宿儺「どけ!!!俺は主人公の相棒だぞ!!!」   作:バケギツネ

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兄弟っていいよね。 

 

 

 はーい、すっくんどうぇーす!!!!

 

 やって来ました!八十八橋!!うわっ、思ったよりちゃんと高い....

 

 ここからバンジーできる不良共、パネエな。呪術師の素質あるんじゃね?

 

『よし、早速試すか。』

 

 ん、恵くん?ビニール紐で悠仁をグルグル巻きにして....

 

『じゃ、行ってこい。』

 

「おわああああああああ!!let'sバンジー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 結局、バンジージャンプは関係なかった。呪霊のじゅの字も出てこない。

 

 俺たちは一度橋を後にし、お夜食を摂ることにした。

 

『すっくん。何食いたい?』

 

 そうだな〜。おにぎり先輩の影響か、おにぎりが食べたい。具は、

 

「炊き込みご飯、唐揚げ、SPAM!」

 

『邪道ばっかだな、すっくん...』

 

 ケヒヒッッ!!

 

 あ、悠仁。ちゃんと20円引きのやつにするんだぞ。じゃないと500円オーバーするからな。

 

『はいはい。あーーーーん。』

「あーーーーーーん。」

 

 うむ、SPAM以外はうまいな。

 

 あれ、恵くんの後輩ヤンキーがまた来た。なっ!!ヤンキーのくせに可愛い彼女持ちだと!?

 

 シメるか?

 

 んん、ああ、一緒にいるその子はお姉さんか。いいキャラデザだ。

 

 この漫画、モブの女の子の打率いいよな。俺もあんなお姉ちゃん欲しかった。

 

 すっくん、前世じゃ...まあ、実質一人っ子だったからな〜。羨ましい...

 

 やっぱあの不良、シメるか?

 

『あの、ねーちゃんが、伏黒さんに話したいことがあるって...』

 

 んん、なんだなんだ?

 

『わ、私行ってるの...中2の時、夜の八十八橋に!』

 

 何!?どうやらこの娘も呪われてるらしいな。

 

『そ、そうだ伏黒くん、あの時、津美紀さんも一緒にいて...』

 

 ななな何ぃ!?そっちもか!?

 

 

 

 

 

 とりあえずあの姉弟は、新田ちゃんが上手く誤魔化したうえで、家へと送ってくれることになった。

 

 新田ちゃん、めちゃめちゃ仕事できる娘やん。カッコよ。

 

 一方恵くんは、伊地知第一師匠経由でつみきさんの警護を依頼。しかし割ける人員はせいぜい二級術師までとのこと。

 

 うーーーーーーん、大変申し訳ないが、頼りない。

 

 ネームドキャラならともかく、モブキャラの二級じゃな。恵くんもそう思ったのか、シリアスな顔面で何かを考え込んでいる。

 

 が、やがて意を決した表情で立ち上がった。

 

『虎杖、釘崎、すっくん。悪いが...』

 

 ん、恵くん何するつもりだ?

 

『ふん、皆まで言うんじゃないわよ。』

 

 え、野薔薇ちゃんは恵くんの言いたいこと、分かったの?俺分かってないから、こっそり教えて....

 

『ようは早いとこ、その呪霊を祓えばいいんだろ?』

 

 悠仁ナイス!あー、そういうことね!!

 

 あ、空気を読んで、俺もなんか言っとこう!!

 

「ケヒヒッ!!」

 

 無難オブ無難なコメント!!

 

『感謝する...!!』

 

 恵くんからの貴重なデレを受け取った俺たちは、再び橋へと向かう。

 

 このメンバーなら正直負ける気がしない。たとえどれだけ横槍が入ろうとも、な。(フラグ)

 

 

 

 

 

 

裏技

宿儺の指をゲット!

 

簡単です!

まず初めに完全に日が落ちていることを確認する。落ちていないなら、それまで待ってください。

そうしたら、橋の下に降ります。全員無事に帰ってこれるので、安心してください!

 

注意!ただ橋の下に行くだけではダメです!悠仁がそれをやったところ失敗しています。

 

下から歩いて向かいましょう。

川が見えたらそれを飛び越えます。

今回の呪霊は一般的な2級術師だと護衛が難しいので、

わたしは本体を直接叩くことにします。

成功率は個人的にこっちの方が高い気がします。

 

注意!必ず1人では行かないでください。

1人で行ってしまうとゲットは必ず失敗します。

 

そこで出てきた呪霊を祓うと、宿儺の指が出てきます。

 

結果

宿儺の指ゲット!

 

 

 

 

 

 

 おーし!

 

 新田ちゃんが集めてくれた情報から、呪霊との遭遇方法が分かったぜ!

 

 というわけで、早速それを討伐しに出かける!後に続け、悠仁!

 

『お前達に、話しておきたいことがある。』

 

 その道中、恵くんが口を開いた。

 あ、シリアスを察知。

 

『俺の姉...津美紀はずっと寝たきりだ。本人が申告できない以上、いつ呪い殺されるか分からない。だから、今すぐ祓いたい..!!』

 

 なるほど。そういうことだったのか。

 

 恵くんが自分の話をしてくれるのって、なんだか新鮮だな。信頼してくれているようで、なんか嬉しいぞ。

 

「恵くんは、お姉さんが大好きなんだな。」

 

『........嫌いじゃないだけだ。』

 

 もぉ〜、ツンデレ恵くんめ。あんなこと言ってるけど、実は重度のシスコンとか何だろ?

 

 お姉さんのショッピングに付き合ったり、電話があればすぐに駆けつけたり、クリスマスを何故か一緒に過ごしていたり、一つのソフトクリームを一緒に分け合ったりするくらいには。

 

 あ、そうだ!

 俺も恵くんに言っておきたいことがあるんだ。

 

「内田雄馬さん。遅ればせながら、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。」

 

『................なんの話だ?』

 

「あれ、ホントに何の話だ?」

 

 

 俺が首を傾げている間に、川を踏み越えていたらしい。

 

『出たな。』

 

 周りの風景が瞬間的に変化する。なんか、トゲトゲがいっぱいの洞窟って感じか。

 

 あれ、この雰囲気もしかして...

 

「悠仁!近くで俺の指の気配がする!!」

 

『ええ、マジで!?』

 

 俺の指絡み!どうやらメインシナリオのようだな。

 

 気が抜けない。俺たちの前に出現したあのモグラのような呪霊。

 

 弱そうに見えてめちゃくちゃ強いんだろうな。恐らくヤツには、俺たち4人を同時に相手どるだけの力があるんだ。

 

 多分、レイドボスみたいな感じだろう。

 

「悠仁、恵くん、野薔薇ちゃん、3人の最高火力を一気にぶつけて...」

 

 

『なんだあ、先客かぁ?』

 

 うわああああ!なんだコイツ!?

 

 胴体に大きな口がある緑色の化け物が、いきなり乱入してきた。

 

『俺はお使いにきたんだあ、邪魔するなあ!』

 

 そ、その声は!

 

 ウソップ、お前船降りろぉ⤴︎⤴︎⤴︎

 

 って、テンション上がってる場合じゃない。こいつ、そこそこ強そうだ。俺と悠仁で引き受けよう!!

 

「悠仁!!」

『おう!黒閃!!』

 

 悠仁の回し蹴りが、緑のウソップを吹っ飛ばす。その時に緑のウソップの吐いた血が、洞窟の天井を溶かしていた。

 

 ひぇ〜、毒かな?いや酸?何にせよ、あれには触らんようにしよう。生理的にも嫌だし。

 

『お前強いなあ、つまんないぞお!!!』

 

 あ、緑のウソップが逃げ出した!!

 

 逃げるな卑怯者!!!

 逃げるなァ!!!

 

 どうする、追うべきか?しかし、恵くん達が...

 

『虎杖!!さっさと追いなさい!!』

『ここは俺たちで十分だ。』

 

 サンキュー、野薔薇ちゃんに恵くん!

 

 じゃあ遠慮なく、ウソップを追わせてもらうぜ!!

 

「ヤバくなったら、恵くんと野薔薇ちゃんもこっち来るんだぞー!!」

 

悠 仁は猛ダッシュで、結界の外に逃げていた緑ウソップに追いつく。

 

「見ぃ〜つ〜け〜た〜。」

『ぎゃああああああ!!!助けて兄者あああ!!!』

 

 へへへへへ、もう逃がせねえぜ!!

 ん、兄者?

 

『蝕爛腐術・極ノ番、翅王!!』

 

 うぉっ!!!

 別方向から、血のビームが飛んできやがった!?

 

『貴方も同じお使いですか?少年。おや、その顔...?』

 

 なんだアイツ!!??

 モヒカンムキムキTバック!?

 んで声は勇者王!!!

 

情報量が多いっての!!

 

『ありがとう、兄者あああ!!!』

『いえいえ。それより、あの少年は強い。警戒しましょう。』

『うん!分かったあ!!』

 

 こいつら、兄弟か。全然似てないな〜。

 

 そして2対1と。まあ、ハンデには丁度いい。

 

『喰らえええ!!!』

『走りなさい、背を向けて!!!』

 

 ウソップと、えーーーと、Tバックの波状攻撃がきた。血のゲロに、光線。中々の攻撃範囲だ。

 

 だがその程度じゃ、うちの悠仁は止められない。

 

『うおおおおおお!!!』

 

 悠仁は宿儺呪力モードを発動するまでもなく、血の包囲網を掻い潜る!

 

 さっすが、俺の相棒!

 

 勇者Tバックのバックを取れたぜ!!(激ウマ)

 

『見たなぁ!!殺す!!』

 

 うぉ、背中に顔があったのか。

 まあいい、いけ!!悠仁!!!

 

『黒閃!!!!!』

 

 悠仁のパンチはガードした勇者Tバックの右腕を、肩ごと吹っ飛ばす。

 

『黒閃!!!』

 

 さらにもう一発!黒閃のドロップキックをお見舞いだ!!

 

『かはっ..!!!!』

 

 勇者Tバックは大ダメージと共に吹っ飛んで、河原を転がる。

 

『兄者あああああ!!!!』

 

 後ろから大口を開けて迫る青緑ウソップ。だが、あまりに遅すぎる。

 

『黒閃!!!!!』

 

 悠仁の裏拳が、青緑ウソップに直撃した。

 

『あ.....ああ......兄者........』

 

 ウソップの方は、だいぶ弱ってきてるぞ...!!

 

 よし、次でとどめだ!!!

 

『黒閃!!!!!!」

 

 目の前にいるウソップを祓おうと、悠仁が拳を振り下ろす。

 

 

 

 

 

 

『穿血!!』

 

 

 

「悠仁!!避けろ!!」

 

 悠仁は攻撃を中断し、回避の体勢に入る。その数秒後、凄まじい速さで飛んできた血のレーザーが悠仁の右肩を貫いた。

 

「悠仁、大丈夫か?」

『ああ。アイツは....呪詛師..?』

 

 悠仁はレーザーの飛んできた方を見遣る。そこにいたのは、顔色の悪いツインテールの男。

 

『誰だ、お前?』

 

 悠仁からの問いに、その男は凄まじい熱量で答える。

 

 

 

『俺はそいつらの、お兄ちゃんだ!!!!!』

 

 

 

 

 

 虎杖悠仁と脹相は原作より少し早いタイミングで出会う。まだ、お互いが腹違いの兄弟であるとは、知らないまま。

 

 

 

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