キタサトの幼馴染同級生概念~外堀責めを添えて~   作:狸より狐派 ハル

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『戸惑えば戸惑うほど、それは愛しているということなの』
~アメリカの女性作家、アリス・ウォーカー~

さて、こっからはウマ娘二次創作にて危険ゾーンに入っていきます。

ああ、BANされないかが超こえぇ・・・


第5話「戸惑えば戸惑うほど、それは愛しているということなの」だと?うん言いたいことはわかるよ、一応。

 ある時には学校にて、図書室にいた。三人で間違い探しの本を見ながら、くっついて解いていた。

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 ある時には公園にて、休憩がてらベンチに座っていた。長椅子に三人、そこで楽しく話し合っていた。

 

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 ある時にはハロウィンにて、街でスタンプラリーが行われていた。仮装したキタサンブラックとサトノダイヤモンドと一緒に、『彼』は二人と手をつないで歩き回った。

 

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 ある時にはクリスマスにて、サトノ家にお泊り会があった。夜キタサンブラックがサンタクロースを捕まえるため、布団に入って寝たふりをしようといった。

 

 サトノダイヤモンドがそんなことしたらプレゼントをもらえなくなると伝えると、ジンクスの四文字を使って仲間に入れた。

 

 しばらくして余りの寒さに『彼』の布団の中に入ってきて暖を取りに来た。もうしばらくしてもまだ出てこないため、捕まえたら何しようかと話していたが睡魔にいつの間にか襲われて、サンタクロースに扮したサトノ父親が部屋に入ってきたときはすっかり熟睡していた。

 

 『彼』と目の合ったサトノ父親は、立てた人差し指を口に持っていったあと、この子らの頭上付近にプレゼントボックスを置いて行った。

 

 後日、プレゼントをもらってご満悦だったが、サンタクロースを捕まえられなかったことを思い出し、『彼』に見つけたかを聞いてみたが、『彼』もまた眠っていたと答えた。

 

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 ある時には正月にて、神社にお参りしに行った。着物を着た二人と一緒に神社の前に立ち、二礼二拍手一礼をした。

 

 その後におみくじに挑戦した。結果二人は大吉だったのに対し、『彼』は大凶だった。

 

 結果に落ち込んだが、絵馬に何とかしてもらおうと、変な感じに神様に頼った。

 

 それに苦笑いしつつも、二人も絵馬に願い事を書く。その内容は『これからも三人ともずっと仲良くいられますように』、という感じのものだった。

 

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 ある時にはバレンタインにて、放課後に『彼』の家に遊びに来た二人はお菓子を渡そうとした。

 

 しかし二人で一緒に見せようとした際、バランスを崩してお菓子を落としてしまい、そのせいでお菓子が崩れてしまった。

 

 せっかく心を込めて作ったのに、台無しにしてしまったことに泣きそうになるが、彼は喜んで受け入れた。例え落としたものであろうが、この二人が作ったものを食べたかった『彼』は、欲求的にどうしても食べずにはいられなかった。

 

 彼は心の底から、おいしい、作ってくれてありがとう。といった。

 

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 ある時にはホワイトデーにて、今度は『彼』が自分の家に招き入れた。

 

 二人が入り、リビングに連れてこられると机の上には山盛りのクッキーがあり、これを母親と一緒に作った『彼』は食べさせようとした。

 

 とても喜んだ二人はいっぱい食べようとした。しかし予想よりもずっと減らず、結局彼とその母親も食べることにした。

 

 そしてその後に、持って帰ればよかったのでは?と気が付いた時には、もうクッキーはなくなってしまい、なんで早く思いつかなかったんだと『彼』は落ち込んだ。

 

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 ある時にはなんて事のない日にて、キタサンブラックとサトノダイヤモンドが些細なことで喧嘩してしまった。

 

 『彼』はそれぞれと話をした。二人の意見を聞き、そして決して否定をせず、しかし自分はこうする、こう思うと伝え、自分を客観的に見れるようアドバイスをした。

 

 後日、二人は見えないところで仲直りをしていたらしく、その後に『彼』にお礼を言いに来た。

 

 

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 色々な『ある時』があった。確かに思い出となったものから、あやふやなものまで。そんな楽しい日々を少年少女らは送っていた。

 

 三人が初めて出会った時から、約6年弱たったころだろうか。そのときも『彼』らは相も変わらず日常を楽しんでいた。

 

 『彼』があることに気づくまでは。

 

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 『本格化』と呼ばれる現象がある。ウマ娘に存在する身体的特徴で、思春期のある段階にて体が急成長する現象である。

 

 なんとなく体が軽く感じたり、食欲が急に必要以上に湧いたり、今までできなかったとが出来るようになったりするなど。

 

 様々な要因があるものだが、一番わかりやすいのが恐らく外見である。

 

 もちろん個人差はある上、環境からも影響を受けることもある。

 

 そんな中、キタサンブラックとサトノダイヤモンドは小学6年生になってからだろうか、確かに変化をしていった。

 

 まず身長が伸びていったのである。二人はほかのクラスメイトと比べてどちらかというと低い方だったのだが、一ヶ月も経てば周りは気づき始めた。

 

 そのまた一ヶ月も経つと、男子に匹敵するほどの身長になり、他のウマ娘も驚くほどに背が伸びていった。

 

 変わったのは背だけではなく、肉付きもだ。子供らしい体型はどこへやら、大人というにはまだ背は低かったが、《女子》というより《女性》らしいラインを作り始めたのである。

 

 これが本格化という現象だ。考え方によっては大人に成長したとも受け止めることが出来る。

 

 ゆえに力も大幅に増幅していった。そのため二人はもっと速く走れることに期待をしていた。

 

 トレセンにて憧れの舞台に立つために、彼女等はこれからも走り続けた。

 

 その心だけは、そのときも変わらず《彼女》らの原動力となっていた。

 

 ・・・そう、その精神(こころ)はまだ純粋たる少女そのままだったのだ。

 

 ――――――――――――

 

 小学生最後の夏休み、三人はキタサンブラックの家で宿題を解いていた。畳の部屋で座布団に座り、縁側を全開にして風鈴の音を聞く。まさに夏の風物詩の一つである。

 

 しかしそれだけでは涼しさが足りないため、夏服を着ざるを得ないのは当然のことである。

 

 キタサンブラックは黒いタンクトップに短パンを着ており、サトノダイヤモンドは白いワイシャツとミニスカートを着ている。

 

 暑い日に合った薄着ではあった。そんなものを着ながら勉強をしていたのだが、つい先ほど区切りがついた。

 

 「う~~~ん、今日の分終わった~~~!」

 

 「お疲れ様、キタちゃん」

 

 キタサンブラックが両手の指を絡ませながら、真上に腕を伸ばし背伸びをする。

 

 より体のラインがはっきりと見える。『彼』はついその体を凝視してしまった。

 

 「う~~~~ん。あれ、どうしたの?私に何かついてる?」

 

 彼女に気にされたことに、『彼』はすぐに目を逸らす。さすがに長い付き合いの友人にそんなことをストレートに言えなかった。

 

 「ふ~ん。そうだ、アイス取ってくるね」

 

 キタサンブラックは立ち上がり、部屋を出て行った。『彼』はとりあえず安堵する。

 

 それにしても彼女は成長速度がかなり速い、そんなことをサトノダイヤモンドに言った。

 

 「そうだね、今じゃクラスの女の子の中で一番背が高くなっちゃってるね。けど私も負けないくらいには成長したでしょう?」

 

 そう言いながら彼女も立ち上がる。

 

 「ほら、まだまだ成長途中だけど、もう大人っぽいでしょ?」

 

 その場でゆっくりと横に回るもう一人の彼女。小学生とは思えない健康的な体が、やけに輝いて見えた。

 

 「これからどれくらい背が伸びていくかな~」

 

 体はこんなにも変わったのに、顔と心は全く変わっていなかった。だがそんなギャップが『彼』からみて、ひどく違和感を感じてしまった。二人とも随分と成長したなぁ、と『彼』は感慨深く感じた。

 

 「それはキミもでしょ。体質的には私たちと同じなんだから、一番背が高いじゃん」

 

 アイスを手に戻ってきたキタサンブラックはそのようなことをいう。実は馬力症である彼もほぼ同じ時期に成長をし始めており、今も二人より背が高かった。

 

 「うん、背はもちろんだし、腕や足、肩もガッチリと見えるし、声も低くなって大人な男性ってかんじだよ」

 

 サトノダイヤモンドもそんなことを言う。『彼』は少し照れくさかったが悪い気はしなかった。男が男らしいと呼ばれるのはやっぱり嬉しいことだった。

 

 ――――――――――――

 

 アイスを食べて小腹を満たすと、キタサンブラックは眠たそうにした。サトノダイヤモンドも釣られて目を閉じそうにし始めたため、昼寝をすることとなった。

 

 机を動かし、座布団を枕替わりにして寝始める。二人はあっという間に夢の中に入っていった。

 

 だが川の字で寝ている一人の、真ん中の『彼』は寝れなかった。

 

 原因としては二人のあの姿を思い出してしまうからである。

 

 今の時点で二人は十分にスタイルが良くなっている。しかもまだこれから成長していくのだと言う。

 

 心は同じなのに、もうあの頃の姿を見ることが出来ないことに、なんだかイメージが崩れたような、そんな哀愁を感じた。

 

 それと同時に頭から離れないのである。女性特有の体つきがやけに魅力的に見えてしまい、今まで思ったことのない考えに『彼』はなんだかわからなくなっていった。

 

 このままだと自分らしくないと思った『彼』は心頭滅却のために目を閉じて無理にでも眠ろうとする。

 

 もっとも寝ることに『必死』になってしまったため、余計に寝れなくなったのだが・・・。

 

 それでも目を閉じたまま寝ようとした。すると両側からある温かさを感じた。

 

 「んん・・・」

 

 「すう・・・」

 

 二人が『彼』の腕をつかんできたのである。そしてそのまま抱き着くためなのか、体を寄せてきた。

 

 『彼』の両腕が二人の胴体にそれぞれ密着する。そして気づいてしまった。

 

 そこから感じる女性ならではの身体(からだ)というものを。

 

 ここでやっと『彼』は気づいたのである。

 

 自分という一人の『(おとこ)』が、彼女等のことをそれぞれに、一人の『(おんな)』として見てしまっていることに。

 

 これは何かの間違いなのかもしれない。いや間違いだと信じたい。だが自分は意識してしまっている。これはまずい、このままだともう彼女等と今までのように接することが出来なくなってしまうのではないか。

 

 そこから『彼』は、それはもう必死になって自分に違うんだと言い聞かせていた。

 

 ――――――――――――

 

 どれくらいの時間がたったんだろうか。10分?1時間?それよりも長かっただろうか。それとも短かったんだろうか。

 

 「う~・・・」

 

 「んん」

 

 二人が起きた。彼女等は今の状況をどう思うだろうか。

 

 「・・・あれ、いつの間に・・・」

 

 「どおりでちょっと暑かったと思ったら・・・」

 

 まぁそれもそうだ。今の季節は夏だから人肌は熱いだろう。

 

 「・・・へへっ」

 

 するとキタサンブラックが微笑んだ。どうしたのかと『彼』は聞く。

 

 「やっぱり安心するなって、思ったの」

 

 そう言ってくると、少し抱きしめてくる力が強くなっている。

 

 「小さなころから私は、()()()のそばにずっといたからこの距離が一番安心するの。私が泣いてた時も、怖がって動けなかった時も、いつもあなたが手を引っ張ってくれた。それが今でも嬉しいんだ」

 

 やすらぎの表情で彼女はそう言った。

 

 「そうだね、私もこうして変わらず一緒にいられることが嬉しい。いつも()()()の隣に立って一緒にすごしてくれた。これが私たちにとっての『普通』なんだね」

 

 サトノダイヤモンドの方もより大切そうに抱きしめてくる。また、体と腕だけでなく、足までくっつけていく。

 

 「うん、これからもこうしてずっと一緒にいようね」

 

 「もちろん、約束だよ」

 

 そう二人は『彼』の耳元で、とてもやさしい声でささやいたのだった。

 

 ・・・もっとも『彼』は外見的に状況が状況だったため、色々とそれどころじゃなかったのは別の話。

 

 /|_________ _ _

〈  To BE CONTINUED…//// |

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いやほら・・・二次創作とかだって、現実にありえそうな描写って必要だと思うから・・・(震え声)

・・・BANされないように頑張ります(自分、野郎(おとこ)なのにノンストップガール)。
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