ブルーアーカイブの隅っこで   作:カピバラバラ

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水着パーリナイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■翌日 補習授業部 休日

 

 

 

 

 

「よいしょっと、雨っすね〜」

 

 

“雨だねー”

 

 

デミは先生の部屋を訪れていた。先程ずぶ濡れになったらしく、着替えは全て洗濯機の中だという。

 

 

“……どうして私の部屋に?”

 

 

「駄目っすか?」

 

 

“………全然大丈夫さ、来てくれてありがとね”

 

 

教職者として個室に二人というのはいただけないものであり、立場としては拒否をする事が正しいのだろうが、それはそれとして、今までに色々ありすぎて彼女から望んで来る事は少なく、目を離せない。そして何故か私の膝上に座っている。

 

今日は補習授業部は休み、本来であればデミは合宿場で皆といるはず。ただお互いに踏み込んだ話はしないままだ。

 

 

「ハナコちゃんとはもう話しましたか?」

 

 

“うん、ヒフミと一緒に事情を全て話したよ”

 

 

「水着で密会だなんて先生もやらしいっすね」

 

 

“デミは寝てたのになんで知ってるの……あれは事故だからね?コハルにも誤解されちゃったし”

 

 

「ムッツリさんめ」

 

 

“もう、あんまりからかわないでよー?”

 

 

「うら若き乙女がこんな近くに寄って、なんも無いんすから、もう少し女っ気覚えて下さいっす」

 

 

“あのね、デミ…私は”

 

 

「はいはい、いつもの決まり文句っすね……いつかそれ、生徒のこと泣かせちゃいますよ?」

 

 

“むむむ、そう言われちゃうとなぁ……”

 

 

くるっと反対を向いて、抱きつく形になって座られ、そう言われる。

 

 

「あったかー…セラピーって奴っすね」

 

 

“うご、動きにく…書類整理終わってからなら幾らでもくっついて良いから、今は……”

 

 

デミを引き剥がそうとした瞬間、バツン!と部屋の電気が切れた。

 

 

「あ、停電したっすね〜」

 

 

“停電したね…”

 

 

「…行きます?」

 

 

“行こうか…”

 

 

 

 

 

■補習授業部 合宿場 寝室

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、下着姿で勉強というのも、とってもアリだと思いますよ?」

 

「何言ってるの!? 馬鹿! そんな破廉恥なのダメっ! どうしてそういう方向になるの!?」

 

「ふむ、しかし話は分かる、下着は多めに用意してあるし、靴下も履いておけば体温の維持は問題なさそうだ」

 

「し、下着に靴下……?」

 

「変に同調しないで!? 教室でそんな恰好、やばいでしょ!?」

 

下着と水着姿を重ね合わせたコハルがその非常に犯罪的な絵面を思い浮かべてしまい、赤面しながらドライヤーを指さした。

 

「ささっと洗って、ドライヤーでも何でも使って乾かせば良いでしょ!? その間はバスタオルとか巻いておけば良いし!」

 

「ふむ、兎に角濡れたままというのは拙い、取り敢えず脱ごう」

 

「あうぅ……仕方ないですよね、流石に風邪はひきたくないですし、私も脱ぐしか……」

 

「そうですね、取り敢えず裸になりましょうか♡」

 

「何でみんなそんなに脱ぎたがるの!? 露出は犯罪なんだよっ!?」

 

「いえ、でも濡れたままだと風邪ひいてしまいますし…」

 

実際問題、このまま濡れた服を着続けるよりは、裸の方がマシだと思えるほど着々と体温を奪われ続けている、あれやこれやと議論していく中で唐突に、バツン!と部屋の電気が一斉に切れた、停電である。

 

「これは、て、停電ですか……?」

 

「落雷のせいでしょうか?」

 

「……元々掃除もされていない様でしたし、もしかしたら電気系統も――」

 

雨模様のせいで部屋は薄暗い、その中での停電によって互いの姿をハッキリとは見えなくなる

 

「……ヒフミ、問題が発生した」

 

「えっ? な、何ですか……?」

 

「このままだと洗濯機が動かせない、あと、ドライヤーも……とても困った」

 

「あっ……」

 

「……!?」

 

「あら」

 

バァン!!

 

「つまり脱ぐしかないって事っすね!!」

 

“みんな無事…え?”

 

暗く、暗闇と静寂に包まれた部屋に激しく扉が開かれる音と共に軽快な声が差し込まれた。

 

 

 

 

「「“ちょっと待った!!?”」」

 

 

 

 

そして、部屋に入った瞬間にデミが脱ぎ出し――

 

 

「やはりこうなってはパジャマパーティーならぬ、下着パーティーくらいしかする事はありませんね!!」

 

共鳴する様にハナコも脱ぎ始めてしまった。

 

「何してんのよ!?ちょっ、デミ先輩も脱ぐなぁっ!先生が居るのに!」

 

“うぉぉぉぉぉ!!!”

 

「先生ぃ!?自分の目を潰そうとしなくていいから!二人共早く服着てよバカ!エッチなのは駄目!死刑!」

 

「あら、先生がいらしていましたか……仕方ありません、勿体ないですけど…全部脱いでしまいましょうか」

 

「なんでそうなるのよ!!?」

 

「安心して下さいっす、これ水着っすよ、ハナコも水着着てこいっす」

 

「…え?水着?」

 

羽で覆い隠した視界の隙間から、コハルが覗いてみると、あれは以前プール掃除の時着ていた黒ビキニだという事が分かる。

 

「…って、それじゃ下着着けてないって事になるわよね!?」

 

「コハルちゃん…水着も下着だって思えば下着なんすよ?着替え、無いんでしょ?水着パーティーするっすよ」

 

「え、えぇ……な、何か他にありそうな気はしますが……」

 

「…他に良く考えるとすれば、そうですね…例えば」

 

「アンタはもう黙ってて!!」

 

「しかし、こうなると合宿どころではないし……こんな落雷程度で全部の建物が機能不全だなんて、酷いセキュリティだ」

 

「あはは……まぁ、古い建物ですし」

 

 

 

 

 

 

 

 

■体育館

 

 

 

 

 

 

 

「うふふ…ずっとこういうことしたかったんですよね」

 

“楽しそうだね、ハナコ”

 

「はい…♡」

 

結局、皆水着を来て体育館に集まっている。

 

「ふふっ、何だかんだで皆集まりましたね……私、こうやって皆で何かをしたり、燥いだりするの、夢だったんです 今、とっても楽しいんですよ」

 

「あぁ、気持ちは分かる、何なら私も補習授業部に入って以来、ずっとそういう気持ちだ」

 

「あら、そうなんですか?」

 

「うん、何かを学ぶという事も、みんなでご飯を食べる事も、洗濯も掃除も、その一つ一つが新鮮で……とても楽しい」

 

「まぁ……♡」

 

アズサのそう話す姿は、誰かに話しかけているように遠くを見つめていた、言葉では喜の感情を見せてはいるが、その表情は憂いている。

 

「水着は泳ぐ時にだけ着るものだと思っていたのに、こんな活用方法があるなんて事も初めて知った、知らなかったことを知れるというのは、楽しい事だ」

 

「み、水着の件はちょっと違う様な……?」

 

「でも、動きやすいし通気性も良い、とても機能的だ、ハナコがこれを着て学校を歩いていたというのも納得がいく」

 

「そうですよね? ほら、だから云ったじゃないですかコハルちゃん」

 

「いやそれで外を歩くのは犯罪だから!納得しちゃダメ!公然淫猥罪だよ!?」

 

「うん、コハルと一緒に勉強するのも楽しい」

 

「っ!?きゅ、急に何!?何でそんな恥ずかしい事云うの!?」

 

「あらあら…♡」

 

純粋な善意から放たれた言葉には嘘偽りが一切無いのは明白であり、それを受けたコハルは恥ずかしがりながらも、返事を返す。顔は既に真っ赤で、それほど彼女は純朴なのであろう。

 

「ま、まぁ? 私みたいなエリートと一緒に勉強して、為になる事は多いと思うけれど……」

 

「うん、本当にそうだ」

 

「アズサちゃん……最初は余り表情の変化も読み取れなくて心配でしたが、今ではもうすっかり馴染んで……本当に良かったです!」

 

「勿論ヒフミもだ、本当にいつも世話になっている――ありがとう」

 

その言葉に、ヒフミは思わず涙ぐんで抱きついてしまう。今までの苦労やそれが実ったであろう模擬試験、数少ないモモフレンズの共有仲間、そして今の感謝の言葉によりヒフミの涙腺は限界を迎えていた。

 

「あ、アズサちゃんっ!うわーんッ!」

 

「うぐ、ひ、ヒフミ……少し息苦しい」

 

 

それを傍から傍観していた二人

 

 

“……青春だね”

 

「青春っすね……」

 

そしていつも通り何故か先生の横に座っているデミ、彼女はいつもこうやって皆が話し始めた時は、先生の傍に寄って座っている。まるでその景色から外れるように。

 

“デミは……”

 

「見た目もビキニでズレてるんで大丈夫っす、見てるだけでお腹いっぱいっす」

 

“……”

 

 

その後も談笑を弾ませ、皆に混じる事無く先生とデミはその景色を目に焼き付けていた。

 

 

 

話している間、皆に聞こえないようにデミは先生に話しかける。

 

 

「ねぇ、先生」

 

“なんだい?”

 

「私が、殺してくれって頼んだら、それが救いで、それが望みで、それが私の心から望んで歩む道なら、先生は……」

 

“嫌だ”

 

「……なんでですか」

 

“私は情けない大人だから”

 

にへら、と笑ってデミの方を向く。理由の無い、ただゴネているような拒絶。先生として、大人として有るまじき否定。

 

「…答えになってないっすよ……はぁ…もう」

 

“だってまだデミの望み(産声)を聞いてないからね”

 

「……まぁ〜だ言ってんすか」

 

“絶対に聞かせてもらうよ”

 

「何時になるんすかね〜…死んでも話さないかも知らないっすよ?」

 

“死んでも付き添うさ”

 

「……そっすか」

 

“ふふっ……知っているかい?デミ、情けない大人の本気の力を”

 

「なんすかそれ、スゲェ頼りなさそうなんすけど」

 

“うん、先生としても大人としても未熟な私は、けれど他の大人に負けない唯一のものがあるんだ”

 

「……」

 

“本気で駄々をこねれる”

 

「ぶふっ……w」

 

先生が両手を広げて、赤ちゃんのグズりのジェスチャーを軽く見せてくる。

 

“本気で嫌がって、嫌なものは認めたくないから、喧嘩する”

 

「情けない通り越して、『哀れ』っすよ、それは」

 

“ははは、哀れでもなんでも、勝てればそれでいいのさ!”

 

「マジで教職者として有るまじき発言だな!?」

 

今の先生の発言を聞けば、それはそれは見限ってしまう人間は多いだろう、だって大人としても先生としても………………

 

「……ふっ…あはは、そういう…事っすか」

 

先生は、その仮面(先生)偶像(大人)も外したことは無い、何があろうと、どんな状況になっても、先生は先生だ。それを外して、デミに話しかけている。

 

「…………本気で喧嘩したいんすね」

 

その重さに、耐えらるか。

 

“情けなくても哀れでも、私は掴み取りたい、ハッピーエンドをね”

 

「それは偽物っすよ」

 

掴み取る先は、『羽音デミ』の命、その手は出来の悪い贋作を掴ませられるのだ。

 

“甘いね、デミ……君はさっき水着でも下着と思えば下着って言っただろう?”

 

「はーん?本物だと思えば本物っすか?」

 

“うん”

 

「それは、沢山、沢山沢山見失うことと同意義っすよ」

 

“知らないね、見失わければいいだけだよ”

 

「はぁー?」

 

“ハッハッハ!!口論の基礎は自分の非を認めない事さ!!”

 

「マジで最悪なんすけど!?」

 

皆に聞こえないように配慮したいのに、口元が笑いで綻んで大きな声で笑ってしまいそうだ。先生もそんな様子でいる。

 

「ふぐっ…ふひひ…w…はぁ、ふぅ……最悪〜…ふぅ」

 

“はは、はぁ〜あ……ねぇ、嫌いになったかい?こんな人間だっていうのを見せられて”

 

「嫌いになりそうっすよ、情けないし頼りないしダサいし、オマケにガキだし」

 

本当に嫌いになりそうだ、私を未だに諦めないその姿勢が。

 

「でも」

 

「大好きっす、愛してます…先生」

 

それは、甘やかな宣戦布告の返事だった、あの時に傷だらけになりながら送ってきた先生からの。好意も愛も、今は目標の為のもの、デミにはもう止まる理由は無い。だから後はぶつかり合うだけ。

 

“……デミには敵わないな、決意表明が早速打ち砕かれそうだ”

 

「手を抜いてくれてもいいんすよ?」

 

“残念ながら私は、こういう時ほど本気でやりたくなるんだ”

 

「…………ガキっすねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アズサちゃんはもっと、夜はきちんと眠った方が良いと思いますよ?」

 

「……うん、今朝は寝坊して迷惑を掛けてしまった、すまない」

 

「い、いえ、そんな」

 

「慣れない場所で寝坊なんて、これまで殆どなかったのに……ふむ、もうここは、慣れない場所ではないからかもしれないな」

 

「確かに、私達もう此処に一週間近く居ますから……」

 

「兎に角、もっとしっかり眠らないと、深夜の見張りは減らして頂いて」

 

「見張り……? なにそれ」

 

「あぁ、毎晩夜中にちょっと見張りを――」

 

「何かあったら私の方に通知が来るし、アズサも少し休んで欲しいな……ハナコも、みんな、アズサの事を心配していたよ?」

 

「そう、なのか……?」

 

「それは、やっぱり同じ部活の仲間ですし……」

 

「そうか……ごめん――実は、見張りは言い訳で、ブービートラップとかを設置していたんだ」

 

「ブービートラップ?」

 

「それは……どうして、また?」

 

「ん、心配しないで、此処に悪意を持って侵入しようとするルートだけに設置しているから、普通に生活する上では安全面に問題はない」

 

「アズサ、そのトラップって――」

 

「大丈夫、殺傷性はない」

 

「……成程、ですがそれならそれで教えて頂けると嬉しいです、どうしても心配しちゃいますから」

 

「……うん、分かった…私のせいで、先生とみんなが被害を受けるのは望むところじゃないから」

 

“…アズサは本当に優しい子だね”

 

「あ、え…せ、先生、子供扱いしないでくれ………それに…」

 

言葉が詰まる、暗闇に紛れて表情も隠されたアズサの口から出てくる声は小さく、か細いものだ。

 

「この世界は全てが無意味で、虚しいものだ、だから、もしかしたら……」

 

私は、皆を裏切ってしまうかもしれない、いや、既に裏切っているのだろうか?ここにいるみんなに自分を隠してーー

 

「私はいつか裏切ってしまうかもしれない……皆の事を、その信頼を、その心を」

 

それは、アリウスで生きた彼女が持ちえなかった感情の露出、補習授業部という場所で絆を、友を、思い出を……新しい世界を味わった事による、後悔と失う恐れを含んだ言葉。

 

裏切る、それは…全てに対してだ。勿論そんなことはしたくない、けれど自身の全てを知った時、皆は……。

 

そう考えると、無意識に掌に力が篭もる。

 

「――………」

 

「アズサちゃん?」

 

「……?」

 

“…大丈夫さ、アズサ”

 

「…先生、でも」

 

“皆を、私を、自分を信じなさい、この世界にはアズサ一人しか居ない訳じゃない”

 

「……うん」

 

アズサの境遇を知っている者と知らない者、三者三様の反応を見せて、皆の視線がアズサに集まっていた……そんな時、パッと部屋を光が照らす。

 

「あ、電気が――」

 

「直ったみたい、ですね」

 

電気が付けば着替えも乾く、今日はもうこれでお開きにして、また明日を迎えるために皆、各々の時間を過ごして明日が……

 

 

 

 

バン!

 

 

ハナコが地面に手を叩く。

 

「突然の事でしたが、折角のお休みじゃないですか!みんな裸で交わったのに、このまま、はい、おやすみなさいだなんて――」

 

とはならないのが、補習授業部というものである。

 

「勝手に記憶を捏造しないで! 裸じゃないからッ!」

 

「それは兎も角、このまま寝てしまうのは勿体ないです、まだ火照っているといいますか、物足りないと云いますか……」

 

「具体的には?」

 

アズサが首を傾げ、そう問いかければ――それを待っていたとばかりに瞳を輝かせていたハナコが指先を立て告げた。

 

「うふふ♡合宿といえば、やはり合宿所を抜け出す事……それも一つの醍醐味だと思いませんか?」

 

「え、えぇ……?」

 

「さあ! 今から皆でこっそり外に出て、お散歩しましょう♡」

 

「何ならトリニティの商店街は夜遅くまで営業している御店も沢山ありますし、食べ歩きとか、ショッピングも出来ますよ!」

 

「そ、そんなの校則違反じゃん! 駄目ッ!」

 

「細かい校則は把握していませんが、結構皆さんこっそりやっていると思いますよ? 意外とそういう方、周りに居ませんか、ヒフミちゃん?」

 

「あ、あはは……そ、そう、ですね……」

 

自分もブラックマーケットに出入りしています、なんて口が裂けても話せない、ただ自分だけでなく、周りの生徒も実際にチラホラと規則違反をしている時はある。

 

「ですが普段であればまだしも、今は補習授業部の合宿中ですし……良いんでしょうか?」

 

「遠出する訳でもありませんし、直ぐそこですよ、コハルちゃんも如何ですか? きっと楽しいと思いますよ」

 

「え、っと、正直、その、きょ、興味はある、けれど……」

 

バァン!

 

“許可しようじゃないか!!!”

 

デジャブを感じる入り方をして、先生が現れた。

 

“夜遊びは学生の華!でもあんまり過激な事はしちゃダメだよ?私も付いてくから”

 

「ふふっ、ありがとうございます♡」

 

「えっ、良いの!?」

 

「――準備は出来ている、直ぐにでも出発出来るぞ」

 

「アズサちゃん!? もう着替えたんですか!?」

 

「先生〜サイフと上着っす」

 

“お、ありがとう……デミ…ん???”

 

プライバシーな領域を侵入しなければ持って来れないものを、至極当たり前かの様に手渡されて違和感を覚える先生だったが、スルーした。

 

皆の様子を見ると、既に準備万端なデミ、同じくアズサ、更にハナコと……ヒフミも、何だかんだいいつつ、ペロロ様のカバンに外出する為のサイフやら何やら詰め込んでいる、その顔からは楽しみにしている感情がありありと伝わってきた。

 

「では、決定ですね♡ さぁ、準備していきましょう! 楽しくなってきましたね、深夜に裸で散歩だなんて……!」

 

「服は着ろ、頭ピンク」






どんな話でも、先生とデミが話し合えばシリアスになる魔法の力。
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