なお、作者は原作にそんなに詳しくありません(爆死)
でも思いついちゃったんだから仕方ないだろ!!!
ある日のヒンメル達勇者パーティー。
ここ数日は魔族との戦闘も無く、一行は旅路の途中にあった。
僧侶ハイターが口を開く。
「時に、フリーレン汁」と言うのをご存じですか?」
勇者ヒンメルの意識がその一言でハイターの言葉に集中する。
変なことを言い出したハイターに、フリーレンはとりだてて注意を向けるでも無くあきれていた。
アイゼンも似たようなモノだ。
そんな他三人にお構いなしにハイターは続ける。
「フリーレンをですね、内側が鏡になった木箱に閉じ込めるんです。
やがてフリーレンは退屈して鏡に向かって変な顔して遊び始めます。」
真顔でそんなことを言い出すハイターにむっとして「そんなことしないよ」とフリーレン。だがフリーレンのツッコミを聞き流してハイターが続ける。
「でね、やがて素に返ってフリーレンは『あれ?ワタシ何やってるんだろ?』と慌て始めてタラ~リタラ~リと脂汗を垂らすようになるのです。」
「フリーレンらしいな」と、アイゼンが洩らす。当のフリーレンは不満だらけだ。
お構いなしにハイターは続ける。
「そのうちにフリーレンは寂しくなって筺の中で泣きわめき始めます。三日三晩。そうなると箱の底に大量に溜った脂汗にフリーレンの涙や鼻水よだれなんかも混ざるようになります。」
勇者ヒンメルは目を爛々と輝かせ『フリーレン汁……良いかも』とか思い始める。
「そうして溜ったフリーレンエキスとは一切関係なく、コレが前に寄った村で購入したフリーレン(氷結)というお酒です。取りあえず呑んでイイですか?」
そう言って酒の容器を取り出したハイターに、一同は『オチはそれかい!!』と思いつつも仲良く声を合わせて『ダメです!!!』と答える。
数十年後……。
「スバラシイ、さすがハイター様です!!!」
昔の馬鹿話をフリーレンの口から聞いたフェルンがとんでもない事を口走り始める。
「フェルン、ワザと言ってるでしょ、あとハイター絶対肯定やめなさい。」
フリーレンは幾ら暇だからと言っていらんこと言ってしまったと後悔する。
「取りあえず作ってみるか、フリーレン汁」
悪い笑みを浮かべてシュタルクが町中に重ねられた木箱を指さす。
「絞ってみますか、フリーレン汁。」
フェルンがなぜか杖を構える。
「い、いや、だからね、そこの酒屋の壁にフリーレン(氷結)取り扱ってますとか書いているから一緒にどうかってね?」
『冗談ですから、怯えた顔しないでくださいね』
声を揃えてそういうフェルンとシュタルクに、ふくれっ面でブーたれるフリーレンであった。
ストゼロより氷結派。
氷結はオレンジ味が好き。
でも最近はパイン味も気に成ります。