続きをどうぞ!
今回は少しの解説編です
(今回は前置き必要ないかな?)
学生服を着た子供と何とも普通な服を着た大人が2人きりで座っている
場所は一般的な居酒屋
彼の手にはお茶が彼女の手には酒が入ってるグラス
親子には見えない。では補導?こんな場所で?意味が分からない
犯罪に巻き込まれているのか?それにしては彼は抵抗してない
…周りの人間は少し不思議そうに見ていた
「それでシエルったら酷いのよ!私を危険な場所に行かせて美味しい所は全部持っていくの!」
「…ソウデスカ」
実際は酔っ払いの愚痴を聞いてお膳立てしてるだけである
ノエルの誤解も解けて危険は去った
しかし、状況に置いてけぼりになった僕からしたら腑に落ちない
そこで何か知ってそうなノエル先生に情報を聞こうとした訳だ
ただノエルだって機関に属す大人だ。簡単に口は開かないだろう
そこでお酒の力&お膳立てをして理解できる所まで話してもらおう作戦を独自で開催した
…までは良かった
ノエルと言う人間を甘く見ていた
この女…褒めたら情報が洩れるタイプだ
しかも結構大胆に出てくる
コレ…酒要らなかったか?
そして、やたらとシエルって子の愚痴多いな!
どんだけ恨み持ってんだよ!
次第に相槌も適当になっていった
もう話関係ないところまで来ちゃった
1の情報に100のシエルへの愚痴が出てくるノエルを前に
酒で人を釣ろうとする事はやめようと心に誓った
店を出て解散の流れになったが家まで帰れるかの心配ともう少し情報を貰いたかったので
家まで送る事にした
「君さ~ 私に惚れてるでしょ?」
「そんな時期がありましたよ。殺しに来ると思ってなかったんでね」
ダル絡みが止まらないノエル先生はかなりウザい
だが、理由も知らないまま帰るのはもっとウザい
愚痴だけ聞いてサヨナラとか労力と時間を返してほしくなる
時々漏れる機密情報を繋ぎ合わせて自分なりにストーリーを構築していく
まずゾンビだと思ってるのは屍鬼と呼ばれているらしい
普通の武装だと何をやっても効かず引っ搔くだけでも致命傷になる
要するに無双するという事
だが、逸般人くらいだと簡単に殺せる雑魚敵的立ち位置
なるほど…僕は雑魚敵に命を張っていた訳だ
恥ずかし過ぎる
そして無駄過ぎる
でも、逆に言ってしまえば僕は間違いなく逸般人なのだ
それは誇って良い事なのかな
次にノエルの所属している機関の話になった
〈聖堂教会〉という主に吸血鬼を殺す職業らしい
なんでこんなにザックリなのかは
ノエルも最低防衛ラインはあるようで
意外と喋ってくれなかったから
少し気になる部分ではあったが言いたくないならば仕方ない
またの機会に聞くとするか
最後にノエルが気になる所を聞いてきた
「なんで君は屍鬼を殺せるのよ?」
確かにその通りだ
客観的に見たら一般人が屍鬼を殺す光景など理解できない
「えっと…線が見えるんですよ」
「線?」
不思議そうに首を傾げるノエル
「赤い線が身体中に出るんですよ。ソレを切ったら死ぬんですよ」
ノエルは少し考えていた
「君さ。それチョクシってヤツなんじゃ…」
「そう。直死の魔眼ってやつです」
瞬間ノエルは最大限の驚きの声をあげる
「えぇ!実在したの?あんなの幻の話じゃないの?」
…そんなに凄いのか
いや、魔眼自体稀な眼なんだろうけど
「ノエル先生、直死について知ってる情報教えてください」
色々聞いたが、一番有能な情報が自分の持つ眼の事なんて
ノエルは御伽噺のような存在だと言っていた
「へぇ。僕の眼ってそんな貴重なんですね」
その間ノエルは自分の世界に入り込んでいた
「彼が直死持ちなら…アイツに勝てる見込みが出てきた!」
アイツ?誰なんだろう?
「給料もアップだし…死にそうなら最悪囮にも使える」
おい。囮にはなりたくないが
「神様が私に幸運を運んでくれたって事かな~」
持ってきた幸運が殺す眼の青年とか嫌だがな
…そろそろ現実に戻してやるか
「ノエル先生。着きましたよ」
「…あっ。そうなの」
全く…本当に大丈夫なのか
この先生?は
「まあ。色々あったけど宜しく頼みますよノエル先生」
気楽に挨拶を済ませて帰る事にした
その姿を見る者が居る事を知らずに…
いかがでしょうか。
解説編だったので〔こんな感じだよね~〕のチェックです
そして、次回から少し面白い制度を導入しようと思います
やはり『月姫』と言えばコレかな…と
楽しみにしておいてください
以上!