It is calm and it is a passionate magic boy.   作:桜井舞人

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第16話 「ラスボス(恭也さん)から逃げられない」

前回のあらすじ

ラスボス(恭也さん)登場。

ここからフルボッコの予感。

誰か誰か教えて欲しい!

どうやってここを切り抜けられるか!!

 

「叶……何故お前がなのはを背負っている?」

と質問しながらもその瞳は冷酷で、殺気を籠めながら僕を射抜いていた。

周りなどお構いなしに恭也さんは更に殺気を籠めた。

「さぁ……答えろ、叶!」

「とりあえず、なのはをベッドに寝かしたいんですが……」

と言うと、目を細た。

「着いて来い……案内する。後で必ず説明してもらうぞ。」

とりえずはセーフ。

ああ゛ぁぁ~~~~~どうすりゃいいんだよ~~~~~。

家に入ろうとすると、アリサとすずかちゃんが走ってきた。

「叶!!ってなのは!?どうしたのよ!!」

アリサがきゃんきゃんと騒ぐ。

「知らん。なのはをベッドに寝かせたら、状況を話す。とにかく行くぞ。」

「わかったわ。すずか、空いてる部屋を教えて!」

「う、うん、わかった!」

走りだしたすずかちゃんとアリサ。

なるべく振動を伝えないように僕も後を追う。

 

部屋は玄関から50m程離れた場所にあった。

客間だろうか……ベッドが用意されている。

3年間すずかちゃんと接してきたが、この部屋初めて入ったなぁ……

おっとなのはを寝かせよう。

ぐおぉぉぉ!放れな…放せ!は・な・せっつーの!

「何をしている。さっさと寝かせろ。」

やばっ、恭也さんがイライラしてる!

でもこればかりは無理!だって放してくれないんだもん!!

「あの……なのはさんがですね、放してくれないんデスヨ。」

ほうと呟きながら、恭也さんは目を見開いた。

こえぇぇぇ!!なんだっけ、なんかの目に似てる……あれだ!獲物を見つけた鷹だ!!

つまり僕は獲物?!ば、ばかな……僕の所為じゃない!!

全てなのはが!!

あっ、原因は僕か!?くそう……誰か助けてくれよ~~~~~!!

 

 

八神家

「んっ?なんやろう……叶君が助けを求めて気がする……」

 

ゼスト隊

「「はっ!!」」

「ど、どうしたクイント、メガーヌ。」

「マスケラ君が……」

「助けを求めている気がするんです。」

「(こいつら本当に大丈夫だろうか……)」

 

バニングス邸

「叶様!?」

「どうかなさったのですか麻冬藍(まとら)さん!」

「叶様のピンチです!ちょっと月宮邸まで行って来ます!!」

「何を言ってるんですか!今は旦那様の商談中の手伝いが優先です!」

「放してください!叶様が、叶様が~~~!!」

 

???

「はっ!息子の愛の叫びが!!」

「ドクター、そんな事どうでもいいからさ、メンテの最中に手ー止めないでよ。

案外恥ずかしいんだってば、この格好。」

「すまない……(息子よ強く生きろ!!(涙))」

 

公園

「ペルソナさんが呼んでる……!!」

「へ??」

「アルフ戻ろう!!」

「な、何言ってるんだいフェイト!今から戻るのは危険だよ!

それになんかあったらアイツの方から念話が来るって!!」

「う、うん……(ペルソナさん……)」

 

あれ…なんか沢山の人が僕の叫びを受信した気がする。

「さて懺悔は済んだか叶……?」

「え、あ、その……僕の所為じゃないですよ??」

「何故そこで疑問形になる。後ろめたい事があるんじゃないのか?」

あなたの殺気の所為ですよ!!

「それで、何があったのよ叶。事としだいよっては許さないんだからね!」

(ツンデレ乙)

(月詠……いきなり話に介入したと思ったら……なんだよツンデレって。)

(アリサ様のことです。詳しくはwebで。)

(なんかのCMみたいだなおい。)

(それより放置でいいんですか??)

(よくない!!)

「えっと……僕は電話するために森を歩いていたんだが……

戻るときに倒れてるなのはを見つけたんだけどね。

頭を打ってるかもしれないからおぶってきたんだよ。」

すると殺気が濃くなって……

「本当だな??本当にそうなんだな??」

「は、はい……」

「恭也、少し黙りなさい。そしてその殺気も引っ込めなさい。」

忍さんGood Job!!

「とりあえずお医者さん呼んだから、しばらくみんな休憩しましょう?

お医者さんが到着したら集まればいい。それでいいわね、恭也。」

「あ、あぁ……わかった。」

 

こうして僕はラスボスから解放されました。

本当に忍さんのお陰―――――

「きょ・う・君っ!」

むにゅという感触が後頭部にした。

抱きつかれた模様です。

「あぶなかったね~。」

「は、放して下さい忍さん!」

とわたわたしてみるが、見事なヘッドロック!放れません。

「ダ~メ♪叶君今日ウチに泊まりなさいよ。」

「む、無理ですよ、今日こそは家に戻るんですから!」

「あん、暴れないの!いいじゃないちょっとだ・け・よ♪」

そのちょっとが僕の死亡フラグ。

そう……背後に広がるこの殺気……

ぎりぎりと後ろを振り向くと……って増えてる!!

アリサとすずかちゃん!恭也さんも……!!

 

「お楽しみのようね……叶??」

「ふふふふふふ。」

「何をしてるんだ貴様……!!」

「ひっ!!」

 

 

 

 

た、助けてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!




日常パートですみません。
だがこれをやりたかった!!

次は温泉編ですが―――一体どうなることやら。

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