にんじん2本(ウマ娘短編集)   作:のるどすとりーむ

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17本め「ふにゃふにゃ大乱闘」ウマ娘:キングヘイロー、ゴールドシップ、マヤノトップガン、トウカイテイオー

「ギャングビートス?」

「そうだ。ヘイロー。このゲーム知らんのか?」

ゴールドシップさんに呼び止められたと思えば、よくわからないゲームに付いて知っているか聞かれたわ。一体何なのかしら?

「知らないわ。……で、そのゲームと私に何の関連が?」

「一緒にこのゲームやらないか?」

「はあ?」

 ゴールドシップさんがまた変なことを言い出す。

「なんで私に?」

 正直、ゴールドシップさんとは普段から関わりがない。

「いやあ、最初にマックイーンを誘おうと思ったんだけどよ、あいつ『今日はメジロ家の用事がありますので』って断られちゃってさー。で、お前を誘おうとしたわけだ」

「はあ」

 うん、やっぱりなぜそうなるのか分からないわ。

「ま、やろーぜー」

「ええ……ま、良いわよ!このキングが相手になってあげる!」

 ゲームなんて久ぶりだわ!このキングの実力を見せつけてやるわ!

 

「おう、邪魔するぜー!」

「お、おじゃましまーす……」

 

「お、いらっしゃい!ゴルシ!とキングヘイローさん!」

「トウカイテイオーさん……」

「マヤもいるよーん」

 

 私、てっきりゴルシさんの部屋でやるものだと思っていました。まさかトウカイテイオーさんとマヤノトップガンさんの部屋でやるなんて……本当にこの人は何も言わない。

 

「あの、私達お邪魔ではないかしら?」

「うん?そんなことないよ!?一緒にゲームしよー」

 トウカイテイオーさんが平然と答える。良かった。流石に人の部屋で勝手にゲームをするのは無粋だものね。

 

「じゃ、コレを挿入してー」

 

ゴールドシップさんが、カセットをゲーム機に入れる。

 

「よし、じゃあ始めるぞ!コントローラーは持ったか?」

「もちろん!」

「準備万端よ!」

「え、えーとこれかしら?」

 青と赤の、コントローラーが分離するゲーム機の片方のコントローラーを持つ。

 

「じゃあ、始めるぞ!」

 

最初のステージはプロレスのリングみたいな所でした。

 

「負けないぞー」

「ああー!!」

「離してー!」

 結構操作が難しいわね、このゲーム。ふにゃふにゃしているから、思うように動かない

「マヤノー!」

「あー!」

マヤノトップガンさんが脱落した。あと三人かあ。

 

「あー!!」

トウカイテイオーさんが脱落した。

 

「くっ……」

「このっ……」

 

ゴールドシップさんと接戦になる。

 つかんでは落としそうになり、

 つかんでは落とされそうになったり。

 

そしてついに……!

 

「ああーー!!」

 

ゴールドシップさんが脱落した。

 

「ふ、ふふん!コレが一流よ!」

 こんなにゲームに熱中するのは久しぶりね。こういうのも偶には悪くは無いわね。

 

「よし、じゃあ2回戦だ!今日は100回勝負だからな!」

「え?」

「まけないぞー」

「今度こそマヤが勝つんだからね!」

 

この後各トレーナーに怒られるまでゲームをした。




この話の続きはYou Tubeで
https://www.youtube.com/watch?v=zkZXXtmIXdI
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