It is calm and it is a passionate magic boy. 作:桜井舞人
あらすじ
アリシアが生き返りました。
バイタルも安定してるし、とりあえず大丈夫でしょ。
あぁ~今日リンディさんが来るんだっけ。
めっちゃ憂鬱なんですけど。
あかん、誰か助けて。
という訳で、戻ってきました遠見市に。
という訳で、海近辺を探していますが……うんもう海でしょ。
「という訳だ、フェイトは封印準備。アルフは転移準備。
僕が魔力を流し込む。いいな??」
二人ともコクンと頷く。
そして呪文詠唱を始めていく。
Side アルフ
「よし、行くぞ。アンサズ・スリサズ・イス……
荒ぶる氷の天神よ。今導きのもと、降りきたれ。テイワズ・シゲル・ソーン」
呪文と共に魔方陣が展開され、魔方陣から氷の刃が海に落ちる。
ジュエルシードは多分、海の中。
だから、海に氷の魔力流を叩き込んで強制発動させて位置を特定する。
そのプランは間違えてないけど……でも、ペルソナ!!
「撃つは氷刃、響くは嵐……アンサズ・スリサズ・イス!!
はぁぁぁぁぁ!!」
ペルソナの掛け声と共に海が氷結。
凍った海の奥底から光の柱が6つ。
光の柱が立ったのを機に氷が破けた。
これだけの魔力を打ち込んで、さらに全てを封印して……
こんなのフェイトだけじゃできなかったね。絶対に。
「すまないが、アルフ、フェイト。空間結界任せていいか??」
「「任せて!!」」
何が来ようが何が起きようが、フェイトとペルソナはアタシが絶対に守ってやる。
少しいけ好かない所はあったけど……それでも、フェイトには優しかった!!
アタシにも……だから……絶対に!!
Side out
光の柱に嵐が巻きついていく。
それを見届けた後に、僕の相棒に声をかけた。
「行くぞ、月詠。多分これが僕達の最後の仕事だ。」
「そうですね、後はリンディさん達に任せましょう。」
Side アースラ
「あの子達なんて無茶を……しかもあの仮面の子すごい腕ね。」
艦の船長のイスに座っている人が言った。
「えぇ、魔力値はそんなにないですけど、効率の良い魔力運用です。
平均魔力値は100万にギリギリ行かない位。最大発揮時はその2.5倍。
効率のよい魔力運用と的確な判断。応用力。
魔力以外では全て黒い子も、白い子の上をいっています。」
「是非、管理局(ウチ)にほしい人材ね。それにそこの黒い子も……」
「こっちの子はクロノ君の魔力値を普通に超えてますね!
それに白い子も。どっちもAAAクラスの魔導師ですよ~。
白い子の平均魔力値127万。黒い子で143万!!
最大発揮時はさらにその3倍以上!!もうクロノ君も仮面の子も霞んじゃいますね~。」
「魔法は魔力値の大きさだけじゃない!
状況に合わせた応用力と、的確に使用できる判断力だろ!
だから、僕はこっちの仮面の方が、腕は上だと思っている。
さて……さっさと自滅してくれないかな。
でないとこちらとしても、今は微妙のラインだしな。」
「そーだねー。アースラのエースクロノ君が言うんだもんね~。」
「むーっ。」
すると上司らしき人が口を開いた。
「そこでいちゃついていないで、クロノはいつでも出られるように!
エイミィはモニターから目を離さない!いいわね!!」
「「了解!!」」
二人の頬から冷や汗が流れた。
すると、モニターに目を戻したエイミィに衝撃が走った。
「か、艦長!!仮面の子、砲撃魔法、撃ちます!!」
「クロノ!!直ぐに現地へ!!でないとこの子達はジュエルシード封印するわ!!
後手に回ってしまったけどお願いね。」
「了解しました。クロノ・ハラオウン出る!!」
「艦長!白い子も来ました!!」
その声にビクッとする艦長。
「す、全て裏目に出ちゃったわね……頼むわよ……クロノ。」
Side out
「魔力充填完了!!マスター撃てます!!」
砲撃準備が整った、後は……狙い撃つぜ!!
「カートリッジ使い切れ!ターゲットマルチロック!!」
「完了しました!!いけます。」
「フェイト!封印準備は!?」
フェイトのほうに振り向くとなのはが見えた。
「できてる!!早く……ペルソナさん!!」
「アルフ、あの二人を頼む!!行くぞ!新魔法、星花火!!」
掛け声と共にデバイスから放たれたかなりの数の光の柱。
太かった柱がどんどんと分裂して花火のようになる。
ジュエルシードの魔力を食いちぎった。
確認したフェイトは一気に封印に取り掛かる。
「サンダーレイジ!!」
海に雷が落ちた。
「フェイトちゃん!!話を……」
「行かせないよ!!」
アルフが邪魔をする。
「どいて!!」
「なのは!!ここは僕が!!だから……行って!!」
「うん!!」
「行かせないって言ってるだろーーーっ!!」
それでも邪魔をするアルフ
だが……そうこう言ってる内にフェイトの封印は完了した。
そして……
「ストップだ!!」
クロノが現れた。
全く……いつもながら空気を読めない男だ。
「アルフ、フェイト……目的は達した。逃げるぞ!!」
「「了解!!」」
アルフの転移魔法でその場を離脱した。
桜マンションに戻って直ぐに時の庭園に転移した僕たち。
プレシアにジュエルシードを預け、また二人きりで話をした。
「今回は見てたわ……本当に手際がいいのね。」
と嬉しそうに微笑んだ。
「でなければ執務官などにはなれない。
それより、ジュエルシード集めはもういいだろ?
残りそれをこちらに貰いたい。
コピーして、管理局で保管する。問題あるまい。
後は逃亡生活の準備でもしておいてくれ。
一応君たちは犯罪者扱いなのだから。」
その言葉に頷きジュエルシードは僕に預けられた。
「ねぇ、あなたも一緒に……いえ、駄目ね……」
「あぁ、駄目だ。僕には僕の……貴方達には貴方達の生活がある。
ここから先は、三人で頑張ってくれ。相談くらいは乗る。」
残念そうな顔をしているプレシア。
「さて、明日はあなたの番だプレシア・テスタロッサ。
手術は難しいものではないし、ドクターの腕は信頼できる。
安心して手術に望んでくれ。」
その言葉にまた微笑むプレシア。
「ええ、信頼しているわ。」
「これが僕の家の座標だ。ここに転移してくれ。
明日の……あちらの時間で朝の9時で頼む。
あと、フェイトはここに置いていく。ちゃんと愛してやってくれ。
あなたならできる。だってあなたは母親なのだから……」
そう言って僕は部屋を後にして、フェイトとアルフのいるところに行った。
「余計なお世話よ……」という優しい声をぼくはちゃんと耳に残して……
「ペルソナさん!」
二匹のワンコが走ってきた。
「フェイト……アルフ。お別れだ。
管理局も来たし、プレシアさんももう必要ないそうだ。
二人とも、これからもしっかりやれよ。」
「え……で、でもまだ……」
「だけど目的は達している。この関係ももうお仕舞いだ。
さよならフェイト……アルフ、フェイトを頼むぞ。」
フェイトはうつむいている。
「あぁ……任せておいてくれ。
アンタと分かれるのは残念だけど……今のプレシアとだったらやていける。」
その言葉を聞いて、僕は転移魔法を準備した。
「フェイト……餞別だ。これをあげる。」
それは朧月だった。
ペルソナの家で、初めて手にしたデバイス。
展開するとバルディッシュと同じ型。
リボルバー型のカートリッジが取り付けられていた。
「もし何かあったらこれを使って欲しい。何かあったらな。
じゃぁなフェイト。楽しかったぞ。」
「私も……私も楽しかった!!大好きだよ!ペルソナさん!!」
その言葉が終わると同時にペルソナは転移した。
「ペルソナさん。」
彼女の涙は、彼の目には入らなかった。
これでフェイトルートは終了。
もちろん無印の。
しかも残り5個もジュエルシードがある。
まぁその辺はリンディさん達が(ry
これでテスタロッサ家は安泰かな??
残るははやてとなのは。そしてアリサでしょ!!
え??違う??そんなまさか!?
という訳で、多分残り2話で無印が終わります。
頑張っていくのでよろしく!!