大きなおっぱい触りたい   作:ピノの星型が全く出ません

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たくさんのお気に入りや評価、感想等、本当にありがとうございます。


お前のアップルパイ、俺によく馴染むぜ

 

 

 なんでも、この近くのスイーツ専門店で期間限定でアップルパイを販売しているらしい。ただし、そのメニューを注文するための条件は兄妹、姉弟、友達、カップル、夫婦問わず男女のペアで来店することだという。ふざきんな!!111なんだそのクソルールありがとうございます。おかげで合法的におっぱい大きい女の子とデートできます。

 望月さんは最初は弟を誘ったらしいけど断られたらしい。なんでもお姉ちゃんと二人で出かけるのは恥ずかしいお年頃だそうで。ファインプレーすぎるぞ弟くん。もし会うことがあったらお小遣い上げちゃおう。ついでにグリフィンドールにも一万点上げちゃおう。

 

 

「おはようございます、小鳥遊(たかなし)さん」

「おはよう、望月さん」

「すいません、今日は付き合ってもらっちゃって」

「気にしないでいいよ。俺もあの店のアップルパイ食べてみたかったし」

 

 

 あ、今おっぱいちょっと揺れた。ナイスおっぱい!もう一本行けるよ!

 

 正直に言うと触れてみたい……しかし、俺の今までの経験からして望月さんはグイグイくるタイプは苦手だということは既に予想がついている。ならば正面から少しずつ距離を縮めていくまで。

 『一番の近道は遠回りだった』『遠回りこそが俺の最短の道だった』。ジャイロ、見ててくれ。これがッ、黄金のおっぱいエネルギーだッ!『バスト ACT4』!!

 

 

「それじゃあ行こっか。時間的にもちょうどいいし」

「はい!」

 

 

 

 

「小鳥遊さん、あの映画見ましたか?」

 

 

 例の専門店に行く道中で望月さんが指さした先にあったのは、でかでかと「君だけのパレット」と書かれた看板だった。ちなみに内容は画家を目指す娘と天才画家の父親のすれ違いとその他諸々…というどこかで見たような設定だ。

 あの映画は訳あって俺としては非常に触れにくいのだが……よし、無難な感想で切り抜けよう。

 

 

「見たよ。なかなか面白かったと思うけど。…望月さん的にはどうだった?」

「わたしも同じバンドの子たちも面白いって意見で一致して……わたし自身余り映画は見る方じゃないんですけど主人公が二回目の挫折から立ち上がって絵を描き続ける決意を固めた所なんか迫力が───」

 

 

 ニコニコしながら映画の感想を述べる望月さん、可愛い。それとちょっとだけ距離が近くなっておっぱいが近い!ゆ、揺れ……視線が惹き付けられる!まさか自分のおっぱいに視線を集中させることで他への意識を逸らすというミスディレクションオーバーフローを無意識に行っているというのか!?こうなったら俺も扉を開けてゾーンに入るしか…!

 

 余分な情報を遮断して全てのリソースを目と脳に回せ!焼き付けるんだ、望月さんのおっぱいの揺れを!服の凹凸を!

 

 

「ご、ごめんなさい!わたしばかりお話しちゃって…」

「いや、楽しそうな望月さんを見てるとこっちも楽しくなってくるから大丈夫だよ。……今日はどうしたの?なにかいいことでもあった?」

「………………実は……アップルパイのことを考えていたら朝から少し興奮しちゃって…」

 

 

 望月さんが顔を赤くしながら「興奮」って言ってるのを初めて聞いた時……なんていうか……その……下品なんですが……フフ……。ルーク、おっぱい大きい清楚な女の子が恥じらっているのはいいぞ。

 ……それにしてもこの娘は俺なんかとは違って心の底からアップルパイが好きなんだな。不健全な理由で好きになってしまってごめんなさいアップルパイさん。

 

 

「俺も分かるな」

「本当ですか!?」

「うん。楽しみなことがある日ってなんだかテンション上がるよね」

 

 

 だって俺も今朝から望月さんみたいなおっぱい大きい女の子とデートだからウキウキしてたもん。とは言わない。……実際、俺もかなりテンション上がっていつもよりもIQ低そうな発言連発である。

 

 

 

 

 

 そして目的の店まで着いたはいいものの、とてつもなく入りにくい。入口の前に立つことすら躊躇うくらいにはオーラが凄かった。なんか店の中からハート型のオーラ飛んできてるし。

 

 

「なんか…凄いですね……」

「どうする?……やっぱりやめとく?」

「いえ、ここまで来て諦めるのは……行きましょう!」

「いらっしゃいませ!こちらのお席へどうぞ」

「ご注文は…」

「期間限定のアップルパイ一つ」

「かしこまりました〜」

 

 

 望月さんの覇王色に気圧されてか、少し引き気味の店員さんが厨房へと向かっていく。

 流石に無言で待つというのも味気ないので適当に話を振ってみる。

 

 

「望月さんって確かドラムやってるって言ってたよね?やっぱり大変なの?」

「‪そうですね…やっぱりリズム隊が崩れるとバンド全体が崩れちゃいますから。だからこそ皆が『弾きやすい』って言ってくれた時が嬉しいんです」

 

 

 望月さんは幼馴染みとバンドを組んで活動しているらしい。色々あってしばらくの間疎遠だったが最近活動を始めたらしい。

 楽器には明るくないが、ドラムと言えばドラムスティックを持つ手を動かして色々叩いたりすることくらいは分かる。そして望月さんは立派なおっぱいをお持ちである。……………………つまりライブに行けば合法的に望月さんのおっぱいが揺れる様を拝めるのでは?だめだ、そういえばバンドの名前知らなかったわ。どうする?今聞くか。いや、まだか。いや、今か。

 

 

「小鳥遊さんは音楽をしたりするんですか?」

「流行りの曲は聞くけど自分で歌ったりっていうのはあまり………お恥ずかしいことに音楽のセンスが壊滅的で……」

 

 

 中学の頃の音楽の成績は脅威のオール3、それもお情けでつけてもらったような物だ。

 小学生の頃、合唱祭に向けて絵名と彰人に頼み込んでカラオケで特訓をしたが当時からズバズバ言う絵名に修正不可の烙印を押され、今よりも遥かに素直だった彰人にすら酷評されたのは鮮明に覚えてる。

 

 

「実はわたしも絵を描くのが苦手で……だから何となくその気持ち、分かります」

 

 

 そんなことを話していたら件のアップルパイが届いたので真ん中で切り分けて二人で食べる。

 

 

「…ん!美味しいですよ、小鳥遊さん!」

「…………本当だ。普通のアップルパイでここまでりんごの風味って引き立つんだ」

 

 

 満面の笑みを浮かべながらアップルパイを頬張る望月さん。可愛い。天使はここにいたのか。

 …というかこのアップルパイ、本当に美味い。

 

 

「…ふふ」

「ん?どうかした?」

「いえ、小鳥遊さんがそんなに考え込んでいるところ初めて見たな〜って」

 

 

 前言撤回。天使じゃなくて女神だ。

 なんだか望月さんのおっぱいの事で考え込んでたと思うと急激に申し訳なくなってきた。

 

 とりあえずもうしばらくはアップルパイを味わっていよう。

 

 




望月穂波→オリ主のことはアップルパイ仲間だと思ってる。優しい、綺麗、スタイルいい、の三拍子揃ってる。画伯。

オリ主→歌えばコナン、弾けばしずかちゃん、聞く姿は音村楽也。実はバスケしてたら目が光ったことがある。
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