Fate/stay night [Heaven’s Dived Tales] 作:らて丸
#010
Side:穂風
「サーヴァント・セイバー、召喚に応じ参上した」
さ、サーヴァント…?
「ま、待ってください、サーヴァントって…」
「あぁ、その右手の『令呪』がなによりもの証拠だ、お前さんの運命は
青年は羽織を靡かせながら土蔵の戸を見る
「奴さんまだ、表にいるみてぇだな。マスターはここにいろ」
「え!?、ちょ、ちょっと!!」
私は止めようとしたものの、彼は外へと出てしまう
彼が何者かは知らないが、あんな奴と戦わせるわけにはいかない
「一応聞いておきますが、この勝負を次に預けるということはできませんか?」
「…」
「貴方のマスターも現状を未だ理解できていないでしょう?互いに万全な状態での勝負が望ましいのでは?」
「ハッ、サーヴァントならわかンだろ?サーヴァント同士が顔を合わせりゃ、その次は
「良くぞ言いました、しかし戦場へ来たのにも関わらず武器も持たずに出てくるとは!!」
大振りの一撃、アレを素手で受けるつもりなのか?
「武器だァ?阿呆、ンなもんあるに決まってんだろ!!」
一撃、
薙刀を弾くように放たれる
一瞬、彼の手には剥き身の刀身のみ日本刀が握られていた
しかし、薙刀と触れたタイミングで弾け、砕けた
アレは……?
「あれは
「なるほど…、って、貴方はいつからそこに!?」
「やぁ、コートを返してもらいたくてね。あと君を助けに来たんだが、うん必要なさそうだな…そうか、サーヴァントを喚んだのか」
となりにいたのは、狐面を被った少年
それにしても狐面にスーツとは、なんとも珍妙な格好だ…
「援護できるか?セイバー」
「えぇ、お任せください」
そのことばとともに、私と同じブロンドヘアを持つ少女が外へと飛び出していく
「えっと、彼女は?」
「オレの頼れる
Side:穂風 out
◇
◆
◇
Side:???
少女は駆ける、白銀の少女に対するように
「援護します、セイバー」
「おぉ、どこのどいつかは知らねェが、今はありがたい!!」
「クッ、これしきのことで…」
2体のセイバーによる攻撃は苛烈そのもの
しかし、それすらも耐えきるアーチャーの耐久性も恐ろしい
「さぁ、どう出る?」
「舐めるなァ!!」
薙刀は、赫く滾り火炎を帯びる
振り回された薙刀を一歩後ろへと飛びギリギリで避ける両名
「くっ、一度態勢を立て直します。流石に2騎相手では分が悪いので…」
「おい、待てッ!!」
緋色のセイバーの制止は虚しくアーチャーは土塀を飛び越え立ち去る
「ちょ、ちょっと待ってください、あなた達は一体何者なんですか!?」
「なにって言われてもなァ、この聖杯戦争を戦い抜くためにお前さんが喚び出した
「で、ですから!!その聖杯戦争とか
なるほど、魔術を使っていたから知っていると思っていいたが、彼女は聖杯戦争についての知識が殆どと言っていいほど無いのだろう
「ここからは、俺が説明するよ、セイバー」
「ずっと気になってたがお前さんは何モンだ?そこにいる嬢ちゃんのことをセイバーとか呼んでたが、もしかして前回の…いやでも、そンなはずは…」
「ハハっ!!セイバー、オレのことについてはまた詳しく話すよ、とりあえずは君のマスターに現状を理解してもらうことが最優先だ」
「確かにそのとおりだが…」
セイバーの張り詰めていた空気が溶ける
どうやらこちらが害を為さないと信じてもらえたようだ
「『聖杯戦争』…、それは7人の魔術師が万能の願望機『聖杯』を賭けて過去の英雄『
「過去の、英雄…?」
「そう、そして奇しくも君は選ばれてしまった、『聖杯戦争』という名の
「こ、殺し合い…」
…オレの魔力感知範囲内に新たな反応がひとつ、
「新手が来ちまったようだな…、仮面の坊主。話は後だ」
緋色のセイバーはオレの話を遮り、そのまま外へと飛び出す
身に覚えのある気配だが…
これは…
「ッ!!、セイバー、
オレたちはセイバーの後を追うが、セイバーは既に一人のサーヴァントを斬り捨てて…
「消えて!!ランサー!!」
その言葉とともに
しかし、彼女を護るサーヴァントがいなくなった以上…
「舐めんなッ!!」
彼女は、迫るセイバーに対し輝石による魔弾攻撃を行う
セイバーの保有する対魔力によってその攻撃は弾かれる
「セイバー、止めろ!!」
「はい、マスター!!」
しかしこの距離、最優の
「今のはなかなかだったぜ、魔術師…だがこれでアンタは終わりだ。ランサーのマスター」
緋のセイバーを止めなければ…ッ!!
彼女が殺される!!
その時だった、
思いもよらない声が聞こえたのだ
「やめてください!!セイバー!!」
その声と同時に緋のセイバーの動きが止まる
あ〜、令呪をつかっちゃったか…
「な、なンで止める!?この嬢ちゃんは仕留めるべき敵だろうが!!」
「詳しい説明を話してもらわなければ、私も納得がいきません。納得のいく説明を求めます」
なんとか、うまくまとまりそうだな
「で?いつまで座り込んでるつもりだ?ランサーのマスター」
「なんでアンタがいるのかは知らないけど…こんばんわ、衛宮さんひとまずお礼を言っとくわね、ありがと」
「あ、貴方は…と、遠坂さん!?」
Side:??? out
第10話です
翌々考えるとこの小説ほんと無茶苦茶ですね
今年の投稿はこれで最後となりますが来年もこのぐだぐだなペースで投稿していきますのでどうかよろしくお願いします
評価、感想よろしくお願いします!!