ケイ「どきなさい!私はお姉ちゃんですよ!」   作:you are not

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Q.働き過ぎじゃない


ケイ「A.私はお姉ちゃんです」

 

”みんな大丈夫。怪我は?”

 

「…私たちは大丈夫だけど。」

 

「ネル先輩が……」

 

ケイと合流した私たちはリオ会長のいる中央タワーに向かう途中でリオのボディーガードであるトキと遭遇し…惨敗した。トキの武装はまさしくチートと言える性能をしており、ネルでさえ大怪我を追ってしまう結果になってしまった。

 

「さて、どうします皆さん?」

 

「どうするたって…ケイちゃんは怖く無いの?」

 

「生憎、恐怖よりもこの状況をどうにもできないことに対する怒りしかわきませんね。」

 

ケイはどうやらまだ戦意を喪失していないようだ。

 

「逆に聞きますが……なぜ諦めムードなんです?」

 

「そうだぜ。おめぇら何で葬儀中みたいな空気出してんだ?」

 

「おや、ネルさん。おはようございます」

 

”ネル、体は大丈夫?”

 

話の途中でネルが意識を取り戻し、このあきらめムードに疑問符を浮かべる。

 

「まぁ、ネルさんは置いておいて。やりたいことが難しいから諦めるあなた達はそんなつまらない人間なんですか?」

 

「つまんないって……そんな言い方ないじゃん!」

 

モモイはケイのはっきりとした物言いに言い返す。

 

「なら、立ち上がりなさい。諦めたらそこでゲームオーバーです」

 

「でも、あんなチートキャラ相手にどうやって……」

 

「策はありますよ。そうですよねユズ?」

 

「「ええっ!?」」

 

「えっ?あわわっ」

 

全員が驚きの声と共にユズの方を向く、ユズは自分に注目が集まったことに対して近況してしまっている。

 

「えっと、そのですね。実は……」

 

ユズの説明によると、トキの武装の隙かもしれないものを見つけたそうだ。なんでもネルとトキが空中戦になった時、わずからながらもネルの攻撃がトキに届いていたのを目撃したそうだ。

 

「……それが本当なら、トキの武装には処理限界があるのかもしれないね」

 

”処理限界?”

 

「なるほどな。私とあいつが空中で戦ってた時は墜落に演算のリソースを使いすぎてたってことか?」

 

「……たぶんね」

 

「ならば、取り入る隙がありますね。その隙、私とネルさんなら作れないこともないです」

 

その言葉にまたもや全員が驚きの声を上げた。

 

 

―――

 

「……いかなる攻撃であろうと、私の「武装」には届きません」

 

「他人の発明品使って俺tueeeしてる奴には言われたくありませんね」

 

トキと相対するは、C&Cの面々とケイの5人。出会って早々毒を吐くケイ。

 

「私達は決めたのです。あなたを倒してリオとかいうデカ乳に一発お見舞いしてやるとですよねネルさん?」

 

「てめぇ、私の言いたいこと全部言いやがって……だけどそうだな。こいつぶっ飛ばしてチビ助けたら、会長の奴にもお灸をすえとかないとなぁ?」

 

その後は、アスナの勘による回避、アカネの爆破、などを駆使しトキをタワー内部まで押し込む。

 

『まず、私がトキの隙を作るためには閉鎖空間であることが望ましいですトキをタワー内部まで押し込んだら後は私とネルさんの二人でトキを向かえうって倒します。簡単でしょう?』

 

『それ、いうほど簡単じゃないでしょう?』

 

(これは、合理的判断ではない。無謀だ。一度負けているなら正面突破ではなく搦め手での突破をするのがセオリー……)

 

「トキ!主砲の許可をするわ」

 

「イエス。マム」

 

トキは乗っている機械から巨大なレーザービームを放つ。それをもろにくらいネルケイは倒れる。

 

「こんな無謀な策を取らせるなんて……心底失望するわ」

 

「それはこっちのセリフですよ」

 

「っ!?主砲をまともに受けたのに動けるなんて」

 

リオの驚きと共にネルとケイ以外の全員がエレベーターに乗る。

 

「トキ追いかけなさい!」

 

「させませんよ?」

 

ケイがエレベーターの入り口に手をかざすと黒い物体の集合体がまとわりつき入り口が機能しなくなった。

 

「さて、ネルさんすいませんがリベンジマッチはまた今度にしてください。今回は私のターンです」

 

「しゃあねぇな。今回は後輩の顔を立てて譲ってやるよ。」

 

そう言い、その場から離れるネル。

 

「舐められたものね……そいつのヘイローを破壊してすぐに追いなさい」

 

「イエス。マム」

 

トキが動こうとした瞬間。アビ・エシュフから膨大なデータがなだれ込んでくる。

 

「っ!?回避不可」

 

トキの周りに先ほどエレベーターの入り口をふさいだものと同じ黒い物体が無数に現れる。トキは咄嗟の起点を効かせその場から離れるが、片アームだけは守り切れず破損する。

 

「おや?どうなされました?顔色が先ほどより優れていませんよ?」

 

「……あなたは何者?」

 

リオの問に対しケイは迷わず答える。

 

「姉ですよ……たった一人のね」

 




☆解説

・黒い物体の正体
ケイが生成したナノマシンを凝縮したもの。生成量はほぼ無限。これでアビ・エシュフは膨大な予測をしてしまい(トキは眩暈がした)回避システムが正常に機能しなくなった。

どのおまけを書いてはしい?

  • 天童ケイのメモロビ
  • この世界のパヴァーヌ反応スレ
  • ユピテル外伝
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