もしよければご覧ください。
追記プロローグのあらすじ版をあげました。
神転のテンプレプロローグが見たくない人はそちらへどうぞ。
「当選おめでとーーー!!!!」
「ッ!????」
耳元でいきなり叫ばれて飛び起きてしまった。
「・・・・・はぇ?」
周りを確認してみるとなにもない空間だ。なんだここ?
「おめでとう!君は実に運がいい。」
無駄にダンディな見知らぬおじさんに祝福されているんだけどどういう状況よ?
ていうか白スーツに裸足って・・・。
「誰?」
「ふむ。君の困惑は当然だ。安心したまえ。私がこの状況を説明しよう。」
「君は転生するチャンスが与えられた。本来なら死後は魂を浄化され輪廻転生するのだが、今回はなんとこの場で君の願いを聞き入れその願いを反映させたまま転生することができる。」
なんだ夢か。夢の中で夢だと自覚できたのは初めてだわ。
なら好き放題言ってしまおう。きっとこのおじさんは神様的なナニカなんだろう。
目や口が黒いし。
「んじゃ念能力を使えるようになりたい。6系統100、メモリ無限で。」
「おっと願いを言うのはまだだよ。この中から一枚引いてくれ。」
おじさんから四角いくじ箱らしきものを渡される。
「なにこれ?」
「見ての通りくじ箱だ。」
「うーん、くじ運悪いんだけどなぁ。」
ゴネて願い事なしになってもあれだし一枚引いてみるか。
「これで。」
「どれどれ。ほう。君のお願いは7つまで可能だ。なんでも言いたまえ。私に不可能なことはあまりない!!」
多いな。いやそれよりあまりないって願いによってはかなわないこともあるってことか。
「さっきの願いごとはひとつとしてカウントされるのか?」
「いや、それは3つだな。」
「んじゃ 考え直すわ。」
どうすっかな~。これだと7つなんてすぐ埋まりそうだ。
「転生トリップにして転生先は指定可能?」
「トリップというよりは数多ある外史に転移ということになる。指定はできない。私が面白くないからな。」
ドヤ顔ウザいわー。
「転生者はほかにどれだけいるんだ?そういや転移する時期ってどうなるんだ?」
「転生者はいないはずだ。数多ある外史のひとつだからな。ただし、トリップする時期はランダムだ。次は?」
「ん~、ネフェルピトーの容姿にしてくれ。あと身体能力も同じで。」
「これは1つとしてカウントしよう。」
カウントの基準はこのおじさんの独断なのかな。
「オーラ量、メモリを無限って願い事はあり?」
「なしだ!念能力の特性上無理だな。それにその願いだと2つ分にカウントするぞ。」
やっぱおじさんの裁量で決まるっぽいな。ん~、さてどうするか。
「ピトーと同じオーラ量ってのは?」
「いけるぞ。訓練次第でいくらでも増えるようにしておこう。」
「よし!6系統すべて100にできる?」
「可能だな。これで3つだ。」
「メモリを使用せずに発を繰り返し開発、消去できる能力は?」
「ふーむ。本来のメモリの使用ができなくなるという条件付きになるな。念能力の最大所持数も制限をかけるぞ。また引いてくれ。」
「開発する念能力はどんな能力でもできるんだよね?」ゴソゴソっ
「そうだ。」
「はい、これ。」
「最大所持数は8つだ。」
あれ?結構多い。2つか3つらぐいだと思ったのに。
「制約、覚悟がなくても威力は高い?」
「威力の強弱か。威力を高めるためには制約、覚悟があった方がもちろんいいぞ。では一つの念能力に対して達人クラスのメモリ何人分消費されるか決めよう。さぁ、くじを。」
それまた同じくじ箱だよね?
「このくじに入ってる数字の最小値と最大値はいくつ?」
「1~50だな。」
あ、結構損してるのね。たのむ。50来い!
「42だ。さぁこれで5つだ。あと2つ。」
よく考えろ。これでいいのか。
「あっ、念能力の十全な知識と経験がほしい。」
「いいだろう!」
スゴイ笑顔。何かやばいこと言ったか?
「経験については私がこの場で訓練といこうか。」
まじかああああ。
「パパっと頂戴よ!」
「それはできない。君が決めたことだ。今更変更しようとも私が受け付けない!」
コイツ最悪だよ!!
「お、お手柔らかに。」
「任せたまえ!では訓練を始めよう。転生してからそのままぽっくり逝く可能性がないことはないのだしね。」
むっ、そうか。その可能性もあるのか。でもなー。はぁ、もういいや。いい夢見れたしさっさと目覚めよう。
「で?結局いつこの夢は覚めるの?」
「夢などではないさ。まじりっけなしの100%現実だよ。」
「え?」
どゆこと?
「君は死んだのだよ。死亡時の記憶がないのかな。なら思い出させてあげよう。」
ちょっ!?いきなり頭を鷲掴みすんな!!あ、なんか来る!?
喉がヒリヒリする感覚がよみがえってくる。食べ物がのどに詰まったかのように苦しい。なんだこれ。
ベットの上で動かなくなった自分が客観的視点で強制的に引きずり出された。
ツンとするこの独特な刺激臭。そうこれは・・・。
「・・・・・・・ッ。嘘でしょ!?」
死因寝ゲロってなんだよ!?寝ゲロって!?
「嘘ではない。では訓練というなの殺し合いを始めよう。」
「おい、本音出てるぞ!!ていうか結局あんた誰!?」
ほんと誰なんだよ、このオヤジ!?さっきから足が泥だらけで汚ねーよ!
「古い神々の1柱さ。」
「神様?」
「君にわかりやすく言うとラブでクラフトな神様さ!」
「邪神様じゃねーか。」
「さぁ訓練をはじめよう!」
「あっ、ちょっ、待っ!!!」
訓練というなの殺し合いを繰り返してどれくらいたったのだろうか。体感だが3桁の年月は経ったんじゃないかな。
「満足する程度には戦闘経験も得られたし念の修行もできたことだしそろそろ転生させてよ。」
「もう満足なのかね。残念だ。そろそろ本気をだそうかとおもったのだが・・・。」
え?何?このごろ互角レベルまでやっとの思いでこぎつけたのにあれの上があると?
「今の俺の戦闘力だと向こうではどの当たりなんのよ?」
「本気ではなかったとはいえ私とは互角までいけたのだ。肉弾戦なら公式バグがシュンコロできるレベルだ!」
「ならもういいよ!!最初のころはただ殺されてただけだったし。これで十分!!ノーモア訓練!!」
訓練初めたころはただただ虐殺の日々だった。Mに開花させる気かよってレベルで殺されまくったわ!
素手で目玉や心臓えぐられたるのはもう簡便。
「では転移させよう。君に愛着がわいてきたことだしサービスとして向こうの生活で不便のないよう特典をつけよう。」
「おぉ、やったね!さすが邪神様!俺たちには(ry」
「ふふふ。当然だ。」
これでただ殺されまくってた日々が報われるな。
「ではこのレターセットを渡しておこう。」
邪神さんから古めかしいレターセットが渡される。センスいいな。
「何を書けと?」
「まだ願いが1つ残っているからね。願い事を書いた便箋を封筒に入れ二つに破けばその願いがかなうぞ。
一応君自身が書いた便箋を入れなければ願いがかなわないようにしておこう。」
「なるほど。アフターサービスばっちりだね!」
「特典については転生してから確認してくれ。特典の内容は向こうについてからのお楽しみだ。」
邪神さんがどこからか杖を取り出して床に軽くノックすると魔方陣っぽいものが出てきた。っぽいというか絶対魔方陣だ、これ!
「この円内に入れば転移されるぞ。」
「じゃあ行くよ。邪神様いろいろありがとね。」
「なに君の悲鳴はなんとも心地よくて久しぶりに興にのってしまった。向こうでの君の活躍を見させてもらうよ。」
「プライバシーェ」
この邪神様には何言っても無駄だろうな。もう好きにしれ。
げんなりしながら魔方陣のなかに入る。すると下から吹き上げるかのように猛烈な光が俺を包んみこんだ。