It is calm and it is a passionate magic boy. 作:桜井舞人
あらすじ
シグナムが涙目で抱きついてきました。
最近なんかこの展開多いような……
「主。今戻りました。」
「「……………。」」
シグナムとザフィーラと僕は八神家に戻りました。
無言なのはザフィーラと僕です。
何故って??それは―――――
「ザフィーラさんでいいですか??」
「そうだが……なんだ?」
「いえあの……非常に申し訳がないんですが……
貴方みたいな大人が普通にいないので、結構目立ってしまうんですよ。
できればトランスフォームして欲しいなと。」
みなさん考えていただきたい。
筋肉隆々な白髪のお兄さんがこんな寒い日にタンクトップで歩いてるのを……。
非常に目立つ。
目立たない訳がない。
そういうこともあり、ザフィーラは犬(狼)の形態になった。
急いでリードを転送して装着した。
と、そこに現れた有名人がザフィーラを見て……
「ほう!これは珍しい品種の犬だ!!狼の血筋も入っているのかな!?
ほ~れ、よーしよしよしよし。」
と顎の下、背中、お腹をわしゃわしゃと撫でる。
なされるがままだ。
本人は訂正したい所があるみたいだが、そんな事はできない。
目立つから。
モツゴロウさんは去って行った。
ん??一文字違くないかって??
そんな馬鹿な……
まぁそんなことがあり今八神邸に戻ってきたわけだが……
僕がじーっと視線を送っているとザフィーラは。
「狼だ」とボソッと言って家に入った。
「おお!叶君よく来たな、さぁ上がりぃ!!」
とはやてが催促する。
お邪魔しますといってやっと家に上がることができた。
「誕生日おめでとうはやて……これプレゼントね。」
中身は指輪なんだが……これは護符になっている。
AAランクの魔法まで防げるものだ。
そして何を勘違いしたのか……
「こ、これは……叶君♪すっごい嬉しいわありがとう♪
もう!そういう事はもっと早くゆーてなー。このこの!」
とひじでツンツンしてくる。
でもね……君が誕生日は指輪がいいな♪って言ったんだよ。
そこっ!おめでとう御座いますはやてちゃんとか言わないよーに!!
ちょーし乗っちゃうでしょうしょーが!!
「はやて??冗談はそろそろ止めて頂けないかな??」
にこりとアルカイックスマイルをプレゼントしてあげた。
すると顔がキリッっとなった。
が、「乙女のおちゃめなジョークやん。」ってなんでしょう。
まぁいいですが。
「そんな事より身体の調子はどうなんですか??」
料理をよそいながら尋ねる。
「まぁまぁって所や。コレといった症状もないし。」
食べながら喋るのはよしなさい。
「正直に言って下さい。こんな下らない事はさっさと終わらせましょう。」
と言葉を選ばなかったのが悪かった。
「下らない事だとっ!!何が下らない!?」
シグナムが机を叩いて立ち上がり胸倉を掴んだ。
「治る病気はさっさと治そうよって言っただけです。
はやての足は夜天の魔導書が関係してるのからね。」
その言葉に驚愕する4人。
「我等の責任なのか……」
「それは違う。
闇の書が、主であるはやてと深く結びついているんだ。
成長途上にあるはやてのリンカーコアの魔力を侵食している。
これが足が不自由な理由なんだ。
だから君達に罪はないし、あるとしたら夜天を闇にした奴らだ。」
これを行った人間が管理局の人間なんだから本当に反吐が出る。
本当に……管理局の何処に正義があるんだろうか。
「ならばどうすればいい。闇の書を完成させればいいのか?」
シグナムはうつむき箸を置く。
「違います。まぁ蒐集はするんですけどね。
400P程うめると管理プログラムが発現します。
まぁ話はその後です。」
「わかった……我々はどうすればいい。」
とザフィーラが発言。
「蒐集を手伝ってもらいます。と言っても蒐集するのは基本魔法生物からです。
基本的にはですけどね。まぁとにかく400P埋めましょう。」
「「「「あぁ!(はい!)」」」」
と元気のいい返事を聞いた所ではやてが言った。
「じゃ、はよう食べよ。ウチお腹ぺこぺこや。」
笑顔で頷いて、食事を再開した。
これでヴォルケンズとの顔合わせが終了しました。
そしてヴィータとはやてとシャマルの空気っぷりがかわいそうですが、許してください。
では失礼します。