宿儺「どけ!!!俺は主人公の相棒だぞ!!!」   作:バケギツネ

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男2女1の班って、普通ギスるよね。

 

 

『合格だ。ようこそ呪術高専へ』

 

 いや〜、さすがは学長。

 味方側最強キャラ(予想)!!

 

 濃いキャラだった。ぬいぐるみだけでも強かったし。本体はもっと強いんだろうな〜。

 

 ん、学長なんでカットしただって?何の話かね?

 

 まあ、彼の圧迫面接に関しては、悠仁が100点満点の回答を自力で捻り出していたからな。俺の出る幕はなかった。

 

 なぜ、呪術高専に来たか、か。

 俺なら、どう答えていただろうか。

 

『おお~!広い広い!』

 

 高専の自室で年相応にはしゃぎ回る悠仁を見守る。この子、俺と同じ高校生なんだもんな。

 

 俺は彼の顔に、再び自分の口を生やす。

 

「小僧。」

『うぉ!?また出た!!』

「貴様の青春は俺が守る。俺はきっと、そのためにここへ来たんだ。」

『........お、おう。』

「えっと........あ............それだけだ。」

 

 慌てて生得領域に引っ込む。

 

 恥ずかしい!今の俺、すごいキショかった!!!!!

 

 クッソ、慣れないことはするもんじゃないな!!

 

 その後やってきた五条さんによって、悠仁の役割が説明された。たくさん任務に出て、俺の指を探すんだとか。

 

 いいね!初任務が楽しみだ。きっと作品を代表するような、名悪役が登場するに違いない...!

 

『それより明日はお出かけだよ!3人目の一年生を、迎えに行きます!!」

 

 何!?3人目だと.....!?これはまさか、来るか!?

 

 ヒロインが!!!

 

 でも悠仁にはオカルト部の佐々木さんが......

 ああ、どうしよう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『釘崎野薔薇。喜べ男子。紅一点よ』

 

 この娘は、佐々木さんとはまた違うタイプのヒロインだ。棲み分けできてていいじゃないか。

 

 それにしても、男2女1の班編成か。ムフフ、プンプンしますね〜。ラブコメパートの香りが!!

 

久しぶりに溢れてきたぞ、存在しない記憶!!!

 

 

 

 まず恵くんは野薔薇ちゃんに惚れる。(確定事項)

 

 俺にはわかる。恵くんは顔がムッツリだ。同年代の女の子が近くにいれば、必ず意識するだろう。しかし野薔薇ちゃんの方はというと、悠仁の真っ直ぐさに惹かれていて......

 

 

 

『あの、悠仁.......』

 

『お、どした野薔薇?』

 

『これ、クッキーなんだけど、作りすぎちゃって.......捨てるのも勿体ないし......その、代わりに食べてくれない?』

 

『マジで!?ありがと!!野薔薇。』

 

『べ、別に悠仁のために用意したんじゃないんだからね!!』

 

『分かってるって。おーい、恵!野薔薇がクッキーくれるってよ!!』

 

『え、あ.............』

 

 

『お、美味しい!す、すす、すごく美味しいよ!!野薔薇ちゃん!!』

 

『あ、ありがとう......恵くん........』

 

 

 読者をヤキモキさせながらも、悠仁たちの三角関係は続いていく.....そして最終回で.......!

 

 

『悠仁。結婚おめでとう。佐々木ちゃんと幸せにね。』

 

『おお!野薔薇も早くいい相手見つけろよ!!』

 

『もお!余計なお世話だってば!!!』

 

 

『野薔薇ちゃん、これで良かったの....?』

 

『恵くん.....悠仁は、本当に幸せそうに笑ってた。あの顔が見れれば、私はもう満足.....!あれ、おかしいな、グスッ、悠仁のこと、笑顔で祝福するつもりで、ここに来たのに.......』

 

『野薔薇ちゃん!俺じゃ、ダメかな....?』

 

『恵くん.....』

 

——-fin————-

 

 

 

 うむ。これだな。間違いない!!

 

 悠仁の顔に口を生やし、恵くんにエールを送る。

 

「伏黒恵。俺は貴様を応援しているぞ。」

『......は?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなでやってきました!!廃ビル!!

 

 ここで初任務とのこと!!入っていくのは、悠仁と野薔薇ちゃんか。

 

 むふふふふふ。いいねえ〜、露骨だねえ〜、さあいけ悠仁!野薔薇ちゃんの男性観を破壊してこい!!

 

 お、悠仁がカッコよさげな剣もらってる!!いいなぁ〜。主人公の初武器......きっと曰く付きの一品、名刀なのだろう。実はこの剣、意志があったりしない?作品のマスコット枠的な。

 

 あ、五条さんがなんか言ってる.....

 宿儺は出しちゃダメ、か。

 

 出るわけがないだろう!!!!!!!!悠仁と野薔薇ちゃんには2人っきりになってもらいたいからな!

 

 

 

『ちょっと待てよ。もうちょい真面目にいこうぜ。呪いって危ねぇんだよ』

『最近までパンピーだったヤツに言われたくないわよ!さっさと行け!』

 

 おお、魅せてくれるな2人とも。これだよこれ!

 会ったばかりの頃のツンがあるからこそ、惚れてからのデレが輝くのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 野薔薇ちゃんと別れた後、悠仁は呪霊と遭遇!からの瞬殺!!

 その後、呪霊に人質に取られた子供を奪還し、野薔薇ちゃんとの連携で撃破!!!!

 

 きゃーーー、うちの悠仁カッコいい〜!!!!!

 

 

 

 

 

 

 “私が私でいるため”か。

 

 野薔薇ちゃんもかっこいいな。そうなると、恵くんの背景も気になってくる。っていうか、初任務にしては敵が雑魚すぎたな〜。

 

 おい雑魚呪霊ども!こんなんじゃ、俺は満足できないぞ!!もっと歯応えあるやつを連れてこい!!

 

 ケヒヒッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記録ーーーー2018年7月

西東京市

英集少年院

同・運動場上空

 

特級仮想怨霊(名称未定)

その呪胎を非術師数名の目視で確認。

 

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