It is calm and it is a passionate magic boy.   作:桜井舞人

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第15話 「雷と見せかけて月」

前回のあらすじ

でかい猫が出現。

僕の家には2匹の犬がいるからいらないんだって!!

あれ?しつこい??

まさかね?

 

 

 

でかい猫だ……恐らく大きくなりたいという猫の想いが叶えられたのだろう。

正直毒気を抜かれた。

こんなにやる気の出ない敵は初めてだね……全く。

「ふむ……実に愛らしい姿をしているが、殺す訳ではない。悪いがやらせて貰う。

アンサズ・カノ・ハガラズ……彼の者に死地を吹き抜ける煉獄の嵐を吹かせたまえ!

煉獄の災厄(calamitas purgatorium)!!」

猫を中心に炎の嵐が吹き荒れる。

にゃーと苦しそうな悲鳴を上げる猫。

そしてなのは達もそばにいた。

 

「バルディッシュ。フォトンラン「待て、私がやる。シーリングを起動しろ。」

はい。わかりましたペルソナさん。」

フェイトの罪をなるべく軽くしたい。

ならばやることは決まっている……。

 

「流星、連弾。」

「了解しました、マスター。」

青白い光球達が猫を襲う。

一方でなのはと似非フェレットが驚いている。

そして…

 

「レイジングハートお願い!!」

「Standby Ready Setup.」

 

目のやり場に困るバリアジャケットの展開を終えた。

そのまま飛行魔法で猫の前に出るとプロテクションで僕の魔法を防いだ。

 

「ふむ……やはりいたか……まぁいい。続行する。」

そのまま、魔法を撃ち続けた。

猫の上に乗って防御をしているのなら……足を撃ち抜くのみ!!

猫の足を狙い撃つと、猫は倒れたが、なのははうまく着地した。

なのはの目の前の木の枝に飛び移る僕とフェイト。

流石に驚いているらしい。

あと今日の僕の髪の毛の色は金にしている。

変装するが、髪の毛の色をどうしようかとフェイトに言ったら、金!!と言われたからだ。

色を変えた後、フェイトは終始笑顔だったからいいけどな。

それはともかく―――――

 

「ふむ、同系の魔導師らしいが―――ロストロギアの探索者か??」

と多少凄みを入れて聞いてみたんだが、めっちゃ怯えてるんですが……どないしょう。

「間違いない……僕と同じ世界の住人。そしてこの人達ジュエルシードの正体を?!」

フェレットよ……空気読め。

質問の答えになっていないのだがね……

 

(ねぇ、ペルソナさん。あの子の持っているデバイス……)

(む?ああ、あれはバルディッシュと同等のインテリジェントだ。)

(やっぱりそうなんだ……)

(だが、こちらのバルディッシュは現在技術の集大成……恐れるに足りん。)

(うん。ペルソナさんが教えてくれたもんね♪)

(あ、あぁ……)

何が嬉しいんだろうか、解せぬ……。

((わーわー!!)乙女の気持ちがわからないんですね、マスター……)

(全くだ。……所でフェイト、大きな声を出してどうした?)

(な、なんでもない!いいから集中しよう!)

(なら……いいんだけどな?)

 

「ロストロギア……ジュエルシード……申し訳無いが、貰い受けるっ!!」

月詠に魔力刃をつけて切り込む……が、上に避けられた。

ふん、まぁいい……ならば飛び道具で、撃ち落とす!!

「蒼刃衝」

魔力でできた青い刃がなのはに向って飛んでいく。

そしてなぜか驚くなのは。

もちろんプロテクションしている。

また飛ぶのが目に見えているので、距離を一気に詰める!

刃を杖で受け止めるなのは。そして―――

 

「なんで……なんで急にこんな……!!」

「……貴様に言うことなど無い!!」

力を籠めて弾き返した…が、バランスを取られ無難に着地された。

埒がアカンな……砲撃でゴリ押ししてやる……!!

お互いに構え、砲撃のタイミングを図る。

だが、タイミング悪く猫が起き上がり、なのはが気を逸らした。

「すまない……甘いぞ!!月光砲!」

しまったと言わんばかりに目を見開き、プロテクションをかけた。

だが、魔力を注ぎきれないだろう。

予想通りなのは吹き飛び、落下地点にいた似非フェレットに助けてもらった。

 

「今だ……やれ。」

フェイトに目配せをし、準備させてあったシーリングでジュエルシード捕獲した。

シリアルナンバーは14。

まぁまぁ上出来だろう。

これで僕は犯罪者の仲間入りか……親子して犯罪者とか笑えないな……。

まぁこれで、フェイトは無理やらされているように見えて、僕が主格。

そんなに風になのはに映れば上出来だ。

さて……丁度封印も終わったようだ。

「行くぞ……」

最低限の言葉をフェイトに投げかけ、その場を離れようとするが……

フェイトはなのはを気にしている。

が、すぐに踵を返した。

フンッと鼻を鳴らし、その場を離れた。

 

 

 

 

「という訳で悪いが、先に戻っていてくれ。6時には戻ると思う。」

「わかりました。」

「悪い。なら失礼する。っと、何かあったら念話してくれ!じゃっ!」

と言ってフェイト達と別れる。

理由??屋敷にアリサがいるし、なのはを起さないとすごく面倒だしな。

いた!!

 

「あれ?なのは!?おいおい、どうしたんだよ!起きろ!起きろって!!

頭を打っているかもしれないし余り動かさない方がいいかもしれない……

とりあえず、ラベンダーの香りをかがせてリラックスさせよう……

それから後は……」

この花の香りには魔法がかけてあって、速攻で起きる事だろう。

 

「う……うん。」

「なのは!起きたのか!?待て、起きるな。頭を打ってるかもしれないんだぞ!

僕が負ぶって行くから捕まれ!」

ふぇ……?とか言いながらちゃんと背中に乗っかる。

そこまで屋敷に離れていないのですぐに着いたが、そこで鬼が待っていた。

 

 

もちろんラスボスの恭也さんですよ。

 

 

ポク、ポク、ポク、チーン。

 

 

 

 

 

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