KAMEN-RIDER_WARS-OF-RELICS 作:大神
それはそうとやっぱ執筆やめらんねえわ楽しいもん
では、
食事を終えた僕は少年をシーザーの背に乗せ、ハルとクロクモを連れて街へ戻る。探索を続けるという選択もできたが、傷だらけの彼をちゃんと介抱しなければいけないと思った。
そのため馬を走らせず歩いて帰る。ちなみにシーザーはごねた。
「君、名前は?」
無言のまま歩くのも少し気まずいので話しかけてみた。少年は少し戸惑った後に口を開いた。
「チャンドラ。あの、今更だけど助けてくれてありがとう。」
「どういたしまして、僕はカンラ、彼はハルだよ。よろしく。」
簡単な自己紹介の後、僕らは他愛のない雑談を交わしつつ道を進む。
「怪我、傷まない?」
「ありがとう、大丈夫だよ。」
そんな中、騎馬隊の一団運良く出会った。
「誰かと思えばハルじゃねえか。そっちは友達かい?」
「そうだよ、団長さんも今帰り?」
「そうだぜ、クソ犬の小隊を蹴散らして商人を助けたんだ。」
そんな彼らの会話を聞いているとふと名前を呼ばれた。声の方向を見てみると、見知った顔が並んでいた。離れ離れになったキャラバンの皆だった。
「カンラ、生きてるんだよな!本当に、本当に心配したんだぞ!」
みんなは泣きながら僕のことを抱きしめてくれた。僕も感情が溢れてしまった。
「みんな無事でよかったよ...死んだんじゃないかって怖かった。」
「舐めるんじゃねえよ。こちとら一流の行商だぜ!」
「たまたま騎馬隊の人達と出会えたのが大きいのよね。」
「まあ運も実力のうちだからね。」
ふと彼らは僕が牽いている馬とチャンドラに気づいた。
「ねえカンラ、この子は?」
「さっき助けたんだ。応急処置はしたんだけど重症でさ。」
「荷馬車で休ませたいんだけどいい?」
僕の言葉を聞き、何かを察したのか彼らは快く手伝ってくれた。
一団はゆっくり進みながら街を目指す。僕らも再び愛馬に跨り、荷馬車と並び進んでいく。
ふと、ヘファイストス様の忠告を無視してここまで来たことを思い出した。戻ったらどんな言い訳をしよう、そんなことを考えていると、いつの間に起きていたのかチャンドラが険しい顔つきで僕の顔を窓越しに見てきた。
「どうしたのチャンドラ?酔った。」
「違うんだ。ただなんか嫌な予感がする...」
ルピナさんがチャンドラに話しかけるのと同時に、アテナとシーザーも何かを感じ取ったようだった。シーザーは耳を後ろにぴたりとつけている。
アテナは、
「カンラ、警戒した方がいい。空から何か来る...」
数秒後、あたりに衝撃が走り、少し遅れて轟音が鳴り響いた。僕とシーザー、キャラバンの馬と荷馬車は無事だったが、運が悪かった前方の騎馬隊はかなりの被害を受けている。クロクモは横に転倒しハルも投げ出されていた。どうやら頭を打ったようで流血している。
震源地に目をやると、歩兵型をより重武装にしたような怪物が佇んでいた。レール砲にミサイルポッド、両腕にはブレード付きのワイヤーもある。間違いない、奴が強襲型だ。
「カシノキさん、生き残った人とシーザーを連れて街まで走ってください。」
「おめえはどうすんだよ。」
「ちょっと猛獣狩りでもしてきます。始まったら走ってください。」
「馬鹿言うんじゃねえよ!」
敵の方を向く僕をカシノキさんは全力で止めようとする。
「じゃあどうしろって言うんですか...このままじゃ全滅必至ですよ...」
「でもよ、また離れ離れなんて御免だぜ。お前は俺たちの大事な仲間なんだぞ!」
彼らの気持ちは無下にできない。僕は数秒考えこみ、口を開いた。
「じゃあこうします。真っ向勝負は避けて適当にひきつけ適当に逃げますから。」
「街まで行けば奴は入れません、だから...」
「わかったよ。その代わり絶対生きて帰ってこい!これは命令だぞ。」
カシノキさんは呆れたように答えた。
「わかりました。命大事に行ってきます。」
・ティンダロス一族
現代の山梨あたりを根城にしているケイオスの一団
地元民からはクソ犬と忌み嫌われている
・ティンダロス斥候型
縄張りを広げたり、縄張りに入った敵を殺したりします
したっぱその1
・ティンダロス密偵型
暗殺者タイプ
面倒な相手はこいつを仕向けて始末させる
サッカーボール
・ティンダロス歩兵型
最も数が多い
量産機と侮るなかれ
したっぱその2
・ティンダロス強襲型
大幹部
戦略兵器
実は個体識別コードなるものがある