図書館3人娘育成計画   作:ぴぴるぴる

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茶々丸と茶々ゼロは出番少なめです


第4話 キティちゃんはいじりたくなるオーラを発してると思う。

side エヴァンジェリン

「はぁ、おまえはどこまでも規格外だな。もう大抵のことには驚きそうにない。」

「えへへ♪」

私たちは葵の念空間内の説明と簡単な案内を終えて大広間で夕食をとっている。

「ふぅ。かぼちゃパイはうまかったぞ。しかしこの菓子類は何とかならんのか。百味ビーンズやゴキブリ、ゴソゴソ豆板とか誰が食うんだ。」

「罰ゲーム用?」

「なぜ疑問形なんだ?まぁいい。だがこの血の味がするペロペロキャンディは格別だ。もっとないのか?」

「あるよー。そんなの好んで食べるのエヴァくらいだよ。なくなっても勝手に補充されるからご自由にー。」

「フフフ。まさしく私のためにあるような菓子だ。」

「これ終わったら探検しようよ。実は最近作ったばっかで把握し切れてないんだよね。」

「いいぞ。」

ふむ。曖昧な想像力でも勝手に補間されて造られた念空間ということか?できれば違っててほしい。

そんな思いつきでできたようなものが私の別荘を軽く超えるなんてことになれば私の努力は何だったんだと憂鬱になる。

「まずは地下から行こうか。」

 

 

 

 

何だこの部屋は!?古今東西の秘薬ばかりではないか。

「・・・ここは何の部屋だ?」

「地下は大体魔法薬学についての部屋だよ。」

「まだほかにもこんな部屋があるのか?」

「そだねー。ここは教室で他に教員部屋と準備室にいろいろおいてあるね。」

「見せてみろ。」

「こっちー。」

葵の先導にしたがって進んでいく。全くふざけた所だ。

箱詰めされたイクシールが乱雑につまれていたのには自分の目を疑ったぞ。

しかし特A級クラスの秘薬がこれ以上あるというのか。絶対におかしいだろ!?

「こっちが準備室。魔法薬の材料が置いてあるよ。」

「みごとに高価な素材ばかりだな。私でさえわからんものがあるぞ。」

「ん?そうなの?」

コイツこれらの価値がわからんのか!?ん?あれは・・・は?嘘だろ!?これはまさか!?

「・・・おい。これは・・・・なんだ?」

「え?んー賢者の石?」

「おいぃぃ!?どこまでふざけた空間なのだ、ここは!?イクシールにドラゴンの心臓、挙句の果てには賢者の石だと!?」

「欲しいの?持ってく?」

「あほか!?こんなの持ってるのがバレたら3日以内に麻帆良が戦火に包まれるわ!?」

「へぇ、そんなにやばいものなんだ。」

「やばいなんてもんじゃない!補充可能の賢者の石があるなんてことがバレれば2世界の魔法使いたちが大挙して攻めてくるぞ!?おまけで最高懸賞金額が3ケタは増えて更新されるわ!!」

「ふーん。じゃこのまま保管しとこう。」

「いや待て!ここから持ち出さなければいいだけだ。後で私がここで研究する。」

「んふふ。結局欲しいんだね。」

「当たり前だ!」

魔法触媒の頂点ともいえる賢者の石を作れたのは有史以来ニコラス・フラメルやテオフラテトゥースなどの数人のみだ。その賢者の石も製作者が死んでから製造法も製作者が作った石も行方不明だ。それが目の前にあるのだぞ?

研究せずにいられるか!!

 

 

 

 

 

 

他の教室は至って普通だった。普通であることに安堵を感じることが来るとはな。

「お次は図書室。さっき通った部屋は閲覧室だよ。」

「ふむ。広いな。」

「空間拡張されてるしね。」

「はぁ!?空間拡張を二重にかけたというのか!?」

「そうなるねー。」

ここが壊されれば念空間ごと吹っ飛ぶぞ。壁は大丈夫なのだろうか。

「どうしたの?」

「壁の材質がなんだ?」

「説明書見るからちょっと待って。・・・・・・ミスリルとオリハルコンの合金が中に埋め込んであるってさ。」

「・・・・もう一回言ってみろ。」

「だからミスリルとオリハルコンの合金が中に埋め込んであるよ。」

「もういい。もう驚くことさえあきらめた。・・・・蔵書は?」

「漫画から魔道書までなんでも。危険なのは奥の禁書棚になるよ。」

「聞きたくないがたとえば?」

「ネクロノミコンとかルルイエ異本とか。怖くて開いてないから本物かわからないけどね。調べてもらえる?」

「絶対にお断りだ!!」

 

 

 

 

 

「レモン・キャンディー」

葵の言葉に反応してガーゴイルが動きだし階段が現れた。階段を上ると教員室にしては広い部屋にでた。

「ここはなんだ?」

「校長室」

「それにしては特にこれといったものが・・・・・あったな。これは不死鳥の剥製か。どうやれば作れるいうんだ?」

「さぁ?もともとあったやつだしわかんニャい。」

「不死鳥は死亡したらすぐその場で体は灰になってすぐに卵になるはずだ。剥製なぞ実質不可能だろう!?」

まさか贋作で似せてみただけか。いや羽や皮に内包されている魔力が本物だと語っている。

「次行くよー。」

「待て、もう少し考えさせろ!」

 

 

 

 

 

 

 

「見てのとおり温室だよ。」

「丁寧に世話をされているな。」

「そうなんだよね。何もしなくても勝手に育ってくれるみたい。」

「これは?見たこともない植物だ。」

「それはソーマ。こっちはモーリュ。奥にマンドラゴラ。」

「ほー。あの伝承のか?」

「うん。伝承通り催淫効果もあるから気をつけてね。」

「触る前に言え!」 

 

 

 

 

 

「なぜ女子トイレにきた?」

「この奥にシークレットルームがあるの。」

こんなところに設置されているということは立て篭もるためだろう。

だが立て篭もるためのシークレットルームなんてこの空間に必要あるのか。

「おい。おかしくないか。ここは立てこもるための部屋ではないのか。」

「ちがうちがう。バジリスクの飼育所だよ。あ、どこ行くの!?」

「こんなところにいられるか!馬鹿者!」

即座に私は瞬動を用いて入り口まで退避した。

 

 

 

 

 

 

 

「ここが最後。必要の部屋。」

「ただの壁だぞ?」

触ってみてもただの壁だな。幻術でもかかっているのかと思ったが。

「食べ物、生き物以外の必要なものを強く思い浮かべてこの壁の前を3回歩き回れば扉が出るよ。」

今必要なものか。賢者の石を調べる器具か。いやあれならどうだろうか。

「お、出たね。エヴァ、開けてみて。」

少しの高揚を感じながら開いてみるとそこには・・・

「わ!着物だらけ!」

「おぉ、すばらしい!本振袖から付け下げまである!」

「そういうところは女の子だねー。」

「着物以上に美しい服なぞこの世にはない!」

「でも残念なお知らせ。必要の部屋から基本的に物を持ち出すことはできません。」

「なん・・・だと・・・。」

・・・・・もういっそここに住んでしまおうか。

side out

 

 

 

 

 

 

エヴァの反応が面白くて後半はからかってしまった。仕返しとかはないよね?ね?

「終了~。ドンドンパフパフ。」

「疲れた。葵、お前は何を考えてここを作った。」

邪神さんの考えることだからなー。きっとあれだな。

「ん~ダメ人間量産機としての空間かな?あとここはある小説に出てくるところを参考にしてるよ。」

「納得だ。とりあえず決めたぞ。」

「何を?」

「私もここに住む!修行はここですればいい。」

今更だけど原作とかどうなっちゃうんだろ。邪神さんは外史とか言ってたからなー。

「いいけどログハウスはどうするの?」

「はっ!別荘さえ持ち出せばあんな豚小屋はもう用済みだ。」

「自分の家なのにひどい言われよう。」

「魔力を封じられていたからあのログハウスで我慢していたのだ。別荘にいても魔法を使えば魔力が足りなくなるからな。ここにいれば結界もない。魔法も使いたい放題だ。あんな窮屈なところにいられるか!」

「どうどう。落ち着いて。でもねー。今は麻帆良に友達がいるから卒業までは侵入者対策として働いて欲しいかな。」

「誰だ?」

「エヴァも知ってるよ。」

「ん?余計わからんぞ。」

「クラスメイトの宮崎のどか、綾瀬夕映、早乙女ハルナだよ。」

「あいつら魔法関係者だったか?」

「ん~ん。ただ麻帆良に侵入したときにここに出入りしてるのを見られてね。」

「おい!守秘義務はどうした?」

「あの3人はべーつっ。初めての友達だし気に入ってるんだ。」

「ふん。まぁいい。契約は契約だ。卒業まではいてやろう。」

「あ、そうだ。3人に魔法教えようと思うんだけど手伝ってよ。」

「却下だ。なぜ私がそんな面倒くさいことをやらねばならん。」

「なら呪い解呪の対価ってことで。」

「・・・まさか貴様最初からそのつもりだったな!?」

「てへ♪実は実技とか二の次だったりしました。」

「ぐぬぬぬぬ。ふんっ。私はあくまで手伝いだ。付き合ってはやるが教えてやるのは葵だからな!私は間違った知識や教育方法を指摘するだけだ!いいな?」

エヴァのことだから3人の育成に手を貸しているうちに愛着が出てくるかも。

「オッケー。助かるよ。あ、そうだ。あの従者はどうするの?」

「茶々丸か。連れてきてもいいか?他にももう一体の従者と私物を持ち込みたい。」

茶々ゼロと別荘ですね、わかります。

「いいよー。玄関で出入り口をエヴァのログハウスに設定しようか。」

「たのむ。」

 

 

 

「マスター、座標の特定ができません。」

「それはそうだろうな。葵自身が作っている空間だからな。」

あれ?そういえば茶々丸ここに入れちゃうとあのマッド2人に知られちゃうんじゃ・・・。

別にいいか。入ってきたらどうしてやろうかなー。

「ケケケッ。体ガ動カセルノハイイナ。殺ロウゼ、ゴ主人。」

「やらん!」

「この子が従者?」

「あぁ、茶々ゼロという。私の最初の従者だ。」

小さいなー。

「ヨロシクナ。サッソク斬リアオウゼ。」

「あはは。すごいバトルジャンキーだね。絡繰さんとは正反対だ。今は別荘を運ぶから待ってねー。」

「オ、話ガワカルナ。コイツミドコロガアルゼ、ゴ主人。」

「姉さん。・・・・葵様ご迷惑ではありませんか?」

「ないない。日々の訓練にもなるしね。それから様付けやめてー。」

「では私のことは茶々丸とお呼びください。」

「お前たちしゃべってないで荷物を運ぶのを手伝え。」

「はいはーい。」

「了解です、マスター。」

「シャーネーナ。」

 

 

 

大体運び終わって今はスリザリン寮談話室。

「これで全部?」

「あぁ。」

「寝床は地下でよかったの?」

「すぐに研究材料が取れる場所のほうが都合がいいからな。」

「そっか。内装は好きに変えてもいいよ。」

「無論そのつもりだ。ここは圧倒的に美意識がかけているからな。」

あ、これはファンシーにされるな。人形だらけになりそう。

「お風呂はわかる?」

「いや、どこだ?」

「こっちこっち。」

監督生用のお風呂にご案内~。

「ほぅ。なかなかいい風呂だな。」

「でしょ?ゆっくりしていってね!」

「一緒に入らんのか。」

「な、ななな何をおっしゃいますやら、子猫さん。からかっちゃめっ!」

「ふふふ。どうした。尻尾がゆらゆら揺れているぞ。」

「きっと幻覚だよ。エヴァあなた疲れてるのよ。アイタッ!そのハリセンいつも持ち歩いてるの?」

「アホなことを抜かすからだ!・・・・契約では私が満足するまで調べさせるということだったな。」

キティちゃんドSな上に肉食か!罪袋が量産されるな。でもYESロリータNOタッチの精神は大事。

「えええ!?もう満足じゃないかな?かな?」

「つべこべ言わず一緒に入るぞ!来い!」

「あ、そんな身体強化と糸まで使って・・・・。」

 

 

 

 

「朝チュンである。」

「体力任せにやりおって足腰が言うこときかんぞ。このエロ猫め!!」

「はじめてだったんだからしょうがない。しょうがない。」

「お前が言うな!」

こうして麻帆良での1日目の夜は過ぎていったのでした。チャンチャン♪

「・・・オセーナー。」

 

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