It is calm and it is a passionate magic boy. 作:桜井舞人
あらすじ
ポロリした人御愁傷様です。
午前中に僕が出る競技はすべて終了した。
ぶっちゃけ後は見てるだけだ。
皆と一緒にいるとか恥ずかしいだけなのでフケる事にした。
「さーてどこでかんせんしようかなー。」
(何故棒読みなんですか。)
「だって見ないもん。」
(ですよねー。だってマスターですもんねー。)
「まぁいいや。その辺で寝てるわ。」
(何かあったら起こしますので、ゆっくり休んで下さい。)
「ん、ありがと。」
という訳で休憩する事にする。
これ以上異常なイベントに参加する気はない。
さてNE☆RU☆KA
「……ゥ。……きてキョ……ウ。起きて叶。」
むぅ……この声聞きおぼえが。
(マスター、フェイトさんです。)
ふぇい……と
Fate??
あぁフェイトか。
テスタロッサさんですよね。
うん確かにこんな声だった気がする。
とか考えてたら思考が一気に現実に引き戻される。
ナゼ ココ ニイル。
恐る恐る目を開く。
そこにはわたわたしたフェイトと、その後ろから抱きつくアリシア。
後ろでニコニコしてるプレシアさんとウーノがいた。
ついでにドクターも。
!?!?!?!?!?
「ちょっ!?何でここに!?ていうかフェイト膝枕ありがとう。」
「ど、どういたしまして。」
にやりと笑うドクター。
マジで死ねばいいと思う。
「今日君が運動会と聞いてね。折角だからみんなで見に来たんだ。
すごかったね。これが地球の運動会か……。」
「いや、勘違いしないで。あれ、かなり特殊な部類だから。
そして見に来ないで、ドクター。
かなりはずい。口から火がでそうな位はずい。だからとりあえず帰ってドクターは。」
「ちょっ!?僕だけなのかい!?」
「え??あたりまえじゃないですか。また仕事ほっぽり出してるんでしょ。
さぁ帰った帰った。全くもぉ……ウーノ後はよろしくね。」
「はい、兄さん。行きますよドクター。」
「ちょっ!!ウーノ髪掴んで引きずるのやめて!!痛い痛い!!た、助けてぇー!!」
うんそれ無理♪
強制的な転移で帰って行った。
さて、問題は―――。
「そ、その……迷惑だった??」
「いや、その迷惑じゃないけど……恥ずかしいところ見られちゃったね。」
「そ、そう??」
「叶君可愛かったわ♪ね、アリシア。」
「うん!すっっっごい可愛かった!!」
「うん、やめて。これ以上僕の心にサンダーレイジを撃たないで。」
二人の笑顔が痛いです。
正直無理。
そしておろおろするフェイト可愛い。
「あっ!そうだ叶。もう閉会式終わっちゃうよ。いいの??」
「そっかー。閉会式が終わっちゃうか―。……マジ??」
「うん。もう閉会の言葉喋ってる。」
「まぁいいか。皆で遊びに行こう!」
「あら、お母さん感心しないわよ、そういうの。」
「今更戻っても意味ないし、むしろ晒されるだけだよ。
それに今日は恥ずかしくなって帰ったっていえば納得してもらえるよ。」
「あーまぁそうね。可愛かったわよ??」
「あの……全然嬉しくないんですが。」
「「かっこよかったよっ!」」
「ありがとうフェイト、アリシア。」
本当に涙が出そうです。
あ、そうだ。
ちょうどいいからプレシアさんにお願いしてみるか。
「プレシアさん。前に頼んだ件なんですが……どうですか?
引き受けてくれませんか?」
「夜天の魔導書の件ね。一体どうする気??」
「リンカーコアをもらいうける。と言っても魔法が使える程度にね。」
「成程。ページはリンカーコアを蒐集することで埋まる訳ね。」
「教えてなかったけ??」
「聞いてないわ。なにしろ私たちは色々と忙しかったから……。」
一体何があったかは聞かない方がいいと思われる。
「それで?どうすればいいのかしら??」
「まずは魔導書の持ち主に会いに行こう。そうでなければ話にもならない。」
「そうね、そこのが妥当なラインかしら。ここから遠いの??」
「いや、そうでもない。さっさと行きましょう。
うるさいのが来る前に。」
「?まぁいいわ。行きましょうみんな。」
「「はい、母さん。(うん、お母さん。)」」
移動しながらはやてに連絡をする。
答えはもちろんOKだった。
今度は前回のような事が起こらないように事前にアポを取っておいた。
大丈夫だろう。
「それでどんな子なの、そのはやてって子は。」
「あぁ確か写真が……あったコレだ。」
プレシアさんは画面をじっと凝視して、目を輝かせるが、突如ボソッとこう言った。
「アリシアとフェイトの方が可愛いわね。」
こ……この人親馬鹿だーーーっ。
「なかなか可愛いわね。」
「ちょっ!ちゃんと聞こえてたからね!
その前にボソッって言ってた事聞こえてたからねっ!!」
「あら?当然のことでしょ??」
「それとも貴方はうちの娘達よりもその子の方がが好きなの?」
「いや、そ「そうなの叶!?」いや、まだ何も言ってませんが。」
しゅんとなるフェイトと幽鬼が2匹。
この後何があったかなんて、言う必要ないよね??
マジで魔王が再臨したかと思ったよ。
まぁそんなこんなで八神邸に到着。
「案外普通の家なのね。」
「一体どんな家を望んでたんだアンタ。」
「それは……アレ??ごめん、案外普通の家だわ。」
「(よかった……マッドな家じゃなくて。)」
呼び鈴を鳴らす。
はいと凛とした声が聞こえる。
シグナムだ。
「ペ……いや、花菱 叶だ。」
「そうか、少し待っていろ。」
そう言ってから10秒たたずにガチャリと扉が開く。
「入るがいい。」
「あぁ、邪魔をする。」
「ええ、お邪魔するわ。」
「「お邪魔します。(お邪魔しまーす♪)」」
はて、この作戦が終了すれば、はやては助かる。
それどころか、SSランク級のロストロギアの安全の確保もできる。
まさに一石二鳥!
そんな事を考えながら、俺達は八神家に入って行った。
叶が壊れていくの仕様です。