大きなおっぱい触りたい   作:ピノの星型が全く出ません

8 / 9
申し訳ありません、私生活が忙しくて気付いたら一年以上経ってました。

書くの自体久しぶりすぎてネタが思いつかないので相対的にIQ高めみたいになってます。すみません。


ぼくたちは勉強ができる(自画自賛)

 

 予備校の帰り道、いつの間にやら消えようと思ったのは保留にしたらしい朝比奈さんと授業終わりに並んで帰るのが予備校の授業後の日課みたいになっていた。

 

 

「朝比奈さんさ、週末空いてる?」

「急になに?」

「いや、知り合いからフェニランのチケット2枚貰ったんだけど皆予定埋まってるんだよ。朝比奈さんはどうかな〜って」

 

 

 望月さんはバンドの練習、絵名は学校の友達と女子限定のスイーツの食べ放題に行くらしいし、彰人たちも歌とダンスの練習。天馬くんたちフェニランスタッフ陣は普通に働いてるそうなので誘う訳にもいかず…。

 それなら、いっその事朝比奈さんを誘うのはどうかと思ったというわけだ。最悪の場合、朝比奈さんが行きたい人でもいたのなら譲ってしまってその人と行ってもらえばいいと思ったわけなのだが。

 

 

「うん、いいよ。ちょうど空いてたし」

 

 

 ……まあ、朝比奈さんにも断られたら一人でフェニランに行く高校二年男子という傍から見ればフェニランガチ勢の図になるのも厭わないつもりだったのだが杞憂に済んでよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 そんな約束を交わしたのが数日前。あれから色々あった。学校の屋上からエンジン付きのハンググライダーで飛んだり、白石さんに捕まって反省文書かされたり、校庭で爆発に巻き込まれたり……自分で言うのもなんだけどこれ本当に数日の出来事?どう考えても一生に一度あるかないかレベルだろ。

 しかし、ついにこの日が来た。

 

 

「……お待たせ」

「大丈夫、俺も今来たところだから」

 

 

 …うん、やっぱり私服の朝比奈さんは落ち着いたお姉さんって感じがする。いや同い年なんだけどね。

 それにしてもやはり大きい。何がとは言わないけど。眼福眼福。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、まふゆ。」

「ッ!」

 

 

 フェニランに向けて歩いていると、とある百貨店の前で隣の朝比奈さんが声をかけられた。後ろを振り返ると朝比奈さんと同じ色の髪に似た色の瞳、身にまとった雰囲気や髪型なんかは違うものの特徴だけ見れば朝比奈さんそっくりの人がそこにはいた。

 

 

「お母さん…どうしたの?」

 

 

 一瞬、明らかに動揺してた。

 おまけに朝比奈さんの表情と口調、それから雰囲気が一気に変わった。予備校でよく見なれた『いい子』の表情。実の家族に対してもこれということは……

 

 

「そちらの方は?」

「予備校の友達だよ」

「初めまして、朝比奈まふゆの母です。いつも娘がお世話になっております」

「初めまして、小鳥遊椿といいます」

「そう…………ごめんなさいね、初対面の子にこんなことを聞くのは無礼だとは思うのだけど……まふゆとはどういう関係なのかしら?」

「朝比奈さん…すみません、この呼び方じゃ分かりにくいですね。まふゆさんが言っていたように予備校の友達ですよ」

「うん、小鳥遊さんも文系科目の成績がすごく良くてね。いつも予備校で一番なんだ」

 

 

 朝比奈さんがそう言うと、朝比奈さんのお母さんの目の色が変わった。雰囲気はさっきよりも柔和に、視線も声も全体的に優しくなった。

 

 

「まあ!…志望校はどちらに?」

 

 

 朝比奈さんが、実の家族の前ですら「いい子」の皮を被ったという事実。

 それに、朝比奈さんの母親からの見定めるような視線。

 その視線と共に投げられた問いの内容。

 ……なんとなく分かった。

 

 

「阪都大学の医学部です」

 

 

 そう言うと、さっきよりもまた更に視線が柔らかいものになる。

 これはもう…そういうことでほぼ確定だろう。

 

 オブラートに包んでいえば娘には競い合えるレベルの人しか近づいて欲しくない超が付いてもおかしくないレベルの教育ママ、端的に言ってしまえば……いや、これはやめておこう。

 これが明確な事実に基づいたものならまだしも、現状では俺の勝手な憶測の部類。憶測で他人…それもそれなりに交流のある人の実親を悪く言うのはあまりいいこととは言えない。

 

 それに、俺は朝比奈さんのお母さんの人となりをほとんど知らない。そもそもの話朝比奈さんへの愛情はあるのか、普段の生活はどうなのか、朝比奈さんのお母さん自身の考え方はどんなものか…()()()()()()()()()()()()()()()()()。そういったものをほとんど全部すっ飛ばして断定するのは…多分違う気がする。

 

 

「それで二人はどこに?てっきりまふゆは図書館に勉強に行くのかと思っていたのだけれど…」

「これから博物館に。ちょうどこの前予備校の授業でやった所と関わりのあるものが展示されてるらしくて。興味が湧いたので模試や定期試験で忙しくなる前に見に行こうと考えていたんです」

「そう、学んだことをそのままにするんじゃなくてちゃんと繋げて行動しているのね……感心しちゃったわ。小鳥遊さん、まふゆのことよろしくね」

「はい。それじゃあ朝比奈さん、行こっか」

「……えっ!?う、うん…それじゃあお母さん、晩ご飯には戻るから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「小鳥遊くん、リロードする。前線代われる?」

「了解。スイッチ」

 

 

 がんばれ!フェニー防衛隊というアーケードゲームをして、終わったあとの銃型のコントローラーをおろしたときの朝比奈さんのおっぱいが揺れて妙にエッチだったり。

 

 

「おお、すごいG」

「そうだね、怖いのはよく分からないけどGがかかってるのはわかる」

 

 

 ジェットコースターに乗って色気のないやり取りをして、降りた後のちょっと髪が乱れてるのに気付いてなおす朝比奈さんがちょっとエッチだったり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで現在は夕日が差し込む観覧車。ある種の定番ともいえるアトラクションだが、生憎と俺と朝比奈さんはそんな関係でもない。

 

 

「ねえ」

「うん?どうかした?」

「その…お母さんのことだけど」

 

 

 そういった朝比奈さんの表情は、予備校やお母さんの前で見た猫を被ったものではない。かといって、予備校から帰る時によく見ている無表情でもない。どこか苦しそうな表情で───

 

 

「ああ、朝の…それがどうかした?」

「できれば誰にも…言わないで欲しいんだけど」

「…うん、分かった」

 

 

 多分、件の朝比奈さんが消えようとした時に止めたという友達が今も動いているはず。

 少なくとも、朝比奈さんにとって俺はその人たちよりは下だということはわかる。

 

 ならば、俺の役割は遠すぎず、近すぎず。とにかく今の俺にできることは朝比奈まふゆという人間にとって都合のいい話し相手という立ち位置を崩さないことくらいだった。




オリ主
 お母さんに出鼻くじかれて下ネタがそんなに出なかった。
 勉強の合間にゲームすることもあるので元の要領の良さと重なって割と上手い。
 『たかな「しつ」ばき』から持ってきて濁点つけて綴り変えてシズ→shizu


まふゆ
 お母さんに会った上にフェニランに来たせいで昔の迷子になってたときのこと思い出してた。
 ゲームは才能でゴリ押した。
 雪から取ってsnow


鳳グループ
 なんかフェニランと鳳グループの施設の各所に置いておいたアーケードゲームの収益が一時的に爆増した…こわ…。それはそれとしてこの機に乗じてバランス調整とか宣伝がんばる。


がんばれ!フェニー防衛隊
 鳳グループが運営しているアーケードゲーム。基本は2v2のオンライン対戦。一応オフラインモードとしてスコアチャレンジもある。
 shizu&snowとかいうコンビが一日だけ大暴れして話題になった。SNSで相手視点でのプレイ動画がバズってたことを本人達は知らない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。