ケイ「どきなさい!私はお姉ちゃんですよ!」 作:you are not
かかって来いよプレッシャー!おめぇなんてこわぁかねぇ!
「それで、皆さん落ち着きましたか?」
“うん……何とか…”
アリスの姉を名乗った少女はヴェリタスの部室の何処かからマグカップを持ってきてコーヒーを入れてくれる。ありがたくそのコーヒーを飲む……めっちゃ苦い。なにこれカカオ100%にでもしたの?
「アリスにお姉さんがいたなんて…しかもこんな大人らしくハァ」
アリスの姉と自身の姉を交互に見た後ため息を吐くミドリ
「何で私の方を見ながらため息つくのさ!?」
モモイは心外だと言わんばかりにミドリに掴みかかろうとするのを止めるユズ
「よくわかりませんがあなたはアリスの味方だということですか?」
そんな光景を横目に自称姉に質問する
「違います」
「?」
「私はお姉ちゃんです。」
どや顔で意味不明なことを言い出す自称姉
「?????????」
“ちょっと何言ってるかわからない”
「ダメだこの人真顔でふざけるタイプだ!」
それぞれが困惑顔をする中、まるで悪戯が成功した悪童のようにくつくつと笑う天童姉その動きを見ると本当にロボットなのか疑わしく思えてくる。アリスと初めて会った時とは大違いだ。
「まぁ、冗談はここまでにしましょう。無論味方ですよ他の誰よりもね……」
「パンパカパーン!お姉ちゃんが仲間になった!」
「お姉ちゃん…あぁ、いい響きです。」
心の底から嬉しそうにするアリス。それはそうだろう今まで自分は周りとは違うという疎外感がどこかしらに付きまとっていたはずなのだから。しかも、それが家族となれば嬉しさは計り知れないだろう。
「そういえば名前はなんて言うの?」
ハレが会話のタイミングを計って質問する
「おっとこれは失礼。私は《key》気軽にケイとお呼びください。」
まるで貴族令嬢かのような自然な姿で両手でスカートの裾をつまみ、軽くスカートを持ち上げて挨拶をする。俗にカーテシーと呼ばれる挨拶の一種だ。
「………」
挨拶の後、明後日の方角をじっと睨んだまま動かない。
「ケイお姉ちゃん…?」
「すいませんアリス。少しぼーっとしてました。時にアリスあなたは何になりたいのですか?」
「?…アリスは勇者になりたいです!」
ケイからの質問に迷わず答えるアリス。その返答に満足したのかケイは口角を上げながら、
「それはいい夢ですね。応援しますよ」
その笑みには見覚えがあった。そう私と同じだ。先生として生徒を見守る時と同じ、保護者の目だ。
「ならば、こいつらは邪魔ですね」
ケイの言葉と共にヴェリタスの壁が粉々に砕ける。
「何が!」
「なになになにぃ!?この深海生物みたいな不気味なロボットたちは!」
「たくさんいる。数えきれないよ」
「あわわわわ」
そこにいたのはクモに似た脚を持った4足歩行のロボットたちの群れであった。その数はざっと数十は下らないだろう。
「アリス下がってください。ここは私が……」
そういってケイはそのロボットたちに近づき、語り掛ける。
「Divi:Sionよ、「名もなき神々の王女」は自らの権限を放棄しました。我々に意味はない。大人しく去ってくださっ…」
ケイの言葉が言い終わる前にロボットたちは紫色の光弾を持って返答した。
「……よろしい、ならば戦争です。システムコマンド【kanon】を起動」
ケイの背中から三つ足の金属アームが8つ出現する。
「全力でお姉ちゃんを遂行します!!」
最期のセリフを言わせてみたかっただけ
補足としてケイが感情豊かな理由は製作者とアリスに脳を焼かれたから
アリスはクソゲーに脳を焼かれて
ケイは親と妹に脳を焼かれる似たもの姉妹だね。
どのおまけを書いてはしい?
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