樋口円香の事件簿   作:あさなが

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「これぞまさしく、楽屋から火を出すってやつだな」
雑誌の写真撮影のためにスタジオに来ていた透&円香&プロデューサー。撮影は順調に進んでいたが、休憩の最中にスタジオ内の火災報知器が作動した。火の手が無かったため誤作動かと思われたが、その後もトラブルが発生してしまう……。

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樋口円香の事件簿『ENJOY 炎上ING』

出火

 

 どうやらこの白ホリゾントの舞台に、寝不足をこじらせた人間は場違いのようだ。

 目が痛くなるような眩さにすっかりやられた俺は、スタジオ外の廊下に置かれた自動販売機の前で休憩をしていた。知り合いは俺の仕事(アイドルのプロデューサー)のことを、目の保養になっていい仕事だなどと言うが、それは全くの見当違いだろう。ひとたび眠い目を擦りながらファッション誌の撮影に立ち会ったら、そんなことは冗談でも言えなくなる。

 

 眠気を洗い流そうとコーヒーを買う。この自販機は、省エネのために昼間は電気を消しているらしい。素晴らしい心がけだ。あのストロボにも少しは見習ってほしいところだが、そうなるとモデルの仕事に影響が出てしまうので、あまり贅沢は言えないだろう。ヴァンパイアじゃあるまいし、眩しいのは嫌だなど言ってられない。

 

「あれ、プロデューサーじゃん。どしたの」

 

 横を向くと、透が廊下に立っていた。のび太君よろしく廊下に立たされているのかと思ったが、どうやら俺と同じように飲み物を買いに来ただけらしい。透は自販機の前に立つと、ポケットから百円玉を二枚出して投入口にいれた。

 

「何買ったの、プロデューサー」

「この缶コーヒーだけど、コーヒーが飲みたいのか?」

 

 透は小首をかしげて少し悩むようなそぶりの後、上の段に手を伸ばして桃味のいろはすのボタンを押した。どうやら香るブラックの進化したコクと香りはお気に召さなかったようだ。二百円を投入して買ったいろはすは、やけに耳障りな音で受け取り口に収まった。そして、それに続いて釣銭の返却口で鳴る小銭の音。

 

 桃味のいろはすを一口飲んだところで、透は口を開いた。

 

「樋口の撮影、見てたんでしょ? まだ撮影中?」

「ああ、もうすぐ終わると思うけど——」

 

 時間を確認しようと腕時計に目を落とす。既に休憩時間になっていることに俺が気付いたのとほぼ同じタイミングで、少し離れた扉が開いた。数人のスタッフが部屋から出てきて、最後に円香がスタジオの中から廊下へと顔を出した。透と俺がいるのに気付いて、そのまま出てきてこちらに歩いてくる。撮影用の肌寒そうな装いに、いつもと違う髪型と整髪料の淡い香り。

 

「一足先にご休憩ですか、寝不足が祟りましたね」呆れたように円香が言う。

「全く面目ない……。って、なんで寝不足だって知ってるんだ?」

「車の中にあったブラックガムのボトルが開きっぱなしだったので、そうかなと。運転する前に食べてからそのままだったんでしょう?」

 

 空恐ろしい。眠気を隠すのは慣れているが、いやはや思わぬところから露見するものだ。こんなふうにして夫の不倫を見抜く妻のドラマを見たことがあるような気がするが、もちろんそれを口に出すことは慎んだ。円香は溜息を一つして、それから手に持っていた財布を開けた。

 

「樋口はどれにする? おいしいよ、桃のいろはす」

「それ、ケータリングにあったでしょ。わざわざ買ったの?」

「え、まじ。もったいない」

 

 円香は財布を開けて小銭を取り出した。どうやら獲物を定めたようだ。百円玉と十円玉数枚が自販機に飲み込まれて、ボタンを押そうとしたところで、円香の手が止まった。

 

「どうしたんだ。売り切れだったか」

「いえ、そういうわけでは……ありませんが」

 

 何かと思って俺と透が自販機に目をやると、コーヒーが並べられた下段に虫が止まっている。小さな虫だ。おそらく蠅か何かの親戚だろう。どうやら円香の恨めしげな眼差しは、この虫に固定されているらしい。あの視線を無視して立っているとは大した虫だ。

 しばらく時間を止めたようにも思えたその小さい虫は、俺達には目もくれないで、やにわに飛び立った。そのまま廊下を飛んで、先ほどまで円香が撮影していたスタジオの方向へと飛んでいく。俺の天敵である白ホリゾントの眩しさが、あの虫にとっては希望の光にでも見えているのだろう。

 

 虫の航空路をぼんやりと眺めていると、カフェオレが落ちてくる硬質的な音が、負け惜しみのように廊下に響いた。ゆっくりと息を吐いて、円香は受け取り口のカフェオレを手に取る。不慣れな様子でプルタブを引いた。

 

「カフェオレ、好きなのか?」

「いえ。何となく、カフェオレの気分だっただけです。ケータリングにも無かったので」円香はそう言ってカフェオレを飲む。

「ふふっ。買い物上手じゃん、樋口」

 

 茶化しているのか感心しているのか、透がいつもの比類なき微笑を浮かべながら言った。

 少し呆れたような顔をした円香は、おそらくその言葉に言い返すなり、あるいは何かを諭すなりしたのだろう。俺には、彼女の言葉を聞き取ることはできなかった。そして、おそらく透も。開きかけた口が何を語ったのかは、この場にいる誰も聞き取れなかっただろう。

 唐突に鳴った火災警報が、全ての音を押し流して館内に響いた。

 

 

「これぞまさしく、楽屋から火を出すってやつだな」

 

 出火元は、円香の控え室だった。とは言っても本当に火が出たわけではなく、どうやら誤報だったようだ。備え付けの消火器と決死の覚悟を持って飛び込んだ部屋には、煙の代わりにヘアスプレーの香りが頭の痛くなるほど充満しているのみ。子どもの頃に憧れた消防士というヒーローの夢は、ケミカルな匂いにまかれて煙のように雲散霧消した。

 

 ヘアスプレーと火という取り合わせは、大昔に学校の同級生がその類のスプレーと親からくすねたライターを使って火炎放射器を作っていたことを思い出させた。もしあの部屋のなかで火を点けたら爆発でもするのだろうか。大いに気になるところだが、俺はそんな大科学実験をするほどネジの外れた大人ではない。

 安全確認は建物のスタッフに任せて、俺たちはスタジオで話していた。念のために控え室には確認が終わるまで近づかないでください、と大仰なことを言われたが、目に見えて火が無いようではきっと誤報なのだろう。安全確認はすぐに終わりそうだった。

 

「まあ、本当に火が出ていなくて良かったです。あなたにとってはSNSでの火事のほうが、消火器持って走り回る火事より対処法を知っていそうですからね」

「どちらも見ずにはいれない(水に入れない)、ってね。……いや、俺はそんな話をしているんじゃなくてな」

「分かってます」円香はそう言って大きく息を吐いた。「——無事でよかったです、本当に」

 

 火災警報のサイレンなんてめったに聞くものではない。小学校のときには年に一回ぐらい鳴らすやつがいたが、大人になってからは初めてだ。何でもないような態度をしているが、内心では円香も怖かったのだろう。少し怯えたような表情は、先程からこの部屋を飛び回っている小さな虫のせいだけではあるまい。

 安全確認が終わってから、撮影が続行される運びになった。楽屋に火が点いても仕事の尻に火は点けられないらしい。俺は念には念を入れよという先人の知恵に従って、引き続き円香の撮影を見ていくことにした。どうやらあの大きすぎるアラームの音で俺の眠気は完全に引っ込んでしまったらしく、白ホリゾントの壁に照明が当たっても目が痛くなることは無かった。

 

 小さなバッグを持った円香の前に立ったスタイリストが、カメラマンやディレクターと確認しながらメイクを直していく。普段コンビニで目にする雑誌の裏側を覗いているような感じがして、俺はこの時間が好きだ。その真ん中にいるのがプロデュースしているアイドルとなれば、この光景はプロデューサー冥利に尽きるというものだろう。

 しばらくして、スタイリストがカメラの画角から外れた。そろそろ撮影が始まるのだろう。見ているだけの俺が少し緊張してしまうが、辺りを見渡すと、どうやら緊張しているのは俺だけらしい。その状況に気付いて、俺は少し笑った。被写体となっている円香も自然な笑みで、いい写真が取れそうだと確信させてくれる。

 いきまーす、と掛け声が入って、カメラマンがファインダーを覗いた。俺が焚かれるストロボに身構えて目を細めていると、カメラがシャッターを切った。

 

 いや、この場合は「空を切った」とでも言うべきだろうか。

 シャッターボタンを押した瞬間、眩しい光を放つはずのストロボは聞きなれない音を発した。それから噴火でもしたかのように煙が立ち、辺りに焦げたような臭いが広がる。嘘だろ、と周囲の視線を集めるカメラマン。その視線の真ん中で最高に気まずそうな顔を見せるカメラマン。その向こうで、脱力と呆然の入り混じった顔を浮かべる円香。

 

 今度は本当に火が出たな、とでも言いたげなディレクターの形相から、俺は思わず目を逸らした。

 

 

 

 

消火

 

「それでさ、なんだったの。あの、火事のベルって」

「結局、誤作動って話だったけど……。でも、あのあとにカメラも壊れたからな」

「それだって、使い続けてたら故障することもある、という話でしたが」

 

 云々。帰りの車中では、透の疑問から端を発した謎解き会議が行われていた。当事者の一人としてごたごたの渦中にいた円香は、思い出したくもないと言いたげな顔を窓外に向けながら議論に参加している。疲労ゆえか物憂げなまなざしが、アンニュイな夕方の街に似合っている。

 円香の隣で後部座席に座る透は、対照的にこの一連の事件に興味しんしんの様子だ。確かに、火災報知器が鳴りだしたのもカメラのストロボが爆発したことも、両方とも火にかかわる出来事だから、二つの出来事に因縁めいたものを感じる透の気持ちも分かる。偶然と言ってしまえばそれまでだが、彼女は何か腑に落ちないところがあるのだろう。

 

「ベルが鳴って俺が部屋に入ったときにヘアスプレーの匂いが凄かったけど、あれはそういうので鳴ったりするのか?」

「だとしたら、あの控え室では撮影のたびに火が出ていることになりますね」

 駄目らしい。棄却された俺の意見を見送って、透が訊ねる。

「カメラの爆発って、勝手に火がついたの、あれ」

「あのカメラマンの話では、発光管が古くなったり、コンデンサが接触不良を起こしたりすると爆発するそうですね。今回もそうじゃないかと」

「じゃあ、両方とも故障だったってことか……」

 その結論に納得がいかないのか、透が首をかしげて小さく唸る。

「故障、だったのかな。本当に」

「故障だったのかって……。故障じゃないとしたら、わざと壊したってことか? そっちの方が納得できない気がするが」

 

 ますます深い思考の沼に潜っている様子の透をバックミラーで目端にとらえながら、俺は透の発言を考えていた。もし故障ではなかったとしたら、二つの出来事は故意に引き起こされたことになる。はたしてそんなことがありうるだろうか? もしそうだとしたら、それらは誰が何のために行ったことなのだろう。透に手を引かれるように潜り始めた沼の中で、俺の考えは堂々巡りを始めた。

 

 沼から二人を引き上げたのは円香だった。

 

「もしかしたら、どうしてあの出来事が起こったのか、説明できるかもしれませんけど」

 

 窓の外を見ながら、彼女は素っ気なくそう言った。

 

 

「火災報知器が鳴ってあなたが部屋に入ったとき、部屋の中はヘアスプレーの匂いがしてたんですか?」

「ああ、あまり息をしたくないぐらい強い匂いだったぞ」

「え、樋口ってそんなに使うの?」

 髪に触ろうと手を伸ばす幼馴染の腕をいなして、円香は続ける。

「そのとき、部屋の中には誰もいませんでしたか?」

「……えっと、ドアを押し開けて部屋の中を見たけど、火が出てる感じが無かったんだ。それで、消火器を持ちながら入ったら匂いがきつくて、息を吸わないようにしてたら後ろからスタッフさんが様子を見に何人か入ってきたな」

 

 俺は部屋に入ったときのことを記憶の中でシミュレートしながら答えた。

 俺の回想を聞いて、円香は一つ小さく頷いた。彼女の得心のいったような顔から察するに、何らかの答えを掴んだのだろう。実際に現場にいた俺が何も気付けていないのに、後ろで見ていた円香が事態の真相を掴んでいるというのも妙な話だが。

 

「それで、わかった? 火事のベルが鳴った理由」

 

 透が焦れたように言う。早く答えを聞きたい気持ちは俺も同じだ。二人で円香の言葉を待っていると、彼女は満を持して口を開いた。

 

「火災報知器が鳴った理由は、多分あの虫のせいだと思います。あなたも見ていたので知っていると思いますけど、あの部屋の中には小さな虫がいましたから。きっとあなたがあの部屋に入ったときに入れ違いで外に出たんでしょう」

「なら、火災報知器が鳴ったのは虫のせいか? ストロボの爆発とは関係がないのか」

「いえ、火災報知器が鳴ったとき、あの部屋には虫以外にもう一人いたんだと思います。そして、その人は火災警報を虫のせいだとは思わなかった。だから部屋中にヘアスプレーを噴いて、火災警報を誤報にしようとした」

 

 ためらうように円香は言った。歯切れの悪い彼女の言葉に妙なものを感じながら、俺は訊ねた。

 

「待て。本当にその人が部屋にいたとして、火災報知器を自分が鳴らしたと思い込むようなことってなんだ? それがヘアスプレーで掻き消せるって——」

 

 そこで俺は、はたと思い至った。火災報知器を自分が鳴らしたと考えるもの。そして、ヘアスプレーで存在があいまいになるもの。

 

「——タバコを吸っていたのか、控え室の中で」

 

 そうだ。禁煙の控え室の中でタバコを吸っているときに火災報知器が鳴ったら、誰だって自分が鳴らしたと思うだろう。そこで、控え室には当然置いてあるヘアスプレーで証拠を隠滅した。あのヘアスプレーの匂いが充満した中では、タバコの煙の匂いなんて残るはずがない。

 

「おそらく、そういうことです。そして、タバコを吸っていた証拠を消した後、あなたが押し開けたドアの後ろに隠れて、タバコを消した。あの部屋の中で吸うということは、携帯灰皿を持っているのでしょう。そして、タバコを消した後で様子を見に来たスタッフに紛れればいい」

 

 透も俺も、言葉が出なかった。見てきたように謎を解いていく円香は、先程と同じように窓の外を見たままだ。彼女の捉えている視線の先には何があるのか、俺にはわからなかった。

 

「部屋の中でタバコを吸っていたのは、おそらくカメラマンでしょうね。休憩中もディレクターと写真の確認をしますから、喫煙所に行く時間はありませんし、手近なあの部屋でタバコを吸うことにしたんでしょう。急いでたとすると、控え室にカメラも持って行ったかもしれません。そして、ヘアスプレーがカメラにもかかった。もちろんストロボにも。

 知り合いのカメラマンに聞いた話ですが、ストロボが爆発する原因には、さっき挙げた以外にも理由があるそうです。彼の話によると、ストロボの中にある発光管に素手で触れると、皮脂が発光管に付着して、ストロボを焚いたときに皮脂が過熱されて割れる、ということがあるようです。ヘアスプレーの成分は髪を固める樹脂と、溶剤のエタノールですから、発光管にヘアスプレーが付着したら、おそらく発光管は爆発するでしょうね」

 

 そこまで話して、円香は口を閉ざした。語るべきことはもう終わった、ということだろう。

 

「——でも、したことないよ、爆発。ヘアスプレー使ってるけど」透が戸惑っているような顔で訊いた。

「いや、ああいうスプレーに入ってるアルコールは割と簡単に火が点くんだ。俺が子供のころ、スプレーの噴射口に火を近づけて火炎放射器を作ったことがある。男の子ならだれでもやるいたずらだよ」

 

 俺はそう言いながら昔のことを思い出した。学校の同級生と近所の河川敷でやった、くだらない遊びの記憶。長いことタンスに仕舞ってあった思い出を久しぶりに眺めていると、円香が呆れたように言った。

 

「あなたにも、そんな馬鹿なことをやってた過去があるんですね」

「ははっ、坊やだからさ。男の子ってのは多かれ少なかれ、皆そんなもんだ」

 

 言い訳のような、あるいは自慢のような俺の台詞は、花も恥じらう女子高生には響いていないらしい。俺はどこか空々しい居心地の悪さを感じながら、昼間を忘れ始めた街の中で事務所へと急ぐ。高層ビルの隙間で灯る夕日がやけに眩しかった。夕焼けに照らされる円香の顔を見てみたくなったが、そんなことをしては、彼女にわき見運転と注意されてしまうだろう。橙色を反射する帰り道で、俺はハンドルを握り直した。

 

 

 

余談

 

「さっきの話、あまり真に受けないでくださいね」

「ん? ああ、車の中でした話か。驚いたよ、円香は探偵になれるかもな」

「なりたくありません。それに、あの話は全て想像です。まったくの作り話」

「それでもすごいと思うぞ。俺は何も考えつかなかったからな」

「たまたまです。別にすごくなんてありません」

 

「どうやってあれを思いついたんだ? なんて言うか、考える筋道みたいな、プロセスが分からなくてな」

「一番最初に違和感を感じたのは、カメラマンのデニムのポケットです。撮影のとき、四角い何かが入っているように見えて、私はそれをたばこの箱だと思ったんです。それで、彼は喫煙者なのかなと」

「それがあって、火災報知器とたばことヘアスプレーを結び付けたのか。すごいな」

「まあ、きっとあれは、カメラのバッテリーなんでしょうけど」

 

「浅倉は、あれで納得していましたか?」

「ああ、樋口はすごい、ってさ。名探偵だって言ってたぞ」

 

「……あれは、浅倉のために作った話なんです」

「透のためって、どういうことだ?」

「——いや、ためなんて言い方は押しつけがましかったですね。自分のための予防線です」

 

「一度こだわったら、なかなか他に目を向けないので。先に答えを出しておけば、後で質問攻めにされなくて済みます」

「幼馴染流の対処術——予防線か。でも、俺もあの話は面白かったから聞けて良かったよ」

「それでも、まったくの作り話です」

「それでも、俺は面白かったけどな」

 

「的を外した解決を好むなんて、変わった人ですね」

「このブラックコーヒーみたいなものだよ。人の好みはいろいろある。甘いのが好きな人もいれば苦いのが好きってやつもいる。こういうの、ことわざでさ——」

「蓼食う虫も好き好き」

「そう、それだ」

「私は苦くて飲み下せませんけどね、あなたの好きなそれ」

「でも、この自販機には置かれてるってことは、好きこのんで買う人がいるんだ。その一人が俺」

 

「そうですか」

 

 




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