PCとスマホあるし、あんまり使っていないので、タブレット持っている人は何の用途で使ってますか?
参考までに良ければ教えてください。
ナンバーズのニューの案内を受けて、僕はやたら豪華な店内に足を踏み入れる。
チラリと見た感じ商売に全くの素人である僕でも凄い事が理解できた。
この世界で初めて誕生したチョコなる食べ物が莫大な人気を博しており、王族ですら購入するのが1っか月待ちになるほどの熱烈ぶり。
余りの人気に廉価版で売りに出した飲み物ココアですら品薄状態みたいだ。
その他にも様々な珈琲を産地別、もしくは階級別に販売していて。中にはビックリするほどの値段が付けられている商品すら存在する。
その値段なんと驚異の10万ゼニー、普通に買おうと思ったらまず無理だ。それこそアレクシア王女レベルにならないと買うことも難しいんじゃないかな?
他には女性用に化粧品などが、丸丸1フロア全てに展示されているのが見えた。シャドウガーデンメンバーの全員が女性な事もあってか。
化粧品の数がとにかく多い。中には男性向けの商品もあるようだ。
あとは前世ではサラリーマンが着ていたスーツなどの服や、コートなどのオシャレな防寒着。
魔石を付けたアクセサリーや、軍人向けに売り出している頑丈な靴、そして女性のための勝負下着などの可憐なデザインをした物など様々な商品がずらりと並んでいるのだ。
僕は確信した。ミツゴシが近い将来必ず覇権を握る。だって中世ヨーロッパの時代にこんな時代ない洗練されたデザインと種類の商品が山のようにあるんだよ?売れるにきまってるさ。
ここまでの商品、それにミツゴシという名前、多分誰なのかは予想出来るが、もしかしたら間違いという可能性もあるかもしれない。
だが綺麗な大理石で作られた立派な階段を登り、斜めに刻まれた剣と知恵の石であるルーナ魔石が描かれた、パーティー会場にある大きな扉を二人で開けて貰った事で、僕は確信した。
数百人は余裕で入るだろう巨大な空間の奥に、まるで王座のようなこれまた豪華な椅子がある。
大統領があるくようなレッドカーペットが道を示しており、その左右には美麗なエルフが近衛兵のように整列して並んでいる。
僕が足を踏み入れると一斉に跪く、そしてお姉さんが頭を下げている中を歩いて進み。王座の場所で足を止めた。
そこには藍色の髪の美しいエルフがいた。モデルのようなスタイルに、妖艶な黒いドレス姿の洗練された女性。柔らかい表情をした穏やかな女性。
「永らくお待ちしておりました、主様」
聖母マリアの如く慈愛の瞳を向けるガンマ。
「ガンマ……」
アルファ、ベータに続く3人目の古参メンバー。
聡明な顔立ちと、理知的な青い瞳、頭は七陰の中ではダントツいい彼女こそ、シャドウガーデンの頭脳ガンマである。
ハイヒールをコツコツと鳴らしながら身体を左右に由来つつ歩く彼女の姿は何処からどう見ても完璧に見える。だが彼女はデルタ並みに重大な欠点を抱えている。
彼女の最初の二つ名は最弱のガンマ。
彼女はアルファ、ベータに次ぐ古参でありながら運動能力が壊滅的だ。その戦闘力は最弱なのだ。だがそれは最初の頃だけの事だった。
頭だけはいいガンマは運動能力がダメな事だけが欠点だったが身体能力もいい事から僕が付きっきりで指導したのだ。
お陰で彼女は七陰最弱の名を返還して、堅牢のガンマと呼ばれるほど強くなった。
しかし運動能力がダメな事は、やはり天は二物を与えずという事なのだろう。そこはどうあがいてもダメだった。
足を動かすと何もない所で転ぶし、剣をふる時に力が入れ過ぎて当たらないし当てられない。ちなみにデルタはあほすぎてセンスがあれども剣技を習得出来なかった。
その点に比べてガンマは足を止めての場合であれば剣技も会得したのは大きな進歩だ。だが足を止めてない場合どうなるかというと。
「あっ……」
こうなる。優雅なモデルウォークで歩いてくる彼女のヒールが折れて体が崩れて転倒を始める。そりゃヒールを履いた状態であんな体重の載せ方をすれば折れるに決まってるよ。
このままだとガンマの顔面が地面にぶつかるから、僕が身体を動かして受け止める。
「大丈夫?」
身体全体を彼女の前に出すことでクッションとして受け止めつつ、腕を彼女の体へと回して掴む。
彼女の顔が僕の胸元にぶつかり、胸元でうずめる事になってしまったが。受け身も取れずに転倒するよりはマシだろう。
「……スー……フッ……フフ……」
「ガンマ?」
「……あっ……申し訳ございません」
彼女が素早く僕から離れて笑みを浮かべる、呼吸が荒い様子で深呼吸を何度も行う。そして今度は倒れずに身体を真っ直ぐに直立させて、こちらを見る。
「相変わらずだねガンマ」
僕はガンマに向けて近づきつつ頭を撫でる、そして微笑みを受かべながら言う。
それを見た彼女は目を見開き、足を滑らせる。僕の方に向けて倒れて来たので、僕も足を滑らせてしまう。
「え?」
「あっ……」
そうして二人で後ろに仲良く身体を転倒させる。彼女の体が僕に覆いかぶさり、僕も咄嗟の判断で彼女が傷が付かない様に抱きしめる。
背中にダイレクトに床にぶつかるが、その前にスライムでクッションを当てる。幸いスライムのお陰で痛みはそんなにない。驚いた彼女の顔が可笑しくて笑い出した。
「フフッ……ガンマは僕がいないと本当にダメなんだから」
「主様……」
暫く二人で見つめ合う。しかしそんな時間も長く続くわけもなく、業を煮やした彼女の部下が声を掛ける。
「ウ!ウウン!、ゴフォン、ガンマ様……そろそろ」
「そ……そうね、ごめんなさい」
顔を赤くして彼女は立ち上がるといつものガンマに戻る。いつもの凛として咲く花の如く聡明な表情を浮かべている。
そして周りのお姉さんが素早くシュババババとヒールの低いパンプスを用意する。さすがだね。
「さ、さて。主様どうぞこちらへ」
ハイヒールを履き替えたガンマは何事も無かったかのように言う。僕は彼女の進めた巨大な王座へと座る。
「いい景色だ」
僕は思わずそう呟きをこぼす。巨大な吹き抜け空間がこの場を壮大な景色を演出して、天窓から降り注ぐ茜色の陽がそれを見るものへと心を癒す。
そして目の前に広がるレッドカーペットの脇に跪く美女たちはまるで僕が王様になったかのような全能感が湧き上がる。まさに王、陰の世界の王になった気分だ。
思わず笑みを浮かべていると、エルフのお姉さんがはしゃぎ始める。また別のお姉さんがうっとりとそれを眺めている。
上司であるガンマはというと、シャドウの笑みを見つめて鼻血を出していた。
ガンマもよくここまで金のかかったセットを用意してくれた。
金とミスリスで装飾されたこの建物の完成された状態から見るに、大量の資材を一気に購入して建築したのだろう。
そして辺り一面にある大理石と希少の石であるルーナ魔石がふんだんに使われている事を見ても途方もないほどのお金のかかり具合だ。
僕は感動に心を震わせた。そして足を組み、左手で頬杖をつき、右手を掲げる。そしてその右掌に青紫の魔力を集め、天に放った。
青紫の光はそのまま天井近くまで打上がり、そこから無数に分裂し室内へ降り注ぐ。
「よくやったなお前たち.....これは褒美だ、受け取れ……」
これは直接的には疲労回復に、魔力回復、軽い治癒効果がある。それに綺麗な花火の様で僕は好きだ。
彼女達悪魔付きを救う時は必ずこの魔力で治癒を行っているのだ。だから彼女達元悪魔付きにとっては救われた過去の再現とも言える。
僕は感動したお返しに彼女達にもいい思いをさせたくなった。
「今日という日を……ぐす……今日という日を、.....生涯の宝に致します」
震える声で言うのは、傍らに跪くガンマ。
(もしかしてやりすぎちゃった?)
カーペットの脇に跪く美女達も、漏れなく身体を震わせ、中には涙を零す者もいる。辺り一面号泣の嵐だ。
まるで前世の号泣議員の現場を思い出してしまう。だが今泣いているのは美女ばかり、喜んでもらえてよかった。
「そ、そうか……そこまで喜んで貰えるとはやって良かったというものだ」
「勿論でございます主様」
(ただ想定以上の反応に驚いたなぁ)
ガンマは涙をハンカチでふきつつ、鼻血を抜く。涙声で返してくる彼女に僕は困惑しつつ、笑みを浮かべて振りまく。
(鼻血さえなければ、締まってたのにね……)
「よくやった、ガンマ。昔から賢い君なら出来ると思ってたが、ここまでとは……ところで、この商会について聞きたいんだけど」
そう、この商会だ。チョコレートとかカカオとか、売場を通った時見かけたものとか、なんなら剣と植物の葉が描かれているこの建物のデザインとか全部、どう考えてもこの世界のものじゃない。
「どうぞなんなりとお聞きください」
「もしかして、ミツゴシ商会の商品って昔僕が話したやつ?」
「はい、昔に主様よりお聞きした神の如き知識のほんの一片を微力ながら再現させていただきました」
ガンマは昔から知識に貪欲で、イーターと同じくらい僕の話をせがみに来るのだ。
それも特にデルタにボコられる度に来るものだから、ガンマに付きっ切りで訓練をして上げた時にチョコ誕生の秘話を少し脚色して僕は話した。
今じゃ『陰の英知』としてもてはやされるくらいだけど多分ガンマが居なかったら再現なんて出来なかっただろうね。
しかし、知識って言ってもチョコレートなんて苦い豆に砂糖ぶっこんで固めたら旨いもんできるぜ、ぐらいしか話してないよ。それでどうやったら再現できるんだ。
「ほぉ……流石というべきか、ガンマ確かに私の知識が優れているのは確かだがそれを理解して再現出来ている君も素晴らしい」
「主様……」
「いくら優れた知識があろうともそれを役に立つ出来なければ何の意味もないのだ、それを理解して実際に行動出来て初めて意味を成すのだ」
「だからガンマ……よくやった褒めてやろう」
「あっ……ありがとうございます!」
ここは過剰なくらいに褒めて褒めて褒めまくるのだ、陰の実力者は褒めて伸ばす派なのだ。偶にこけたりおっちょこちょいなこと以外はガンマは文句なしの努力家だ。
最弱の名を返済出来るほど努力して、僕の攻撃を回避出来るほど強くなったし。頑張り屋さんだ。
(教えてて楽しかったと言うのもあるんだけどね)
「そうだ、そういや君にプレゼントがあるんだった。気に入ってくれると嬉しいだけど」
「それは勿論です!主様!そんな栄誉を私に.....」
僕は彼女に魔石と宝石で出来たネックレスを手渡す。形は円形の宝石に月の形をした加工した魔石を入れ込み。それ一つで1つの綺麗な作品として出来た。その中には僕の魔力を入れてあっていざという時の、回復としても使用する事も出来る。あとは魔力の信号を出すことで現在地を示す機能があり、味方に位置を示したり。簡易的な通信機としても使える。
「はい、どうぞ。ガンマにはこれが似合うと思ってね」
「わぁ……早速つけてもいいでしょうか?」
「いいよ」
「ありがとうございます、その良ければ主様が私に付けてください」
「え?でも」
「ダメでしょうか?」
上目遣いで彼女は僕に懇願する。
「そうだね、じゃあ僕がつけてあげようか」
王座から降りて彼女の首に手を回して、ネックレスを固定する。浮かれた様子を出す彼女に僕は少し微笑みながらも似合ってと耳元で囁く。
「ウフフ……フフ……」
ガンマは頭を抱えて嬉し過ぎてもはや妄想から戻って来れないのかも知れない。数分したら彼女も正気に戻り、話を進める。
「申し訳ありません、少し浮かれておりました。」
ガンマは恥ずかしそうに謝罪する。
「いや、そこまで喜んでもらえてよかった」
僕は苦笑して言葉を返す。ここまで喜んでもらえたのならプレゼントを用意して良かった。
ちなみに彼女以外にもプレゼントは用意してある、機会があれば七陰全員に渡すつもりだ。
長くなりそうなのでここまで、ある程度投稿したらオリジナルも投稿したいなと思ってます
タブレット主な使用用途
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主に動画
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小説やネットサーフィン
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買ったけど使いづらくて使ってない
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PCとスマホあるしいらない