がっこうぐらし! 『誉れある死』獲得RTA   作:ハイカスカス

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走者が完走したので初投稿です。

本話はRTAパートと小説パートの複合型となっています。また、縦書きの場合崩壊する場所が存在します。そちらでお読みの方はご注意ください。



part:Final 最終日開始〜完走

 

とうとう最終回なRTA、はーじまーるよー。

 

前回は最終日開始前まで進めました。もうこの地獄も、おわるんやなって。とりあえず別室にて隔離されてるのでドアを開けてみんなの元へ向かいましょう。

 

……おや、太郎丸が出迎えてくれましたね。屈んでわしゃわしゃ撫でてやりましょう。ほれほれほれ。

おうおう舌をペロペロさせて気持ち良さそうにしとるわ。ほーれゆきちゃんのところに行ってきなさい。

 

「わっ、なに!?きゃー!」

 

これでヨシ。早速ご飯を食べましょう。

 

 

 

 


 

 

 

「おはよう理奈。今日は雨ね」

「また、この前みたくなるのか?」

「まだ確実には言えないけど…警戒は、しておいた方がいいわ」

 

不穏な雨雲が空を覆っている。この前の雨での爪痕はほぼ残っていない。しかし、皆の心の傷が癒えているかと言われれば否であった。

あのラジオを放送していた人、なぎささんを連れ帰ってきてから、理奈は憔悴した様子だった。ラジオあの日以降はベッドでぼーっとする様子が増えて、明らかに何かが変わってしまっている。

 

実際に、理奈の連れてきたラジオの主、犬飼なぎささんには何があったか聞いてみた。

 

こう言われた。

 

『私のところに来た時の理奈は…うん、手とか脚に、結構血が…あと、まだ黒くなかった。道中で見たあいつらの血はもう赤黒くなってたから…たぶん』

 

……生きている人を殺してしまった、ということだろう。

どうして、という気持ちにもなる。理奈が自分から人を殺すなんて思えない。だから、多分あの時の正気を失った状態でやってしまったのだと思う。

 

「理奈」

「どうした?」

 

もっしゃもっしゃと、口に食事を運んでいたその手を止めてこちらを見る。その瞳の奥はあの時から何も変わっていないようで、表面に見える光の奥には暗い昏い闇が広がっているように見える。

様子がおかしい、とは言わないし言えない。

 

「何かあったら、頼ってもいいからね」

「…もう、私は慈に頼りっきりだよ。これ以上迷惑はかけられない」

 

私が頭に伸ばした手を振り払うように、彼女は窓を見た。

遠くか、近くか。その視線の先に何があるのかは分からない。でも、それを親友と共有できないのは悲しい。それだけは、理解できていた。

 

 

 


 

 

 

食事は済ませたのであとは待機…ではなく、やっておくべきことがあります。最後の仕上げにおいて胃の内容物があると面倒なことになるので空腹状態にしておく必要があります。

 

ですので、トイレに駆け込みます。

 

メンタルがやばい時には何か食った後に吐こうと思って何度かえづけば吐くことができますが*1、本作ではある程度SAN値に余裕が無ければ簡単に嘔吐することができます。まずは誰にも見つからないようにトイレまで向かいます。ただし一番近いトイレは他の学園生活部が利用する頻度が高いので2階の物を使いましょう。

 

 

個室に駆け込んでしばらく待っているとえづき始めるのでそれまで待機します。そうしていると嘔吐のコマンドが出るので吐きましょう。

あっ苦手な方もいると思うのでモザイクかけておきますね。

 

オエーー!!!! ___

    ___/   ヽ

   /  / /⌒ヽ|

  / (゚)/ / /

  /   ト、/。⌒ヽ。

 彳   \\゚。∴。o

`/    \\。゚。o

/     /⌒\U∴)

     |  ゙U|

     |   ||

         U

 

いっぱい出たね♡モザイク無し版を見いならみんなもPC版がっこうぐらし!、やろう!

空腹状態になったのを確認したのでさっさと流して外に出ます。あとはやる事は特にありません。ヘリ墜落まで適当に暇を潰しておきましょう。

 

刃物恐怖症を患っていますが、もうここまで来たらSAN値も大して関係ないので精神崩壊しない程度に使っていきます。そもそもホモ先生の刀を使う予定でチャートを組んでるので、無理してでも刀は持っていってもらわなくてはいけません。

 


 

 

 

かつり、かつり。床と靴がぶつかる音が響く。喧騒が少しばかり遠のき、この終末世界らしい静寂が広がっている。

ここに来てしまったのは、単純にあの空間の居心地が悪いからだ。別にあの子達やあの先生が悪いわけじゃない。むしろ彼女達は新参者の私も受け入れようとしてくれる。まだ3回しか行っていないラジオ放送でも、私のことを頑張って知ろうとしてくれていることが分かる。

 

だからこそ、心苦しい。

 

数日ともに過ごしていれば、彼女達が根っからの善人ということもよく分かる。もちろん、私を助けてくれた理奈も、だ。

 

…だからこそ、嫌になってしまった。あの子達を裏切る自分が。

 

『だから…もし何かがあって私が危険になった時は迷わず私を見捨ててほしい』

 

あの時、あの頼みを受けてしまったことを私は背負い続けるだろう。死に行く彼女の意思を尊重するべきなのか、何も知らない彼女達に知ってもらうべきなのか。

 

私にはもう分からなくなってしまった。それでも、あの孤独から掬い上げてくれた彼女に報いたいと思ってしまう。

 

2階の女子トイレからゆらりと人影が現れる。昨日見た時よりも痩せこけているようで、どこか幽霊っぽさを感じるその背中は丸まっている。そこに見えるのは、彼女達の語っていた頼もしさや勇猛さではなく、今にも老衰で死んでしまいそうな老人のようなものを感じさせていた。

 

「大丈夫かい?」

「…ああ、大丈夫さ。そう、私は大丈夫…そっちこそ、ここに居て大丈夫か?」

「何かあるの?」

 

そういえば、今日は雨だった。何度か聞いているが、あのゾンビ達は生きていた頃の生活習慣に則って動いているらしい。だから朝から増えて、夜には減る。

 

「雨になるとここまで雨宿りに来るんだよ。作戦なんかを纏める必要がある。一旦戻るぞ」

 

丸まった背中をこちらに向け、階段に向けて歩き出した。

 

結局のところ、なぜ2階に居たのか聞くことはできなかった。私のようにあの空間に居にくかったのか、それとも、病気が悪化しているのか。

もし彼女の病気に寄り添えるのが私だけなのだとしたら、せめてそれぐらいは返させてほしい。あの約束は、果たすべき時が来るかなんて分からないし、来ない方がいい。“見捨てる”以外の恩の返し方を知りたいと、そう思う。

 

陰鬱な感情を抱えながら階段を登る。普段は一段ぐらいなら簡単に飛ばせてしまいそうなその段差が今は崖のように感じる。

それが心の中にある陰鬱な感情が原因なのか、前を歩く彼女の痛々しさが原因なのか、上階で待つ彼女達への負い目が原因なのか。自分だけではもう理解できなくなってしまっていた。

 

 


 

 

それではあめのひ防衛戦を始めます。

 

左: ホモ先生 Kちゃん 

中央: めぐねえ りーさん ゆきちゃん

右:チョーカーさん ラジオのおねえさん

 

という配置でいきます。KRM姉貴が居れば良かったのですが、骨折状態なので戦闘不能です。くそが。

基本的には自由ですが、必ず一ヶ所は防衛力が低い場所を作りましょう。今回は中央部が該当します。また、ホモ先生は刃物恐怖症により刀を使った戦闘は行えません。ラジオのおねえさん救出道中のような乗っ取りが起こられても困るので、使用は最低限に留めます。よって、先生の武器はシャベルになっています。モーションは使い慣れた汎用モーションなので、そうミスすることはないかと思いますが、

Kちゃんとセットなのは感染によって基礎性能が上がっているので、戦闘力の下がった先生の代わりにするためです。

それとピアノイベントの抑制のためでもあります。最終日のあめのひにてKちゃんがフリーだと、ヘリコプター墜落後にピアノを弾きに行ってかれらを引き付けてくれるイベントが起こります。先生とセットにしておいてそもそもピアノの元に行かせないようにします。

本走ではKちゃんは感染しているためターゲッティングされるわけではありませんが万が一ありますし、何より救助でロスになります。名誉ある死は対象キャラクターの生存だけではなくシェルターへの避難が必須になるのでロスになります。一応RTAなので、ここはちゃーんとチャート通りにいきます。…感染したらかれらからターゲットされないことって説明しましたっけ?まあ今説明したのでOKです。

1箇所だけ防衛力を弱めている理由ですが、ヘリ墜落後にるーちゃん達待機組を素早く回収する必要があるからです。事前に3階まで寄せておいて移動距離を短くします。

 

 

 

まあ話すことはこんなものですね。

今回は油断せずにしっかりと時間を稼ぎます。ヘリ墜落までにはかなり時間があるので、3階に到着するのはイベント発生ギリギリを目指しましょう。

 

それでは戦場に、イクゾー!デッデデデデデ カーン

 

 

 


 

 

私にとってもみんなにとっても2回目になる防衛戦。

慣れがあるのか、それとも状態が悪くないからか。みんなもある程度余裕があるように見える。

 

「理奈先生、そっちを!」

「分かってる!」

 

あの時助けられてから体が軽い。多分、私が感染してしまっているのが原因だと思う。だとしても今は関係ない。

理奈先生はどんどん弱々しくなっている。元をあまり知らない私でもそれが異常だということは簡単に理解できた。

 

そして、今となっては刀すら使わなくなってしまった。

私は見たことがある。理奈先生の刀を持つ手が震えているところを。

 

胡桃先輩も怪我をしている今、私がその分頑張らなきゃいけない。

 

「っ、まずっ」

 

バリケードの奥から伸びてきた手を弾き飛ばす。

 

「すまん圭、助かった!」

「まだっ!」

 

それを皮切りにどんどんここに来るかれらが多くなる。バリケードが揺れ始めた。あの時の二の舞にならないように一歩下がる。けたたましい音を響かせて、壁は崩された。

 

「すみません理奈先生、守りきれませんでした!」

「ちくしょう…!慈!私達は上に上がる!」

 

返事すら待たずに階段を駆け上がる。いつ終わるのかは分からないが、とにかく押しとどめていなければいけなかった。

 

振る。振る。振る。

 

1分か、5分か。それとも、30分以上経っていたのか。気がついた頃には、もう私達の新たな日常の場所…三階まで押し込まれていた。

外に比べると綺麗な外観を保ったままだった廊下は赤黒く染まっていく。

 

もう、下がれる場所は残っていなかった。

無意識の内に歯ぎしりをしていた。歯茎が、生暖かい何かを伝えてきている。そんな気がしている。

 

 


 

 

まさか先生のところから崩されるとは思いませんでしたが、規定の時間は稼げたのでOKです。

こうして耐えているとヘリコプター墜落イベントが発生し、火事も同時に発生。勝利条件が地下シェルターへの避難に変更されます。

 

ま、先生は避難するつもりは無いんですけどね、初見さん。

 

「この音、何が…?」

 

…ん?なんかローターの音が近くないですか?あっこれまずい。

思った通りにQTEが挟まりましたね。ちゃーんと表示されたボタンを押しましょう。

Kちゃんの手をひいてかれらの群れに突っ込みます。反対の手でシャベルを壁にしてダメージを受けないように。

 

「理奈先生!?何をして…!」

 

やっぱり窓を突き破るようにしてヘリがつうづるっ込んできました。あーもう(ガバで)気が狂う。

ヘリは衝撃でずり落ちていったので物理的な障壁はありませんが、発火しているので中央側に移動はできなくなってしまいます。

 

「何が…!?」

 

めぐねえ!至急るーちゃん、KRM姉貴、太郎丸を回収して地下シェルターへ!こっちは後で合流します!

 

「理奈先生!無事ですか!?」

 

おうよ!ホモは頑丈ってはっきりわかんだね。

 

「圭さんを頼みます!地下シェルターで落ち合いましょう!」

 

さて、伝達は済ませました。反対側の面子には連絡してくれるでしょうし、チョーカーさんもめぐねえも地下シェルターの位置は知っているので迷子になるなんてことはないでしょう。

 

ここのフロア移動での戦闘は、Kちゃんに任せましょう。感染済みなのである程度は無茶が効きますし、何より先生の戦闘力が低すぎて話になりません。スキル、死力*2を使えば多少マシになるかもしれませんが体力が1になってしまうのでその辺の火の粉で死んでしまう可能性もあります。

こんな形でリセは絶対に嫌なので安定をとります。

 

幸い落下した時の爆音に引かれて数は減っているので、突破自体はラッシュ中に比べればまだ楽です。

 

 


 

 

「みんな無事!?」

「何があった!?」

「ヘリコプター…多分、救助に来た物がそこに落ちてきてしまったんです!火事が起きています!逃げますよ!」

「分かった!ほら、るーちゃん、いくよ」

「う、うん!」

 

片手でシャベルを持ち、急いで部屋から出る。るーちゃんは太郎丸を抱えたままぽてぽてと走ってきていた。

右手側にはごうごうと燃え盛る炎が見える。向こうには行けない。でも、確か作戦会議の時向こうに行ったのは…!

 

「りー先生!」

「ダメです!行かないでください!大丈夫です、理奈は約束を破るような人ではありませんから」

「大丈夫よ。理奈先生は強いから…行きましょう、るーちゃん」

 

こんな時に戦えないのが嫌になってくる。あの時、不用意に近づいていなければ…!

 

「とにかく丈槍さん達といっしょに移動しましょう!まずは合流を!」

 

その指示に従って走り出す。ヘリが落ちた音に惹かれたのか数は減っていて、こちらの人数であれば簡単に突破できしうな数になっていた。

 

「無事ですか!?」

「めぐねえ、さっきの音何?」

「理奈の方に救助のヘリが突っ込んでいって…!」

 

それを聞いて合流した2人が顔をこわばらせた。なぎささんに関しては顔面蒼白といった有様だ。

そうして始まる避難誘導。煙だけは吸わないように、姿勢は低く。足をとられて転んだ奴が居れば、手を引いて起こしてやる。

 

慣れない左手でシャベルを振りながら下へ下へと進む。

 

時折飛んでくる火花に熱を感じる。着慣れた制服が焼け焦げていくのがわかる。

 

そして到着した場所は……一階。廊下には炎の壁ができており、まるで向こうには誰も行かせないと言うようにグラグラと炎が上がっていた。

その向こうに居るはずなのは、理奈先生達。

 

「熱っ…理奈先生、圭!そっちは大丈夫か!」

 

その問いは目の前の光景で答えられた。あの2人が、炎の壁を突っ切ってこちらに飛び込んできたのだ。

 

「アツゥイ!?」

「理奈先生、無理はしないでください!」

 

突っ込んできた勢いはそのままにごろごろと転がって体についた火の粉を払う2人。存外ダメージは少ないようで、すぐに立ち上がって武器を構えていた。

 

火が回る前に進まなければならない。左手のシャベルを、より強く握りしめた。

 

 


 

 

アツゥイ!?

 

一階まで降りてきましたが炎の壁ができていたのでゴリ押しで突破しました。ホモ先生は結構ダメージを食らっていますが、Kちゃんは感染の影響で感覚が鈍いのでダメージは低いですね。

建物で火災が起きている時に出現する燃えているかれらは体力が徐々に減少していきますが、接触するだけでダメージを受けます。こちらが低HPの場合事故の原因になるので注意しましょう。

 

「りー先生…」

 

ゆきちゃんが疑念に満ちた目でこちらを見ています。大丈夫だって安心しろよ先生以外は無事に帰してやるから。

さて、ここからは殿を務めつつ離脱する隙を伺います。

 

こんな炎の中ですがかれらの習性である音に釣られる特徴は残っています。なので、シャッターが見える辺りに来たら、近くの物を適当に倒して気を惹きます。最善がロッカー、次善が机です。今回はロッカーがあったので足を引っ掛けて倒します。転んでしまいますが、死力を発動してかれらを振り払いましょう。

 

予定より数は多いですが問題はありません。刀を抜いて無双を始めます。不治の病の進行度もこうなっては関係ありません。

 

「理奈!」

 

私のことはいいから早く行け!行けって言ってるだろ!

 

「理奈先生!ダメです!こっちに…!」

「りー先生!はやくきて!そっちにいっちゃだめ!」

 

大丈夫だって安心しろよー。ヘーキヘーキ、ヘーキだから。パパパっとやって、終わりっ!

だからさっさと逃げて、どうぞ。後で合流するから(ホモは嘘つき)

 

「…行こう」

「なぎささん!?」

「大丈夫。理奈は、帰ってくるよ」

 

すみませんまーだ時間かかりそうっすかね〜。

おっ、ラジオのおねえさんの説得が成功してみんなシャッターの中に避難していきました。

ヨシ!あとはシャッターが閉められ次第スキル、武士道の効果を利用して…ファッ!?

 

「理奈先生!一緒に帰るぞ!」

 

KRM姉貴!?何やってんだお前ェっ!!!!

 

 


 

 

 

ただ、行かなければと思った。助けなければと思った。

 

食堂から逃げ出している時に手を引いてくれたあの時のように。

シャベルを持っているからその手を握ることはできない。でも、その道を作ってやることはできるはずだ。

 

「ごめんめぐねえ!理奈先生のとこに行ってくる!」

「恵飛須沢さん…!?気をつけてください!」

 

踵を返して炎の中に飛び込む。熱が肌を焼くが、そんなことは気にしていられない。

左側から出てきたやつを弾き飛ばし、邪魔を片付けながら前へと進む。

 

恐怖は無い。炎の中で刀を振るう先生は、あの時に見た私の腕を折ったやつのように見える。でも違う。あれは、そんな守る戦い方をしない。

 

だから、安心して横に並び立てた。

 

「理奈先生!一緒に帰るぞ!」

 

そう、声高に叫んだ。

 

目の前のやつにシャベルを振る。そうすればどうにかすることができる。2人なら、いつだって。

 

 

 

そう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「馬鹿者がっ…!」

「がッ…!?」

 

 

視界が浮く。顔が上を向くと、そこには泣きそうな顔をしながらもこちらに膝蹴りを叩き込む理奈先生が居た。

 

腹に衝撃がくる。さっきまで後ろに流れていた景色が、とんでもない速度で前へと進んでいく。

今度は背中。びたりと止まって、景色は薄暗かった。こちらを見る皆の目。その奥に、逆光の中佇む理奈先生が居る。

その影は、敬礼をした。

それが誰に向けられたものかは分からない。でも、それを見た瞬間、がらがらと音が鳴り出した。

 

 

シャッターが、閉じられた。

 

「理奈っ、理奈先生!」

 

痛みを堪えて立ち上がり、シャッターにぶつかる。熱かった。すぐに離れた。

 

左手を伸ばして固まる。何も分からなかった。

 

現実はいつも、嘲笑うように私達から大切なものを奪い去っていく。

 

 


 

 

仕方がないのでKRM姉貴にアンブッシュをかまします。横から膝蹴りを叩き込み、回し蹴りをぶち込んでシャッターの奥に強制送還します。

そして完全に動きが止まったら適当なエモートで合図をしてラジオのおねえさんにシャッターを閉じてもらいましょう。

ここまでやれば大丈夫です。指定キャラクターのシェルターへの避難は完了したので、あとは先生が氏ねば終了です。

 

ここで武士道*3のもう一つの能力を利用します。

 

それは…切腹です。刀系武器を所持している時に行うきとができ、コマンドを使用した瞬間プレイヤーは死亡します。本来は感染時の自害程度にしか使えませんが、本RTAでは最重要のスキルです。死力の効果で体力を1にするのも多少時間がかかるので、即氏できる切腹を利用するチャートを採用しました。

だから、名刀を持ち続ける必要があったんですね。

 

後ろでシャッターがガンガンいっていますが無視して切腹をしましょう。それでは…切腹ぅぅぅぅぅ!!!!

 

 

はい、視界が赤く染まって…『誉ある死』獲得表示が出たのでここでタイマーストップ。

記録は4時間36分58.4秒でした。

 

まず完走した感想ですが…このRTAを走ろうとした大馬鹿者はどこだぁぁ!!!!

 

私です。

そもそも本バージョンでの誉ある死が不具合により獲得条件がかなり難しくなっていることに加え、キャラクター選出ガチャ、スタート地点ガチャ、刀ガチャと数多の運ゲーを突破する必要があります。その上でラジオのおねえさん救出イベントも挟まるかどうか分からないので、1回通しで走るのもかなり難しいです。

Kちゃんの感染や妖刀の開示などの屑運をかましながらも本走を採用したのはこの開幕運ゲーをこれ以上続けていたら走者の精神が壊れてちゃ^〜うと判断したからです。お兄さん許して。

そのため実は通しで走れたのは試走と本走の2回しかありません。

 

しかし主なガバは前半に固まっており、後半は平穏だったのでその点は幸運だったと思います。

 

理奈先生を採用した理由は前半のゴリ押し力の高さとるーちゃん救出の容易さ、そして締めの自害が簡単に行えるからです。炎ダメージでの自害は炎上かれらの餌食になる可能性がありますし、落下氏の場合はシェルター避難を見届けた後に再度上階まで登らなければならないのでその分ロスになります。

その関係でとんでもない運ゲーをすることになりましたが些細なことです。

 

タァイムがかなり悲惨なことになっていますが、これに関しては仕方がないと割り切っています。イベントもかなりの量を起こさないといけませんし、ガバによる無駄な戦闘も多かったです。動画内では倍速していますが、後半にはSAN値管理のためにイベントを多く起こしていたので当然ですね。

ですがこのバージョンで本実績を所得しにいくような物好きは居ないと思うので私が世界一です。これからRTAやりたいよーという方は実績の条件が変更されてラジオのおねえさんが救出対象から除外された新バージョンをやりましょう。

理奈先生はかなり弱体が入って一種の縛りプレイと化していますが、別のキャラクターを使えば達成は案外いけると思います。

まあ現状他に走っている人が居ないので私が世界一です。

 

それでは、ここまでご視聴ありがとうございました。

 

 

*1
投稿者の実体験

*2
スタミナの代わりに体力を利用して行動可能。体力は1残る。

*3
刀系武器によるダメージが上昇、耐久値消費量軽減、守るべき人物が居るときスタミナ消費量軽減





もうちょっとだけ続くんじゃ
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