淫な実力者です! 作:ただのニンゲン
大陸最高峰の魔剣士学園で、国内はもちろん国外からも将来有望な魔剣士たちが集うという...マジで世界最強の魔剣士が入学してるらしいから驚きだ。
あっパクスの人数は8000人程度でシャドウガーデンは600人強ぐらいだよ、正直パクスの死者数がゼロなの未だに信じられないわ。
シャドウガーデンはちょこちょこ死んでるのに...まあ戦闘がハラスメントを中心にしたモノだからかな、当たり前じゃねぇよお前ら色々とおかしいよ。
そんでまあシドと私はそこで平凡な中の下あたりの成績をキープしながら二カ月ほど過ごしながら、何人かに目星をつけた。
その中の1人アレクシア・ミドガル王女。
ミドガル王女とか名前聞いただけで蚤蟲でも大物ってわかるぐらい大物だ、 英雄の子孫候補筆頭。
ちなみに彼女の上にはアイリス・ミドガル王女というさらに有名な超大物が居るけど、残念ながらアレは多分だけど違う。
このアレクシア王女にシドと私は特大のイベントを申し込むことにした、というよりシドが罰ゲームで負けて私がそれに乗っかった結果そうなった。
シドが罰ゲームに負けて私も女子に告白である、因みに私も告白するのは百合の花の可能性を考えてです...あの凛とした顔立ちの王女様とお付き合いしたい。
というわけで学園の校舎の屋上、私達はそこで一定の距離をおいてアレクシア王女と対峙した。
白銀の髪は肩で切りそろえ、切れ長の赤い瞳がなんかえっと綺麗でそれから...説明はめんどくさいわ。
超スーパーウルトラ美人ですね、って感じのやたら整ったクール系の顔立ち。
間違いなくシドは七陰率いるガーデンのみんなのおかげで美人に見飽きている、やっぱ多少崩れて個性あったほうが人間いいよとか考えてるに違いない。
私は全てが個性だと思うからそんな事言わんけど、大事なのは中身だよね?いい子と私は付き合いたいです。
勿論腹黒な子も好きだよ?う〜ん一貫性がないね私は...何というか人を見てこなかった弊害か、まあ関わりたい人と私は関わりたいからうん。
うんうん...
それでどうやら私の懸念は不要だったらしい、ガッツリムッツリだねコイツは。
「「好きです!!付き合って下さい!!」」
「よろしくお願いします」
だよね〜やっぱシドはモテるなぁ...何で了承したの?
あっ当て付けか誰かの...それでもシドに負けたのは悔しい...
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「おかしいだろ?!」
「おかしいな」
「おかしいですね」
「私は納得いかない」
「ダメだったんだマリーちゃん」
「シドは昔からモテモテだから...私も姉さんもどれだけ弄ばされたか...」
「ちょっとやめてよ」
「正直言ってお前にアレクシア王女と付き合えるだけのスペックはない、俺ですら怪しいレベルだぜ。」
そう言うのはヒョロ、ガリ男爵家の次男坊で外見は長細くておしゃれに気を使っているが...センスは悪いどころか最悪。
遠くから見ると雰囲気イケメンに見えないこともない、素材的にいいのは事実なんだけどセンスがない。
そんなヒョロ・ガリだが当然彼もアレクシア王女と付き合えるだけのスペックはない、なぜならただ単純に魅力がないから。
いつか調教してあげたい...
「シド君が付き合えたんなら自分もいけたかもしれませんね、あ〜自分が告白すればよかったなぁ。」
そう言うのはジャガ、イモ男爵家の次男で外見は小さくごつい。
野球部に一人は居るやつ、遠くから見ても近くから見てもどの角度から見ても雰囲気イケメンにすらなれない逸材だ。
将来は竿役として期待せざるを得ない...
当然彼もアレクシア王女とは到底釣り合わない生粋のインキャである、ヒョロと同じで魅力は一切ない。
「いや実際いいもんじゃないよ、なんか裏がありそうで怖いしそもそも住む世界違うわけだし。」
「じゃあ私に譲ってよ...」
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「正直僕も了却されるとは思わなかった」
「あー!!シドくんマリーのこと泣かせたー!!」
「えっ...?!」
「最低だなシド...そんなお前に俺みたいな器量は無いし、もって一週間ってところか。」
「3日ぐらいでしょう、周りを見てください。」
ジャガの言葉に周囲を見渡すと、食堂の人間がそれとなくシドを見てヒソヒソ話していた。
「ほら、あれが...」
「嘘!!なんか普通...」
「何かの間違いじゃ...」
「あの子私知ってる!!エルフの女の子とよく居る子だ!!」
...あの子少し目と耳が良過ぎるな、堕としておこう。
「弱み握って脅したらしいぜ...ヒョロ・ガリって奴が言ってた」
「マジかよあいつ絶対殺す...」
「演習で事故に見せかけて...」
「ここでやらなきゃ男が廃る...」
突拍子がなさ過ぎるし、非モテの僻みは煩わ眞しい。
シドの友情は儚く脆い
「でも本気でどうしよう...
告白してすぐ僕のほうから別れ切り出すのっておかしいし、少し困っちゃうな。」
「いいじゃんこのまま付き合えば、いい人ではあると思うよ私は...あっ!!私の紹介は絶対にやってね。」
「マリーは好きだよね〜シドくんのこと」
「あわよくばいい思いできるかもしれないぜ?」
ニヤつきながらヒョロが言う、私が合図し取り巻きでヒョロをリンチする。
「ですね...
たとえ間違いでも王女と付き合えるんですから、多少の障害で怯んではもったいない。」
ヒョロも同じく、ギッタンギッタンにする。
「そういうわけにもいかないんだよなぁ...」
「しかしこういう結果になったのであれば、罰ゲームのことは隠さなければなりませんね。」
とジャガが言う、ちょっとのダメージじゃ苦にならないらしい。
「だね、バレたら面倒なことになりそうだ。だから頼むよ特にヒョロ」
「俺?俺は漏らさねーよ?」
「もちろん自分も漏らしませんよ」
「マジ頼むからな」
「安全な火遊びのつもりだったんだよシドにとっては...ね?私達も気を付けましょ、気が付いたらシドに未練タラタラのまま生涯独身で死んじゃうからね。」
私達は溜息を吐いて、日替わり定食980ゼニー貧乏貴族コースに手を付ける。
だが私の隣の席に日替わり定食100000ゼニー超金持ち貴族コースが、メイド達によって手際よく並べられた。
そして...
「この席、いいかしら?」
アレクシア王女の登場である...美味しそうだからバレない様に摘み食いしよ
「どどどどどどどうじょ!!」
「こここここここんな席でよければぜひぜひ!!」
ヒョロとジャガの小粒な対応、流石だよね正直ゼータでもこの反応はできないよ。
これがさっきまで自分でも付き合えると大口叩いていた男の姿なのか...
人によってはこういう部分が可愛く感じるんだろうな、私は未だその気持ちは薄い。
いろんな意味で涙が出そうになった、何度も言うが前世から人をもっとよく知っておくべきだったよ。
「普通に座ればいいと思うよ」
シドが答えを待つアレクシア王女に言った、シド本当に胆力凄いよね。
「では」
と彼女は席に着く、なんかキャラが違うな。
「天気いいよね」
とりあえず天気の話でもふっときゃ間はもつでしょって感じのシド、知れば知る程ミステリアスだ。
「そうね」
と無難な会話が続く、王女様猫被るの上手いね。
彼女は美しい所作で豪勢な昼食に手をつける、行儀が良過ぎるさすが王女様。
下級貴族なんて所詮平民に毛が生えた程度だし、天地の差だな。
「超金持ち貴族コースってやたら量多いよね」
「ええ、いつも食べきれないわ」
「もったいないね」
「本当はもう少し下のコースでいいんだけれど、私がこのコースを頼まないと皆が頼み辛くなるから」
「ああ、なるほど。食べきれないならもらっていい?」
「周りに気を配れる王女様流石です!!」
ところで私も一口宜しいでしょうか?こっそり貰うから返答関係ないけど
「ええ、いいけれど...」
「ああマナーとか気にしなくていいよ、所詮下級貴族の席だしねここ。」
てかシドそれを自分で言うか
私達は戸惑うアレクシアからメインディッシュの肉を強奪し文句が出る前に頬張る、うんうまい。
「あっ...」
「魚も貰うね」
あずるい
「ちょっと...」
いやー、ラッキーだわシド最高愛してる。
シドのおかげで私の舌は至福である
因みにアレクシアに対するシドの態度は昨日から一貫して超適当である、まあ後腐れしない為なのかなと。
「いいわ、もっといっぱい食べて?他にも色々頼んであげるわ。」
「ごちそうさま、じゃあシドまたね。」
「ちょっと待ちなさいっ!!」
食うもん食って流れるように立ち去るプランは失敗、私達は仕方なく席に着く...何故私も捕まえられたのか。
「貴方達って午後からの実技科目は王都ブシン流だったわね、確か9部。」
「そうですね」
「そだねー」
この学園は午前の基礎科目と午後の実技科目に分かれる、基礎科目はクラスごと実技科目は選択式でクラスも学年もごちゃ混ぜ。
数多の武器流派から自分に合った授業を選ぶわけだ、んで私達は王都武神流...理由は適当に選んだから。
マジで何で私も止められたの?
「私も王都ブシン流だから一緒に受けようと思って...だめかしら?」
「謹んで御受けさせて頂きます!!」
「いや無理でしょ、だってアレクシア1部じゃん。」
ブシン流はかなり人気の授業で1部50人でなんと9部まである...1部から9部は実力ごとに分けられて、私達は入学して間もないこともあってまだ9部だ。
最終的には2部辺りに落ち着こうかなーと思っている、あと9部なのはそもそも実力を測る試合を一回すらしてないから...ちょっといい感じに肉体を調整中ですのでお待ちを。
「私の推薦で1部に席を空けてもらったから大丈夫よ」
「それは大丈夫じゃないやつだ、僕は知っているからな。」
「そもそも火遊びで王女様に告白する方が大丈夫じゃないでしょ、あっ私はいつでもウェルカムですからね?いつでも待ってます王女様折角でしたら世界の果てまで一緒に逃げましょう。」
「そう、なら私が9部に行こうかしら?」
「やめてくれ、僕の立場がなくなる」
「2つに1つよ、選びなさい」
「いや」
「王女命令よ」
「1部行きまーす」
こうして私達の昼食は終わった、因みにシドと私の取り巻きは最後まで置物だった。
...素晴らしいね身を弁えてる、まあ反応できてなかったのかもしれないけど。
終わりはどうして欲しい?
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ハッピーエンド(生存)
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ハッピーエンド(死亡)
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バッドエンド(生存)
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バッドエンド(死亡)
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只管にオリ主マリーを虐めて欲しい(胸糞)
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上記の自殺ルート