ToLOVEるライダーズ~宇宙人と人間のハーフは仮面ライダー!?~   作:ルオン

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プロローグ:半分宇宙人の少年

俺は懐かしい夢を見ていた。

それは俺の運命の日とも言える日だった。

俺はいつものように散歩をしていた。

そんな時、俺は道端に落ちていた物を拾いあげた。

何なのか分からず、落とし物と判断した俺は交番に届けようとしたが、拾った物が突然光だし、俺はその光に包まれた。

 

目を覚ますと、白い空間にいた。

辺りを見渡すと、白い服を着た男性が1人、黒と白の着物を着た男性が1人、黒いジャケットに星が描かれた緑色のシャツを着た男性が1人の、合計3人の男性がいた。

状況が読み込めずにいた俺に、白い服を着た男性が話しかけてきて、状況を説明した。

白い服を着た男性――アルマが、俺と他2人をこの空間に連れてきたとのこと。

理由は、異世界で起きている異変を解決してほしいとの事だった。

このまま放置していたら、俺が住む世界を含んだあらゆる世界が崩壊する危険があると聞かされ、俺は他の2人と共に了承した。

了承した俺達は、アルマがそれぞれに手配した異世界の戦士達に鍛えてもらった。

俺を鍛えてくれたのは、真の強者と呼ばれる人と、喋る蝙蝠を連れた心の火を燃やす人だ。

2人とも厳しくはあったが、同時に優しくもあった。

俺は2人に鍛えあげられ、仮面の戦士――仮面ライダーとなった。

 

そこからの俺は、空間に集められた他の2人、今は親友となった2人と共にあらゆる異世界の異変を解決して行った。

笑ったり、泣いたり、怒って喧嘩した時もあったが、俺達は親友で仲間になった。

悪くない日々だった。任務が終わっても、アルマの計らいで、会える事になっていた俺達は、最後の異変解決に向かった。

だがその日を境に、俺達は3人で揃う事は無くなった。

その任務では、大量の敵がいた。俺達は別れ、それぞれで戦った。俺と異常な忍者となった親友はボロボロになったが、なんとか合流した。

合流した俺達は、もう1人の親友の元へ急いだ。

たどり着いた俺達は、信じられない光景を目にした。

それは、今回の異変の元凶と思われる敵が塵になって消え始め、俺達の親友が大量に血を流して、小さな女の子に揺らされていた光景だった。

俺達は親友の元へ駆け寄り、声をかける。

しかし、意識は無く、俺達はすぐにアルマにアルマ達が住む天界へ転移させるよう言った。

直ぐに転移された俺達は、親友を治療室へと運び、治療が終わるのを待った。

 

数時間が経ち、治療は終わった。

親友は命は取り留めたものの、意識は戻らなかった。

専用のカプセルに入れ、治療を続ければいずれ意識は戻ると、アルマから説明を受けた俺達は、それぞれの道を進むこととなった。

俺は自身の世界へ戻り、忍者の親友は天界でアルマから頼まれる任務をこなす事となった。

そして俺達は誓った。

親友が目を覚ますその時まで、俺達はアイツの分まで戦い、笑顔で迎えると。

その誓いを夢で再確認すると、俺は目を覚ます。

 

自身の部屋で目を覚ました俺は、脇に置いてあるスマホで時間を確認する。

画面にはAM4:00と表示されていた。

俺はベッドから起き上がり、ジャージに着替え、玄関に向かう。

玄関には、この家の同居人で俺と同じく仮面ライダーであり、人型アンドロイド【ヒューマギア】である(いかずち)が立っていた。

 

「よっ!時間通りだな」

 

「あぁ·······行くか」

 

「応!」

 

俺は雷と共に家を出て、ランニングを開始した。

それから約1時間、ランニングを終えて、雷と共に家へ帰ってきた俺は、約30分間、筋トレを開始。

筋トレを終えた俺はシャワーを浴び、リビングへ向かう。

リビングに着くと、同居人の1人でヒューマギアの(ほろび)が、テーブルに朝食を並べてくれていた。

 

「おはよう、滅」

 

「おはよう。朝食出来てるぞ」

 

「ありがとう」

 

礼を言い、ニュースを見ながら食事をとる。

時間は早いが、こんな感じで俺、不破(ふわ) 道幸(みちゆき)の朝が始まる。

朝食を食べ終えた俺は、食器を洗い始める。

しばらくすると、リビングに同居人の1人で、ヒューマギアである(じん)が、困った顔をしながら、スマホを持ってやって来た。

 

「道幸~スマホ今すぐ充電して~」

 

「はぁ······迅、またか?何度も言ってるよな?スリープモードになる前に、必ず充電しろと言ったよな?」

 

「だって~」

 

「はぁ·········分かったよ」

 

食器を洗い終えた俺は手を拭き、迅からスマホを受け取る。

そして右手に少量の()()()()()()()、スマホに流し込む。

それによって、スマホのバッテリーが5%から100%になった。

 

「ホラよ。充電完了だ」

 

「ありがとう道幸!」

 

迅は嬉しそうにスマホを受け取り、部屋を出ていった。

今の電気を生み出したのは、俺の力だ。

自身の世界へと戻ってきた俺は、親父とお袋から2つの秘密を聞かされた。

秘密を聞くきっかけになったのは偶然だった。

俺の世界には、悪事を働く怪人と呼ばれる存在がいた。

そいつらが丁度、お袋に頼まれて買い物に行っていた俺と親父の前に現れた。

俺は怪人を倒す為、親父の前で変身した。

それを見た親父は驚いた顔をしていたが、直ぐ様銃のような物を取り出し、俺と同じ仮面ライダーに変身した。

驚いたが、今は怪人だと考えていた俺は、親父と共闘し、怪人を撃退した。

家に帰り、親父とお袋に、自身が変身する術を手にしたのかを説明をした。

説明を終えると、親父は俺の頭を乱暴に撫でながら『よく頑張ったな』と言い、お袋は俺を抱きしめながら『無事で良かった』と、涙を流しながら言った。

その後、俺は2人から2人の秘密を聞かされた。

 

まずは親父の秘密だ。

親父はやはり、仮面ライダーだった。

俺が生まれる前に起こっていたヒューマギアの暴走で、ヒューマギアと戦っていたらしい。

で今は、怪人を撃退する為に行動しながら、仕事をしているとの事だった。

 

そしてお袋の秘密だ。

これには凄く驚いた。

お袋は宇宙人だった。

地球より遥か先にある星、【エレメント星】と呼ばれる星の住人だったらしい。

この地球に来て親父と出会い、恋に落ちたらしい。で、地球で暮らす事を選び、親父と結婚。

やがて俺が生まれた。

そしてエレメント星人の能力は、エレメントを扱う事ができるらしい。

使えるエレメントの数は、人によって違うらしく、お袋は火・水・風・土・雷・氷の6つのエレメントを使えるらしく、俺もお袋と同じ6つのエレメントを使える。

さっきの電気も、雷のエレメントの力だ。

それからの俺は、親父を通じて、他の仮面ライダー達に出会い鍛えられ、力をつけていき、ある組織に所属するようになった。

 

「道幸、スマホ鳴ってますよ?」

 

「ん?あぁ、気づかなかった。ありがとう、亡」

 

「いえ、お気になさらず」

 

昔の事を思い出していた俺に、最後の同居人であるヒューマギアの(なき)が、スマホが鳴っている事を教えてくれた。

スマホを取り出し、画面を確認すると、今は親父と一緒に海外にいるお袋からの電話だった。

 

「もしもし?」

 

『もしもしゆきちゃん?おはよう♪元気にしてる?』

 

「おはよう、母さん。まぁ、普通だよ」

 

電話してきた俺の母、不破(ふわ) エレナからだった。

現在お袋はハリウッドで女優業をしており俺の父、不破(ふわ) (いさむ)が仕事の一環で、付いていき、現在は海外で暮らしている。

俺が1人、日本に残るのを心配したお袋は、滅達4人に俺の世話を頼み、海外へ旅立った。

因みにゆきちゃんってのは、お袋が俺につけた渾名だ。

 

『そっか♪近いうちに戻るから、楽しみにしててね♪』

 

「分かった。来る時は気をつけてな」

 

『うん♪それじゃあね♪』

 

そう言って、通話を切るお袋。

俺はスマホを持って部屋へ戻り、俺が通う伊旦彩南高校(いたんさいなんこうこう)の制服に着替え、鞄を持って玄関へ向かい、外へと出る。

すると外には、幼馴染みである長瀬(ながせ) 準一(じゅんいち)霧生(きりゅう) つかさ、中学からの友人である西野(にしの) 冬彦(ふゆひこ)がいた。

 

「おはよう、準一、つかさ、冬彦」

 

「よぉ道幸、おはようさん‼」

 

「おはようユキ♪」

 

「おはようございます、道幸♪」

 

挨拶を返してくる3人。

つかさが言ったユキってのは、お袋と同じく、俺の渾名だ。

俺が3人と一緒に登校しようとしたら、背後から肩を掴まれた。

振り返るとそこには、小さな包みを持った滅がいた。

 

「道幸、弁当を忘れているぞ」

 

「あぁ、すまない。ありがとう滅」

 

「気にするな。4人とも、気をつけて行け」

 

「はい!それじゃあユキ、レッツゴー‼」

 

「どわっ!?引っ張るなつかさ~!?」

 

「待てよ2人とも!」

 

「滅さん、失礼します♪」

 

俺はつかさに引っ張られながら、準一達と共に学校に向かった。

この時の俺は想像すらしてなかった。

ただでさえ非日常なこの日々が、更に慌ただしくなる事を。




という事で、活動報告にてご連絡していたバッファに変身するオリ主の作品になります!

次回は、道幸のクラスメイトの紹介になります。
次回も是非読んでください!
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