高校生を轢いたら異世界転生したんだが?   作:巻き込まれ転生者

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暇だから続きを書いたよ。
もはやただの駄文。


第2話

 

 

ある日のことだった。

 

少年、シド・カゲノー。シドに保護されてから数日のことだ。

 

「………」

「………」

 

……なんか目の前に金髪美少女エルフさんがいるんだが?

うん………、

 

「誰?」

「彼女はアルファ。あの肉塊の主だ」

 

へー、肉塊の………嘘やろ。

思わず頭を抑える俺。

あの肉塊を元に戻したら金髪エルフになりましたーってか?ファンタジーかよ。……ファンタジーだったわ。

 

そうしていると彼女はこちらに近づいてきておずおずと手を握ってきた。

 

「あの、あなた……ですよね?あの姿の私を毎日面倒見てくださっていたのは。ありがとうございます。このご恩は一生忘れません」

 

そうして涙を流すアルファと呼ばれた彼女。

あーあー、女の子泣かせちゃったー。悪いんだー。……誰が?俺だな。

 

「私も微力ながら力を貸します。シャドウガーデンの一員として

 

うんうん、そうかそうか。

シャドウガーデンねぇ……なるほどねぇ……ソースかけて食うと美味いよねー。

 

………………、

 

「おいゴラ、シド。てめぇ話がある」

「……えー」

 

アルファの手を解き、すぐさま横のシドの首根っこを捕まえそこを後にする。

アルファちゃんにはとりあえず待ってもらうように。キョトン顔していたが……うむ、カワユス。

 

さて、そんなことよりだ。

 

「なんだシャドウガーデンって?」

「……フッ、陰に潜み、陰を狩るものたち。その組織の名前さ。そういう設定の」

「厨二病をこじらせすぎだろ。そんなクソ性癖にあの子も、あと俺も巻き込むな」

 

ヘラヘラとそう言ってのけるクソガキに青筋を浮かべる。

胸ぐらを掴むがどこ吹く風といったような、そんな雰囲気。

 

「いいだろー?陰の実力者にはやっぱりそれ相応の組織というのが必要だ」

「おう、勝手にやってろボケ。周りを巻き込むなっつってんの。言葉通じてますかー?おーい」

「でも彼女も乗り気だし、別にいーじゃん」

「そうか。じゃあ"俺"を巻き込むな。なんだシャドウガーデンって。クソダサすぎるだろ。そんなとこに関わりある人間と思われたくねえ」

「なっ……!シャドウガーデンかっこいいだろ?いいじゃないか、シャドウガーデン」

「価値観の違いだな」

「まあいいじゃないか。このまま僕の協力者として「くたばれ」

 

ひとまず話は終わり。

シドから手を離し、先程の場所まで戻る。

そこにはちょこんと椅子に座るアルファが待っていた。

 

「あ、すみません。椅子を」

「いいよ、ゆっくりしな。とりあえず、言っとくが俺はこのバカの仲間でもなんでもない。そこんとこよろしく」

「……え?あ、そうなのですか……」

 

しゅんとするアルファ。なんだろうか罪悪感が。

厨二病仲間かと思ったらそうじゃなくてガックリってとこか?悪いな、俺はそういうのはもう卒業してるんだ。

 

はあ、しょうがないか……。彼はシャドウガーデンには所属していない。だが、協力者でもある。僕は忙しいからこれからの生活の面倒は彼に厄介になるといい」

 

俺の後に戻ってきたシドがそんなことを言った。

……待て待て待て、

 

「はぁ?」

「なんだ?」

「面倒ってどういう──」

「どうもこうも彼女の生活は君が面倒見てやって欲しい。暇だろ?」

 

コイツ…!アルファちゃんのこと丸投げかよ…!

てめえが始めた物語だろうが…!責任もって全部自分でやれよ…!

 

「じゃあどうする?このまま彼女を1人放り出す?」

「……いつかお前は俺が殺す」

「お!いいねそれ。影の実力者の暴走を仲間が止めに来るシチュ。アリだな」

「ナシだわ。黙って死ね。3回は死ね」

 

相変わらずのマイペースなシドにため息がこぼれる。

ひとまずまあ、あれだな。

 

「そんなわけで、今日から面倒見てやるよ。渋々な」

「あ、ありがとうございます。お手を煩わせてしまって……」

「もういいよ。全部あのゲボカス野郎が悪い」

 

ホワホワと妄想の世界に旅立ってる男に目を向ける。

そのまま前方不注意でバナナの皮踏んで滑って頭打って死ねばいい。

 

こうして、同居人が増えたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「べ、ベータです。よろしくお願いいたします…!」

 

と思ったらアルファちゃんがなんか連れてきたんだけど。

 

「シド、説明」

「アルファ、肉塊連れてきた。直したらあの子、出てきた。アルファがシャドウガーデンのこと言った。乗り気になっちゃったからベータと名付けた」

「カタコト説明どうも」

 

目の前に立つアルファとベータと呼ばれた少女を前にシドと小声でお話を。

聞かされた内容に、そして、これから降りかかる面倒事に頭が痛くなる。

 

「それで?どうなるのよ?」

「ベータの面倒もお願いね」

「指関節のシワを紙で切ってしまえばいいのに」

「あー、あれね。意外と痛いよね」

 

ため息がこぼれる。なんてこったい。またこれで同居人が増えましたとさ。ふざけろ。

 

「ご、ご迷惑……でしょうか?」

「……もういいよ。本当に迷惑なのはこのクソゴミカス野郎だけだから」

「……は、はぁ」

 

こうしてシドの犠牲者はまた一人増えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も捨てられた犬や猫のようにポンポンとシャドウガーデン(笑)のメンバーを連れてくるシドたち。

 

しかも全員美少女。

さらに今や7人にまで増えた。

 

その度にこっちに面倒を見てくれと丸投げ。つまり、俺が住まわせてもらってるお家に美少女7人+俺が暮らしてる状態だ。

ハーレム?こちとら前世合わせたらいい歳のおっさんぞ。可愛いなとは思うがそれ以上も以下もないわ。

 

いやほんと、なぜ俺があの馬鹿のケツを拭かないといけないのか。

 

ディアボロス教団(笑)とかいう架空の敵組織を作り、みんな設定を練りに練りまくって遊んでいて、なんというか……残念美人の集まりかなと。

 

「ヒィロ。ディアボロス教団のことについて話が」

「………はいはい」

 

今日も今日とて資料片手にアルファが俺の元へ尋ねてくる。

シドが構ってくれないからってこっちに来ないで欲しい。

 

あとディアボロス教団って言われてもお前らの考えた設定をこっちは把握してないから何も言えないんだが?

 

あと最後に……、

 

 

俺はシャドウガーデンには入ってねぇからな。




誰か続き書いて。
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