It is calm and it is a passionate magic boy. 作:桜井舞人
あらすじ
結局泊まりました。
どうせアリサが今日あたりうるさいと思いますが……
まぁその辺はいいけど……はて、何か忘れてる気が……
白い髪を三つ編にして一人廊下を駆けて行く。
今日は久し振りに登校する。
遅刻なんてする位なら今日もサボる。
しかしなんだろうか。
何かを忘れている気がする。
何を忘れているのだろうか……
教室の前にたどり着き、教室に入ろうとしたらガラリと戸が開いた。
こういう時に現れる奴と言えば……
「あれ??アンタ今日は来たのね。」
まぁアリサである。
何気普通の反応だ。
しかし何故お前は体操服を着用している。
今日の一時限目は算数のはずなんだが??
「まぁ当然よね、今日は体育祭。アンタが出ない訳ないものね。
それよりアンタ、何か言うことない訳??」
と左手を腰に当て、人差し指をピンと立てる。
「今日も可愛いねアリサ。」
そうか体育祭ね。
すっかり忘れてた。
「あら、ありがとう。って、違うでしょう!」
顔を真っ赤にして、がおーと手を挙げて私怒ってますポーズ。
うん。照れているアリサはやっぱりかわいいな。
「所でアリサ……今日体育祭って言ったか??今は秋だぞ!?」
全くとため息をつきながら更に呆れ顔のアリサ。
「はぁ??アンタバカぁ??当たり前でしょ。
なんでこの程度の事で嘘をつく必要があるのよ。
この学校はスケジュールは詰まってるの!
ちなみに再来週は文化祭だから。
あっ、そうそうアンタの出る種目決まってるから。
借り物競争と姫様競争のどっちも。
それから、ドキッ!水着でパン食い競争とドキドキ障害物走、ポロリもあるよ、ね。」
「待て待て!!なんだその色物担当は!!
第一なんだそのタイトルは!
大きなお友達と一部の父兄と先生達が喜びそうなタイトルは!!」
「仕方がないじゃない。誰もやりたがらないし。
休んでたアンタが悪いと言うか……まぁ己の不幸を呪うがいいわ。
まぁいいわとにかく着替えてきなさい!」
と教室に入って僕の体操着を持って来た。
「分かった……じゃっ!」
と手を挙げて走りながら言い忘れていたことを思い出した。
「アリサ!おはよう!!あとただいま。」
と言って更衣室へと走った。
「バカ、ちゃんと顔見て言いなさいよ。」
と顔を真っ赤にしながら少女を尻目に……