図書館3人娘育成計画   作:ぴぴるぴる

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第1話 ネギまですね、わかります。

まぶしさから眼をつぶっていたのだが眼を開けるともうすでに別の場所にいた。

湖に面した崖上のようだ。西洋風の城が目の前にある。

てかこれホグワーツじゃね?絶対ホグワーツだよね?転移先間違えたとか?

あ、これが邪神様さんの特典なのかな。早速城内を確かめてみよう。

 

 

結果から言うとホグワーツそのものだった。

人物像が動きまくる絵画がないが動く階段やら大広間の天井に魔法がかかってたからまず間違いはないだろう。

おかげで合言葉なしで各寮の談話室には入ることができた。監督生の専用部屋やバスルームも同様だ。

ただ校長室にはガーゴイルがいた。合言葉は適当にいった言葉が正解だったのでそれほど時間はかかっていない。ちなみに正解はレモン・キャンディー。

屋敷妖精は姿が見えなくていないのかと思ったら厨房で待機していた。全員の主は僕ってことらしい。

もしやと思い確認してみると秘密の部屋、必要の部屋はちゃんとあった。なおバジリスクもいるみたい。パーセルタングの念能力でも作ろうかな。

 

 

それから大広間のテーブルの上にレターセットと邪神さんからのお手紙、あと複数のアクセサリーが置いてあった。

要約するとここは念空間の中であり、空間内の時間や天候は玄関の大時計のところで好きに変えられるそうだ。

便利すぎ。必要の部屋まであるしダメ人間一直線だよ。ていうかこれ僕の念能力なの!?

今現在は外と同じ時間で進んでいる。外に出ると築10年以内の一軒家にデフォルトで出れるそうだ。

違う場所に出たい場合はこれまた玄関で設定可能。ついでに魔道具、魔法薬や貴重な魔法的資材などが地下に保管されている。

魔法の知識については図書館で調べてることが可能だそうだ。いたせりつくせりとはまさにこのこと。

アクセサリーは魔道具のセットだった。指輪は発動体でチョーカーが魔力殺し。それと認識阻害のメガネも。

この体だと亜人に分類され、魔力が人間とは桁違いなので絶してても気づかれる可能性があるらしい。

キメラだししょうがないのかな。そして他の外史への転移魔方陣がある。

 

 

自分の姿を確認しようと意味もなく3階女子トイレに入って鏡で自分の全体像を確認する。

あ、秘密の部屋への通路は開いている状態だったよ。

うん。完璧にネフェルピトーだね。猫耳、しっぽは健在。関節は人形の球体関節みたい。筋肉とかどうなってるんだろ?

ただちょっと誤算があった。おっぱいあるのに男性器ついてるんだけどこれどういうこと?半陰陽だったの?

ふぅ。確認してみたがちゃんと機能するようだ。よかったー。

ピトーは公式設定女だったと思うんだけど。まあ念能力で性別いじるつもりではあったからいいか。

 

 

老いた界王神の加護(トレジャーズギフト)

 変化系 操作系、特質系

 ・自者、他者関係なく潜在的才能や能力を向上させることができる。派生として肉体改造も可能。

  他者へ発動する場合、承諾なしに行使できる。

 ・他者へ発動するには直接触れなければならない。

  才能、能力がどれほどあがるかは念能力者自身にもわからない。

  最低でも常人より多少上には向上される。

  なお意図しない形で何か能力が上下することがある。

  全身を作り変える肉体改造はできない。

 

「パーフェクト!」

鏡の前で全裸待機中。鏡の中には今の自分の姿が映っている。

球体間接だけ人間そのものに変化させた。猫耳、尻尾はそのまま。もちろんおっぱいも!自分で触ってもあんまり楽しくなかった。

猫耳はペタっとふせれば何とか誤魔化せそう。尻尾はスカートの中で腰に回しておけばいけそう。慣れてないのでちょっとむずむずする。

女物の服は結構似合いそうだから着慣れておこーっと。そういえば口調が変わってる。これも願いの一部?

あっ体の差異を詳しく確認しておかなきゃ。リーチとか変わってるだろうし。しかしこの体の全能感はすごいや。

はぁ~、今気づいたけどピトーに姿を変えてもらってから訓練してもらえばよかった。

そうすればあそこまで殺されることはなかっただろうし。何で訓練する前に気づかないかな。

 

念空間の外に出てみると和室に出た。さっそく散策散策♪

完全に武家屋敷だね。しかもご丁寧に山の中だよ。ん~、ご近所づきあいの心配がいらないとでも思っておこう。

見晴らしのいいところから遠めに街並みが見える。あの遠くにある馬鹿でかい木はなんていう木だろう。

実際に暮らすのは念空間の中にすればいいから電気水道は別にどうでもいいか。

さて、ここは一体どんな世界なのだろうか。街に下りて調べてみようかな。

 

 

はい、判明しました。結構あっけないなぁ。十中八九ネギまの世界だね。麻帆良と世界樹ですぐ判明。

この体はキメラなんだが結界は大丈夫なのだろうか。んーとりあえず女子中近くまで行って2時間ほど様子見しよう。

 

 

現在絶状態で麻帆良の結界内であるだろう女子中付近で待機中。あと数分で2時間かな。とりあえず結界には感知されてない様子。

麻帆良女中の制服でも着とこうかな?あ、それだと補導されそうか。絶だけではちょっと不安だなぁ。

おっと今がいつなのか確認しておこう。コンビニなら新聞くらい置いてあるでしょ。

 

 

ニャるほど。2002年7月5日金曜日か。原作からすぐ近くってところなのかなー?

ん~そこまで詳しく原作を記憶してないし、原作キャラたちの学年がわかればいいんだけど。

平日だし学校に潜入して確認してきますか。潜入するなら麻帆良女子中が先かな。小学校はそのあとで。

あ、高校って可能性も微レ存か。いやそれだと原作終わってるよね。

 

みーっけた。2学年か。ネギが正式赴任したのがヒロインたちが3学年に上がってからだし原作開始半年くらい前ってところか。

クラスのネームプレートがセンスいいなー。ホグワーツにもつけようかしら。正直未だどこがどこだかまだ把握しきれないし。

おっと!

「ん?」

ロボ子が違和感を感知したようなのですぐさま離脱した。

あっぶなー!何で気づかれかけた?チョーカー(魔力殺し)もしてるし・・・。

あ、絶してても体温は誤魔化せないからか。ロボ子は天敵だな。放課後まで図書館島でも行ってきますか。

「どうかしたか、茶々丸?」

「いえ、なんでもありません。マスター」

「そうか。この授業が終わったらサボるぞ。昼は眠い。」

「了解です。マスター」

もうだいぶ離れたが彼女たちの会話が聞こえてくるな。さすがニートの鏡、エターナルロリータキティちゃん!

馬鹿やってる場合じゃないね。今のうちに退散退散。

 

 

やってきました、図書館島!

「ふあ~~」

すっごい!ほんとに建物内に滝がある。除湿機の電気代大変そう。いや魔法的効果で本が湿気らないようにしてるのかな。

うー、魔力感知とかどうすればいいんだろ。地下に降りるとあの本(アルビレオ)に眼をつけられちゃいそうだしなー。今はご遠慮したい。

ホグワーツの蔵書に魔力感知関連の本なかったかな。行ってみよう。猫耳としっぽの収納にはまだ違和感があるなー。さっさと元に戻したい。

 

 

「あったあった。これかな。」

今ホグワーツの図書室にいる。漫画本から魔導書までそろえてあった。明らかに未来に出版されるものまである。ネギまとハンター×ハンターは隠しておこう。

時間流れを早めて1日を5分に変更しといた。これで時間を気にせず読み放題でしょ。

誰もいないのに一々閲覧室まで運ぶのは面倒なのでこの場で読んでしまおう。どれどれ。

”魔力感知とはガイアを感じることである。”

「ふんぬっ!」バリッ

これは違うね。ガイアとかなんなのさ。これは廃棄。次々。

”魔力とはあらゆる万物に宿るエネルギーである。我々魔法使いが使う魔法は精霊魔法と呼ぶ。精霊魔法とは万物が内包する魔力を精霊が術者の願いを聞き届けその魔力を増幅、操作することにより現れる現象である。術者は基本的に呪文によって精霊を選別し魔力を精霊に渡すと、対価をもらった精霊が呪文によって指定された現象を引き起こす。

精霊に見合った対価を支払わなければ術者は魔法を使えない。それはなぜか。それは精霊の属性や術者の精霊との融和性によって引き起こす現象の必要魔力が増減するからである。

 術者は行使しようとする魔法の属性によって魔力を渡す精霊を呪文によって正確に選別しなければならない。基本的に使う魔法の属性と同じ属性の精霊を選別する。精霊の属性に合った属性の魔法を使えば必要魔力を少なくなり、過剰分の魔力がそのまま精霊の対価になる。しかし精霊にも対価を受け取る許容量がある。対価を受け取ってもなお余る魔力は精霊が起こす現象の魔法的効果を上乗せしてくれる。

 精霊との融和性には精霊の属性ごとに異なる。術者が魔力を渡した精霊との融和性は高ければ高いほど魔法行使に必要な魔力が少なくはなる。がしかし、一般的には極端に融和性の高い人は亜人でもなければ稀であるため必要魔力の減少量は極々微々たるものである。融和性が高ければ高いほど魔法的効果が何倍にも増大する。

 術者が精霊に受け渡す魔力の量は基本的に術者が感覚的に決める。術者が持つ魔力を渡すには初歩的な魔力探知ができなければ感覚をつかむのは難しい。魔法学校に入れば必ず最初に初歩魔力探知を学ぶことからこの重要性は高いことがわかる。”

 

 

ニャるほど。精霊に渡す魔力量は感覚で決めるのか。そりゃ繰り返し練習するね。んー、魔法の失敗は精霊が得するだけ?

無詠唱魔法は本来呪文で魔力を渡す精霊の選別しているところを感覚的に魔力を渡す精霊の選別をしてるってとこ?

あれ?魔力を体内に蓄えておく器官はどうなってるんだろ?というか肝心の魔力探知は何ページだろう。

 

 

”魔力を精霊に渡すために重要な資質がいる。

 1つ目は精霊に魔力を渡す経路(魔力経路)の強度や繋がった経路ときにもたらされる精神的ダメージへの耐久度、失った魔力から来る喪失感に対する耐久度、脳へかかる負担への耐久度である。これを精神力と呼ぶ。

 精霊とはあらゆる場所に偏在する自然現象を司る自然そのものといっても過言ではない。そんな精霊と魔法を行使するために魔力を渡す経路を介して繋がるのだ。なにかしら術者への身体的、精神的ダメージがあって当然だろう。そこから来る精神的ダメージへの耐久度を高くするには術者自身の精神的なダメージへの慣れや耐性が必要だ。

 精神力がなくなれば体が強制的に魔力経路を遮断し、脳へかかる負担を回復するために気絶してしまう。だが始めはその精神的ダメージを体が拒否し無意識的にリミッターをかけて精霊への魔力を渡せる量は微々たるものだ。

 魔力経路を大きくすることは難しい。しかし我々魔法使いは精神力を鍛えなければならない。魔力経路が大きければ大きいほど魔法が行使されるラグが少なくなるし、魔力経路が大きくなければ必要魔力量を満足に精霊に渡すことも困難なる。なので繰り返しの魔法を行使して精神ダメージへの慣れ、体がかけるリミッターをゆるくする必要がある。

 2つ目は、精神的なダメージへの耐性は先天的な資質である。魔法使いたちは精神的ダメージへの耐性補助として精神力を向上させるのである。現在この耐性を後天的に向上させるための研究が盛んである。

 稀に精神的ダメージへの耐性が極端に低い者、高い者がいる。

 耐性が低い者たちは人間種族にしか生まれることはない。呪文を唱えることができないために魔法使いを志すものたちの間では差別や迫害の対象になることが多い。”

 

 

へぇ。へぇ。へぇ。デスメガネ(タカミチ)は精神的ダメージへの耐性が0に近いってことかな。

超の呪紋はこの研究の成果とみて間違いはないだろうね。詳しく知りたいな。

 

 

この本はタメになるし他にもいろいろありそう。

よさそうなのは全て読破しますか。

 

 

 

ふーむ。手っ取り早い魔力感知は仮契約での魔力譲渡か専用の教材用魔道具が必要か。

誰かを師事したほうがいいんだろうけど。そういやこの体って魔力はあるのかな。

最後の願い事でサポートしてくれる人でも頼もうかなー。

このまま悩んでても仕方ない。そろそろいい時間だし出ますか。

「あ。」

「え?」

「ん?」

 

 

 

side 宮崎のどか

放課後になり学園総合図書委員のお仕事も終わったし、鏡の部活はお休み。親友のゆえと図書館島で本の探索をしています。

「ゆえー、この前面白いって言ってた本どこー?教えてもらった場所の棚にはなかったっよ?」

「しっかり探しましたか、のどか。これだけ蔵書が多いのですから類似の棚に置かれていても不思議ではないでしょう。」

「あ。そうだね。探してみるー。」

「私も行きましょう。確かすこし前に入った新刊ですし移されたのかもしれません。」

「ありがとう。」

「いいってことです。」

目的の本を探して奥へ奥へと私たちは進む。隣からチューチューとストローから飲み物を飲んでる音が聞こえてくる。

ゆえはいつも怪しげな飲み物を飲む。何度か勧められてハルナと一緒にトイレに駆け込んでからは絶対にゆえの飲み物には

手を出さないとハルナと2人で固く誓った。でも怖いもの見たさで何飲んでるか知りたくなっちゃう。

「今度は何を飲んでるの?」

「原点回帰して抹茶サイダーを飲んでるです。」

「私そんなの飲めないよー。それに紙パックなのによく炭酸がはいるよね。」

「知らなかったのですか、のどか?麻帆良の技術は世界一なのですよ。」

「またハルナの漫画読んで影響されたの?」

「ばれましたか。」

そうなのだ。時々ハルナが進めてくる長編漫画を夜通しで呼んでしまうことがある。

ついこの前も結局徹夜しちゃった。朝日が目に染みたよ。ジャンルとわず本のことになると自制心が弱くなっちゃう。

「第2部おもしろいよね。」

「私としては3部以外すべて面白いと思うです。あの本が見つからないならこのあたりです。」

「あ。」

「え?」

「ん?」

猫耳かわいいな。いやいやそうじゃない!

「隠し通路!?この場所にこんな隠し通路あったっけ、ゆえ!?」

「すごいです!新しい隠し通路の発見です!貴女はこの通路をどうやって発見したのですか!?この通路の開通方法は何です!?」

興奮状態のゆえはグイグイ猫耳の人に詰め寄ってる。

「だめだよ。ゆえー。そんなに詰め寄られたら困っちゃうよ。」

「え?あー、その・・・。」

ホラやっぱり困ってる。

「そうですね。すみませんです。まぁ今はいいでしょう。あとで図書館探検部から質問があると思います。お名前を教えていただけますか。」

「・・・猫葉・・・・葵だよ。」

「猫葉葵さんですね。顔色が悪いです。保健室へ行かれては?」

「大丈夫!大丈夫!常備薬あるから!」

留学生かと思ったけど違ったみたい。日本語の発音に違和感はないし・・・ハーフ?

「さっそくどこへつながっているのか確認です!本格的な準備ができてはいないので少し不安ですがここは図書館島の1階です。危険な罠などはないはずです。少し確認するくらいなら大丈夫でしょう。行くですよ、のどか!」

他の部員に先を越されたくないもんね。

「うん!」

あ、ハルナとこのかに連絡しとこー。

side out




邪神の箱庭(ゴッズテリトリー)
 具現化系 特質系
 ・邪神さんからもらった念能力。念空間を作り出す。他者を念空間に入れることも可能。
  念空間内は自身のイメージに依存せずに完璧にホグワーツ魔法魔術学校を再現している。
  図書館の本や魔道具、魔法薬あらゆるものが持ち出し可能。備品の破損、消失や消耗品を消費しても修復、補充される。
  外から持ち込まれた物は修復や補充の対象にするには玄関で登録が必要。
  大きすぎるものや詰め込みすぎて容量過多になるとオーラの消費せずに勝手に拡張される。
  念空間内の時間経過を外よりも遅くも早くも設定可能。入った場所から離れたところへでも出ることが可能。
  なお邪神さんのオプションにより念空間内の生物のステータスを数値化してくれる。
 ・念空間内を無人にしなければ備品、消耗品が補充されることはない。破損した備品はその場で修復する。
  時間経過や退出場所を設定するには玄関の大時計を設定しなければならない。
  ステータスは他者にも見れるし、念空間内の設定も他者でも行えるため、招待する人は吟味しなければならない。
  強制退去された場合入った場所と同じ場所に出る。
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