(偽)直死の魔眼が発現したので屍鬼を殺します   作:無NO神

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お久しぶりです
投稿が遅れて申し訳ありません
リアルでドタバタありまして遅れた次第でございます
前置きは置いといて本編へGOです
今回は少し話が進みますよ


願望

目を覚ます

頭…いや脳が痛い

ズキズキじゃない。内側から鈍器で殴られてるみたいな普通に生きてる内には味わえない苦痛

耐えれない程ではないが、長時間食らっては精神がやられてしまう

布団から飛び出し風呂場へと向かう

服を着たまま冷水を浴びる

この憎い能力を使わなければ毎日苦しめられる事など無いのに

偽善が自身を動かせてくる

(本当に最悪だ)

段々痛みも消えてきたので服を着替える

そのまま学校に行き普段の男子高校生みたいに平凡な1日を過ごした

 

授業中の事だった

外に誰か居る

「あれって…」

確か遠野くんだ

今日も貧血で早退してるのかな?

いや、貧血とは思えない

貧血でもココまで苦しんでは無いだろう

少し気になったが彼には彼の生活があるのだろう

気にしない事にしよ

バギッ

突然頭痛がした

(タイミング考えろよ)

バギッ

今までとは比べ物にならない

コレはダメなタイプだ

バギッ

コレは一般人が体験して保てるヤツじゃない

バギッ

一撃が重い

バギッ

脳をグチャグチャにされてる

バギッ

(ダメだ。止まってくれ)

必死にペンで自分の太腿を刺す

バギッ

何も変わらない

バギッ

バギッ

バギッ

コレは死ぬヤツ…だ…

 

次に目を覚ました時に居たのは保健室だった

「あら。やっと起きたのね」

声の主は

「ノエル先生?何でここに?」

キョトンとしてる自分とは裏腹にノエル先生は落ち着いていた

「えっと」

ベットから出ようとすると足に痛みが走った

そうだった。太腿にペンを刺したんだった

「動かないで良いわよ。私も聞きたい事あるし」

ノエル先生は段々近づいてくる

そして、ゆっくりと僕を押し倒した

「えっと。ノエル先生何を」「ほら、動かないの」

ノエル先生の手が肩に乗る

吐息が耳に当たる度にゾクゾクする

(ああ。ココでヤるのか)

嫌とか言いながら自分の身体は正直に受け入れていく

ゆっくり力を抜いていく

もう何でも良いのだろう

今は先生のせいにしよう

目の前の女性に身を委ねる

 

 

…筈だった

見えたのは生身の女に描かれる赤い死の線

今まで死者にしか見えてなかった筈

じゃあ、ノエル先生はもう…

いや、ノエル先生は確かに生きてる

肌に触れた時に鼓動を感じた

そうすれば考えられる事は一つ

これは単なる僕の

殺人願望

気付けば思い切り先生の身体を突き飛ばしていた

「は…はは」

乾いた笑いしか出ない

そっか。僕は何も思ってなかったんだ

頭を強く掻く

自分への罰になるくらい強く

するとノエル先生はため息をついて

何やら物騒な物を取り出した

「あ~あ。あとちょっとで監禁できたのに残念だな~」

そして物騒な物をこちら側へ投げてくる

杭とも剣とも見れるソレは見事に右足へ刺さった

「ほら逃げないの。まだ異端審査は終わってないでしょ」

クソッタレ!痛い!

しかも足に力が入らない

必死にソレを抜く

今さっきまで殺しそうだった人間が今は殺される立場へと変わっていた

「異端審査なんか知らない!何で狙ってくる!」

混乱しながらも問いかけてみる

が、彼女は既に次の準備をしている

もうどうでもなれ!

刺さっていたソレを窓ガラスへ投げるとバリンと音がして割れた

一目散に窓に突っ込む

「待ちなさいよ!」

ノエル先生が投げた凶器は右腕へと突き刺さったが足を止まれば狩られるだけだ

必死に痛みに耐えて校門の外への逃げ出した

背中を見たノエルは呟いた

「さぁて。何分持つかな」

 

逃げてる途中何やらナイフを持ってる遠野とすれ違った

「コレは夢だ。これは夢だ。これは夢だ」

まるで暗示をかけてるみたいに永遠と呟いていた

 

 

身を隠せる場所まで到達した僕は笑う事しか出来なかった

「ハハハ。これも夢であって欲しかったよ」

殺人欲がある異常人など死んだ方が良かった筈なのに

全く自分が嫌になる

「…ハハハ」

月は人であり人ではない者を照らしていた




因みに作者はノエル先生推しなので主人公くんはノエル先生と長くいるかもです
要するに【ノエルルート】です
話が急に進んだ感はありますね…すいません
因みにすれ違った時の遠野君のセリフを聞けば彼がどのルートに行くかは…
以上!
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