人の心を持ってしまった魔族   作:如月SQ

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なんと今回評価投票者が300を超え、☆10も合計30に到達致しました!
ありがたい限りです……。


魔族の子と迫る魔の手

 先生は……アリウム先生は魔族でした。

 それでも、私達のような身寄りのない孤児を、何の見返りもなく拾って世話をしてくれてたんです。

 いつも笑顔で、心優しくて、みんな先生が大好きでした。

 正直私が小さかった頃は、何不自由なく、とまでは言えなくて、食べるものに困る日もありましたが……それでも皆幸せでした。

 

 ヒンメル様や、ハイター様が孤児院に来訪するようになって、私達の生活は一気に良くなりました。

 ハイター様の支援に、ヒンメル様の話すお伽噺のようなお話……。

 私達はもっと幸せになっていきました。

 

 ……けれど、それは全て、あのエルフのせいでぶち壊されたの。

 アリウム先生が実子を産んで、幸せそうにしていた日の事でした。

 あの日……皆でお昼寝の時間、突然先生の怒号が響きました。

 魔族がきた、そう言われた私は飛び起きて、寝ている子供達を全員叩き起こして、孤児院から避難しました。

 不安で泣く子達を宥めつつ、どうにか近くの集落に避難して、大人達に子供達を託して……。

 私はどうしても先生と……その子供であるリリィが心配で孤児院へと戻りました。

 そこで私は……血塗れの先生を手にかける、あのエルフを目撃したんです。

 

 あのエルフは、何を思ったのか、あろう事か先生を、リリィを守る為に奮闘したであろう先生を、殺したんです!

 さもそれが当然かのように!

 死んで当たり前だったかのように振る舞って!

 今でも思い出せる、先生にトドメをさしたあのエルフの、無感情な目……!

 人を殺したのに、何とも思っていないような、あの目……!

 絶対に、絶対に許さない!許せない許せない許せない!

 私達から先生を奪ったあのエルフを、許さない!

 リリィはまだ赤ん坊だったのに、母親を奪われた!

 私達の暖かな場所が、あんな奴に、気紛れに!

 必ず復讐すると、私は誓ったんです!

 

 ……それでも私は直ぐに行動する事なく、我慢しました。

 リリィを、先生の忘れ形見を立派に育て上げる事……それが優先だと思ったからです。

 リリィはすくすくと、立派に育って……いい人とも結ばれ、可愛い子供も出来ました。

 ……そう、フェルンちゃん、貴女ですよ。

 貴女が産まれてきてくれて……本当に、本当に嬉しかった……。

 私の全てが報われた気がしました……。

 

 ……けれど、私の中に燻る恨みの炎は消えませんでした。

 正直、もう少しだけこのまま見守りたい気持ちがあったのも確かでした。

 でも、私の心が訴えてくるんです。

 あのエルフに、復讐を、と。

 報いを与えろ、決して許すな、と。

 だから私はリリィの築いた暖かな家庭から離れ、あのエルフに……『葬送のフリーレン』に復讐する為に行動し始めたのです。

 

 リリィが亡くなったのを知ったのは、風の噂でフリーレンがフェルンという子を弟子に取った事を知ってからでした。

 あの時は本当に気が狂いそうでした。

 リリィから母親を奪った本人が、娘であるフェルンちゃんすら奪う……。

 人とは思えない、最低最悪の所業です……。

 恨みが、強くなるのを感じました。

 

 ただ、私には力がありませんでした。

 フリーレンは悔しい事に、力だけはあります。

 私がただ刃物でも手にして向かった所で、容易くあしらわれるのがオチ……。

 悩みました、どうやれば復讐を遂げる事が出来るのか……。

 そんな時出会ったのが、アリウム先生と同じく、穏やかな魔族でした!

 彼女は私の話を聞いて、私の行動を肯定してくれたんです!

 辛かったね、もう大丈夫、と。

 そして、私の復讐に力を貸してくれると!

 その為に今私達はここにいます!

 もう一人、魔族と人類との共存を願う魔族の方を封印から解放して、力を合わせて復讐を成し遂げるのです!

 魔族だからと一方的に排除するような人は、やり返されても文句言えませんよねぇ!

 

 フェルンちゃんは、何もしなくて良いんですよ。

 フリーレンにこき使われて、大変だったでしょう。

 ……そう、フリーレンにあることないこと吹き込まれたのですね。

 でももう大丈夫ですからね、フリーレンには私達が天罰を下します。

 フェルンちゃんは、そのボーイフレンドの子と大人しくしててください。

 ふふ……お似合いですよ、天国でリリィもきっと喜んでいます。

 

 一人にしてごめんなさいね、フェルンちゃん。

 でももう大丈夫、あのエルフを排除すれば、フェルンちゃんは自由の身です。

 そうしたらまた……一緒に平和に、穏やかに暮らしましょう?

 アリウム先生の、リリィの分まで、幸せになってください。

 

 それが、私の望みです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「探していた感情は見つかった?マハト」

 

 黄金と化した広場で、静かに佇んでいたマハトは、旧知の存在との本当の意味での再会に、目を細めた。

 二ヶ月程前に結界ごしに会った魔族は昔と変わらず、魔族らしからぬ穏やかな微笑みを浮かべていた。

 

 先程、自分を閉じ込める大結界が崩壊した事を視認していたが、彼女ならば納得だとマハトは思う。

 自分では解除する事も叶わなかった結界だが、自分とは違った形で人を知ろうとしていた彼女ならば……。

 

「ソリテールか。何のつもりだ……?」

 

 だが、その行為の理由がわからない。

 人を知ろうと自分と同じように人を殺し続け、自分とは違い徹底的に身を隠していた彼女らしからぬ行動だとマハトは思った。

 このような事を起こせば、例えこの大結界の崩壊を視認した人間達を皆殺しにした所で、なんらかの形で目をつけられる可能性があるだろうに。

 既に七崩賢『黄金郷のマハト』として名を馳せてしまっている自分とは、違うのだから。

 

「ふふ、貴方への面白いお土産話があるの。きっと喜んでくれる筈……貴方が探していた感情を持った……人のような、人の心を持った魔族のお話よ」

 

「なに……?」

 

 マハトの脳裏に、先日デンケンが連れてきた一行、その中にいた魔族の子の姿が浮かんだ。

 

「何故人を何も思わずに殺せるのか……そう私に聞いてきた魔族がいた。

 まるで人間のようでしょ?不思議でしょう?

 その子は更に『食べた物に対する感謝』だなんて口にしてたわ。

 人間はね、命を奪った相手……それが例え動物であろうと、罪悪感を抱いてしまう。

 それを感謝で誤魔化す……実に人間らしいわよね」

 

「それは……その魔族とは俺も話がしたいな。その魔族は?」

 

「ちょっと手加減を失敗してね、死んじゃった。

 本当は私ももっとお話聞きたかったんだけど……自分の子供を守る為に力量以上の力を発揮して、ね。

 凄いでしょ?本当に人間みたいでしょ?」

 

 マハトは興奮気味なソリテールを静かに見返す。

 もう死んでしまっている事、それは残念ではある。

 だが……前例があるならば希望はある。

 

「それにね、私が連れてた人間、アレはね、その子が世話をしてた子供なのよ。

 その子はね、なんと孤児院を経営してて、魔族なのに凄く慕われていたみたい。

 アレから耳が痛くなる程聞かされたわ。

 それと……致命傷を負って死を待つだけだったあの子を、フリーレンがトドメを刺したのを見てたみたいで、フリーレンに復讐したがってるのよ。

 しかもね、その子の子供の子供が近くにいるの。

 魔族の血を引いた、人間の子供……」

 

 ソリテールは心底面白そうに言葉を紡ぐ。

 楽しくて仕方ないと、目を細めてマハトの周りをひらひらと。

 

「昔話した事覚えてる?見た目は同じように進化しても、中身はまるで違う……」

 

「『収斂進化』……だったか」

 

「そう!覚えててくれて嬉しいわ。

 私達魔族は進化の一環で人に近しい姿になった。

 けれど、ただ近しいだけでまったくの別種。

 そう言ったけれど、その子は人の心を持ち、人の子供を産んだ。

 なのに角は生えてたし、致命傷を負った彼女は他の魔族と同様に塵になった……。

 他の魔族と、その子と、貴方と、何が違うのかしらね?

 その違いがわかれば、貴方の探していた感情も見つかるかもしれないわね?」

 

「……」

 

 マハトは少しだけ高揚を覚えていた。

 自分の求めていた物が、見つかるかもしれないと。

 黄金と化した周囲を、長年過ごしてきたこの街を見渡す。

 ここでは見つからなかった何かを、見つけられるかもしれない。

 そう思うと、不思議と腰が軽い。

 すくりと立ち上がったマハトはソリテールを見下ろした。

 

「良い土産話だった。続きは、この地に住む者達……そしてフリーレン達を処理した後にしよう。

 魔族と共存していたというアレとかいう人間は兎も角、魔族の血を引く子供と……一人話をしたい相手がいる。それ以外は――」

 

 マハトの顔を見上げたソリテールの笑みが深まる。

 

「皆殺しだ」

 

「……ふふ、素敵よマハト。貴方今……すごくいい顔してる」

 

 二人は顔を見合せ、笑みを浮かべあう。

 これから成そうとする事で、どれ程の血が流れようと、二人にとっては関係ない。

 自分達の探求心が満たされれば、それでいいのだから。

 二人は並んで歩み始める。

 まずは、一番近い集落へと向けて。

 

 ヴァイゼを出る直前、マハトは一度だけ街並みを振り返り……小さく、本当に僅かに頭を下げた。

 その行動は、隣を歩くソリテールすら気付く事はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「二人とも、素敵だったわ」

 

 ソリテールは朗らかな態度を崩さずに言葉を紡ぐ。

 足元で倒れる二人を見下ろして、身動きの取れなくなった二人を眺めて。

 

「ぐっ……くそ……!」

 

 シュタルクは四肢と腹部をソリテールの大剣で貫かれ、地面にうつ伏せに縫い止められてしまっている。

 得物である斧は、マハトの黄金に絡めとられ、とても一息では届かない場所に無造作に転がされていた。

 

「ぅ……」

 

 フェルンは四肢を既に黄金に変えられ、頭から血を流し、シュタルク同様うつ伏せに倒れていた。

 戦いの最中頭を強く殴打されたフェルンの意識は朦朧としており、薄く目を開いて呻くだけだった。

 

「お前は殺さない。後で話を聞かせてくれ」

 

 そんなフェルンの傍らで、マハトは囁く。

 魔族の血を引いた人間で、フリーレンの弟子。

 事を終えたら、じっくりと話をしたい、それが今のマハトの素直な思いだった。

 

「フェルン!しっかりしろっ!」

 

 その近くでシュタルクはフェルンへと語りかけながら、どうにか拘束を解こうと体を揺する。

 シュタルクを貫いている大剣は多少震えるものの、深く突き刺さったそれは抜ける事はなかった。

 

「それだけ貫かれてたら死んでてもおかしくないのに、凄いね。あ、でも顔色は少し悪くなってきたかな?

 貴方ともお話したいけど……今はあまり時間がないのよね。

 このまま放っておいたら死んじゃいそうだし……仕方ないね」

 

 チラ、とソリテールはマハトへと視線を向ける。

 その左肩からは血を流していた。

 フェルンの不意をついた、速度特化の『魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)』によってつけられた傷だ。

 素晴らしい魔法だったと、心から感心していた。

 だけど……致命傷を負わせる所まではいけなかった。

 

 二人の連携は凄まじかった。

 圧倒的格上である大魔族を二人を相手にして食い下がり、未だに生きている事がそれの証左であった。

 けれど……それでは、それだけでは足りなかった。

 それが今の二人の限界だった。

 

「わかった、いいだろう」

 

 マハトはソリテールの言いたい事がわかったのだろう、未だにもがくシュタルクへと手を向けた。

 そして……何の躊躇いもなく、無慈悲にその魔法を発動した。

 

「『万物を黄金に変える魔法(デイーアゴルゼ)』」

 

パキパキパキパキッ

 

「くっ……そっ……――――」

 

 シュタルクの体はみるみるうちに黄金に変わっていき……悪態を最後にその全てが黄金と化した。

 その様子を、虚ろな瞳で眺めていたフェルン。

 そこで少し遅れて現実を認識し、その瞳を見開いた。

 

「いやっ……!シュタルク様……!」

 

「あら、気がついたのね。男の子……シュタルクって言うのね。

 教えてくれてありがとう、フェルンちゃん。

 私達はもう行くわね、素敵な物を沢山見せてくれて、色んな事を聞かせてくれてありがとう。後でまた来るから、それまでゆっくり休んでて」

 

 フェルンの口がわなわなと震え、体から血の気が引いて震え始めた。

 目の前の黄金の像と化したシュタルクから、目が離せなかった。

 

 勝てると、自惚れていた訳ではない。

 それでも、やらなければいけなかったから立ち向かった。

 フリーレンからも、自分が大魔族に勝つにはまだ時間が足りない、そう言われてはいたけれど……。

 それでも物語なら、お伽噺なら、ここで勝つ、きっと奇跡が起きる……でも、自分達にはそれが出来なかった。

 あまつさえ、自分のせいでこの状況になったというのに、自分はまだ生きていて、巻き込んだ大事な人を、死なせて、しまった。

 

 強い自責の念に苛まれ、フェルンの瞳に涙が浮かぶ。

 黄金と化した四肢はひどく重く、鬱陶しく思いながらも、生身である胴体部分だけで、まるで芋虫のようにシュタルクのほうへと這いずっていった。

 

「シュタルク様……ごめん、ごめんなさい……」

 

 近付いても何の反応も示さない黄金の像に頬をすり寄せる。

 その冷たく、硬い感触に、フェルンの瞳から涙が溢れた。

 そんなフェルンの様子を、ソリテールとマハトは心底不思議そうに眺めていた。

 

「……何を謝っているのかしら。二人とも立派に戦ったのに。

 これは当然の結果よ、若くまだまだ未熟な人間二人が、私達大魔族二人に勝てる訳がない。

 そんな事、戦う前からわかっていたでしょう?

 謝るくらいなら、その子は逃がしておけば良かったのに。

 一人くらいなら、見逃してあげても良かったのよ?」

 

「そういえばその小僧は震えていたな。怯えて震えるくらいなら逃げれば良いだろうに。

 しかし人間は変わらないな……。何故謝る?

 お前はまだ生きていられるのだから、素直に喜べば良いだろう」

 

キッ!

 

 フェルンは視線だけで人を殺せるかのような、鋭い視線をマハトとソリテールへと返した。

 その言葉は、無謀な戦いに身を投じた自分に付き合ってくれた、シュタルクの優しさを侮辱する言葉だった。

 涙を瞳に浮かばせながらも、フェルンは平然とした様子で此方を眺める大魔族二人を睨み付けた。

 

「ふざけないで……シュタルク様を、バカに、するなぁっ!」

 

 その叫びと共に、フェルンの最後の、奥の手が使用される。

 杖は既に遠くへと放り投げられ、四肢はまったく動かず、魔力も心許ない。

 けれど、ここでこの二人をそのまま通せば、また惨劇が起きる、悲劇が起きる。

 フェルンの心を占めるのは、大切な物を失った絶望感。

 けれどそれ以上に、その死が無意味になってしまう恐怖感だった。

 

「(お母さん……おばあさま!どうか、力を……!)」

 

 顔も知らない祖母にあたる人物……アリウム。

 偶然にも……本当に偶然なのかは定かではないものの、旅を共にしていた魔族の子と同じ名前の、祖母。

 そんな祖母から受け継いだという不可視の腕を操る魔法……。

 四肢を封じられようと、杖がなかろうと、ノーモーションで放てるこの魔法ならば、二人の不意をつける。

 そんな確信と共に、フェルンはその手を二人の魔族の首へと向けた。

 せめて、せめてここで、一人、だけでも……!

 

 そう願って放った魔法。

 不可視の腕を操る魔法。

 二人の首の寸前まで迫ったそれは。

 

「残念、それはもう見たことがあるの」

 

ガキンッ!

 

 届かなかった。

 

 ソリテールとマハト、どちらの首にもいつの間にか防御魔法が展開されていて、その手を阻んでいたのだ。

 

「そん……な……」

 

 一縷の望みを断たれたフェルンを、絶望が包む。

 涙で視界が滲み、その頬を雫が伝った。

 

 ソリテールは笑みを浮かべたまま、その手をフェルンへと向ける。

 頭上に現れた大剣に、抗う気力はもう、フェルンには残っていなかった。

 

「諦めの悪さはあの子譲りね。今回は油断しないし……手加減も失敗したりしない」

 

ゴンッ!

 

 落下した大剣の腹が、フェルンの頭に音をたてて衝突する。

 身動きの取れないフェルンに、強い衝撃が走った。

 

「あっ……」

 

 痛みと衝撃で頭が揺れ、視界が黒く染まっていく。

 また混濁し始める意識の中、フェルンの心を占めたのは……絶望、後悔……そして――。

 

「おやすみなさい、また後で」

 

 ソリテールのそんな声と共に、フェルンの意識は闇へと沈んでいく。

 

「……ごめん……なさい…………フリーレン、様……」

 

 最後に、そんな言葉を呟いて、フェルンの瞳は閉じられた。

 

 その様子をソリテールは満足げに、マハトは興味深げに眺めていた。

 

 そして、二人はまた移動を再開する。

 この地の人間を、皆殺しにする為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、なにがあったんですか!?なんだか、突然け、結界が……!」

 

「な、あんた、こんな所に旅人かい?悪い魔族を封じていた大結界が崩壊しちまったんだよ!危険だからと魔法使い様の指示で避難中なんだ!」

 

「……そ、そうなんですね!ど、どうしましょう……!」

 

「あんたも一緒に来な!帝国領まで行けばなんとかなるさ!」

 

「あ、ありがとうございます!と、ところでエルフが一緒に避難してませんか!?実ははぐれてしまっていて……!」

 

「あー、あのずっと眠そうな嬢ちゃんかい?あの馬車で寝てるよ!魔法使い様の連れとはいえ、こんな事態でも呑気なもんだね」

 

「あ、ありがとうございます!それでは失礼します!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 指し示された馬車へと近付く初老の女性の口元は、酷く、醜く、歪んでいた。

魔族の子供の次はどれが読みたいですか?

  • 〈戦士と魔族〉
  • 「平和だった町」
  • [一級魔法使い第二試験]
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