鏡面界に入ったあと…
辺りを見回してみるが目に見えて雰囲気が違う…こう……なんもいえねぇ…
「詳しく説明してる暇はないわ!構えて!」
「「っ!?」」
校庭の真ん中に歪みが生まれ…その中から手が出てきて…にょきっと長髪の女が現れた…
えっと…なんていうか…感想言ったほうがいい?
「「キモッ!?」」
どうやらイリヤスフィールも同意見だったようだ
「報告通り…実体化した!来るわよ!」
女がいきなり接近してくる…まぁ俺からしたら大したスピードでもないが…
攻撃をよける…なんかうずうずしてきた
「セット!爆炎弾三連!!」
巨大な火の攻撃が相手を襲った…が
煙が晴れ…敵の姿が見えたが…無傷、どうやら魔術は無効らしい…
「じゃ後は任せた!わたしは建物の陰に隠れてるから!」
「「丸投げかい!!」」
『取り敢えず主殿、転身を』『行い…ましょう』
「了解!」
『『コンパクトフルオープン!鏡界回廊最大展開!』』
俺の体が光に包まれ…目を開けると…西洋っぽい鎧を着てました……まぁ、身軽な鎧だけど…
俺…宮本武蔵の子孫なのに西洋の鎧なんてきていいんだろうか…
…………まぁ…いっか…
諦めました…きっとそのうち宮本武蔵っぽい服が出てくるだろう……
「おひゃあ!?か、かすった!今かすったよ!?」
っておい馬鹿…敵を前になにやってんだあいつ…
相手がイリヤスフィールに近づく…
ちっ、仕方ない!!
敵の攻撃を長剣で受け止める…
「れ、蓮…君」
「はぁ…敵を前によそ見しない方がいいぞ?」
「ご、ごめんね」
「気にするな……お前は俺が守ってやっから…」
「ふぇ///!?……あ、ありがと///」
はぁ…なにいってんだろ…俺…
相手を剣で吹き飛ばす、対して強い敵ではないが油断はしない方がいいか……
すぐに間合いを詰め、斬る…案の定防がれる…
だから…
「緋恋…」 『ふっ…わかった』
瑠火から片手を離しもう片手に緋恋を出す…そして
「うがぁぁ!」
片手を切り落とす…随分と汚いやり方だが…俺は気に入ってるぜ!
「ぐぁぁ!」
怯んだところにすかさず斬る…だがただ斬っている訳ではない…敵の動きを止めるため足の神経を切ったり致命傷になるかならないか程度の攻撃を続ける
「す…すごい…けど…なんか怖い…」
まぁ…そうだろうな…
だが…これだと決定打にかける…確かに倒せるけど…イリヤスフィールの成長は見込めないか…
「イリヤスフィール!遠距離から頼んだ!」
「ふぇ!?」
敵から距離を取る
「え、えっと…どーにでもなれー!!」
その時、俺は敵からかなり距離をとっていたことに安堵した…それは…
「遠慮なしに斬撃放つんじゃねぇ!!…巻き込まれたらどーすんだ!!」
「ご、ごめーん!!」
だが、その威力が高かったためかかなりのダメージを与えられたようだった
「効いてるわよ!間髪入れずに速攻ー!!」
遠いなぁ、おい!?
その後イリヤスフィールが追撃をするも当たらない…まぁ、相手も馬鹿じゃないしな…
「特大のぉー散弾!!」
うぉ!?範囲でか!?
ってかもうちょっと範囲狭くしろよ!
さもないと反撃が!
俺の想像通り…敵の前に魔法陣が現れた…あれは…
「宝具を使うきよ!!逃げて!!」
イリヤスフィールはかなり動揺しているようだ…
このままじゃ危険だ…
それに…宝具…でも発動までにはまだ時間があるはず!
「先手必勝!」
瑠火を持ち敵に接近する…
そして…その時…
「クラスカード…ランサー…限定展開」
俺の横に誰かがいることがわかった…
その存在を横目で確認する…
イリヤスフィールのように魔法少女のような服を着て槍を持った少女
その少女も俺を横目で確認していた…そして無言のアイコンタクト…
「ゲイ…ボルク!!」
「ふっ!」
剣と槍…その二つが交差するように敵の心臓を突き刺し、敵の体が光を放ち、カードに変わる
「ランサー…接続解除…対象撃破…クラスカード…ライダー回収完了」
緋恋と瑠火を待機状態にして、先程の少女を見る…
比べて悪いが、イリヤスフィールとは正反対に見えた…
言葉にするなら、イリヤスフィールが太陽…そして、この少女が月…そしてどことなく…寂しそうな雰囲気を纏っていた
これが二人目の魔法少女との出会いだった
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