それではどうぞ
この街は徐々に歪んできている。他の場所を見てきた訳ではないが少しずつ歪み始めている
僕は昼休み中に駐輪所に居るノエル先生を訪ねた
ノエル先生の元に向かった理由は1つ。昨日入った洞窟の件である
明るく迎えてくれたノエル先生も屍鬼関連の話をした瞬間静かになった
僕は昨日の出来事を全て伝えた。訳の分からない洞窟に閉じ込められた屍鬼
謎の光に無数の牢
全て話し終えるとノエル先生は少しニヤリとした後、いつもの明るい表情に戻った
「話してくれてありがとね。持つべきは手軽な駒……じゃなくて仲間ね」
相変わらず便利な道具として見てるようで逆に安心する。素で気にかけてくれた日にはドッペルゲンガーや幻の類だと疑うレベル
と、変な事は置いといて本題について喋った
「一体この街で何が起こってるんです?」
明らかに変だ。今まで気づかなかった。というのは大いにあるが、あれほどの死体と屍鬼の数は異常だ。絶対裏で何か黒い物が蠢いている
ノエルはため息を吐いて答えた
「私達みたいな凡人は手を出しちゃダメよ。生きたいならね」
僕の予想している何倍以上の出来事がこの街で起きているんだろう
だがノエル先生の言う通りである。どんだけ特殊能力を持っていたとしてもスペックは人間
下手な場所に首を突っ込んで死ぬのは嫌だ。守れる人間は守りたいが、他者を守る前に僕が死ぬなら見殺しにする
僕の心境を悟ったのか。あまりにも思ってる事が筒抜けになっているのかは定かではないが
ノエル先生は僕に話しかける
「どうせ事件はアイツ等が片づけてくれるわよ。凡人は仕事してるフリして生きるのに精一杯なのよ」
どこまでも自分勝手な話だが事実である。凡人は凡人らしく異常な人間に巻かれるのが筋か
「そうですね。年長者の言う事は聞いた方が良いですからね」
僕の返答を聞いたノエル先生は少し不満そうな顔をした
「年長者って何よ。私だってまだ若いわよ」
「先生と学生の立場ですよ。僕から見れば十分年長者の部類です」
ノエル先生が何か反論を言う前にチャイムが鳴った
「ほらノエル先生。帰りますよ。一応あなたは教師なんだから遅刻しないでください」
そう言い残し駐輪場を去った
月夜が一人の女性を照らす。その女は物騒な獲物を所持しながら薄汚い倉庫に入った
倉庫の中には彼女の玩具+憂さ晴らし用の怪物が涙を流して命乞いをしていた
女はニヤリと笑い重く物騒な武器を無慈悲に化物に振りかざす
断末魔と共に肉片と化した同胞の姿を見て混乱する
醜く逃げ惑う者に女は笑顔で接する
「見逃してくれると思ってる?バカじゃないの?ダメよ」
女の玩具となった者の悲痛な叫びは誰にも届かない。
いかがでしょうか。
主人公とノエルの共通点は『凡人』であるという事です。凡人なので自分が一番で、周りの為に頑張る!なんて根性は他のキャラと比べて明らかに低いです
全く関係ないですが、最近メルブラを復帰したら技術が著しく下がっており悲しいです。基礎コンボが失敗しまくり……皆様もハマったゲームは定期的にやってあげましょう
以上!