図書館3人娘育成計画   作:ぴぴるぴる

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戦闘描写がかなり難しいです。
それとそろそろ夕映をデレデレにさせるべきなのか迷います。
いやもうなってるのでしょうか。


第14話 ちょっと総本山行ってくる

4人が出かけてしまって暇なのでそうだ京都、行こう。ということでチャチャゼロとお出かけ中。

「片道4時間か~。結構かかるね。」

「酒買オウゼ。酒。」

「ん~何がいい?」

「日本酒カワインダナ。」

「駅のコンビニに売ってるかな~。」

安物しか売ってなかったので近くの酒屋まで移動して買ってきた。

チャチャゼロは二重人形契約によって僕の魔力でも動けるようになっている。

「楽しみだね~。」

「ケケケ、早ク辻斬リニ行キテェナ。」

神鳴流を習いにこのかちゃんのご実家に行くのが今回の目的。

正確にはちょっと違うんだけどね。

 

 

 

ゆらりゆられて京都に到着!用事をすませてすぐに総本山のある稲荷山に向かう。

チャチャゼロがすでに臨戦態勢に入っていて怖いから心持ち速足。

千本鳥居を迂回して絶をしながら結界手前で止まる。最終確認をしておこう。

「茶々ゼロ、殺しちゃだめだからね。はい、これ今回の獲物ね。」

「ワカッテルゼ。ダガアル程度ハ痛メツケテモイインダロ?」

「いいよ。思いっきりハッチャケちゃって。」

僕は変化して茶々ゼロはお面つけてもらって準備完了!そぉれっ!

エルフの若奥様で具現化した短剣を結界に突き刺す。

本殿を覆っている結界がガラスの割れるような大音響に包まれながら破戒された。

「それじゃ行こうか。」

「ケケケ、斬リマクッテヤルゼ。」

さあ襲撃の時間だよ。

 

 

 

 

本殿からそして結界の外からも異変を察知した術者や剣士が集まってくる。その数300余人。

「があああああっ」「ぎぃっ」「しまっ」

「キャハハ、サアモットカカッテコイ!斬リ刻ンデヤルゼ。」

しかしそれらに突撃し紙くずのように斬り飛ばす剣鬼が1人。

「少し物足りないね。」

斬撃を逃れた者たちを徒手空拳で淡々と倒す拳鬼が一人。

チャチャゼロは剣士を葵は術者を素早くしかし確実に沈めていく。

「斬鉄閃!」

葵を狙って螺旋状に斬撃が飛んでくるが遅すぎる。

葵は最小限の動きでよけ剣士を心臓打ちで行動不能にした。

2人が腕を振るうたびに誰かが倒れ伏していく。本殿の前には夥しい数の剣士や術者が倒れていた。

2人の殲滅力は高いがしかしここは総本山。瞬く間に人数が増えていく。

「面倒だね。

 キャティス・ラエトゥス・リベルタス

 小さき王 八つ足の蜥蜴 邪眼の主よ

 その光 我が手に宿し 災いなる 眼差しで射よ

 石化の邪眼」

葵が術者たちの上空に転移をして石化呪文を放つ。

魔法の余波で舞い上がった砂埃が晴れるとその場にいた者たちが物言わぬ石と化していた。

「ここは片付けたかな。」

「次行クゾ。」

2人が本殿に侵入し奥へ奥へと進む。

途中奇襲をかけてきた塵芥は2人が鎧袖一触して地に沈めていった。

「さっさと済ませよう。」

「モウ少シ楽シモウゼ。」

「ダメだよ。」

曲がりくねった本殿を進んでいくと曲がり角から団体が顔を出した。

2人を見つけて驚愕しているのは近衛詠春だ。

「なぜお前がここにいる!?プリームム!!」

そう、葵は使徒プリームムの姿に変化していた。

「雑魚を頼む。」

「ケケケ、マカセナ。」

葵の発言で狂犬のように近衛詠春御付の者達に襲い掛かる。

「やあ近衛詠春。この体では久しぶりだね。」

「・・・お前はナギに再生核を破壊されたはずだ。」

「僕たちは人形だよ。代用の利く戦力だ。代わりがいてもおかしくはないだろう。

 まああの時よりいろいろと劣化してしまったけどね。

 本題に入ろうか。アスナ姫をどこにやったんだい?」

葵の言葉に反応した瞬間に詠春の後ろに転移する。

「老いたね。近衛詠春。」

「くっ」

詠春が振り向きながら刀を振ってくるがもう遅い!

 

 

 

刑務所の神父(ホワイトスネイク)

・対象者の戦闘技術をコピーしてディスクとして具現化させる。

 具現化させたディスクは頭部に差し込むことで戦闘技術を得ることができる。

・対象者に触れなければならない。対象者の能力をコピーすることはできない。

 対象者に一度しかコピーできない。コピーできる戦闘技術は体術のみである。

 得られる戦闘技術は対象者の8割程度しかない。

 対象者が死亡すると対象者のディスクも消失する。

 

 

 

詠春が壁を突き抜けて塀まで手毬のように飛んでいった。

「ぐふっ」 

「ふむ。どうやらここにはいないみたいだね。失礼するよ。」

「ま、待て!」

葵はチャチャゼロを回収するために転移をしようとし

「そやね、もうちょいゆっくりしていきよし。」

「っ!」

その声を聴いた瞬間に葵の全身が警告を発した!その警告に従ってすぐさまその場を離れる!

刹那に三日月のような斬撃が衝撃波を伴いながら葵がいた場所を過ぎ去った。

「青山鶴子か。」

「あら、私を知ってはるなんてまだまだ私も捨てたもんではないんやね。」

「あぁ、君の妹ではつまらなかったよ。弱者を甚振る気はなかったんだが抵抗されてね。

 今頃病院にでも運ばれたんじゃないかな。しかし君なら楽しめそうだ。」

「下衆がっ。」

葵の言葉に反応して瞳と白眼が反転する。人外の化け物であるかのような禍々しさだ。

両者による拳と野太刀の応酬により床が壁が柱が地が塀が壊れ吹き飛ばされていく。

しかし相手は神鳴流剣士の頂点。魔力のみという制限下では徐々に葵が捌ききれなくなっていく。

「ぐっ」

葵の隙を狙って命を刈り取ろうとする斬撃が飛来する。

葵は敢えてそれをまともに受け止めた。

「これでお終いや。」

「どうだろうね。」

斬りかかってきた部分を砂に変化させ野太刀をやりすごして青山鶴子に拳をいれる。

しかし相手も甘くはない。拳を入れると同時に葵の右腕を切り飛ばされた。

だが葵は今そんなことを気にしてはいられない。

つかめる物つかむとすぐさま体を元に戻しチャチャゼロのところまで転移して背中に触れる。

「終ワッタノカ?」

「いいや、分が悪いから撤退だよ。」

そしてまた転移を繰り返しながら撤退していった。

 

 

 

 

ただいま~っと。あの後すぐにホグワーツに退避して今は玄関。

「いやー、神鳴流は強いね。」

「収穫ハアッタノカ?」

「神鳴流の一、二を争う実力者からディスクを2枚取り出せたよ。」

「戦果トシチャ上等ジャネェカ。オレハマダ斬リ足リナカッタガナ。」

「えええ~。昼間だったし十分人いたでしょ。斬りまくったじゃない。」

「全然足リネェヨ。」

「バトルジャンキーなんだから。・・・ありがとね。チャチャゼロ」

「ケケケ、コンナ楽シイコトナライツデモ呼ベ。サーテ酒デモ飲ムカ。」

今回協力してくれたチャチャゼロが厨房に行くのを見送った。

関西呪術協会は今回のことで本殿の結界の強化、戦力の回復が急務になるだろう。

これでこれまで以上に組織全体が警戒せざる負えない。もちろんこちらの関東魔法協会もね。

これで来年修学旅行が京都に決まったら呆れるしかないね。

もしかしたら両組織間の協力をするという名目でネギ君が特使に指名されちゃうかも。

ないと思いたい。なかったらいいなー。ないよね?ねっ?

京都行きが決まったとしてもフェイト一味は総本山襲撃に手間取ることにはなりそうだ。

とりあえずこれで神鳴流の戦闘技術をゲットだぜ!

このディスクは大事にとっておこう。次は完全なる世界の所にでも行こうかな。

あーでもその前に麻帆良の魔法教師からもディスクを抜き取っておきたいな。

 

 

 

 

side 近衛詠春

なんということだ。守護結界は完全に破壊され、本殿に勤めていた戦力のほとんどが負傷した。

あげくに襲撃者には逃げられ私はこの様だ。

それに完全なる世界があの子を探し出し始めたとなれば・・・。

「詠春はん、動けまっしゃろか?」

「ええ、なんとか。貴女がいてくれて助かりました。」

「ええのどす。それでさっきの侵入者はお知り合いどすか?」

「昔に少し。あの時は完全なる世界の幹部でした。」

「魔法世界のどすか?」

「そうです。それでは出払っていた者たちを集めるのでこれで失礼します。」

「へー。ではうちも気になることがおますのでこれで。」

「では。」

そう言って私は青山鶴子さんと別れて本殿の中へ入っていく。

昔の伝手を頼って連絡をしておかなければ。それから戦力の立て直しだな。

side out

 

 

 

 

side エヴァンジェリン

やっと放課後だ。呪いが解けたはいいが昼間が余計に眠くなったな。

さっさと帰るか。

「エヴァンジェリン、少しお話があるネ。」

「超か。場所を変えるぞ。」

「もちろんネ。」

茶々丸も連れて教室から屋上に移動する。葵を変化させて連れてくればよかったな。

「呪いは解けたみたいだネ。」

「ああ。それで本題は?」

「猫葉葵はエヴァンジェリンの一味と見ていいかネ?」

「いいや、どちらかといえば逆だな。」

「ならば猫葉葵と交渉の場を設けたいヨ。」

「私も同席するぞ。」

「構わないヨ。日程と場所はこちらで指定しても?」

「いや、こちらが指定する。茶々丸を使いとして出そう。いつもの研究室にいるんだろ?」

「そうネ。では待ってるヨ。」

交渉か。無事に済めばいいが。

side out

 

 

 

 

 

side 綾瀬夕映

「あ、おかえり~。」

「ただいま。」「たっだいまー。」

「ただいまです。何をしてるですか?」

「暇だったから本を読みながら3人を待ってたんだ。」

自分達の部屋に帰ってきたら葵が床に寝転がってたです。

「はいこれ。お土産ね。」

「抹茶プリン・・・。京都に行ってきたのですか?」

「うん。このかちゃんの実家にね。」

「えぇ!?・・・親公認?」

のどかがまた混乱したです。この頃葵のことになるとよく暴走しますね。

「んなわけないでしょうが。心配しすぎよ。のどか」

「うんうん。僕4人一筋だし。」

「その時点で一筋じゃないです。」

いつからこの国は多重結婚が可能になったというのでしょうか。

いや葵は人間ではないのですから私たちの常識には当てはまらないのでしょうか。

いつからキメラにされたのか聞いてないから謎です。

「んふふ。僕なりに一筋なの。」

「このかの実家に何しに行ったのよ?」

「ちょっとね~。」

なぜでしょうか。ものすごい不安です。葵が何かやらかしたように思えてならないです。

「まあいいわ。それよりお土産ありがとね。」

「あとこれもね。」

「なーにこれ?」

3つの小さな紙袋にはいったお土産でした。

「野々宮神社のお守り~」

ほぅ。あの源氏物語に登場する神社ですか。葵にしていいチョイスですね。

「入ってるのはランダムだから好きに選んで。」

「じゃんけんね。」「望むところです。」「負けないよ!」

結果一番に勝ち抜いたのはのどかでした。次にハルナ。最後に私。

「やった!じゃあこれ。」

「私はこれね。」

「私は余り物ですか。福がありそうです。」

何が出るやら楽しみです。さっそく3人で中身の報告です。

こ、これは・・・・。

「私のは縁結びお守り指輪だって。あおい、ありがと。」

「私はお姫様鈴御守りね。」

「・・・・・子宝・安産祈願です。」

何ですかこれは。私に生めとでも?

あぁ、そうでした。あそこは子宝、良縁、学問で有名な神社でした。

「あーそ、それでもーその、別に・・・というかそっちのほうがー・・いいかなー。」

「ぷふっ、福があるからよかったじゃない。ゆえきち」

「全く嬉しくないです!!」

「子供は二人がいいね。」

「アホですか!この年で妊娠したら未成熟な子が生まれて死亡するかもしれないのですよ!!」

「へー、そっちの心配なのね。」「ゆえは妊娠が嫌というわけじゃないんだね。」

うっ墓穴掘ったかもです。ハルナがニヤニヤしていてうざいです。

「ちゃんと避妊してるから安心してね。生理も止めたし。」

「「「はい?」」」

「ん?3人とも初めてのときに排卵と生理を止めたよ。訓練にも支障が出るし。」

「マ・ジ・デ!?」

「うん」

「やったーー!!これで憂鬱な生理痛とはおさらばよ!!」

「確かにあの鈍痛が無くなるのは嬉しいけど元に戻せるの?」

「大丈夫ー。」

また葵の非常識さが炸裂したです。ですが生理が無くなるのは嬉しいですね。

下痢やイライラがなくなるのはありがたいです。私の場合3人の中で一番重いですし。

「そろそろホグワーツに行こうか。」

葵の言葉で私たちは私服に着換えにそれぞれの部屋に入りました。

さっさと着替えて行きましょう。・・・こ、このお守りはもらいものです。

そう!これはもらいもの。身に着けないのは失礼に当たるかもです。

・・・だから・・・一応・・そ、そのもっておくです。

side out

 

 

 

 

side 早乙女ハルナ

これで女性が悩む最大の懸念がなくなったわね。

いやもしかしたら他の女性にとっては彼氏や結婚相手がいないとかかもしれないけれど。

私には葵がいるしそういう懸念はないから大丈夫。

生理がもう来ないってことはナプキンはもう買い置きしなくていいわね。

それにいくらでも安心してできるって最高じゃない!

さっそく今日の夜誘ってみよっと。

勝負下着はこれでいいかしら。いやでもこちらのほうが・・・。

side out

 

 

 

 

side 宮崎のどか

「のーどか。」

「キャッ!」

着替え終わったと思ったらいつの間にか私の部屋に入ってきたあおいに後ろから抱きつかれた。

「どうしたの?」

「お守り指輪の片方もらっておこうと思って。」

「あ!そうだね。・・・・・・はい。」

私がもらったお守りは赤と青の二つの指輪がキーホルダーになっている。

2つの指輪は取り外せるようになってるし葵に片方渡しておこう。

「大事にするね。」

「うん!絶対だよ。」

「もちろん。それじゃ行こうか。」

あおいが私を放したことが少しさびしく思ってしまう。

「あおい。んっ」

「んむっ、どうしたの?のどかからなんて珍しいね。」

「なんとなく♪」

この頃自分でも少し大胆になってきたと思う。

あおいも喜んで受け入れてくれるし別にいいんだよね。ね?あおい。

side out

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