キタサトの幼馴染同級生概念~外堀責めを添えて~ 作:狸より狐派 ハル
~アメリカの著作家・ 歴史家・ 哲学者、ウィリアム・ダラント~
投稿に遅れてしまい申し訳ありません。
まともに寝てないのに朝5時から、急いで2時間で書いたものなので実質初投稿です。
色々と誤字脱字が目立つかもしれせんが、見かけたら誤字報告を遠慮なくお願いします。
これは一大事だ。二人は距離感と言うのが全然わかっていない。
もちろんこのようなことは自分にしかやらないだろうと思うが、それはそれとしてこちらがもう色々と大変なのだ。
そもそも女子が男子にここまでべったりとくっつくこと自体おかしいことだと、恋愛等を知らない『彼』でもわかる。
自身が耐えることに関してもそうだが、なにより彼女たちのためにならない。言い方は何か違う感じがするが、とりあえずそう表現する。
何度も再確認するようだが、彼女たちは見た目だけでも大人なのだ。そして自分も完全にではないにしろ大人っぽく見える。
いや高校生?とにもかくにもまず自分たちはもう《子供》には見えないのだ。
このまま外にでれば色々と痛い目で見られるであろう。自分が良ければとかそういう問題ではない、世間の目というのはある種の不可抗力的なもので、そんなに甘いものではなく比喩的な表現でも指を指されるというのは自分以外にも被害が及ぶということだ。
そう、ここで大切なことは彼女たちの身だ。大事な彼女たちが嫌な目で見られることが『彼』は嫌なのである。
だから『彼』は彼女たちに伝えなければならないのだ。自分たちの行動が客観的に見てとんでもないことだと。
しかしここから大切なことは『どう伝えるか』、である。
ド直球的な表現になってしまうのだが、これはもう《性的》な問題なのだ。
『彼』はキタサンブラックとサトノダイヤモンドという《女性》のことを
・・・普通に考えて、そのまま伝えられる訳がない。いくら何年もの間遊んだ仲との友人とはいえ親しき仲にも礼儀あり、というものだ。間違いなく引かれる。
かといって、遠回しに言ってもダメだ。物事を伝える技術が達者ならともかく、何を伝えたいのかが最終的にわからなければすれ違いが起きてギクシャクを起こしかねない。
なにかワンクッションというべきか、そういった上手いきっかけ作りが欲しかった。
だが思いつかない。誰かほかの人に相談?無理だ、恥ずかしい。そんなこと思っている暇ではないかもしれないが、精神的に簡単な問題ではないのだ。
まだ『彼』は現時点で小学生。《性》に興味が出来たばかりであるがゆえに、羞恥心が強く勇気が湧かないのだ。
時間はまだあるかもしれないが結局それは有限、手は早いうちに取っておくのに限る。
本当にどうしたものかと悩んでいた。
そんなある日のことだった。朝、家で一人悩んでいると消し忘れていたテレビにある情報が放送がされた。
その日は平日だが夏休みの期間中なため両親は仕事で不在、その時間にやっている番組というのは教養番組というものが多く、これは教育番組以外の放送番組であって、国民の一般的教養の向上を直接の目的とするもの。
つまりは役立つ生活実用情報や身近な社会問題、エンターテインメントを伝える番組である。
『みなさんおはようございます。本日取り上げるテーマは《子どもだからこそ学ぶべき性教育の大切さ》、これについてお話をさせていただきます』
は!?いやそんな超絶とんでもないモン取り上げてんじゃねぇよ!?そんなもんお茶の間に公共放送するとか正気か!?と当時まだ無知な『彼』はそう思った。
『今回のテーマについて詳しく知るために、専門の方をお呼びしました。
『おはようございます、紹介にあずかりました犬飼です。本日はよろしくお願いいたします』
『よろしくお願いします。さて早速ですが先生、どうして性教育というのは少年期から学んだほうがよろしいのでしょうか。たしか高校生になってやっと学校の授業で取り上げる内容なのかと思いますが』
『確かに性教育については、高校の保健体育必修知識として皆さんその時にやっと学んだかと思われます。実際どこの高校も教育ルール上、必ず授業を行わなければならないのですが、インターネットが常に進化し続けるこのご時世あらゆる情報が簡単に見られるようになり、授業を受けるずっと前に性的なものをスマホなどで見てしまった、というのがおかしくない時代になりました』
生憎『彼』は自身の携帯電話を持っておらず、またパソコンも学校の授業にて最低限にしか触っていないため、そのようなことは馴染みがなかった。
『子どもというのはとても多感な時期であり、興味のある物についてはとことん調べていきます。しかしインターネットというのは本来【嘘を嘘だと見抜けないと扱いが難しい】と呼ばれており、すべてが正しい情報を送っているわけではありません。中には誤った情報を流してしまっているものもあり、流した本人に悪気はなくとも悪影響を及ぼす可能性があります』
『確かに子どもたちにはインターネットの利用について親は、気を付けるようセキュリティをつけるかと思いますが、それでは限界があるのですか?』
『そうですね、例えば他の人からインターネットで調べたよ、などと間接的に情報を知って真に受けたりすることもあります。またインターネットに限らず、自分にとって魅力的な異性をみると、変な気持ちになってうまく自身をコントロールできなくなり、どうにかしたくても方法を知らないせいでなにかトラブルを起こしてしまう、というのも起こりえます』
『なるほど、性の目覚め、あるいは自覚する時期というのは個人差があると思いますし、だからこそ早いうちに正しい知識を正しい方法で学ぶ必要があるのですね』
『はい、そのとおりです。ですがこういったものはセンシティブだと世間から批判を受けやすく、人類の繁栄に関係する重要な要素にも関わらず、
そこまで言うと、この専門家はあるボードを取り出す。そこには横棒グラフが描かれていた。
『日本の性教育は世界的にも大きく遅れており、性トラブルの4割が10代のものであります。早い段階の性教育の必要性が叫ばれ始めたのもごく最近になります』
『なるほど、そうだったんですか~!しかしそれでもまだ早いのでは、それこそ悪影響だという声も上げられそうですが、そういうのはどうすればいいのでしょうか?』
『それこそ誤りであります。学校では性教育や避妊法を教えた場合、初体験を遅らせ10代の妊娠率を優位に減少されるというデータが出ています』
そう言いながらボードを下ろし、カメラに目線を送ってくる。
『性について考えて学ぶ、これは決して恥ずかしいことでも間違いでもありません。ここからはより具体的に《性教育》の正しい学び方、教え方について説明いたします』
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その番組を『彼』は最後まで観た。『彼』は目から鱗が落ちた。これだ、自分が知りたかったのはこれなんだ。
これがあれば、彼女たちに上手く正しい知識と現状を伝えることが出来る・・・!
『性教育について、もう一度調べたい。他の人たちにも知ってもらいたい、と思った方は、その本を入手したり一般公開の説明会へ参加を行ってみましょう』
この番組の終わりに『彼』は調べた。そしてより彼女たちに伝えやすいものを見つけられた。
無知で純粋たる少年少女たちが、大人への一歩に歩き始める日は近い――――――
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〈 To BE CONTINUED…//// |
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だ、大丈夫だよね!?性教育って現実でも、すごい大切なことだからウマ娘の世界でもちゃんと学んでるよね!?
大丈夫だよね!!?!
ちなみに今回登場した、犬飼虎輔は『理系が恋に落ちたので証明してみた。』という漫画、アニメに登場するキャラクターで、本来はまだ学生であり主人公たちの後輩という設定なのですが、このお話では専門の先生として登場させました。
ぶっちゃけた話、この章をウマ娘で書きたいがために、小説を始めたと言っても過言ではありません。