喪った者は、光に包まれて。   作:某キル

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この話を書くにあたって、
「とろねぎ」さんの話を参考にさせていただきました!
とろねぎさん、協力ありがとうございます!
それでは早速本編…に入る為のストーリー、
はーじまーるよーー!


Stage0「ピアニストとの遭遇」
Stage0-1「壊れた都市とピアニスト」


「ここが…そうなのかな?」

はざまをくぐり抜けてたどり着いた先は、地獄のような光景だった。

どうやらここは都市のようだが、あまりにもボロボロだった。

その原因は…目の前にいた。

そこにいたのは、巨大な化け物。

先ほどから耳障りな音が何度も鳴り響き、

それに合わせて音符が飛んだら

各地に落ちてる武器が飛んできたりしている。

その化け物をよく見ると…

バカでかい大きさの6つの手で、

バカでかいピアノの鍵盤を叩いて演奏している…

つまり、こいつは…ピアニストの化け物ってことなのか?

にしても、酷い有様だ。

ここから化け物までの距離が遠いにも関わらず、

耳障りな音が耳に届く。

こんなところにいたら、いつ狙われるかわからない。

とりあえず、近くの瓦礫の山に隠れ、様子を伺った。

化け物だけに気を取られていたが、それ以外にも誰かいる。

動きからして、ピアニストを止めようとしているようだ。

そうだな…あそこの11人組を見てみよう。

ピアニストを止めようと、素早く近づく。

でも、そこに音符が飛んできて…

それに当たった5人が消滅した。

残った6人の元には、消えた仲間とその他大勢の武器が飛んでいき…

圧倒的手数で押され気味のところに、案の定の音符。

当然かわせるわけがなく、残りも死んで全滅、か。

…間違いなく、勝てる相手ではない。

でも、完全にそう言い切れはしない。

…たくさんいる人の中でも1人、動きが違う人がいた。

浮いてる瓦礫を足場にして飛び回るなんて、普通はできない。

あの人なら倒せるかもしれない…なら、僕にできることは1つ。

「あの人の助けに…でも、どうやって?」

今の自分には、ピアニストを攻撃する手段なんて皆無だ。

「とりあえず、隠れて近づいてみよう。」

そう決めた僕は、ひっそりと戦いの現場に近づく。

近づけば近づくほど、戦いの音が強く鳴り響く。

本格的に協力できなさそうだが、果たしてどうするべきか…?

とりあえず、様子を見守るしかないか。

戦っているその人は、白髪で黒服の女性だった。

使っている武器は…あれ?

よく見てみると、武器がコロコロ変わっている。

双剣、ガントレット、両手剣、太刀、メイスと片手斧、両手槌、ナイフ、そして銃。

8種類もの武器を切り替えながら戦っている。

その圧倒的な手数の多さで圧倒…はできていない。

圧倒的な手数の多さは、ピアニストもそうだ。

奏でられる音から放たれる音符と、音とともに舞う武器の数々、

更には飛び散ったガラス窓の破片さえも、彼女を容赦なく襲う。

その全てを捌ききるのは、彼女でも難しいだろう。

現に、彼女はその全てを防ぐことはできていない。

致命傷になりうるもの以外は、全てその身で受けていた。

いくら致命傷じゃないとしても、何度も喰らえばつらいはず…

だから攻撃を捌くのに夢中で気が付かなかったのだろう。

彼女の視覚外から、致命傷となる音符が迫っていることに。

このままでは、彼女はやられてしまう。

本当は助けたいが…狙われる恐怖が、それを押さえつける。

「避けて!!」

「!?」

しかし助けたいという感情が、それすらも押しのけて言葉を伝える。

その言葉で気づけた彼女は、すんでのところで回避する。

絶え間なく襲っていた武器たちに音符が触れ、消滅する。

彼女は何とか助かったが…問題はこの後。

予想通り、いくつかの武器がこちらを狙ってきた。

片腕しかない体ではまともに走ることすら難しく、どれもスレスレだった。

急いで離れようとするも足場が悪く、足を取られて転んでしまった。

倒れこんだ先がクッションソファだったからダメージはなかったが、

隙だらけなのには変わりなかった。

トドメを差そうとするいくつもの武器が、俺に襲い掛かる…その直前。

片手剣を持った、黒髪で黒服の男性によって、全て叩き落とされた。

…本当に、死んだかと思った。

「おい、大丈夫か?」

そう問われ、手を差し伸べられる。

その手を何とかつかみ、引っ張られて起き上がる。

「…全力で逃げろ、いいな?」

「生憎、ここで逃げたところで、帰るべき場所がないからね…」

「……わかった。」

そう言って彼は、彼女も元へと向かう。

2人は仲間なのだろうか?

…それなら、喪わせるわけにはいかない。

 

喪った悲しみを背負うのは、僕1人で十分だ。

 

その無謀な勇気が、足元の片手剣を拾わせる。

そして、彼は…

 

 

 

 

「もう消えかけている命なんだ…最後は派手にやるのも、悪くないかもな…」

 

 

 

 

恐れることなく、ピアニストへと突っ込んでいった。




以上、導入編前半でした!
えらく雑い導入ですが許してください。
多機能フォームとかも、使いこなすのはまだだいぶ先…ですかね?
まあそのあたりはぼちぼち、学んでいくとしますか。

Stage0-1「壊れた都市とピアニスト」
前書き:87文字
本編:1790文字
後書き:131文字
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