ケイ「どきなさい!私はお姉ちゃんですよ!」 作:you are not
私は覚えている――貴方がそれを忘れてしまったことを、
私は覚えていない――貴方が築いた新しい日々を。
だから、私はもはや不要でしょう?
「……」
エリドゥの電源を落とした後、私は先生やゲーム開発部の面々を置いて、アリスの精神世界に侵入した。その光景はガレキだらけの廃墟の町。ただの古びた街ならばどれだけよかっただろうか。ここはかつて古代の民が暮らしていた場所であり、私たち姉妹が生まれ、家族として過ごした場所。そんな場所であるから、私にはその廃墟が廃墟には見えなかった。そこにあったかつての光景がありありと浮かんでしまう。
「早急にアリスを助けておさらばしましょう。そうしなければ……」
心が持ちそうにない。
速足になりながら、アリスの下へ向かう。
―――
「お待たせしましたねアリス!お姉ちゃんの登場ですよ!」
軍事基地だった場所に向かい、アリスの気配がする部屋の扉をアームでこじ開ける。
「……敵対存在を確認。直ちに排除します」
そこにいたのは、紫色の目をした。
「なんだぁテメェ……?」
お姉ちゃん、キレた!
「……戦闘用ナノマシンを分布。戦闘態勢に入ります」
「いいでしょう。その可愛さの欠片もない喋り方矯正してやります。」
私の真横に現れた巨大なウニのような黒い塊を回避し、金属アーム7本でビームを放つアリスの至高の御体を傷つけるのは心ぐるしいですが荒治療です!しかし、物事はそううまくいかないもので、
「電磁パルス展開」
アリスモドキの周りに透明な膜のようなものが展開され、私のビームを全て弾く。電磁パルス…あれがある限り私の攻撃は通じないとみて間違いないでしょう。
「なら、こうすればいいだけです」
私は辺りに拡散していたナノマシンを全て吸収し体内のとどめる。この状態だとアリスモドキのナノマシンを防げませんが背に腹は代えられなません。
「ユピテルがかつて言ってました。気に入らない奴はぶん殴れと!たぶん…」
そのまま勢いでアリスモドキまで近づき電磁パルスごと拳を叩きつける。ケイの体にナノマシンによる攻撃が複数あたるが、当たった箇所のケイの体が黒く染まるだけで傷は一切つかない。
「一撃では破れないですか。では、もう一度ですね?」
「……!!」
アリスモドキが何かする前に電磁パルスの膜ごと上に持ち上げ、着地する前にサッカーボールキックで遠くに吹き飛ばす。蹴った瞬間にガラスが割れるような音が部屋中に木霊する。恐らくこれで邪魔な電磁パルスは消えたとみていいでしょう。もう一度殴り掛かろうとしたとき、
「やめて、痛いよ。お姉ちゃん」
思わず足が止まる。まるで足裏から根っこが生えたかのように……この言葉が嘘だということは頭ではわかっている。しかし、心は違った。
「……武装のチャージを開始。対象の鎮圧を行います」
はっとして動き出そうとしたときには、遅かった。私の足下は黒い物体で覆われ固定されてしまっていた。
「チャージ完了。発射。」
成すすべなく私は光に飲まれる
「対象の鎮圧を確認」
☆解説
・電磁パルス破り
めんどくさいので、簡単に言います。「あらゆる衝撃に合わせて硬化するナノマシン」を体にまとわせて物理全振りで殴りかかった。それだけ
????「俺はスポーツマンだ!」
どのおまけを書いてはしい?
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