先生補佐は頑張りたい   作:鎮竹燐

1 / 3


 性懲りも無く新連載です。思いついたのは直ぐにアウトプットしたいなって思ってたらこんなになっちゃいました。

 この話は別として、キャラといちゃついてる?話と本編に沿った感じの話で章をわけて投稿します。
 片方の投稿だけ多かったら筆が進まなかったって事で許してください




 そんなんでよろしければ、どうぞ






大丈夫とは言ったけども…………!!!!

 

 

 

 

 

うちの姉、来間(クルマ)ユリはとんでもねぇ人たらしだ。

 

 

 

姉の同級生、先輩、後輩、先生は言うに及ばず、バイト先、近場のコンビニ、スーパー、どこに行っても姉は名前を呼ばれて知り合いらしき人たちと話をしている。

 

犬も歩けば棒に当たるし、鶏は3歩歩けば記憶していた事を忘れてしまうらしいが、姉は歩かずとも人が来るし何かに巻き込まれる。

 

この前は近所のお婆さんの荷物を持っていたし、友達の猫を探していた。入ったコンビニで強盗が起きそうな所に遭遇し、何故か犯人を説得し始め、誰も怪我させる事なく犯人を自首させたらしい。流石にドン引きした。

 

こんな姉だからかファンクラブもあって相当規模も大きいらしい。調べたらホームページが会ったし、姉関係のコミケ開催のスケジュールも乗っていた。俺の同級生が姉のファンクラブに入っていて、会員番号が十万桁台である事を死ぬほど悔しがっているのを見た時は何とも言えない気持ちになったものだ。

 

そんな姉だが、容姿はハッキリ言って普通の部類だろう。

 

ブサイクではなくイケメンや美少女、美女として分類されるような顔ではない。評価するなら中の上から上の下、しかし人によっては何より尊いモノになる。

 

スタイルだってお腹が出てるわけでも一目見て不健康だと分かるレベルで痩せてるわけでもない。健康に気を遣ってか、はたまた動けないとマズい時があるからか、それなりに運動しているから少し筋肉が付いており、それでも女性だと見て分かるレベルだ。

 

アニメの人物でこのビジュアルなら、普通の女の子扱いで、学校のクラスの男子が付けたランキング3から4位に入る感じだ。

 

しかして姉は人を惹きつけるのだ。

 

多分性格と雰囲気、接して分かる良さがあるのだろう。

 

かつて友人からお勧めされたソーシャルゲームで「主人公が世界を救う部隊の生き残った最後の1人として過去の偉人の力を借りながら戦う」なんてものを紹介されたが主人公があまりにもにも当時の姉すぎて引いたものだ。

 

 

だがしかし、色々言ったが悪い人ではないのだ。

 

ハッキリ言ってクソの部類に入る両親に育てられ、年の差が10近い弟の面倒を文句を言わずに進んでしてくれるくらいには良い人なのだ。

 

だから教職になった姉の都合で引っ越しすることになった際、申し訳ないと謝罪されまくっても問題無いと笑顔で受け入れ、引っ越しの準備をしどんな場所でも大丈夫だと言うくらい、どうって事はないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えそれが、平時から銃弾飛び交う治安最悪狂乱パーティ会場だったとしても

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、先生は私に仕事を任せるべき」

「シロコちゃんじゃこの量は大変じゃないかな〜?ここは年長者のおじさんがするよ〜」

「ん、大丈夫。何回か手伝った事があるから。」

「それなら私もですね〜♧ちゃーんと先生のお手伝いしますよ〜♤」

「なら私だって手伝った事あるし、アルバイトで似たような事もしたことあるわ!経験なら私の方が豊富でしょ!」

「ん〜でもセリカちゃん、この前計算間違えてなかった〜?」

「そ、それは、ちょっと見間違えしちゃってただけで……!」

「ん、此処は先生に選んでもらおう」

「おぉ〜!良い判断ですねぇシロコちゃん♧」

「……まっ、メインで働いてるのは先生だしね〜」

「そうね!先生が選んだ人なら異論は無いわ!」

 

「それで♤」

「先生は〜」

「誰に」

「ん、仕事を手伝ってほしい?」

 

「みんなで一緒にってのは……ダメ?」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「………………」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ん、私は別にいい。早く終われば自由時間の確保もできる」

「シロコちゃんがいいなら、おじさんに異論はないよ〜」

「私も良いですよ〜。みんなで力を合わせて、早く終わらせちゃいましょう★」

「せ、先輩たちがそう言うなら、私も大丈夫よ!」

 

 

 

 

「よかったぁ、じゃあゴメンだけどコレからやって貰ってもいいかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(こっっっっわ。こっわ。もう一回言うわ。こっっっわ。なにあの" 間 "。姉貴に聞いた時の空白が怖すぎるって。見ろよ俺の腕、鳥肌止まんねぇんだけど?絶対5℃くらい気温下がってた。絶対下がってた。慣れてるから分かる気温下がるのあんな感じ、だけど滲み出る" 圧 "がさぁ!ヤバいんだけど?!暴れられたら俺なんもできないんだけど?!なんで姉貴は気づいてねぇんだあの状況で誰か選ぶのもヤバいけど「みんなでしよ?」って提案できる?常人ならしねえよ怖えよ。よそでやってよ心臓もたんよ、こんなんばっかかよキヴォトスこんなんばっかだよキヴォトスこんなんばっかだとわかってたら来なかったよキヴォトス!確かにさぁ、大丈夫とは言ったけどもさぁ………!!!!)

 

 

 

 

 

 

「け、ケントさん!さっき分けてもらった書類ができたので確認お願いします!」

 

「……わかった、確認する。ありがとう、奥空さん。見た感じ不備は無さそうだ……。」

 

「いえいえ、これくらいしか私は力になれないので」

 

「……奥空さんは、色々できてすごい人だ。……これくらい、なんて謙遜する必要はない。」

 

「あ、あはは。その、褒めていただけるとは、……ちょっと恥ずかしいですね」

 

「……寧ろ、頼ったり任せたりし過ぎて申し訳ない。……俺にできる事ならなんでも言ってくれ。……力になれるかわからないが最善を尽くす。」

 

「で!でしたらその、是非!な、よ、な」

 

「な?」

 

「………なんでもありません!!」

 

「……そうか。」

 

 

(うーむ、コミュニケーション×。これでコミュ強超えてコミュニケーションモンスターの姉貴の補佐名乗るとか恥ずかしくないの?てか、たいして使えないくせに何言ってんだコイツって思われてたらどうしよ。奥空さんにそういう対応されたら1週間は寝込む自信があるんだけど)

 

 

(ま、また言えませんでした……。名前で呼んでほしいって言うだけでなのに………!)

 

 

 

 

 

ここはキヴォトス

場所はシャーレオフィス

 

 

会った事もない連邦生徒会長とやらに先生として呼ばれた姉と、先生補佐として何故か呼ばれた俺は、毎日出てくる問題を対処しながら山のような書類と格闘していた。

 

 

自己紹介させて頂こう。

俺は来間(クルマ) ケント、年は18

 

 

 

この物語は姉を中心に起きる修羅場や、キヴォトスでのドンちゃん騒ぎに出来るだけ巻き込まれないように頑張りたい俺の話である

 

 

 

 







 オリ主君はキヴォトスに来る前から色々濃い人たちに揉まれているので強めに設定します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。