魔王と魔王 作:一般龍人族
ライダーを見て何を学んだんだみたいな批判あるじゃん。それには勧善懲悪はあるけど教育番組じゃなくてあくまでドラマだしさ…って思ったり
でもそれはそれとしてその言葉はワシにモロ突き刺さる。ライダーから何を学んでこの作品を書いたんですかワシは???(自虐)
「…………行くぞッ!」
「ぶっ殺してやる!」
両陣営、ジオウとアナザージオウが先陣を切る。
2人がぶつかり合う。同時にゲイツとツクヨミがアナザービルドとぶつかり、ウォズとレジェンドはアナザーエグゼイドとぶつかる。
「まさか、お仲間まで一緒に来るなんてぁ。ちょうどいい、目の前で無様にぶっ殺してやるよ……!」
「そんなことはさせない……! 今度こそ、お前を止める!」
「はっ! 強気になってんなぁ、おい。だがすぐにボコって、その心もへし折ってやんよ!」
互いの剣は交じり合い、鋼がぶつかる音が響く。
『ビルド!』『ファーイズ!』
『アーマァーターァイム!』
『ベストマッチ! ビィールゥードォー!』
『Complete! ファーイーズゥー!』
ゲイツがビルドアーマー、ツクヨミがファイズアーマーにフォームチェンジ。
「らあああああっ!」
ドリュッケンを持ち、高速で迫るアナザービルド。それに向けて駆け出すのは同じくビルドの能力で高速移動するゲイツ。
『Start up』
ツクヨミはファイズ・アクセルフォームの力を開放し、10秒間限定の高速移動を開始した。
アナザーエグゼイドはその手を地面に当てると、周囲の土が一気に凍りついた。
それに巻き込まれ、ウォズとレジェンドは凍りついて氷像に————。
『フューチャーリングシノビ! シノビ!』
『GO GO GO GORGEOUS EX-AID』『マイティジャンプ! マイティキック! マイティ・マイティ・アクション! X!』
なることは、なかった。
ウォズはフューチャーリングシノビに、レジェンドはゴージャスエグゼイドに。両者は空中にジャンプし、攻撃を避けていた。
両者は己の武器を取る。ウォズは炎の斬撃を、ゴージャスエグゼイドはマゼンタの斬撃を放つ。アナザーエグゼイドはそれを魔法攻撃で相殺した。
『ジオウ・II!』
ジオウの取り出したジオウIIライドウォッチが起動され、ジクウドライバーに装填。そのままドライバーを回転する。
『ライダァー! タァーイム! 仮面ライダー! ライダー! ジオウ! ジオウ! ジオーウ! II!』
強化形態であるジオウIIに変身完了。同時に出現したサイキョーギレードを手に持ち、ジカンギレードとの二刀流に。
駆け出したジオウが剣を振るい、アナザージオウの剣とぶつかり合う。
「くっ!?」
ジオウからの攻撃を受けたアナザージオウは、先の戦いより一撃が重くなっているのを感じ取っていた。
『ジオウサイキョウー!』『覇王斬り!』
「はあっ!」
サイキョーギレードを振るい、七色の斬撃を飛ばしたジオウII。
アナザージオウも斬撃を飛ばし、それを相殺。その勢いで爆煙が起こった。
『キングギリギリスラッシュ!」
煙の中からジオウIIが飛び込んできてジオウサイキョウの文字を纏ったサイキョージカンギレードをアナザージオウに振るう。
「ぐうっ!?」
受け止めようとするが、そのまま押し切られて身体を斬られた。そのせいで大きく後ずさってしまう。
『フィニッシュターァイム! ボルテック・ターァイムバーァスト!』
『フィニッシュターァイム! エクシード・ターァイムジャック!』
ゲイツとツクヨミがドライバーを操作。
アナザービルドに向かってゲイツの足が長く伸びた後、元に戻る勢いを利用してそのままキック。
その後、追い打ちとばかりにツクヨミが連続でキックを放った。
『ビヨンドザタイム! 忍法・時間縛りの術!』
『GORGEOUS ATTACK RIDE』『E E E EX-AID!』
次はウォズとゴージャスエグゼイドがベルトを操作。
まずはウォズが複数に分身し、同時に緑色の斬撃を放つ。
アナザーエグゼイドは咄嗟に氷の障壁を展開。何発か防いだ後に崩れたが、アナザーエグゼイドはノーダメージ。
だがその後、間髪入れずに次の攻撃が来る。それは大量の水であり、咄嗟に防げなかったアナザーエグゼイドはモロにそれを食らう。
とはいえただの水なので、少し怯んだくらいでダメージはない、が
「!」
その水を伝って氷が来た。それによってアナザーエグゼイドの身体は拘束される。
『マイティ! クリティカルストライク!』
氷が解かれる前にその隙を突くために、ゴージャスエグゼイドは金色のオーラを纏いながら連続キックをアナザーエグゼイドに向けて放った。
「くっ!」
「んきゅっ!」
アナザーエグゼイドとアナザービルドがアナザージオウの元に転がる。
「ちいっ……!」
それを見たアナザージオウは舌打ちをする。
「だが…………!」
『DECADE……!』
ウォッチを取り出し起動、身体に翳しアナザーディケイドに変化。
「お前らの敵は俺達だけじゃない! こいつらもだぁ!」
アナザーディケイドがオーロラカーテンを顕現させ、時間逆行の影響で消えていたダークライダー達を再び召喚する。
「それがどうした? カグヤ様には無意味だ」
「はっ、強がるなよ。テメェらもこの数には対抗できねぇ!」
「……どうやら先の攻撃のことを理解していないようだな。良いだろう、ゴージャスを見せてやる」
ゴージャスエグゼイドから形態を戻したレジェンドは6枚のカードとバイクのような形をした銃"レジェンドライドマグナム"を取り出す。そこに描かれてあるのは新時代の戦士達。
『ZERO-ONE RIDER』
『SABER RIDER』
『REVICE RIDER』
『GEATS RIDER』
マグナムの装填口にカードを装填していく。
「宝太郎……貴様の力、使わせてもらうぞ」
『GOTCHARD RIDER』
あるカードを手にし、そう言いながらマグナムに装填。
「この力も、使わせてもらうか」
レジェンドが取り出したのは、EXの文字に紫色のライダーが映るカード。
『SPECIAL』
大方カードを挿し終えて、レジェンドはマグナムを突きつけ、トリガーを引いた。
『LEGEND RIDE MASSIMO』
現れたのは、新時代の仮面ライダー達。
ゼロワン、セイバー、リバイ、バイス、ギーツ、ガッチャード、そして——————ガヴ。
「なっ…………! ライダーを召喚しやがっただと!?」
目の前に現れたライダー達を見て、アナザーディケイドは驚愕。
『先の攻撃のことを理解していないようだな』
この言葉の意味が分かった。さっきの不意打ちは仮面ライダーを召喚することによって行われたのだ。
「それに何だ、あのライダーは……!?」
その視線はガヴに向けている。
彼にとってガヴは見たこともない仮面ライダーだった。それはいわば、全くもっての未知の力であるということ。それ故に、動揺を見せている。
「仮面ライダー達を召喚できるのか……!」
「ふむ……どれも見たことがない。新たな時代の仮面ライダー、と言ったところか」
ゲイツもアナザーディケイド程ではないが少々驚いており、ウォズは令和の仮面ライダー達を見て感嘆としていた。
「そんなものがなんですか! ただのこけおどしですゥ!」
「私達が蹴散らしてやる」
前に出てきたのはアナザービルドとアナザーエグゼイド。
「貴様らの相手はこの2人だ」
『EX-AID RIDER』『BUILD RIDER』
『LEGEND RIDE DUO』
平成の仮面ライダー、エグゼイドとビルドが召喚され、自身のアナザーへ駆け出し、戦闘。
「っ! 目障り……!」
「くっ! 邪魔すんなですぅ!」
召喚したダークライダー達に加勢する為には、まずは目の前の2人を倒さなければならないので悪態をつきながら仕方なく応戦。
「ちっ……! お前ら、行けぇ!」
アナザーディケイドもその光景にまたもや舌打ちしながらも、ダークライダー達に指示。彼らは駆け出す。
「さて……こちらも行くとしようか」
新世代の戦士と共に、ジオウとレジェンド達は駆け出す。
ゼロワンとゲイツが滅に、セイバーとウォズがカリバーに、リバイとバイスはデモンズに、ギーツとツクヨミはグレア2に、ガッチャードとレジェンドはドレッドに。
そして、ジオウとガヴはアナザーディケイドに。
ゼロワンは滅に接近すると直様キック。それを避けた先にはゲイツがジカンザックスを振っており、それをアタッシュアローの刃で受け止める。しかし横からゼロワンの攻撃。
セイバーとウォズはそれぞれ己の武器でカリバーと刃を交え、リバイとバイスはコンビネーションでデモンズと、ギーツとツクヨミはグレア2に光弾を放っている。
そして、レジェンドはガッチャードと共にドレッドを相手にしていた。
「ふっ……」
レジェンドはガッチャードを見て、何処か嬉しそうに微笑む。
アナザーディケイドの元にジオウIIとガヴガブレイドを持ったガヴが向かってくる。
ジオウIIはともかく、こっちの紫色の仮面ライダーは見た感じ初期フォームだろう。ならば、恐るるに足らない。
そう思っていたアナザーディケイドは、ガヴのガヴガブレイドの一撃をその手で受け止めるが————。
「——————ッ!?」
予想よりも重い一撃。そのまま更に連続で斬られ、軽く後ずさる。
「っ、なんだ!? ……こいつまさか、強化形態!?」
ライダーには、姿こそは初期フォームのそれでも、実際は強化形態であるという事例が存在する。目の前のライダーもそれかと一瞬考えたが————。
「ふっ、知らないのか? 仮面ライダーは、調子がいい時は初期フォームでも強い!」
「何を訳わかんねえことを……!」
横から告げられたレジェンドの言葉に悪態をつくが、その間にもジオウIIが来ている。
『グミー!』「EATグミー! EATグミー!』
ガヴはベルトに青色のアイテム……もといゴチゾウをセットしてハンドルを回し、ボタンを押す。
『パンチングミ!』
ガヴの右腕に大きな水色のガントレット"シュワパンチング"が装着される。形態名はパンチングミアシスト。
ジオウIIは走ってくるガヴに気づくとアナザーディケイドから離れる。そのままシュワパンチングの一撃がアナザーディケイドに打たれた。
「ぐはっ!?」
身体に当たった瞬間、青い衝撃波が広がる。同時に、アナザーディケイドが後ろへと後ずさった。
『ゲイツリバイブ! 剛・烈!』
『Everybody Jump!』
『リ・バ・イ・ブ! ゴ・ウ・レ・ツ!』『剛烈!』
『メタルライズ! Secret material! 飛電メタル! メタルクラスタホッパー!』『It's High Quality.』
ゲイツとゼロワンはそれぞれゲイツリバイブ剛烈とメタルクラスタホッパーに変身。
それを見た滅はアタッシュアローから光の矢を何本も放つが、それは全てゼロワンが出すメタルの盾によって防がれた。
その間にゲイツが滅の元に駆けてジカンジャックローを振るい、アタッシュアローの刃とぶつかる。しかしゲイツはそのまま何度も切ることで防御を崩し、滅のアーマーに攻撃した。
『ギンガファイナリー!』
『プリミティブドラゴン!』『エレメンタルドラゴン!』
『投影! ファイナリータイム!』『ギンギンギラギラギャラクシー! 宇宙の彼方のファンタジー! ウォズギンガファイナリー! ファイナリー!』
『烈火・抜刀!』『バキッ・ボキッ・ボーン! メラ・メラ・バーン! シェイクハーンズ! エ・レ・メ・ン・タ・ル! ドラッ・ゴーンッ!』
ウォズはギンガファイナリーに、セイバーはエレメンタルプリミティブドラゴンに変身。
それを見たカリバーは五匹の邪龍を召喚し、二人に向けて突撃させる。対して、セイバーは炎の龍を五匹呼び出して邪龍達にぶつける。
後ろにいたウォズは惑星弾のエナジープラネットをカリバーに向けて放った。広範囲攻撃のそれは見事命中。
『サンダーゲイル!』
『一心同体! 居心地どうだい!? 超ヤバいっす! 豪雷と嵐でニュースタイル! 仮面ライダー! リ・バーイス!』
リバイがサンダーゲイルバイスタンプを使い、バイスとの融合形態である仮面ライダーリバイスに変身する。
デモンズは蜘蛛を放ち始めるが、リバイスはそれを全て叩き落した。その後、高速移動して雷を纏った拳でデモンズに何度も殴りかかる。
『SET UP』
『『DUAL ON』』『HYPER LINK. LASER BOOST』
ギーツはレーザーブーストフォームに変身した。
それを見たグレア2はヒュプノレイからビームを放つが、ギーツはそれを高速移動で全て避け、そのままグレア2に接近して連続で拳を叩き込む。
後退したグレアに向けて、ベクトル操作によって浮かした岩を高速で飛ばして全て当てる。
『KUUGA! イグナイト! FAIZ! イグナイト!』
『FINAL! CHEMYRIDE!』
『ガッチャーンコ! ファイヤー! 仮面ライダー! アチーッ!』
『LE・LE・LE・LEGENDARY LEGEND!』
ガッチャードはファイヤーガッチャード・エクシードマイティに変身し、レジェンドはレジェンダリーレジェンドに変身した。
まずはガッチャードがファイヤードッカーンから噴出される炎の勢いを利用してドレッドへ突撃。レジェンドもガッチャードに続くようにドレッドの元へ駆け出して行った。
ガッチャードは間髪入れず、ドレッドに何度も殴り、蹴る。反撃しようとするドレッドにレジェンドが横からレジェンドカメンライザーで射撃していく。
『ケーキング! アメイジーング!』
ガヴがケーキングフォームに変身。召喚したホイップ兵2体にザクザクチップスラッシャーとチョコダンガンを装備させて、アナザーディケイドに向かわせる。
「はあっ!」
それを見たアナザーディケイドはクロスビットを召喚した。ガヴとホイップ兵を攻撃しようとするが、
『キング! ギリギリスラッシュ!』
サイキョージカンギレードを持ったジオウがクロスビットを攻撃し、一気に殲滅。
「ちいっ」
アナザーディケイドはドンナーとシュラークを構えて、ガヴとジオウに向けて撃ち始めた。
それを素早く避けながら、近くまで接近したガヴがガヴホイッピアからホイップクリームを噴出。
「くっ!?」
それを目元に当てられたアナザーディケイド。咄嗟に拭おうとするが、その前にジオウとホイップ兵が身体を切りつけ、更にもう1人のホイップ兵の持つチョコダンガンからチョコが連続で撃たれる。
「ちいっ!」
アナザーディケイドはアナザーライドブッカーを取り出して接近してきたホイップ兵の1人を切りつけて倒す。
チョコダンガンを持ったホイップ兵もチョコを撃ちながら接近して来たが、同じように切りつけて倒した。
『ホールケーキ!』『ホイップチャージ!』
その間にガヴがガヴホイッピアにケーキングゴチゾウをセットしていた。刀身に光が宿り、斬撃が飛ばされる。
『ケーキングブレイキング!』
「ぐはっ!」
斬撃をまともに食らって後退させられたアナザーディケイド。
「くそっ……!」
完全にジオウ側が優勢な状態。思わず悪態を漏らしたが—————。
『ハイパァー! ムゥーテェーキィー!』
『グレーィト! オールイェイ!』
『Zero-Two Jump!』
『刃王剣十聖刃!』
『『ギファードレックス!』』
『MARK IX!』『SET IGNITION』
『FINAL! CHEMYRIDE!』
『HOPPER101!』『GIGANTLINER!』
『アイス!』
それぞれのライダーがアイテムとベルトを操作する。
『パッカーン! ムゥゥゥゥゥテェキィイイ!』『輝けぇー! 流星のご・と・くゥー! 黄金の最強ゲーマァー! ハイパァームテキーッ! エグゼェエエエエエエエエイド!』
『Are you ready!?』『完全無欠のボトルヤロー! ビルド! ジーニアス! スゲェェェェェェイ! モノスゲーイ!』
『Zero-Two Rise!』 『Road to Glory has to Lead to Growin' path to change one to two! KAMEN RIDER ZERO-TWO! It's never over!』
『聖刃・抜刀!』『刃王剣十聖刃! 創世の十字! 煌めく星たちの! キセキと共に! 気高き力よ! 勇気の炎! XROSS SABER! 十聖刃! クロスセイバー! 交わる十本の剣!』
『『アルティメットアップ!』』『あふれ出す熱き情熱! Overflowing Hot passion! 一体全体! 表裏一体! 宇宙の力は無限大! 仮面ライダー! リバイ! バイス! Let's go! Come on! ギファー! ギファー! ギファード! レーックス!』
『REVOLVE ON! DYNAMITE BOOST! GEATS IX!』『Ready————Fight!』
『GO・GO・GO・GORGEOUS! RAINBOW GOTCHARD!』『『ガッチャ! &ゴー! レインボーガッチャード! ガッチャード! ガッチャーーード!!』』
『ガッチャーンコ!』『めっちゃ! ガッチャ! TOGETHER! ミラクルガッチャード!!』
『ブリザードソルベ! ヒエヒエ!』
「うるせえええええええええええええええ! 静かに変身しろやテメェらァ!」
ライダー達の変身音声にアナザーディケイドは思わず喚いた。
その間に、ジオウIIとガヴ・ブリザードソルベフォームは向かってくる。アナザーディケイドはそれに対応するしかない。
ゼロツーとリバイブ疾風にフォームチェンジしたゲイツは超高速移動で滅を翻弄する。
滅は左腕のアシッドアナライズから針を射出するが、それもゼロツーが手刀で弾き返した。
クロスセイバーは刃王剣と火炎剣の二刀流でカリバーの攻撃を受け流し、逆にアーマーを斬りつけるカウンターを。ウォズも後から軽く回し蹴り。
リバイとバイスは特殊エネルギーを纏った状態でフルゲノミクスに変身しているデモンズを攻撃。
エネルギーを纏った拳と脚による一撃一撃の衝撃は強く、デモンズも防戦一方を強いられる。
グレア2は光線を打ち出すが、ギーツIXは荘厳な鐘の音と共に作り出した防壁でそれを防ぎ、逆にギーツバスターQB9から光弾を打ち出して命中させる。
ミラクルガッチャードはドレッドの元へ駆ける。
ゴージャスレインボーガッチャードは地面に触れて錬金術を発動。硬化した土を伸ばしてドレッドに攻撃。ドレッドとブラッディーUCとブラッディーDOで弾くが、その間にミラクルガッチャードがキックしてきた。
『ギガントスラッシュ!』
『百烈・ターイムバースト!』
『刃王クロス星烈斬!』
『超ギンガエクスプロージョン!』
『ファイナルリミックス!』『超必殺!』『ギファードレックス! ファイナルスタンピング!』
『BOOST TACTICAL VICTORY』
『タイムジャック!』
『ホッパー101! エクストラッシュ!』
『LEGEND FINAL ATTACK RIDE! R・R・R・RAINBOW GOTCHARD!』
それぞれがそれぞれの武器もしくはドライバーを操作。
色とりどりの斬撃とキックが飛ぶ。リバイの方はボール状になったバイスをオーバーヘッドキックで蹴り飛ばすというその中では少し目立つ技だった。
必殺を食らったダークライダー達は、皆吹き飛びながら爆散した。
ガヴがアナザーディケイドに攻撃して一度止まると、ソルベゴチゾウのブレードを回転してアイスを模した手の甲を舐める。
同時にジオウは未来予知を発動し、この後ガヴが起こす技を察知。アナザーディケイドの攻撃を受け流してその場を離れた後、すぐにガヴが口元から氷を放った。
対応できず氷をモロに喰らい拘束されたアナザーディケイド。それを見て直ぐに斬撃を飛ばしたジオウとガヴ。
「ぐあっ!」
斬撃を受けて氷の拘束も解けるとそのまま後ろに吹き飛んで倒れた。
ダークライダー達を倒した他のライダーがジオウ達の元に集う。
「ちぃっ…………! 多人数で来るとは随分と卑怯な真似するじゃねぇかライダー共ォ……!」
「貴様には一番言われたくないセリフだな」
アナザーディケイドの卑怯な真似という言葉を聞いて、レジェンドは先程の戦いを思い出しながら皮肉を返した。
「ゲイツ! ウォズ! トリニティで行くよ!」
『ジオウトリニティ!』
「「ああ!」」
ジオウはゲイツとウォズに呼びかけながら、ジオウトリニティライドウォッチを起動。当然とばかりに、2人はそれに応じた。
『ジオーウ! ゲーイツ! ウォズ!』
ウォッチをベルトにセットした後、ユナイトリューザーと呼ばれる部分を操作してゲイツとウォズの力を解放。そしてドライバーを回転させる。
『トリニティ・ターァイム!』
その時、ゲイツとウォズが一瞬にして腕時計のような形態に変化。それからジオウの右肩と左肩にそれぞれ装着される。
『3つの力ー! 仮面ライダー! ジオーウ! ゲイツ! ウォズ! トーリーニーティー! トリニティ!』
そしてジオウのマスクが真ん中に移動した後、新たなマスクが生成され、ジオウトリニティに変身完了した。
「ならばカグヤ様も」
レジェンドはレジェンドカメンライザーに金色のジオウが描かれたカードを装填する。
『FINAL! CHEMYRIDE! GO・GO・GO・GORGEOUS! GRAND Zi-O!』
『仮面ライダァー! グ・ラ・ン・ドッ! ジ・オーウッ!』
レジェンダリーレジェンドの姿が光に包まれる。光が晴れた後、彼の身体に20個のレリーフが装着され、その姿はグランドジオウのそれになった。その名もゴージャスグランドジオウ。
『ジオウ!』
ゴージャスグランドジオウが頭にあるジオウのレリーフに触れる。すると、彼の周りに3人のジオウが現れた。それぞれ通常フォーム、ディケイドアーマー、ジオウIIだった。
「おおっ、すご!」
「更に」
本物のジオウが驚いている間に、ゴージャスグランドジオウは2枚のカードを取り出してマグナムに装填する。
『Zi-O RIDER』
その音声が2回鳴る。
『LEGEND RIDE DUO』
そうして召喚されたのは、またもや通常フォームのジオウとゲイツだった。
そのジオウは一つのライドウォッチを取り出す。
『ジオウトリニティ!』『ジオウ! ゲイツ! ツクヨミ!』
「え!?」
「ツクヨミ!?」
ウォッチが操作されるとツクヨミに空から光が当てられる。それに当然だが本人は驚き、ジオウも驚く。
『トリニティ・ターァイム!』
『3つの力ー! 仮面ライダー! ジオーウ! ゲイツ! ツクヨミ! トーリーニーティー!』
召喚されたゲイツと、ツクヨミが大きな腕時計に変形した後、召喚されたジオウに装着される。
そうして変身したのは、仮面ライダージオウトリニティ"バージョン・ゲイツ&ツクヨミ"。
「これって……!」
「その姿は……!」
肩のツクヨミは突然のことに動揺気味だが、そのジオウトリニティを見たウォズは声に驚きを隠せずにいた。
「カグヤ様からのちょっとしたサプライズだ」
「……フッ、粋なサプライズじゃないか」
ゴージャスグランドジオウの言葉にウォズはほくそ笑む。とある時空での記憶が想起されたからだ。
「さぁ、このまま終わらせるぞ!」
「ああ!」
ジオウがゴージャスグランドジオウの言葉に応える。
『ハイパークリティカルスパーキーング!』
『ジーニアス・フィニッシュ!』
エグゼイドとビルドは自身のアナザー達を視界に入れてベルトを操作し、キックを放つ。
アナザーエグゼイドとアナザービルドも対抗するように技を放つ。前者は元のユエの魔法である禍天で、後者はビルドの能力で威力を底上げしたドリュッケンを振るう。
どちらも最初は競り合った。が、徐々に押し返されて————破れた。
「ぐっ!?」「きゃあっ!?」
身体にキックを食らった勢いでそのまま後ろの方へと飛び、地面を転がり元の姿へと戻った。
そして、アナザーディケイドと相対するライダー達もベルトの操作をしていた。
『ZERO-TWO BIGBANG!』
『刃王必殺読破!』『刃王必殺撃! セイバー!』
『リバイ!』『バイス!』『ギファードフィニッシュ!』
『DYNAMITE BOOST TIME! BOOST IX VICTORY!』
『ガッチャー! レインボーフィーバー!』
『LEGEND FINAL ATTACK RIDE! G・G・G・GRAND Zi-O!』
『アイスブレイク!』
『トリニティ・ターァイムブレーイク! バースト! エクスプロージョン!』
全員が空へと飛び立ち、その後すぐさまアナザーディケイド目掛けてキックを放ち始めた。
「このままで終わると思うな……!」
アナザーディケイドも飛び立ち、黒いカードのエネルギーを通り抜けながらアナザーディメンションキックを放つ。
ぶつかり合う。どちらからもエネルギーの奔流が溢れている。彼らの雄叫びが交じ合っている。
数の差か、それとも別の要因か。押し合いに勝ったのは————
「ぐはあああっ!」
ライダー達のキックがアナザーディケイドの身体にぶつかる。その勢いは、彼を地面へと飛ばして爆発を起こした。
決着。その言葉に相応しい状況。
降り立ったライダー達の視線の先には、元の姿に戻り倒れているハジメの姿がある。
側には既に元の姿に戻って倒れているユエとシアが居た。
「ッ…………! この……! ガキとキモオタに媚びってるだけのオワコン野郎共がぁ……!」
ハジメはよろつきながらも立ち上がり、ジオウ達を睨みつける。
「どうする? まだ続けるか?」
「っ! 舐め、やがって……!」
レジェンドの言葉にハジメは顔を更に怒りで歪ませる。
その時、ハジメの前に何者かが現れた。それは彼に力を与えた男であった。
「! お前は」
「ここは退却だ」
彼の姿を見たソウゴが反応する。
男が呟いた瞬間、黒いカーテンが出現する。それは男とハジメ達の元を通過しようとした。
「このままで済むと思うなよライダー共! テメェらは絶対に、俺が殺してやる!」
直前で、ハジメがジオウ達に叫ぶ。
それから、男と共に消えた。
◇
「ありがとう、俺達のことを助けてくれて」
「礼には及ばん。カグヤ様は当然のことをしたまでだ」
戦いが終わった後、変身解除したソウゴはカグヤに礼を言った。
「改めて、我が名は鳳凰・カグヤ・クォーツ。仮面ライダーレジェンドだ。ジオウ……いや、常磐ソウゴ。貴様と出会えたこと、光栄に思うぞ。
しかし、こうして出会えた所で悪いが……カグヤ様は元の世界に戻る。今回は特例で来たが、いつまでも空けておくことは出来ないからな」
「分かった。アイツのことは俺達でどうにかするよ」
「代わりと言ってはなんだが、これを託そう」
カグヤはソウゴにカードを渡す。それは、先の戦いで使った令和の仮面ライダーのカード。
「これは……」
「令和に生まれた仮面ライダー達のカードだ。貴様の力になるだろう」
「……ありがとう!」
カードを受け取ったソウゴはカグヤに礼を言う。
「それではさらばだ、ジオウ。貴様の健闘を祈っている」
後ろに現れた灰色のカーテンを潜り、カグヤは去っていった。
「……で、ジオウ。この世界は一体なんなんだ?」
そう聞いたのはゲイツだった。
「……話は後でする。ひとまず、合流しなきゃいけない人達がいるからさ」
ソウゴの脳裏に浮かぶのはティオや清水達。彼等は違う場所に移動してるから、合流しなければならなかった。
「……分かった」
ゲイツも了承し、4人は移動を開始した。
◇
「クソがァ……! あんな野郎が来るなんて聞いてねぇぞ!?」
男に連れられたハジメは早々にレジェンドことカグヤへの不満を募らせた。
「俺も予想外だった。まさか仮面ライダーレジェンドが来るとはな……」
「……あの紫のライダーはなんだ!? 俺が持ってるライダーの力にあんなのはいねぇぞ!?」
ハジメは男にガヴのことを問いかける。
「今さっき調べたが、あれは仮面ライダーガヴというライダーだ。俺が知らぬうちに生まれていたらしい」
「ちっ……! 面倒だな……!」
男も初知りである仮面ライダー。完全に未知であるとい点では面倒な所である。
「まぁ案ずることはない。今のところはガヴも厄介な能力は持ち合わせていないらしいからな。他のライダーの力ですぐに対応できるはずだ」
「……そうか、なら問題ねぇな」
「……ふっ。どうやらレジェンドは元の世界に帰ったらしい。これで邪魔者が一人は消えたな」
カグヤが元の世界に帰ったことを察知した男はハジメに知らせる。
「帰りやがったか……だが……そいつもいずれ俺が殺す……!」
レジェンドに味わされた屈辱。必ず晴らさなければ気が済まない。
「……その意気だ。ライダーを倒すためなら、いくらでも力を貸そう。これからも、覇道を歩んでくれよ?」
「……はっ、てめぇに言われなくてもそうするつもりだ」
男からの言葉を受けたハジメはいつもの調子に戻り、そう答える。
敵は全員、必ず殺す。後で命乞いしようが関係ない。立ちはだかった以上、見逃すという選択肢は存在しない。例えそれが勇者であろうと、仮面ライダーであろうと。立場や身分など関係ない。
殺意だけを滾らせろ。相手の意思も希望も、何かも否定する為に。
————そうして、魔王の魂は堕ちてゆく。
「————楽しませろよ」
小さかったのか、耳にも入らぬくらい己の心に浸っているのか。
男の言葉は、ハジメに聞こえることはなかった。
戦う相手が光輝くんだったら今頃評価バーが赤にでもなってんのかなとふと思った
令和&平ジェネFINALコンビ&ジオウの強化形態揃い踏みという熱い展開なのに、ある一点のせいで全てが台無しになってるっていう。画竜点睛を欠くとはこの事…(自虐2)