どうしてこうなった・・・
「さーてここまでが魔法についての初歩だよ。ここまでで質問は?」
今は魔法の初歩を教えてる最中。エヴァは僕が間違った知識をみにつけていないか確認するために一緒に聞いててくれている。
「もう少し呪文について詳しくお願いしたいです。」
「オッケー。呪文ってのは魔力が宿った言霊で決まった順序で魔法に必要なことを指定をしていくんだ。
最初に魔力経路をつなげる始動キー。
次に魔力を渡す精霊を決める属性判別キー。
精霊に起こしてもらう現象を決める1次発現キー。
そして精霊に現象起こす合図を送る魔法名称キー。
必要なら最後に現象の追加注文をつける2次発現キー。これはほとんど下級魔法専門キー。
これらが最も簡単で一般的な呪文の構成だね。でも魔法は結構感覚とイメージが大事だからねー。初級、下級魔法は熟練者ほどドンドン呪文を省いていくよ。」
「ありがとです。メモるので黒板消すのはちょっと待ってほしいです。」
「初歩的な魔法感知って言ってたけど魔力を貯める器官ってあるのー?」
「胃の上あたりにあるよ。でもアストラル体の器官だから触れない。魔道具使って見ることはできるらしいけどね。」
「そーなんだ。」
「魔法の属性ってどんなのがあるのよ?ゲームみたいな感じで相性とかもあるの?」
「基本属性は火水風土氷雷光闇。これ以外の属性はかなり珍しいし多岐にわたる。重力だとか植物だとか本当にいろいろ。それから属性の相性は精霊魔法にはないよ。陰陽道とかの魔法の亜種にはあるけどね。」
「へー、そうなのね。」
「次にさっき話したけど魔法を使う際、初歩的な魔力感知ができることが必須っていったよね。今から3人にはこの教材用魔道具を使って覚えてもらうよ。」
実は教材用魔道具はホグワーツにあった。むしろ学校なんだから置いてあって当たり前だって見つけた後に気づいたよ。
この魔道具は魔力経路を強制的につないでくれる。経路がつながると魔力が外に出ていくので体内にある魔力がどこにあるかをを感じることができる。外に出た魔力はその場にいる精霊が持っていってくれるのでその感覚を体に覚え込ませるのだ。
この魔道具ではオプションとして仮契約の魔力供給も擬似的に再現してくれる。
「それから3人にプレゼント。精霊と魔力経路をつなげる中間地点として機能する魔力伝導体だよ。この学校にあった物をかき集めてきたから好きなのを選んでね。」
「かわいい!」「邪魔にならないようアクセサリー型にした方がよさそうですね。」
「太っ腹!葵超愛してる!」
「・・・・なんでエヴァも物色してるの?」
「別にいいだろうが。というか初心者に渡すには上物すぎるんじゃないか?」
「そうなの?」
「あいかわらず物の価値がわからんやつめ!出すとこに出せばこれら1つ1つで屋敷が建つぞ!」
「えええええ!?どうしよー。もう私手が震えずに触れる自信がないよ。」
「そんな高価なものもらえないです!」
「ここは葵の好意に甘えてもらっておくわ!さぁて、どれにしようかしら。やっぱり指輪型かしら。」
「ハルナはぶれないねー。のどかと夕映も選ぶように!これは自衛手段として必要なの。2人の命には代えられないからね。」
「でもー。でもー。」「むぅ。」
「2人が選べないなら僕が選ぶよ。はい、この指輪型ね。手出して。」
「あわわわわ・・・。」
「葵は結構たらしですね。」
「え?何ー?たらしこまれてくれるの?じゃあ左手の薬指にはめなきゃね。」
「そ、それはー・・・・まだはやい・・・・かなー。」
「(これはきっと冗談です。思い上がるのは危険です。しかし葵が言うと冗談に聞こえないです。ブツブツ。)」
「んふふ。かっわいいー。」
「コラコラ、純情娘をからかうんじゃないわよ。」
「おい、葵。私にも選べ。」
「エヴァはこの指輪ね。・・・・・何この手?」
「はめろ!」
「はいはい。顔真っ赤にするくらいならやらなきゃいいのに。」
「で?これつけて私たちはどうすればいいのよ?」
「じゃあこっちのテーブルに来て。この体脂肪測定器みたいなのが教材用魔道具だよ。」
「車のハンドルみたいだねー。」
「左右のグリップにボタンがついてるです。」
「左のボタンを押すと魔力が魔道具に放出されていって、右のボタンを押すと魔道具内にある魔力が自身に供給されるよ。右のボタンは後でいいから左のボタンを押して自分の魔力がどこにあるのかを確認して。」
「1番!早乙女ハルナいきます!」
「・・・どう?ハルナ」
「どんな感じですか?」
「魔力がもってかれてるのはわかるんだけどっ・・・一緒に体がひっぱられそうで気合い入れておかないとちょっときついわね。」
「感じ取りやすくするために下級魔法より多めに魔力が持ってかれるからねー。」
「ううううう・・・。もう無理!!はぁーっはぁーっ。ダイエット効果ありそうね。」
「右のボタンを最後に押してね。」
「うひゃあ!・・・・くすぐったいわね。これ実はエログッズとかじゃない?」
「ないない。他人から魔力供給されると自分の魔力じゃないからくすぐったく感じるんだよ。」
「はぁ、ちょっと楽になったわ。次はどっち?」
「今度は私がやるです。」
「はい、結構きついから気を付けたほうがいいわよ。」
「ではいきます。・・・・・・・・・・・・そこまできつくはないですね。」
「うそぉ!?」
「ゆえは精神力がたかいってことー?」
「魔力容量も常人よりもありそうだね。」
「いいなー。」
「むったしかに魔力供給はくすぐったいですね。背筋がゾクッてきたです。」
「最後はのどかだね。」
「がんばるよ!・・・・・・・うっ」
「今感じてる感覚を覚えてね。きつかったらすぐやめて大丈夫だから。」
「(葵ってのどかに微妙にやさしくない?)」「(そうですか?)」
「(ん~勘違いなのかしら。)」
あれから初級魔法の呪文を教えたしそろそろ勉強会もお開きにしよう。
「この魔道具は大広間に3人に渡しておくね。返すなら感覚を完全におぼえてからでいいから。」
「じゃあこのエログッズはもらっておくわね。」
「エログッズ違う!最後にこの属性ごとの特性を記した本を渡しておくね。自分たちの得意な属性は何がいいか考えておいて。」
「あれ?調べるのはいいんだけど属性が何がいいのか選べってどういうことー?」
「僕が裏ワザ使って属性魔力の適正を高めるってこと。全部高めても器用貧乏になっちゃうから何がいいか選んでおいてね。」
「アホかああああ!!」
「ビックリしたー。どうしたのエヴァちゃん?」
「適性を高めるだと!?そんなこと聞いたこともないぞ!そんなに簡単に適性が上がるならこの世界にバグが満ちあふれているわ!・・・まさかまたあれか!?」
「うん、そう。」
「おまえはどこまで規格外なんだ!おい、そこの3人組。適性がお手軽に上がるなんてのは間違った知識だ!普通適正が決まるのは幼少期における育ってきた環境だ。大体10歳までにどの属性の精霊がどれほど周りにいたかによって適性が決まる。体に適性が定着したら変更はできん。コイツの異常性が少しは理解できたか?間違っても葵のことは他のやつらに話すなよ!」
「やっぱり葵は魔法使いとして特殊なのね。」
「特殊どころの話じゃない!異端といってもいいレベルだ!お前たち葵に感謝しておけよ。他の魔法使いたちが聞いたら殺してでも奪いとろうとするような理想的な環境なのだからな。」
「ほえええ。あおいちゃんってそんなにすごい人だったんだ。」
のどかたんの桜ちゃん化が進んでるもよう。
「もちろんこれ以上にないほど感謝してるです。」
「こんなダメ人間製造機に感謝しないわけないじゃない。」
「人ですらなくなったんですけど。」
3人が箱庭にきて二日目の夕方。3人は帰る準備をしている。
「いやー、いい体験したわー。」
「あおいちゃん泊めてくれてありがとー。」
「お世話になったです。また3人で来ます。」
「気にしなくていいのに。あーそうだ。3人共ルームメイトなの?」
「そうよー。」「おかげで月一で修羅場です。」「よく徹夜するねー。」
「それじゃ今からお邪魔してもいい?一々待ち合わせしてここに来るのもなんだし3人の部屋に出入り口を造ろうと思うんだ。」
「ちょっと恥ずかしいけど大丈夫だよー。」
「もちのロン!オッケーよ。」「構いませんです。」
「それじゃ着いていくね。時間の流れを元に戻して~っと。エヴァ!」
「なんだ?」
「ちょっと送ってくるよ。」
「わかった。私は地下に篭ってるぞ。」
出入り口を作るための材料をもったことを確認し図書館島への出口を作る。
「んじゃ行こうか。」
「まだ土曜日なんだよね。変な感じがするよ。」
「あと1日ぐーたらできるのよ。いいことじゃない。」
「いつもご飯って誰が作ってるの?」
「大体当番制です。修羅場はいるとその限りではないですが。」
「食べてく?妖精食よりうまくはないでしょうけどね。今日はのどかよね?」
「頑張って作るけど口に合うかなー?」
「食べたい!はじめての女の子の手料理!残したりなんかするもんですか!」
「やはり気持ちは男なのですね。」
「まぁね。」
「女子寮入るとか男の夢なんじゃないの?」
「いや、のどかの手料理の方が大事だよ。」
「だってさー、のどか?」
「あ、あああああの、そそそそそそれってどどどどどういう」
前方から要注意人物発見。
「あー、みんな。奇遇やねー。こんなとこでなにしてるん?」
「ただの図書館島の帰りよ。このかは?」
「見ての通り御夕飯の買い物や。」
「まめですね。こちらはいつも日曜の買いだめです。」
「そっちの方はだれなん?学校では見かけたことないんやけど。」
「こちらは猫葉葵ちゃん。麻帆良の外のお友達。今から一緒にご飯食べるんだー。」
「・・・よろしく。」
「・・・・・・無愛想な子でごめんね!人見知りなのよ。ウリウリ。」
「別に気にしとらんで。じゃあアスナと待ち合わせやから行くえ。ほなな~。」
「あおいちゃん。このかとは仲良くできない?」
「いや、そうじゃなくてこのかちゃんの護衛がね。」
「護衛なんていたの?視線なんて感じたことないわよ。」
「ほら、あそこでコソコソついていってるじゃん。」
「桜咲さんのことですか?」
「このかと話してるところなんて見たことないよー。」
「あれが護衛という名のストーカーだよ。」
「またストーカー!?うちのクラスはヤンデレの巣窟か!?」
「どうぞ。散らかってるけどごめんね。」
「おっじゃまー。広いね。」
「角部屋だしねー。基本3人部屋は角部屋よ。」
「さっそく扉を作りたいんだけどどこがいい?」
「作業スペースとは離したほうがいいでしょう。」
「え?全部向こうに持ってけばいいんじゃない?ホグワーツには空き部屋なんていくつもあるし。」
「いいの?あおいちゃん」
「いいよー。」
「それじゃここら辺に設置して。」
「オッケー。」
持ってきた金属の塊を真理不在(アルテマアルケミスト)で扉へと再構成していく。両開きの扉で魔法っぽい感じにしよう。
「こんなのでいい?」
「いかにも魔法って感じね。いいじゃない!」
「誰か招待することなんてないですし、これでいいと思うです。」
「私もこの扉でいいと思うよー。」
「それじゃホグワーツで設定してくるね。」
「夕飯の準備してるねー。」
向こうに行ったらすぐに終わるんだけど。
「ただいまー。これで開通したね。」
「はやっ!」
「注意事項。ホグワーツの時間の流れが変わっていると扉が開けているときは自動で元の流れに戻るよ。
扉が開けっ放しだと1分で閉じちゃうから注意ね。」
「便利よねー。」
「この机とか運ぶのはいいけどどこに置く?」
「レイブンクロー寮でおねしゃす!」
「私たちにぴったりの寮です。」
「あんたはテストで2桁の順位取れるようなってから言いなさい!」
「んふふ。それじゃ転移させちゃうね。」
黒白のチャシャ猫(トリックオアキャット)
放出系
・戦闘中に使用できる精度の瞬間転移。目視できるところまでならばほぼノーリスクで移動できる。
自身以外への使用も可能。
・一度自身が行った事のある場所か目視できる範囲にしか移動できない。
連れて行く対象に触れなければならない。
「あっけなー。もうちょっと派手な魔方陣が出るとかできないの?」
「そんなことしたら魔法使いたちが文字通り飛んでくるよ。」
「絶対にやめるです。」「ナライイデス。」
「ご馳走様でした。おいしいから食べ過ぎちゃった。」
「お粗末様ー。お口にあって何よりだよ。」
「手料理も堪能したことだし帰るね。といってもすぐそこなんだけど。」
「着いてくわ。作業部屋のレイアウトがどうなってるか確認したいのよね。」
「そろそろお風呂の時間なので私はいいです。」「あ、そうだねー。私たち入ってきちゃうね。」
「その机はこっちにお願い。」
「ここでいい?」
「いいわよ。これで全部ね。終~~了~~!葵、ありがとね。」
「どういたしまして。」
「それじゃ風呂ね!行くわよ、葵!」
「行きませんがな。」
「それはいい考えだな。」
「げぇ、エヴァ!!」
「私は関羽か!?早乙女ハルナ、手伝え。私は寛大だからな。一緒に入るくらいなら許してやる。」
「おほー!エヴァちゃん話がわかるー!!」
「待って!一緒に入ったら歯止め効かなくなっちゃうよ!」
「「それが目的だ!」」
「肉食女子すぎる!」
「フフフフフ。昨日は負けたが今日はそうは行かんぞ。」
「エヴァちゃんもう味見しちゃったの!?」
「体力馬鹿だから返り討ちにされたがな。」
「ほほーぅ。葵ー、やることやってんじゃない。見直したわ!」
「そんな要素がどこに!?」
「こんな見目麗しいダメ人間製造機をこのパル様がほっとく訳ないでしょ。さぁ行くわよ!」
「貞操観念は大事だと思うな!」
「女に幻想持ちすぎよ。」「だな。さぁ観念して来い!」
「はぁーっはぁーっ。し、しばらく休ませて。処女に4連戦はきつ過ぎ。」
「それじゃ次はエヴァね。」
「だから最初から飛ばすなと言っただろうが!くそっ結局こうなるのか。」
「んふふ。その気にさせた責任とってね!」
「・・・また足腰が言うこと効かん。」
「はぁー。極楽♪しかし葵は絶倫ね。のどかにはやさしくしなさいよ。」
「なぜ手を出すことが前提・・・?」
「5人でいたときラブ臭がプンプン香ってくるのよ。少なくとものどかは葵に気があるわね!」
「だろうな。綾瀬夕映はどうかはわからんが。」
「本当に!?やったー!!」
「葵も気があるのね。」
「白状すると4人全員に気があります!」
「この女たらしめ!私はダメな男に惹かれるのだろうか。ナギしかり葵しかり。」
「大丈夫!僕が問答無用で幸せにしてあげるから!」
「エヴァちゃん、なんか葵のタガが外れてきてない?」
「複数プレイはまずかったかもしれんな。」