目が覚めるとがっこうぐらし!(実写版)の世界だった。   作:RNKI

7 / 14
あうとぶれいく
第4話 さいしゅうかい


6月1日。

パンデミックまで残り3日を切った放課後。

動悸と胸騒ぎで満足に睡眠を取れない中でも、危機感が私を学校へと向かわせていた。

「はぁ....っ....はぁ...っ!」

過去に経験の無い肺の痛みを感じ、走りの体勢が大きく乱れる。

「おい春!無茶し過ぎだ!」

そんな私を見兼ねたのか、胡桃先輩が私の走りを静止させた。

ろくにインターバルを取らずに走り続けたせいか、視界がボヤけて満足に彼女の姿を捉える事が出来ない。

きっとこの事実を伝えたら、胡桃先輩は間違いなく私を保健室へ連れて行く筈だ。

「....すみません」

「何かあったのか?」

「いえ、ちょっと考え込んでいただけなので...」

いっそ胡桃先輩の優しさに甘えてしまいたいが、それで解決するのは自分だけなので此処はグッと堪えて誤魔化す事にした。

もう本当に時間がない、パンデミック後の限られた時間で多くの人の命を救うには、何よりも持久力が必要だ。

今更強度を上げたところで、恐らく殆ど変化はしないだろう。

けれど、それでも今の私にとってそれをしない事は許せなかった。

 

 

 

6月4日。

実写版におけるパンデミック当日。

起きた瞬間、私は自身が犯した過ちに気が付いた。

身体が重い、頭が痛い、熱い、苦しい。

そんな負の言葉の羅列。

時計の短針は、しっかりと2を刺していた。

 

背筋が凍った、頭がおかしくなりそうだった。

私は急いで起き上がり、大袈裟にドタバタと音を立てながら身支度をする。

突き付けられた事実を認めない様に、意識をとにかく四方へ散らす。

「...春お姉ちゃん?」

ボタンを通そうとした指が止まった。

本来居る筈の無い人間の声。

それは幻聴なんてものではなく、しっかりと外部から耳に入ってきていた。

「る、るーちゃん?どうして」

「...どうして?」

困惑した様に顔を傾ける彼女の姿を見ると同時に、ようやく私の意識が完全に覚醒した。

ーーそうだ、今日は早いんだった、だから帰ってきた....そう、そうだよね...で、それでいつもこの時間は....

まとまらない考えを強引にまとめていると、額に少しの違和感を感じる。

触れると若干の冷たさを与えてくれるそれは、きっと彼女からの愛情だ。

「....ありがとう、るーちゃん」

恐らくは姉さんが、私の家の鍵をるーちゃんに預けたのだろう。

この時間は両親も帰って来ず、出来るだけるーちゃんを1人にさせたくない。

そしてそういう場合に限っては、熱を引いて休んでいた私という存在はプラスに働く。

詰まるところるーちゃんは、私のお世話をしてくれていたのだ。

ーーそう...うん...落ち着け....

冷静になってきた思考を回転させて、私は着替えを再開する。

想定外の出来事で手が止まってしまったが、るーちゃんが家に居てくれたのは非常にラッキーだった。

「るーちゃん、帰り道何か変な事あった?」

そして冷静になったが故、私は事実と向き合う事を選択した。

「....パトカー、沢山走ってた」

 

ーー...もう始まってる。

 

「...お姉ちゃんの言う事、信じてくれる?」

 

 

 

百聞は一見にしかず、学校に近付くにつれ増えていく血痕に対して私はその言葉を思い出していた。

遠くから微かに悲鳴が聞こえてくる、今も誰かが彼らに襲われているのだろう。

ーー落ち着け、きっと間に合う、大丈夫...

「は、春お姉ちゃん...!」

シャベルを握り直すのと同時に、胸の中から幼い声が聞こえてきた。

「るーちゃん、お姉ちゃんが良いって言うまで目を閉じられる?」

「....うん!」

不安げな表情を浮かべながらも、その両目はしっかりと閉じられた。

るーちゃんにこの惨状は見せられないし見せたくない。

家に待機してもらい後で迎えに行くという選択肢も考えたが、1人で恐怖と戦う彼女の姿を想像した瞬間、それは無くなった。

私は校門を通り、校舎に向かって走っていく。

ーー今なら屋上に居るはず...るーちゃんを預けてすぐに他の皆を...!

 

 

 

「ッ!!」

想像はしていたが、校内には既に彼らの姿があった。

痛ましい傷口と、真っ白な制服を血で染めたそれらは、私に恐怖という枷を背負わせてくる。

ーーでも....っ。

その恐怖に負けている時間は無い。

私はるーちゃんを抱えて階段を駆け上がり、目的地である屋上に近付いていく。

「....っ、やばっ!」

が、階段で倒れていた生徒の1人が私の脚を掴み、一気に体勢が崩れてしまう。

「うぐっ...!」

段差に身体が叩きつけられ、鋭い痛みが全身に走った。

ーーまずいまずいまずいまずい!!!!

死にたくない、死にたくない。

「こ、のっ!!!」

パニック状態に陥りつつも何とか意識を保ち、その生徒の頭を出来る限りの力で蹴り飛ばす。

ーーこの上が屋上....なら!

嫌な感覚と共に階段を転げ落ちていったそれを確認し、私は胸の中で震えている妹に話しかけた。

「るーちゃんっ、このまま階段を登って屋上に出てくれる?」

「え?....春お姉ちゃんは?」

「私は大丈夫、上には姉さんも居るから」

視界の端で、頭を蹴られた生徒がモゾモゾと動き始める。

「上に着いたら大声で姉さんを呼ぶ、出来る?」

「....うんっ!」

「じゃあ行って!走って!!」

私の胸から飛び出した彼女は、その小さい身体を全て利用しながら階段を登っていく。

恐らく数秒後には、姉さんを呼ぶ声が響く事だろう。

頭が痛い、気を張っていないと意識を保てない。

 

ーー....それでも、まだやる事は残っている。

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

高城さんを押し倒した生徒に対し、私はシャベルを振り下ろす。

全力の一撃だった事は、吹き出した血と生々しい感覚で理解した。

「高城さん、大丈夫?!」

「....なんで」

唖然とした様子で、先程まで彼女を襲っていたモノに目を向ける高城さん。

「高城さん!」

しかし今は、そんな時間すら惜しい。

私は強引に彼女の腕を引っ張りながら、近くに居た原田さんに声を掛けた。

「逃げよう!原田さん、動ける?」

「う、うん」

焦りばかりが蓄積し、爆発しそうだった。

 

 

 

屋上に籠城して数十分、その間私は自身の行動をひたすら振り返っていた。

開けてと叫ぶ生徒を目視しながら、扉を頑なに締め続ける。

ガラス越しに映るその生徒の顔は次第に絶望と怒りへと代わり、最後には恐怖で埋まっていた。

ーーきっとあの子は、死にたくなかった。

血塗れの手に引き摺り込まれていくその最後の瞬間は、今でも瞼の裏に焼きついて離れない。

屋上には、2人の男子生徒の死体がある。

1人は佐倉先生が、もう1人は屋上に逃げ込んだ生徒が手を下した。

ーー....私は...っ

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!!」

何故か頭から消えていた、世界で一番大切な人間の1人。

私がその声を聞き間違える筈が無かった。

「るーちゃん?!?」

私は吸い込まれる様に扉の前まで移動すると、そのまま壁を塞いでいた物を急いで退かしていく。

「若狭さん?どうしたの?!」

慌てた佐倉先生が近寄ってくるが、今の私には説明する時間すら勿体無い。

そうして何とか扉を開けると、すぐに愛しの妹が胸に飛び込んできた。

「お姉ちゃん!!」

「るーちゃん...?本当にるーちゃんなの?!」

「うん...!....怖かった」

涙を浮かべながら、るーちゃんは私の胸に顔を埋める。

この温かさは幻でも何でもない、本物だ。

そう感じたのと同時に何故か冷静さを取り戻した私は、急いで佐倉先生に声を掛けた。

「先生!扉閉めてください!」

「...!えっ、ええ!」

 

 

 

「....ねさん..,.天音さん!」

ーー....痛っ...

僅かに残る頭痛に耐えながら、私はゆっくりと目を開ける。

「窪田....先輩?」

「うん、それより大丈夫?」

窪田先輩は心配そうに私の顔を見つめると、そのまま視線を背後に向けた。

ーー...そうだ、篠原先輩は?!

「あ、あの!篠原先輩は...?」

その瞬間、窪田先輩の表情が明確に曇る。

そして私は、自分の犯してしまった事の重大さに気付いたのだった。

 

「....っ」

ーー私のせいで、救えた人を救えなかった。

 

気が遠くなりそうな事実の次に襲ってくるのは、後悔と罪悪感。

「あ、それでその....あっちの人が沢渡ゆかり、私の同級生」

「....沢渡先輩ですね...よろしくお願いします」

沢渡ゆかり先輩、実写ドラマにおける彼女は体育館で彼らに囲まれてしまったが、山神弦太先輩が囮になる事で難を逃れている。

ーー先輩1人って事は、山神先輩もドラマ通りに....

 

心の何処かで油断していた、この状況を楽しんでいたのかもしれない。

自分なら出来ると勘違いして、勝手に滑り落ちた。

滑稽な私を嘲笑うかの様に頭痛が酷くなる。

私への罰としては、あまりにも軽過ぎるくらいだった。

「はぁ....」

小さく溜め息を吐いたのは高城さんだった。

靴と布の擦れる音のみが室内を支配する。

外の状況は、不気味な程に伝わってこない。

「....今外どうなってるんだろ」

「さぁ...」

「ネットのニュース記事も各地で暴動ってニュースだけで...それ以降更新されてないです」

「各地で暴動...一体何がどうなってんのよ...」

4人はそれぞれ会話を続けるが、恐らく新たな情報が出る事は無いだろう。

ーー....って、そうだスマホっ!

ドラマ通りならまだ電波は生きている、少なくとも明日までは大丈夫な筈だ。

慌ててスマホの電源を入れると、幸運にも残りの充電は100%の状態だった。

ーーまずは誰に電話しよう...姉さん?それとも圭ちゃん?美紀ちゃん?

「....鍵掛けられる、此処」

そうした私の悩みを遮ったのは、窪田先輩の独り言の様なそれだった。

「じゃあ、鍵掛けておきませんか?」

「う、うん」

原田さんの提案に対し、窪田先輩は頷きながら鍵を掛ける。

ーー鍵か...

ドラマにおいてこの内鍵は原田さんが使用する。

高城真帆と原田璃子、2人は幼馴染だったのだがある時を境にその関係は崩壊、いじめっ子といじめられっ子へと変わってしまう。

騒動時、彼らに襲われた原田さんを庇う形で高城さんが噛まれてしまい感染、原田さんはそんな彼女を1人にさせない様に内鍵を掛け、人生の最後を共にした。

けれど今現在において、その未来は僅か数%しか無いだろう。

私は高城さんを襲おうとした彼らを倒し、彼女を救った。

これは変えられない事実であり真実、確定した過去なのだ。

 

そうだ、私は高城さんを助けたんだ。

 

ーー....助けられて良かった....

慰めでも何でもいい、ただこの事実が無ければきっと私はそのうち壊れていただろう。

「あ、あの...」

だからこそ私は行動しなくてはならない。

「一つ、アテがあるんです」

「アテ?」

真っ先に食いついてきたのは、私から見て左に座っている高城さんだった。

「南校舎の屋上に、佐倉先生達が居るかもしれません」

「めぐねえが?!」

めぐねえというあだ名で呼ぶ辺り、窪田先輩は交流があるらしい。

「でも、どうしてそれが分かったの?」

「屋上に姿が見えたんです、佐倉先生と...他にも何人か」

沢渡先輩の疑問に対し、私は矛盾が生じない様に言い訳をする。

「それの何処がアテな訳?人だけ増えても意味ないじゃん」

「ま、真帆ちゃん...」

尤もな指摘だが、口調からしてやはり私は高城さんに嫌われてる様だ。

ーーやっぱりあの時かな...

しかし正しい指摘である事に変わりは無いので、他の3人の説得も兼ねてここはしっかりと答えなくてはならない。

「屋上には菜園があるから食料になるでしょ?それに屋上からなら、校内の制圧も楽になる」

「なんで楽になるのよ?」

「私この暴動が起きてから学校に来たんだけど、やっぱり奴らは校門から入ってきてたの」

「....つまり、単純に数が少なくなるって事?」

「うん、少なくとも1階に居るよりは3階の方が安全だと思う」

「....そういえば奴ら、フラフラしてた」

期待していた気付きを原田さんがしてくれ、私は更に話を続けていく。

「もし足腰が弱いんだとしたら、階段が大変でしょ?」

「そっか....そうだね、屋上に向かった方がいいかも」

「でもあんたが倒れてから数十分以上経ってるのよ、もう襲われてるかもしれないじゃない」

ーーぐっ...相変わらず鋭い所を突いてくるなぁ、スマホ持ってて良かった〜...

「だから電話しようと思って、部活の先輩も屋上に居たから」

これで周囲に了承を得て、電話を掛ける事が出来る。

私は普段から使用しているチャットアプリを開き、一直線に胡桃先輩をタップした。

耳にスマホを近付けると、呼出音が聞こえてくる。

ーースマホ持ってますように....!!

 

 

 

「....もしもし?!春か?!」

ーー繋がった!!

「ッ!胡桃先輩!私です、春です!!」

「今何処だ?大丈夫なのか?!」

「は、はい。今は学校の変な部屋に隠れてます、先輩方は?」

「変な部屋?....えっと、あたし達は屋上...南校舎の!」

「南校舎の屋上、ですね?」

周囲に聞こえる様大声で復唱し、私はそれが正しい情報である事を伝える。

ーー後は....あっ!

「あの!るーちゃん!妹が来てる筈なんですけど!!」

「妹....?ああ、あの子か!あの子なら若狭さんと一緒に寝てるよ」

「そ、そうですか!....良かった....」

どうやら無事に合流出来たらしく、肩の荷が降りるのを感じた。

私というイレギュラーによって発生する最悪の展開、それは生きる筈の人が死んでしまう事。

その分岐点の一つを一旦は回避出来たのは、私に大きな勇気を与えてくれた。

「それで、出来れば合流したいんですが...」

「合流か...実はあたし達、もう少ししたら3階に移る予定なんだ」

「3階に?でもそれって危ないんじゃ」

「その事なんだけど...奴ら、時間が経つ度に数が減ってるみたいなんだ」

ーー胡桃先輩はもう気付いてるんだ...

彼らは原作通り、生前の記憶を元に行動する。

つまり時間が経つに連れて彼らは下校し、数が少なくなるという訳だ。

「そうなんですか?って事は」

「少なくとも今よりは安全になる....だからもうちょっとだけ待っててくれないか?」

「私達は全然大丈夫です!あの、気を付けてくださいね!」

「任せろ、絶対助けるからな、春」

ーー....カッコいい...

こんな状況だからか、彼女の自信に溢れた言葉遣いが精神を支えてくれる。

そうして互いに挨拶を交し、通話は終了した。

私がスマホを耳から遠ざけると4人の視線が再度こちらに戻り、状況説明を求めてくる。

「先生達、もう少ししたら3階に移るらしいので安全が確保出来たら合流しよう...との事です」

「そっか、やっぱり無事だったんだね!」

「...はぁ、いつまで此処に居ればいいんだか...頭も痛いし...」

窪田先輩とは対照的に高城さんが愚痴を吐き、そのまま壁に寄り掛かる。

他の3人は少し苦い顔を見せたが、それでも何も言わずに高城さんから目線を外した。

ーーまずい...空気が悪い...

高城さんは原田さんをいじめていたいじめっ子で、端的に言えば気が強い。

その為今みたいに言わなくて良い一言を口にしてしまったり、あからさまな態度を取ったりもしてしまう。

そしてその態度は、きっと悪い方面の何かを引き起こす。

ーー喧嘩は何としても避けないと。

他の3人はパンデミックによるストレスで多少なりともイライラしている筈で、それは時間が経てば経つ程確実に増加していく。

貯蓄されたモノは、思わぬタイミングで爆発し外へと漏れ出す。

それこそ、原作での圭ちゃんと美紀ちゃんの様に。

ーー.....え、あ。

嫌な汗が流れた。

私は慌ててスマホを取り出すと、先ほど使用したチャットアプリを再度起動する。

そのまま今度は周囲の目を気にする事もせず、一心不乱に美紀ちゃんへ電話を掛けた。

圭ちゃんではなく美紀ちゃんに掛けた理由は、ただ直近の会話順で最も上に来ていた為だ。

「ちょ、ちょっと....どうした....のよっ....」

今回ばかりは高城さんに構ってはいられない。

私はコール音に耳を澄まし、ただそれが終わるのをひたすらに待つ。

そして、それは不意に訪れた。

「....もしもし...?!」

ーー美紀ちゃんの声だっ!

「もしもし美紀ちゃん?!今何処?大丈夫?!」

 

「えっ、あうん、今ショッピングモールの空き部屋に隠れてる、圭も一緒...!」

 

あまりにもあっけなく語られたその事実。

それはこの先進む道の険しさを私に突きつけるように、ただ立ち尽くしていた。

 

「.....っ...うう」

ーーえ?

そういえば、違和感があった。

呻き声を上げながら全身に力を入れ、頭を抑える高城さん。

私は確かに救った、救った筈だ。

「春?春は大丈夫なの?」

美紀ちゃんの心配する声を邪魔に感じてしまう自分が腹立たしい。

「ごめんっ!一回切る、またすぐに電話するから!絶対!大好きだよっ!!」

返事を聞かずに電話を切り、私は苦しそうにしている高城さんに目を向けた。

 

ーー感染してる....

 

このままでは、高城さんは助からない。

 

全ての問題を解決し、全員を生還させる。

既にズタズタに切り裂かれたその目標が、完全に破壊された気がした。




ーキャラクター紹介ー
恵飛須沢胡桃
巡ヶ丘学院高校の3年生(原作開始時)。
実写版における主人公であり、原作とは違って感染しない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。