にんじん2本(ウマ娘短編集)   作:のるどすとりーむ

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23本め「大晦日のウマ娘&トレ(12月31日は大晦日)」ウマ娘:メジロアルダン・チームカノープス・ゴールドシップ

 メジロアルダンの場合

「トレーナーさん、大晦日はどう過ごされる予定ですか?」

「そうだね……特に予定は無いけど、どうせならアルダンと年越しをしたいな」

「フフッ、ありがとうございます。トレーナーさん。ではメジロの年越しパーティーに参加されませんか?」

「いいの?」

「もちろんです」

「じゃあ参加させてもらうかな」

 

 という経緯でメジロのパーティーにに参加することになった。

「もしかして、メジロアルダンさんのトレーナー様ですか?」

「はい?ええ、そうです」

「すごい!少しお話きかせてもらえませんか?」

 といった具合で、今年はアルダンの知名度が上がったことにより、トレーナーも注目され、全然アルダンと一緒に居ることができなかったが、パーティーの終わり際、隙をついて逃げたトレーナーが、アルダンの手を引いて、別の部屋に行く。

 

「アルダン。今日は全然君と話せなかったよ。ごめんね」

「いえいえ。それよりトレーナーさん。私のドレス姿似合っていますか?」

「もちろんだよ。……なあ、アルダン」

「はい」

「一緒に踊ってくれないか?」

 そっと手を差し伸べる。

「もちろんです」

 アルダンはこれに応えて手を取る。

と、月明かりだけが差す暗い部屋でアルダンとトレーナーが踊るのを見たい。

 

 

 

チームカノープスの場合

 

「トレーナー!ターボネイチャと一緒に鍋作った!」

「おお!良いですね!早速食べましょう!」

トレーナー室で鍋をつつく。

 

「しかし、今年も色々あったわねー」

 ナイスネイチャがしみじみと言う。

「でも……あんまり勝てなかったね」

 少し悲しそうにツインターボが言う。

「来年こそはたくさん勝ちますよ!」

 南坂トレーナーが言う。

「確かに、まだsymphoniaは始まったばかり、さ」

 サウンズオブアースが言う。

「善戦続きから、一気に勝ちまくるウマ娘。いいわね。とても人気になりそう」

 なにやらロイスアンドロイスが色々考えている。

「来年こそは勝利を掴み取りましょう」

とイクノディクタスが言う。

 

強い闘志が感じられる面々を見たい。

 

 

ゴールドシップの場合

 

「え、これどういう状況?ここどこ?」

 日が完全に落ちきっていてあたりが暗い。

「おっ、トレーナー起きたか!ここはビルの屋上だ!」

「え?ビルの屋上?」

たしかに周りを見回すと夜景が見える。

「えーと、なぜ俺をここに?あとなんで誘拐した?」

「それは、まだお楽しみだな」

「なんで……?」

 誘拐されるのはしょっちゅうだが、今回は謎だ。

 

「おっ、もうすぐだな」

ゴルシが壁掛け時計を手に持ちながら言う。それは持ち歩くものじゃない。

「何が?って─────」

 

あたりが一瞬で明るくなる。その光源の方を振り向くと、赤や白などのきれいな模様を作り出している。

その直後にドーンと大きな音がする。

 

いわゆる花火だ。でもここまで間近に見たことはない。

 

「ハッピーニューイヤー、トレーナー」

ゴルシからそう告げられる。なるほど。コレが見せたかったのか、と思い腑に落ちた様子で、

「今年もよろしくね」

と、年を越すところを見てみたい。

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