ケイ「どきなさい!私はお姉ちゃんですよ!」 作:you are not
そして、誤字報告&評価感謝感謝。
ちょっと今回は独自設定の説明回兼恒例のケイ過去回想です。
「よくぞおいでくださいました博士……そちらが例の?」
「あぁ、久しぶりだねノルマン軍曹……いや、今は大佐だったか。そうだね彼女らが今日軍部に発表する私の娘たちだ」
ノルマンと呼ばれた肌の黒い大男が軍事基地の入り口で出迎える。
「相変わらず。変人のご様子で……」
「退職したとはいえ元上官に失礼なんじゃない?」
「これは失礼しました。ユピテル
皮肉ともじゃれつきともいえるやり取りをしながら基地の中に入っていく、今日はユピテルが来たのは開発の成果を軍部に発表するためだ。ユピテルは元より私とアリスを軍部の道具として使う気はなかった。どうやら、適当なことを言って誤魔化しお茶を凌いだ後でノルマン大佐の協力でこのコロニーから逃亡する計画を立てているらしい。私としても誰かの言いなりになるつもりはないし、妹を悪い大人に利用させるつもりはない。私達家族がいれば何とかなるはずだ。
―――
「それで?どんなものを作ってくれたのだね金色夜叉?」
ふくよかな体の将官らしき男がユピテルに話しかける。
「その異名はやめていただきたい昔の話ですので……」
「そ、そうか。悪かったな」
威圧するユピテルに脂ぎっとりの汗を流しながら平謝りをする将官。前線を退いたとはいえ、ユピテルはかつて名もなき神々の大群相手に4名の小隊のみで戦い抜いた
「……いいでしょう。私が作った対名もなき神々兵器。AL-1Sとkeyの二名について説明を――」
「驕るな」
「「!?」」
黙っていた将官に一人が突然しゃべりだした。それだけならまだしもこの基地に警報が鳴り響く。
「これは…どうゆうことです?」
ユピテルは虚ろな目をした兵隊に銃を向けられ動けなくなる。
「我々にも何が何だか……」
「それは意味をなさぬ兵器。否、心ある者は兵器とは言わぬ」
先ほど喋った将官の姿が変化する。司祭のような真っ白な装束、無機質な真顔の仮面。その姿には一種の神秘さすら感じられた。
「人の子らよ今を持って我々は古き民となるだろう。AL-1Sの力をもってして、我らは無名の司祭。色彩の先兵にして伝道師なり」
同じ見た目の存在が後ろから二人増える。そして、彼らを取り囲むかのような虚空があった。ブラックホールかのような見た目の光。そう形容するしかない存在があった。
「さあ、名もなき神々の王女よ。ATLASシステムの名の下にすべてを破壊するのだ。」
「なにを……アリス?」
「お姉ちゃん…助けて……」
妹のアリスの方を見ると、あの青い眼ではなく紫色の目をしていた。そして、その場の将官を黒い物体を形成し、殺害する。
「!?アリス何をしているのですか!」
完全に自我を失ったアリスに驚いていると先ほど無名の司祭と名乗った存在が何か言う
「使える存在として我々が存在を反転させた。喜ばしいでだろう?」
自分勝手な言い分に私は怒りを隠せず――
「ふざけるな!私の娘をなんだと思ってやがる!」
「ユピテル!」
私が怒るより先にユピテルの方が先に怒鳴る。
「無駄だ今からすべてが終わる」
「させません。私が止めます」
「個たる存在に何ができる。」
私は今とれるカードをとった。最悪の一手を
「プロトコルAIRを起動………」
―――
「やっと起きたケイ?」
「ユピテル……?」
「そうだよ、お父さんだよ?何とかね君とアリスを止められたよ」
その姿はあまりに痛々しかった。片目は潰れ、銃を握っていない方の手はぶら下がっていた。
「……このままだとどっちも死ぬ。だから僕がロケットであの無名の司祭とあの光を宇宙に追放する。」
「待ってください!それだとあなたが…」
「ケイ、私のことは構うな。もう助かりそうもない」
「そんな……」
私のせいだと自分を恥じようとすると、ユピテルは私の手に自身の愛銃であるリボルバーを握らせ、
「アリスのこと後は頼んだよ。」
そう言って、私を置いて父さんは行ってしまう。この時、私は心の底から誓った
――もう二度と、家族を失ってたまるか。と
☆裏話
・ユピテル小隊最強伝説
とある戦線でユピテル小隊以外の部隊が全滅し四面楚歌状態になったことがあった。援軍が来るのは2週間後で状況は絶望的だった。しかし、ユピテル、ノルマン含める4名は諦めず、数少ない物資とゲリラ戦法で命からがら生き残ることが出来た。そのことから彼ら小隊は英雄扱いされた。
・プロトコルAIR
簡単にいうと、仮面ライダーゼロワンヘルライジングフォーム
・ユピテル(製作者)君の最後の呪いの言葉のせいでケイのシスコンは更に拗れた。
どのおまけを書いてはしい?
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