図書館3人娘育成計画   作:ぴぴるぴる

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『』は念話で会話しています。


第12話 ハルナさんがアップを始めました。

「第4回魔法勉強会始まり始まり~」

「「「よろしくお願いしまーす」」」

昨日は4人でお風呂に入った後、教室で待ちぼうけをくらったエヴァを宥めていたら勉強会を開く時間が無くなってしまった。

魔法の射手の練習するぐらいはできたけどね。みんな下位精霊1柱で1本打てるまでには魔力制御できるようになっていた。

ということで朝早くからホグワーツ内の時間の流れを早めて今から勉強会。

「なぜ魔法実習なのに室内なのですか?」

「今日やるのは魔法障壁と武装解除だよ。外でもいいけど吹き飛ばされる服や武装を一々取りに行くのは面倒でしょ。」

「えぇ!?服も飛んでっちゃうの?」

「傷つけずに無力化するための武装解除だからね。強弱によっては服だけじゃなくて下着も全部強制解除されちゃうよ。」

「脱衣魔法なの!?そんな面白そうな魔法あるならもっと早くに教えなさいよ!!」

「予想通りの反応です。」

さすが親友同士よくわかっていらっしゃる。

「早乙女、麻帆良内でやれば捕まるから絶対やるなよ。」

「エヴァちゃんそれってフリ?それなら期待に応えなくっちゃね!」

「違うわ!!」

この二人はこの頃仲がいい。3人の中で一番ホグワーツに泊まることが多いのはハルナだ。

よくレイブンクロー寮に篭るんだけど食事はきっちりとっている。

その食事時にエヴァと顔を合わせることが多いんだよね。

ちなみに時間の流れはほとんどハルナの都合に合わせて変えられている。

 

「注目ー。最初はこのエヴァ特製マネキン人形が的だよ。」

エヴァが3人のために作ってくれたこのマネキン人形は中に魔方陣が埋め込まれている。

効果は武装解除をされて武装や服が吹き飛ばされても5秒経つと元に戻るというもの。

ただし武装を吹き飛ばす風属性でしか発動せず、あまり遠くに飛ばされても同じく発動しない。

こんなの作ってくれるってことは順調にエヴァは3人を気に入りだしているってことかな。

「武装解除は今日のみ風属性だけで練習しよう。

 他の属性では対象者が傷つかないように調整しないといけないからね。

 今回ハルナだけ適正が低い属性魔法を使うからちょっときついかも。」

「任せなさい。きっちり習得して4人を全裸にしてあげるわ!」

「ただのアホです。」

「えぇ!私も!?」

「やれるものならやってみろ。」

「んふふ。やれるといいね♪それでは始め!」

 

 

3人とも武装解除の威力調整はそこそこでき始めている。

僕はと言えば練習に励む3人を眺めながらエヴァと3人について念話で話し合っている。

『エヴァ、3人の魔力制御ってどのくらいになってるの?』

『私に言わせればまだまだだな。』

『エヴァに言わせたら魔法使いのほとんどがそうでしょ。

 一般的な魔法使いたちでは今の3人はどの位置にいるかって聞きたいの。』

『3人の魔力容量と精神力は葵のおかげで上がっているからな。

 本来ならいろいろ時間をとられるところが省略できている。

 それらを加味して魔法学校4年目ってところか。知識と魔法の効率化はまだまだだがな。』

『ふーん。そうなんだ。常時発動型の障壁と念話はどうしようか。』

『ESPの適正が必要だからな。綾瀬はともかく宮崎と早乙女は適正がなさそうだ。』

ん~また適正あげようかな。ついでに魔力容量と精神力も上げてもいいかもね。

『じゃあこれ終わったらステータス強化だね。』

『ふむ。そろそろ頃合か。』

『その次は何教えようかな。』

『お前の念は教えないのか?』

『教えるよ。今は教えるための前段階として僕の分身体を身につけさせてるの。』

分身体にはかなり多めにオーラを籠めている。

それが半日とはいえ毎日身に着けているんだからいつかは見えるようになるでしょ。

夏休みはフルにここを使うつもりだし何とかなると思う。ならなかったらどうしよう。

『それで見えるようになるのか?』

『なるよ。まぁいつかはわからないけど。

 本当は手っ取り早いやつもあるんだけどね。下手すると危ないから3人には使えないや。』

オーラが急激に抜けていって衰弱死する3人なんて見たくない。

『なら今夜私に使ってみろ。どれほど危険か確かめてやる。』

『え!?んーエヴァにも危ない目にはあって欲しくないんだけど。』

『かまわん。やれ。』

『わかったよ。別荘でやる?』

『そうだな。』

 

 

「うぼああああ。無理。もう無理。休憩しよっ。」

思ったとおりハルナが先にダウンしたので休憩にしようかな。2人も肩で息しててつらそうだし。

「休憩しようか。ハルナはこの魔法薬飲んでね。」

「うん。」「わかったです。」「何これ?」

「魔力回復に効く薬。」

「ふ~ん、・・・・・・オロロロロロー。」

「きゃ!」「汚いです!」

ハルナが飲んだ途端に吐いた。原作ヒロインとしてどうなの?

「まっず!まずすぎでしょ!?これポリジュース薬じゃないでしょうね!?」

「違うよ。」

「ど、どんな味?」「ハルナ、ちょっと飲ませてください。」

「なんて言えばいいのかしら。車に泥水ぶっ掛けられて凹んでたら親友にボディーブローかまされたような味?」

「余計わかんないよ!?」

「おいしいじゃないですか。」

「「それは夕映だけ!!」」

夕映は瓶に残ってた薬を全部飲んでいた。

「もったいないことをしよって。これは100万以上はするんだぞ?」

「「えええ!?」」

「嘘でしょ!?しそ味コーラ飲んだほうがまだおいしいわよ!」

え?売ってるの?ペプシさん先越されてるじゃん。

「良薬口に苦しと言うだろう。」

「苦いにもほどがあるでしょうが!!」

 

 

「休憩終り。続きやろうか。」

「悔しいけど効果は確かね。すごい楽になってるわ。」

「私も絶好調です。」「それでも私は飲みたくないよー。」

「3人で僕に向けて武装解除をして。僕は魔法障壁で防ぐね。

 最終的に2種の武装解除を習得してもらおうかな~。

 夕映は風氷、ハルナは火風、のどかは水風ね。

 ハルナは宣言どおり脱がせなかったら罰ゲームね。」

「ファ!?」

「はじめるよー。」

「ちょ!何その絶対防御みたいなたくさんの魔方障壁は!?」

「ハルナ、がんばるです。」「がんばってね。」

「無理に決まってんでしょーーー!!」

 

 

 

それから勉強会は無事終了。罰ゲームはまた今度ってことに。

魔法障壁までいけなかった。今は玄関でステータス強化。

「また魔力容量と精神力をあげるのですか?」

「それとESPの適正もね。」

「「「ESP?」」」

「いわゆる超能力ね。魔法使いたちは少なからずこのESPの才能があるよ。

 夕映が前に言ってた念話には必須なんだ。」

「あおい、念話ってなに?」

「簡単に言っちゃえばテレパシーで脳内会話するみたいなものかな。」

「カンニングし放題じゃない!?」

「テストのときは魔法使いたちが念波妨害するからできないぞ。」

「そうなのですか。」

夕映とハルナがあからさまにがっかりしてる。

「それじゃいってみよう。」

念能力で適正を上げてステータスを表示してみると・・・

 

 

 綾瀬夕映       

  身長138cm 体重38kg   

  B/W/H 66/49/66     

  属性 風氷雷          

  STR 25         

  DEX 35          

  VIT 17          

  AGI 21        

  INT 5000         

  MND 250         

  PCS 85         

 

 

 早乙女ハルナ

  身長162cm 体重58kg

  B/W/H 89/66/88

  属性 火土闇

  STR 28

  DEX 52

  VIT 18

  AGI 19

  INT 5000

  MND 250

  PCS 82

 

 

 宮崎のどか

  身長153cm 体重45kg

  B/W/H 78/58/79

  属性 水風癒

  STR 30

  DEX 32

  VIT 15

  AGI 23

  INT 5000

  MND 250

  PCS 90

 

 

・・・え?ハルナの前の体重57キロだったような。

「・・・ハルナ?」

「てへ♪」

「どうやったらこんな短期間に1キロ増えるの!?」

「あれだけかぼちゃパイ食えば増えるだろ。」

「知ってたなら止めてよ、エヴァ!」

「1回は止めたぞ。あとは自己責任だ。」

「もうっ!・・・・ハルナの罰ゲームはダイエットね。」

「ええええええ!?勘弁してください。葵様!」

「ダーメッ!」

土下座したって許しません!ここは心を鬼にする。

「この子豚にはいい薬です。」「さすがに私も擁護できないよ。」

「目標は56キロね。僕も付き合うから。」

「うぅ、わかったわ。」

これは早めに身体強化覚えさせて体動かしたほうがいいかも。

魔法障壁よりも先に覚えさせようかな。

 

 

「私の魔法容量の4分の1か。そろそろ魔力制御がきつくなるだろうな。」

「うん。3人が無詠唱魔法を使えるようになるまではこのままのつもり。」

「ちょっと外で試し撃ちしてきていいですか?」「あ、私もー。」

「うん。いってらっしゃい。」

2人は玄関を飛び出していってしまった。そこまで試したいのかー。

「ハルナも行くように。」

「はい。」

シュンとしてるハルナもかわいいなー。思わず抱きしめてしまった。

この子どうしてこうキラーパスみたいにキュンとさせてくるんだろうか。ちょっと元気付けよう。

「ダイエットが成功したらデートしよっ。」

「ちょっと本気出してくるわ!」

 

 

 

 

勉強会が終わり別荘に移動してエヴァと二人きり。わくわくしますな!

「それでどうするんだ?」

「僕がエヴァのオーラを操作して詰まっている精孔の通りをよくするんだよ。

 そしたら湯気のようなオーラが見えるようになると思うから全身に纏わせるようにして。

 できなきゃ衰弱死だから。」

「フっ、おもしろそうじゃないか。リスクすらかけない修行なぞ眠くてやってられん。やれ。」

無駄にかっこいいキティちゃん。しかしここから先はさすがにふざけてられないや。

「いくよ。僕を置いていったら許さないからね。」

「さっさとやれ。」

エヴァのオーラを無理やり外に引き出していく。これくらいかな。

「エヴァの精孔は開いたよ。」

さぁどうなる。・・・あれ?

「・・・できたぞ。」

「はやっ!・・・・・・自信なくすー。」

邪神さんの下で訓練したときより簡単にできちゃったよ。あの日々はなんだったんだろう。

「魔力での身体強化に近いものがあるな。無詠唱で戦いの歌ができればできるんじゃないか。

 この際だ。氣と念の違いを検証するぞ。」

それからエヴァと二人で別荘に篭り念能力を教えながら氣と念の違いを検証することにした。

エヴァも十分にバグだったね。

 

 

 

 

 

side 綾瀬夕映

魔力も使い果たしたので図書室から数冊本を見繕ってレイブンクロー寮で各自好きなようにすごしているです。ハルナは筋トレ、のどかが読書です。

「46、47、48、49、50!次は腹筋ね。のどか、ちょっと足押さえて。」

「うん。」

のどかが足の甲に腰を下ろして読みかけの本を読み出しました。

ちなみにのどかが読んでいるのは魔力制御の本です。

「がんばりますね。ハルナ」

「あたりっ、前っ、でしょうっ、がっ、・・・・ふぅっ、ダイエット成功したらデートなのよ!」

「え!?聞いてない!私そんなこと聞いてないよ、ハルナ!!」

「落ち着くです。のどか。葵のことだから頼めばデートくらいしてくれるでしょう。」

「そ、そーかなー。えへへ♪」

あのエロ猫のことです。喜んで受けるに決まってるです。まあ朝までのデートになるでしょうが。

「それより2人に聞きたいことがあるです。」

「何ー?」「30、31、なにっ、よっ、34、35・・・」

「葵の種族って何だと思うですか?」

「あー。そういえばあおいは内緒って言ってたね。」

「ふぅっふぅっそういや知らないわね。キャット・シーとかじゃないの?」

私も最初はそう思って調べてみました。

「キャット・シーはどうやら妖精の一種のようです。簡潔言ってしまえばしゃべる猫そのものです。葵は人間に近いので違うでしょう。」

「妖怪や獣人じゃないのー?」

「そのどちらかである可能性が高いです。もしくはどちらかと人間のハーフ。」

「ならほとんど決まりじゃない。」

「でも何か違和感を感じるです。もっと違う種族なんじゃないかと思えて仕方ないんです。」

「もう一回聞けばいいじゃない。」

何を馬鹿なことを。葵ですよ。あのエロ猫ですよ。

「葵に聞いたら何要求されるかわからないから聞けないです!」

「ならエヴァちゃんにでも聞きばいいじゃない。何か知ってるかもしれないわよ。」

「エヴァンジェリンさんが教えてくれるでしょうか?」

「大丈夫よ。私に秘策があるわ!」

なぜでしょう。ドロ舟にでも乗り込んだ気分です。本当に大丈夫なのでしょうか。

side out

 

 

 

左手にオーラを。右手に魔力を。

「合一!!・・・・・・できた!」

「案外早かったな。」

まだ別荘でエヴァと咸卦法の練習をしていた。そして今!やっと!咸卦法が成功した!

どうやら精神を無にするみたいな精神統一はできていたみたい。

なぜ咸卦法ができなかったのか判明した。その原因は邪神さんからもらった魔力殺しだった。

魔力殺しの効果で魔力とオーラの比率が間違っていたもよう。

僕のオーラは不気味なので常時魔力殺しをつけていたのが悪かったようだ。

腕が吹っ飛んでしまったのは微小な魔力を融合させている氣ですら魔力と反発するんだからオーラと魔力混ぜれば腕くらい吹き飛ぶよねー。

あ、3人の分身体にはちゃんと魔力殺しつけてるよ。3人に怖がられたら本気でへこむし。

「葵の説は概ね合っていたな。融合されている魔力は魔力回復時に供給量からあふれる魔力を使っているようだ。」

「そうだね。それにしても・・・。

 まだ念を初めて三日なのに四大行覚えるとかおかしい!!」

「葵が下手なだけではないのか。」

「ぐはっ。」

あのときは元の体だったしオーラとか言われても全く無縁な生活だったの!

「しかしあの3人に教えてる時には注意が必要だな。

 オーラと魔力の反発が強すぎて下手すると体が飛散するぞ。」

「ん~精神修行もやっちゃう?身体強化の勉強会のときに教えるとか。」

「いや先に念の存在を教えて魔力制御を完璧にした方がいいだろう。

 念の修行のときには魔力封印をかけるか魔道具で魔力を抑え込めばいい。」

ネギ君がやってた魔法が使えなくなる封印術か。うん。いけそうだ。

「3人の教育方針はそれでよさそうだね。そろそろ出る?」

「まだ応用技を教えてもらっていないぞ。あと効率のいい訓練法も教えろ。」

「もう応用技!?しばらくは四大行で基礎あげないと。」

「なら付き合え。それにまだ試していないことがあるだろうが。」

「了解~。」

まだまだ別荘から出ることはなさそうだ。

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