It is calm and it is a passionate magic boy.   作:桜井舞人

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第18話 「お泊り その2 えっ!?それ、夫公認ですか!?」

あらすじ

ナカジマ家にお泊りに来ました。

で、クイントさんの娘達に気絶させられました。

起きたらクイントさんがセーラー服で……ってなんでさっ!!

 

 

 

 

「えっと……なんでそのような格好をしてらっしゃるんですか??」

「え?これぇ??これはねっ、一回着てみたかったのよっ♪」

人差し指をピンと立てて彼女は言いました。

え?それだけでコスプレを!?

似合ってるんですが……ゲンヤさんは何も言わないのだろうか……

「おっ、起きたな叶。どーだ、似合うだろクイントのセーラー服。」

突然現れて言った言葉がそれってどうなんだろうか。

ていうか公認なんですね、それ。

あぁ~~~、まぁ二人ともラブラブだし??

いいって言えばいいんですが……その、僕の前でいちゃつかないで。

対応に困る。

そこっ!こんな時間からそんな破廉恥なことをしないでっ!!

子供の僕がいるでしょうが!!

全く……これだから今の子供達ができるんだよ……

(マスターにも該当しますが??)

(いやいや、僕より酷いの沢山いるでしょ。)

(まぁ比較的マスターはまともな方ですね。)

(何?僕がちょっとまともではないって??そう言いたいの??)

(父親が犯罪者と億万長者の時点で一般的ではありませんと申し上げたいです。

それに……一度、貴方は女性だった経歴が……)

(それを……言うな……!!)

(はい。わかりました。)

 

「そんなことよりマスケラ君??」

突然声をかけられてビックリした。

「腹空かないか??もう飯が作ってあるんだが……」

成る程……もうそんな時間なのか。

「頂きます。折角用意して頂いたのですから。」

「そうかしこまらなくていいのよマスケラ君。

ここを我が家だと思って……私たちのことを両親だと思って過ごしてね♪」

「そうだぞ。俺も息子が欲しかった所だしな。」

「あらそうなの??少し頑張ってみようかしら?」

「そうだな。頑張るかクイント。」

あのぉ……ほんと勘弁して下さい。

僕困りますんで。

そういう発言は僕が寝るとか、いない時にして下さいよ。

(普通、9才にはわからない内容なんですがね……

まぁマスターは早熟ですし、何より生体学が学びやすい環境ですしね。)

(まあね……あの変態ドクターがそばにいればね……)

(まぁ変態なのは否定しませんが……

多分マスター位ですよ。彼が男を媒体にしたモノを作ったのは。)

(だろうね。でなきゃナンバーズの説明がつかないしね。)

(まぁそこにいるタイプゼロもそうですね……)

(はぁ……変態に生み出された子供って悲惨だね……)

(同情しますよ。)

(ありがとう。)

 

じーーーっと二人のことを見ていると、ゲンヤさんがやっと気付いてくれた。

「すまんすまん、それじゃぁあっちで食おうか。」

そう言われてゲンヤさんに手を引かれて行く。

とても大きくて温かい手。

そういえば、初めてかもしれない……大人の人に手を引かれるのは……

ずっと……きっと僕には一生親というものができないままだと思ってた。

(やっぱり一人身ですよね!一人ぼっちですよね!

一人っきりですよね!さびしい余生ですよね!優雅な個人生活ですよね!

いつでも一人で、ずっと一人で、どこでも一人で、永遠に一人で!

見つかるはずのない相手を探したりするより、よっぽど効率的で経済的ですよね!

てな感じですよね??)

(黙れラフレシア。)

(まぁ、いるじゃないですかアレな親が。)

(ドクターはドクターだろ。父親ではなくて造物主であってだな……)

(本当にツンデレですね、マスター。)

(黙れ……業務用ストーブで殴るぞ。)

(すみませんでした。)

 

まぁ食卓についた訳だが……

こ、この量は一体なんなんだろうか……

軽く十人分を超えているんだがね。

一体誰がこんなに食うんだ??

 

「さぁ、食べましょう!」

「「「「頂きます。」」」」

「い、頂きます。」

あぁ、見てるだけで胸やけしてきた。

ふと横を見る……ギンガの目の前に白い巨搭が……ってお前がそれ食うの!?

「あれ?お兄ちゃんあんまり食べないの??じゃぁそれもらっていい??」

「あ、あぁ……いいよ。」

やったと僕の皿から肉を持っていくギンガ。

余裕でバリバリ食ってる……

一体その小さい身体にどうやって入るんだよ。

きっと彼女の身体には虚数空間があるんだ。そうに違いない。

(彼女は戦闘機人ですから……カロリー消費が激しいのでしょう??

なんで普段は頭がいいのに、こういうことはわからないんですか??)

(あのな……僕より年下の女の子が大食い王選手権ばりに食ってたらパニくるわ!!)

(そんなものですか??)

(朝起きてお前が人間になってた位ビックリするわ。)

(………)

(どうした??)

(いえ、何でも……(今度ドクターに相談してみようかしら。))

 

「ご馳走様でした。」

「はい、お粗末様。マスケラ君はこの後やりたい事とかある??」

「そうですね……食後の運動……位でしょうか。」

「食後の運動……なんか中年のおじ様みたいよ??」

「ほっといて下さい。それより、組み手して下さいよ。」

「えっ!?ま、マスケラ君が……私に、私と組み手いたいだなんて……!!」

「な、なんかおかしい事言いました??」

「だって初めてじゃない!マスケラ君から誘ってくれたの!あぁ…本当に嬉しいっ!!」

だ、ダメだ……トリップしてる。

「はっ、こうしちゃいられないわ!すぐに準備するから待っててね♪」

「あ、はい。そんな急がなくてもいいですよ?いつまでも待ってますから。」

「~~~~~~~~~///」

急がなくてもいいって言ってるのに走って行っちゃった……

(今のはマスターが悪いですよ。)

(えっ、僕!?)

(ええ……(私だって言われてみたいです……))

な……何が悪かったんだろうか。

 

 

 

~数分後~

 

 

 

 

「お、お待たせマスケラ君。ご、ごめんね待たせちゃって……」

動きやすいホットパンツとノースリーブ。

それとニーソックス。

(クッ、絶対領域とはやるじゃない……!!)

(何を言ってるんだお前は……てーか絶対領域って何??)

(ま、マスターにはまだ早いです!!)

何を怒ってるんだ、コイツは……

「いえ、そんなに待ってませんよ??

それに、こちらが無理に頼んるので、まぁ気にしないで下さい。」

「う、うん。そ、それじゃぁ行こうか♪」

「え、あ、はい。」

真っ赤になったクイントさんが僕の手を引いていく。

というか組み手は何処でやるんだろうか……

 

「あのね組み手はここでやるんだけど、その後、買い物に付き合ってくれない??」

「はい、構いませんよ。」

ここって……中央森林公園だよね??

まぁ、大丈夫だよね??

たまにやってる人見かけるし……うんまぁいいか。

 

「それじゃぁ行くよっ!!」

「はい、行かせてもらいますっ!!」

 

「「はぁぁぁぁぁっ!!」」




えっ??クイントはこんなキャラじゃないって??
俺的にはゲンヤさんの方がおかしいかと……まぁ許してください。
絡ませたい割にはギンガ達と絡まないって??
もちろんお布団でイベントがあるんで、その時まで待ってね。

以上です。
感想、要望いつでも待ってます!!

ではでは~、また来世。
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