喪った者は、光に包まれて。   作:某キル

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今回は直前回!
0-2後のあの2人がどうしたのかがメインです。
果たして何しているんですかね?
それでは…始まるちょっと前のストーリー、
はーじまーるよーー!


Stage1「図書館の光」
Stage1-0「消えた2人」


私は着地してすぐ、あの子の元へと向かった。

でもそこにあの子はいなくて、代わりに何かのはざまのようなものがあった。

「…これ、何?」

「あー…多分紫の涙かな?」

「紫の涙…どんな人なの?」

「あー、アンジェリカは知らないのか。」

アンジェリカ「ええ。ローランは知ってるの?」

ローラン「あいつはな…ちと苦手なんだ。」

アンジェリカ「そうなの?」

ローラン「ああ。なんというか、接しづらいんだ。」

アンジェリカ「そうなのね…で、これがその紫の涙と関係があるの?」

ローラン「ああ。あいつは時空を自在に移動できるんだ。本人曰く、万能じゃないらしいけどな。」

アンジェリカ「じゃあ、これが時空を移動する扉みたいなものってこと?」

ローラン「多分な。」

アンジェリカ「…じゃあ、2人で入る?」

ローラン「いや、とりあえず俺が先に入る。安全が確保されているとは限らないからな。」

アンジェリカ「わかったわ。」

ローラン「じゃ、先に行ってくるよ。」

そう言って、ローランはそのはざまの中へと入った。

すると、一瞬ではざまが閉じてしまった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

アンジェリカ「しまった!…分断されちゃったわね。」

はざまが閉じられてしまった以上、そう簡単には出会えないと思う。

となったら、やるべきことは1つ。

紫の涙を見つけないといけない。

そうと決まったら、急いだほうがいい。

私は急いで、情報収集を始めた…

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ローラン「ほっと…ここはどこだ?図書館か何かか?」

着地してあたりを見渡すと、一面本棚だらけの場所だった。

見たところ、危険そうなものはなさそうだ。

ローラン「とりあえず、アンジェリカを…って、はざま閉じてんじゃねーか…」

いつの間にかはざまが閉じられてしまったせいで、アンジェリカと分断されてしまった。

さてさて、いったいどうするべきか…

「動かないで。」

突然後ろから声がして、俺は指示通り止まった。

「手短に聞くわ、他のことはしゃべらないで頂戴…一体どうやってここに来たの?」

…ここでごまかそうとしたところで、どうしようもないよな。

俺は言われた質問に、全て正直に答えた。

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「…なるほど。とりあえず、状況をまとめるわよ。」

一通り情報を伝えたところで、彼女…アンジェラがそう言った。

アンジェラ「まず、あなたの目的である子だけど…ここに来たわ。」

ローラン「本当か!?」

アンジェラ「ええ。最も、着地の衝突で死んだけどね。」

ローラン「…やっぱりそうか。」

あの高さから落ちて無事とは思いづらかったけど、改めて聞くと苦しい。

アンジェラ「安心して。ここで死んだのであれば、生き返らせることも可能よ。」

ローラン「それは…どうやって?」

生き返るのはうれしいが、内容が気になるところだ。

アンジェラ「簡単な話よ。この図書館に集まっている光を使えば、簡単に復活するわ。」

ローラン「何か、デメリットとかは?」

アンジェラ「…私の管轄下に入ることかしらね?」

ローラン「と、いうと?」

アンジェラ「私の許可がない限り、ここから出ることも死ぬこともできないわ。」

ローラン「おいおい…それはあまりにも酷じゃないか?」

アンジェラ「じゃあ、死なせたままにする?」

ローラン「……そういうふうに質問されると、断れねぇんだよ。」

困ったな…果たしてどうするべきか…

ローラン「わかったよ。んじゃ、俺も協力してやろうかな?」

アンジェラ「あら、あなたは関係ないのにいいの?」

ローラン「ああ、あの子を見捨てるわけにもいかないしな。で、何やるんだ?」

アンジェラ「やるべきことは…」

それから俺は、やるべきことを教えてもらった。

なんでも、『たった1つの完璧な本』を手に入れるために、先ほど言ってた光とやらが必要らしい。

そこで、この図書館に招くゲストに招待状を送る。

送られた招待状にゲストがサインすれば、図書館に招かれる。

そこで司書とゲストで『接待』をする。

で、そこでゲストが勝てば目的の本が手に入る。

その代わり、負ければ本に還元される。

そうしてたくさんの本と光を回収するらしい。

で、その『接待』というのが、まさしく接待(物理)だ。

つまるところ、ただの殺し合いだな。

ローラン「だったら、俺も適任だな。改めて、俺も協力させてくれ。」

アンジェラ「そう、なら…」

次の瞬間、四肢を一度に切断され、痛みが急に襲ってきた。

ローラン「ぐぁっ…な、なに、を…」

アンジェラ「悪いけど、言葉だけで信用するほど、私の心は純粋じゃないの。」

その言葉を最後に、俺は気を失った…

 

 

アンジェラ「起きなさい。」

ローラン「っ!?…はぁ、はぁ……」

急いで手足を確認するが、切断はされていなかった。

ローラン「なんだよ…ただこの場所に縛り上げただけか?」

アンジェラ「悪いわね。」

ローラン「それって本当に悪いと思ってるのか…?」

アンジェラ「あと、動きやすいように、体の一部を再構築させてもらったわ。」

ローラン「いつの間に…確かに、若干動きやすくはなってるな。」

どうやら逃がさないためと、身体能力を上げるためにやったらしい。

ローラン「普通に痛かったぞ?」

アンジェラ「それはごめんなさいね。」

ローラン「はぁ…とりあえずいいとして、あの子は?」

アンジェラ「あそこね。」

アンジェラが指を差した先に、俺の探していた子がいた。

ローラン「…右腕は治らないんだな。」

アンジェラ「多分、光がまだ足りないのかしら。」

ローラン「集めれば治るものなのか?」

アンジェラ「恐らくね。」

ローラン「なら、集めてやるか。お前のためにも、コイツのためにもな。」




めーーーーーっちゃ沼りました()
最後の部分をうまくまとめるのかなり時間かかりましたよ…
その辺は精進しないとですね。

Stage1-0「消えた2人」
前書き:75文字
本編:2325文字
後書き:97文字
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