ブルーアーカイブの隅っこで   作:カピバラバラ

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皆様〜!!箸休めのお時間ですわよーー!!!




日常:先生の貞操危機一髪

時は20××年ん!!世界は銃弾の嵐に包まれたァァ!!

 

 

クロノス報道!! 狙われた先生の貞操!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やぁみんな今日も今日とて心配かけた皆に謝りに行っている私だ。

 

今日はカズサっちに会いに来た。

 

「やほ」

 

「デミ…先輩」

 

 

 

「正座」

 

「はいぃ…」

 

スイーツ部に訪れた私は、カズサちゃんに1秒で正座させられた

 

「どうしてあんな無茶したんですか?」

 

「先生から聞きました、詳しくは言えないけどずっと苦しんでいた事があるって……助けても言えないんです?口付いてますよね?」

 

「馬鹿だからか、この頭が馬鹿だからですか?」

 

グリグリグリ…

 

「おご…ォゴゴゴ」

 

逃げられない私をじっとりずっぽり舐るように質問攻めにし、死にかけながらも私はハスミ先輩に言った同じことを言うと…

 

「スイーツ食べに行きましょう」

 

超絶不機嫌になりながらそう言われて放課後カズサちゃんに付いていく事になった。

 

平和で優しい一日…

 

 

そして…

 

 

「は?」

 

平和は終わった。商店街で、両脇にカヨコとイチカ先輩を侍らせた先生が喫茶店に入る所を見つけてしまった事で。

 

「あ、あの〜カズササン…?い、息して…ない…?」

 

「行くよ」

 

「ァちょっと待って下さ…」

 

 

 

■喫茶店 天候 快晴一部……

 

「「「……」」」

 

大雨

 

 

先生と私が隣に、対面をカヨコ、カズサ、イチカといった感じで座席に座っている。

 

 

(先生!!先生!!!何やってんすか!?!)

 

("ごめん!!便利屋に行った時にカヨコからお誘いがあってデザート食べに行こうって!その途中巡回してたイチカとも出会って…!)

 

歴戦のキヴォトスジメジメシトシト加湿器達が揃った店内は、フル回転している換気扇を無視して雨が降りそうだった。

 

恋愛感情に疎い…疎すぎる先生も流石にこの湿った雰囲気には気まずそうにしている。

 

一番最初に口を開いたのは…カヨコだった。

 

「先に一つ、先生を誘ったのは私」

 

先手が強すぎるよ!!

 

「…そうっすか」

 

「……そう」

 

「「「……」」」

 

エッグい……なんだ、ここだけ重力が十倍になってます?

 

「あ、あはは…み、皆さん何食べます…?」

 

この空間に店員さんを呼び付ける事を申し訳なく思いながらチャイムに手を伸ばす

 

「……」

 

「……」

 

“な、なら私はーー”

 

「このフローズンミルクマンゴーを、でしょ?()()()()()()()()()()()お気に入りだって言ってたよね」

 

カズササン…!火に油を注ぐ様な真似は……!

 

「…………」

「…………」

 

ほらもう……

 

「私はレモンのモンブランとローズマリーのハーブティー」

 

「…じゃあ私は期間限定パフェの“桃の園”にするっす」

 

「ミカンのスイーツサンド、それとヨーグルトパパイヤ」

 

 

 

 

※それぞれの花言葉

 

マンゴー…甘い囁き レモン…誠実な愛 ローズマリー…私だけを思って

 

桃…私はあなたのとりこ みかん…清純 パパイヤ…燃える思い

 

 

 

「デミちゃんは何頼むっすか?」

 

「あ、あは、あはは…カフェインレスブラックコーヒー単品で……」

 

 

ピンポーン…と地獄への入口入場ベルが鳴り響く。

 

「いらっしゃ…い…ませ、ご、ごごご注文は如何致しますか…?」

 

先程言ったメニューを述べると、店員は飛ぶように帰って行った

 

「「「…………」」」

 

沈黙が……重すぎる

 

(先生!!!どうにかしてくださいよ!大人なんでしょ!?先生なんでしょ!?!)

 

(“どうにか……どうにかか……”)

 

目配せでどうにかしろと言ってみたが……どうにかなるの?

 

“えっと、まずは誘ってくれてありがとうね?カヨコ”

 

「別に…多忙な先生な事だし、私達に割く時間の一部でも使わないと休んでないよね?だから誘ったんだ」

 

「…っち」

 

「っスゥ-」

 

どうにもなってないって先生!!

 

“イチカもわざわざ巡回の休憩時間使って一緒に来てくれるなんて、イチカとデザート食べに行けることは少ないからね、嬉しいよ”

 

「……!先生の為ですから別に大丈夫っすよ!」

 

“カズサ、デミを叱ってくれた様だね……感謝するよ。お礼にまたおすすめのスイーツ屋…一緒に行こうか”

 

「……そっ」

 

……およ?なんかみんなの表情が…場の雰囲気も…。

 

もしや…全員を誑し込む事で場を丸く収めようと……!流石先生!!人でなし!まだ一言しか話してないのにチョロすぎるよ皆!

 

「ご、ご注文の品お待たせしました!!失礼します!!!」

 

そうこうゆったりと談笑(表面上)をしていたら、注文の品が届いた。

 

“いただきます……デミはコーヒーだけで良かったの?”

 

「あっはい、私はコレだけで……」

 

ズゾゾゾゾ……暖まるわ〜……

 

「先生も要ります?(お疲れ様です本当)」

 

“あぁ…もらうよ(生徒のためならね)”

 

コーヒーカップを渡して……先生がそれを飲んだと同時に……。

 

 

ゾワァ…!!!

 

死を思わせる悪寒が私を襲った。

 

「ヒッ…あの、その」

 

対面の全員の視線が私に集中している。

 

今気づいた、雰囲気に潰されすぎて飲み口を気にしてなかった……間接キス目の前で見せられて怒らない筈無いですよね!!

 

“ブーー〜!”

 

「次はなんすか先生!?」

 

かと思ったら先生が急にブラックコーヒーを吹き出してしまった、一体何が…。

 

“ゲホ…ゲホッ…このコーヒーなんだか味が…あ…れ?世界が…回って…”

 

火照っていく先生の顔、耳まで真っ赤になってしまった先生は私に倒れ込んでくる。

 

「「「…っ!!」」」

 

「一服盛ったんすか?デミちゃん」

 

「流石にそれは許さないよ、というかコロス」

 

「デミ先輩…?貴方は本っ当に私を怒らせるのが好きですね…?」

 

三人の殺気が膨れ上がって銃を向けられてしまう。

 

「ご、誤解っすよ!?私なんにもしてませんってば!!」

 

「随分と喚くね…遺言はそれでいいの?」

 

待って!カヨコ様本当にお待ちになって!!本当に私なにも……なにもぉぉ〜!!!

 

「申し訳ございません!!!先程コーヒーを頼んでいた方はいらっしゃいますか!?!」

 

「わ…わぁ…え?は、はい!!はいはいはい!ここです!!」

 

「どうやら厨房側のミスで……ごにょごにょかくがくしかじか……」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

無罪!!無罪判決だァァ!!

 

店側の人が場の雰囲気に押しつぶされながら話してくれた事は、厨房でコーヒーに料理用の調理酒が混合してしまったらしい。

 

薄いものではあったので、私は大丈夫だったが……先生が酒に激弱だということでこうなってしまったのであった。

 

「本当に申し訳ございません……謝罪なら幾らでも…」

 

「いや、こちらこそ……知らせてくれてありがとうっす、命の恩人ですよ…」

 

原因は店側といえ不慮の事故は仕方が無い。

 

「はぁ……それでお三方、先生で遊ばないで下さい」

 

とうの三人はというと、酔っ払った事をいい事に先生を弄り回して質問攻めまでしている。

 

「先生…可愛いっすね……うぉ腹筋が……♡」

 

「メガネを外した先生なんて見た事なかったな……肌も綺麗、スンスン……うん、いい匂い……だけど…これが……よし、シャンプーでも送ろう」

 

「先生、馬鹿な先生、いつか誰かに襲われても知らないって再三言ったのに……こんな無防備で、私が居なきゃ変な虫までくっつけて……」

 

「「「…………」」」

 

先生を取り囲んでる三人から重力波が放たれている……いやそう見えるだけだが空間すら歪んで見えるのだ。

 

「勝負、しませんか?」

 

「「勝負?」」

 

「今から先生に対し、『誰と一緒に居たいか』質問するんす」

 

「「!!」」

 

おいちょっとイチカちゃん!?究極すぎる勝負仕掛けてんじゃねぇーすっよ!!

 

 

「「受けた」」

 

自信満々な顔をしながら全員の了承が得られると共に質問が先生を襲う。

 

 

「先生、先生は一番誰と一緒に居たいですか?」

 

どくん……どくん……心音がうるさいと感じる程静かだ……

 

“だれと……?みんな…と…みんな大好きで…可愛い……私には勿体ない程……良い子達”

 

「……はぁ、『先生が一番好きな子は?』」

 

先生が酔った状態でまだクソボケだから、カヨコが痺れを切らして言ってしまった。

 

“…先生をあんまりからかわないで…?みんなの……魅力に耐えるのも必死なんだから……”

 

先生が自分の顔に手を伸ばし、顔を隠しながらそう言う。

 

今の先生は酒酔いで暑がっていた為上着を脱ぎ、内側の黒ワイシャツのボタンを二つ程外している。

 

耳まで火照った顔が更に紅くなったのを感じ、普段では絶対に聞けない恥ずかしがりながら綴られるその言葉には優しく儚く……正確に言えばなかなかクるものがあった。

 

しかも普段の頼りある姿とは違って、今は立つ事すら出来ない弱々しい姿で。

 

「「「……」」」

 

「…あの〜みなさん?」.

 

「やっぱり最初からこうすれば良かった」

 

カヨコさん??何をしようと…いやナニっすか!?

 

「そうっすね、それはそうと私のものです」

 

「みんなは先生の部屋知らないだろうから私が連れてくよ」

 

「「「…………」」」

 

……先手必勝!!!!

 

「「「なっ!?」」」

 

「店員さんお金ここ!バイバイ!!」

 

一瞬で先生を奪い去って店を飛び出す……すまんが先生を助けるにはこうするしかない!

 

後ろから殺意を超えた何かの感情が迫ってくるのを感じる。

 

「もう先生の阿呆!色気振り撒いたツケだよ馬鹿!この歩く性欲剤!生きる媚薬!」

 

アロナを信じだいぶ早めに駆け抜ける、路地裏に着いてようやく一息入れた。

 

「はぁはぁ……ここまで来れば」

 

「先生とワタクシだけ……ですわね」

 

ぎゃあああ!?!

 

「ワカモ!?!」

 

「先生を置いて下がるか、死ぬか、どちらか選びなさい」

 

三十六計逃げるに如かず!!

 

「っ!!待ちなさい!!」

 

その後も逃げ続けた私はキヴォトス中を走り回り……

 

「待てやコラァァ!!」 「ん、添え膳食わぬは女の恥」「「「「……」」」」(無言ダッシュ四人組) 「うへ〜、先生を置いていきなよ」 「ミレニアムの総力を出すわ!全員で捕まえるわよ!!」「鬼神…私の……先生……何処へ…行くの?」

 

 

「せんせぃ〜!!早く起きてーーー!!!殺されちゃうってば〜〜!!」

 

 

 

世にも珍しい行列の光景は明日のクロノス報道に大きく乗っただとかなんとか……。

 




抑えろ……抑えろ私の曇らせ欲求……タメだ、タメが大切なんだ……それがより美しく華やかで……それでいて甘美な地獄を作り出せるんだ……抑えろ……ダメだーー!!漏れ出るーーー!!!!!助けてーー!!!!!!



ーーーーーーーーーーーーーーー

先生の死因case1

『毒味の失態』



……断れば良かったんだ。あれだけ頼れ、助けてと言ってって、言われてきたのに…。

醜態を晒したくないなんて、私の身勝手な理由で、先生は死んだ。

暗殺だった、カイザーコーポレーションの手による服毒、私達生徒には効き目が薄いものだが、生身の人なら確実に命に関わる毒だ。

「先生……先生、先生…」

名を読んでも帰ってくるのは静寂、私のミスだ、味が分からなくなったこと……もっと早く先生に言って頼っていたら……。

普段の夢と幻覚、幻聴によるストレスで味覚を失っていた私は、毒を素直に見逃してしまったのだ。

「せん……せ…置いてか……ないで」

「先に……いかないで」

先に行かせたのは私だ

「“お前のせい”……やっぱり私は…異物だったんだよ、身の上以上の幸福を……目指そうとして」

手榴弾のピンを抜いて口に放り込む



爆発ーー




「……なん…で…死ねないんだ……もう……いい、もういいってば!!!」

再生する身体、ヒナ委員長と戦った時と同じだ……どれだけ原型が失われようと私はこの世界に縛り付けられた様に存在し続ける。

「…………死ね……死ね!…死ねよ!いいからもう死ね!!」

銃を自分の頭に向け発砲を繰り返す、死ねない。

「ぅ……うぅ……なん…で……!!こんな……!」

孤独が心を殺してく

自分のヘイローが裂け、何かが産まれようとしていくのが感じる


「…………ぁ」



キヴォトスは死んだ

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


駄文でした……ぅ…ぅぅ!うぐぅあぁぁ……ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!もっと本編で曇らせたい!早くしてくれーー!!!どうなっても知らんぞーー!!!!
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