路はもう確保できたよ…!」
少年の声1「わかった。それじゃあ…あとは僕一人でやる。」
少女の声1「…うん。分かってるよ。今まで、この時この瞬間の為に貴方は頑張って来たんだもん。」
少年の声2「パイセン…俺は信じてますよ…!」
少年の声3「間違っても死ぬなよ。そしたらオレがルールに抗えなくなる。」
少年の声1「フン、あくまで僕はアイツにきっちり礼をしてやりたいだけだ。」
少女の声1「…絶対帰ってきてよ…。マイ・トリックスター…。」
少年の声1「その期待には十分応えてみせるよ。」
バシュッ!
ワイヤーで迷宮の最深部へと飛ぶ。
僕は自分のケジメをつけたいだけだ。
スタッ
…もう僕は気づいている。
最深部に明らかにシャドウとは違う気配がある。
少年の声1「…もう既に気づいてる。出てこい。」
コッコッコッ…
少年の声5「…本当に生きてたのか…!」
彼はとても驚いたような表情をしている。
フン、それもそうだ。
“本当の現実”なら僕は死んでいるはずだからな。
数十秒虚無の時間がながれ、彼は口をひらいた。
少年の声5「…何故…お前はココにいる…明智…!」
少年の声1「それは…自分の胸に聞いてみろよ。」
少年の声5「……」
少し戸惑いがあるような表情で、ヤツはナイフを構える。
はぁ…今の僕の目的はヤツと戦う事じゃない。
少年の声1「僕はただお前にケジメをつけたいだけだ。戦う気は今の所はない。それじゃ…」
少年の声5「ま、待て!明智!」
ハッ…まだヤツは気づいてないのか。こんな崩壊寸前の所で戦ったら勝っても負けても死ぬだけだ。
ゴゴゴゴゴ…!
少年の声1「いずれ…記憶の果てで…な。」
ドガァァァァン!
ッ…!?
予想以上に壊れるのが速い…!
ヤツはどうでもいいけど、今ココで僕が死んだら本当に厄介だ。
そう考えている内に、目の前に空間に亀裂が生じてきている…?
まさか…
男の声「全く…せっかく僕がこんなにお膳立てしてあげたのに、結局見逃すのかよ…」
亀裂の中から見慣れた人物が現れた。
男の声「とりあえず、こっち来なよ。」
今この場に逃げ場はないな。
…しょうがない。
少年の声1「…借しにしておく。」
男の声「はいはい。分かった。それで良いよ。」
舐め腐った返事を無視して、彼に聞く
少年の声「お前…何でわざわざこんな所に…」
男の声「聞かせて欲しいんだよ。どうしてここまでして彼を求めるのか…ってこと。」
彼を求めるのか…か。
全てはあの日から始まった事だ。
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