It is calm and it is a passionate magic boy. 作:桜井舞人
前回のあらすじ
ラスボス(恭也さん)登場。
ここからフルボッコの予感。
誰か誰か教えて欲しい!
どうやってここを切り抜けられるか!!
「叶……何故お前がなのはを背負っている?」
と質問しながらもその瞳は冷酷で、殺気を籠めながら僕を射抜いていた。
周りなどお構いなしに恭也さんは更に殺気を籠めた。
「さぁ……答えろ、叶!」
「とりあえず、なのはをベッドに寝かしたいんですが……」
と言うと、目を細た。
「着いて来い……案内する。後で必ず説明してもらうぞ。」
とりえずはセーフ。
ああ゛ぁぁ~~~~~どうすりゃいいんだよ~~~~~。
家に入ろうとすると、アリサとすずかちゃんが走ってきた。
「叶!!ってなのは!?どうしたのよ!!」
アリサがきゃんきゃんと騒ぐ。
「知らん。なのはをベッドに寝かせたら、状況を話す。とにかく行くぞ。」
「わかったわ。すずか、空いてる部屋を教えて!」
「う、うん、わかった!」
走りだしたすずかちゃんとアリサ。
なるべく振動を伝えないように僕も後を追う。
部屋は玄関から50m程離れた場所にあった。
客間だろうか……ベッドが用意されている。
3年間すずかちゃんと接してきたが、この部屋初めて入ったなぁ……
おっとなのはを寝かせよう。
ぐおぉぉぉ!放れな…放せ!は・な・せっつーの!
「何をしている。さっさと寝かせろ。」
やばっ、恭也さんがイライラしてる!
でもこればかりは無理!だって放してくれないんだもん!!
「あの……なのはさんがですね、放してくれないんデスヨ。」
ほうと呟きながら、恭也さんは目を見開いた。
こえぇぇぇ!!なんだっけ、なんかの目に似てる……あれだ!獲物を見つけた鷹だ!!
つまり僕は獲物?!ば、ばかな……僕の所為じゃない!!
全てなのはが!!
あっ、原因は僕か!?くそう……誰か助けてくれよ~~~~~!!
八神家
「んっ?なんやろう……叶君が助けを求めて気がする……」
ゼスト隊
「「はっ!!」」
「ど、どうしたクイント、メガーヌ。」
「マスケラ君が……」
「助けを求めている気がするんです。」
「(こいつら本当に大丈夫だろうか……)」
バニングス邸
「叶様!?」
「どうかなさったのですか麻冬藍(まとら)さん!」
「叶様のピンチです!ちょっと月宮邸まで行って来ます!!」
「何を言ってるんですか!今は旦那様の商談中の手伝いが優先です!」
「放してください!叶様が、叶様が~~~!!」
???
「はっ!息子の愛の叫びが!!」
「ドクター、そんな事どうでもいいからさ、メンテの最中に手ー止めないでよ。
案外恥ずかしいんだってば、この格好。」
「すまない……(息子よ強く生きろ!!(涙))」
公園
「ペルソナさんが呼んでる……!!」
「へ??」
「アルフ戻ろう!!」
「な、何言ってるんだいフェイト!今から戻るのは危険だよ!
それになんかあったらアイツの方から念話が来るって!!」
「う、うん……(ペルソナさん……)」
あれ…なんか沢山の人が僕の叫びを受信した気がする。
「さて懺悔は済んだか叶……?」
「え、あ、その……僕の所為じゃないですよ??」
「何故そこで疑問形になる。後ろめたい事があるんじゃないのか?」
あなたの殺気の所為ですよ!!
「それで、何があったのよ叶。事としだいよっては許さないんだからね!」
(ツンデレ乙)
(月詠……いきなり話に介入したと思ったら……なんだよツンデレって。)
(アリサ様のことです。詳しくはwebで。)
(なんかのCMみたいだなおい。)
(それより放置でいいんですか??)
(よくない!!)
「えっと……僕は電話するために森を歩いていたんだが……
戻るときに倒れてるなのはを見つけたんだけどね。
頭を打ってるかもしれないからおぶってきたんだよ。」
すると殺気が濃くなって……
「本当だな??本当にそうなんだな??」
「は、はい……」
「恭也、少し黙りなさい。そしてその殺気も引っ込めなさい。」
忍さんGood Job!!
「とりあえずお医者さん呼んだから、しばらくみんな休憩しましょう?
お医者さんが到着したら集まればいい。それでいいわね、恭也。」
「あ、あぁ……わかった。」
こうして僕はラスボスから解放されました。
本当に忍さんのお陰―――――
「きょ・う・君っ!」
むにゅという感触が後頭部にした。
抱きつかれた模様です。
「あぶなかったね~。」
「は、放して下さい忍さん!」
とわたわたしてみるが、見事なヘッドロック!放れません。
「ダ~メ♪叶君今日ウチに泊まりなさいよ。」
「む、無理ですよ、今日こそは家に戻るんですから!」
「あん、暴れないの!いいじゃないちょっとだ・け・よ♪」
そのちょっとが僕の死亡フラグ。
そう……背後に広がるこの殺気……
ぎりぎりと後ろを振り向くと……って増えてる!!
アリサとすずかちゃん!恭也さんも……!!
「お楽しみのようね……叶??」
「ふふふふふふ。」
「何をしてるんだ貴様……!!」
「ひっ!!」
た、助けてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
日常パートですみません。
だがこれをやりたかった!!
次は温泉編ですが―――一体どうなることやら。
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