あなたにもう一度毛布をかけるため   作:もしも=ロマンの可能性だよねッ!

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どうも皆さんもしロマです!
いつも感想評価、誤字脱字報告、ここすき、お気に入りありがとうございます。
それでは続きをどうぞ( ´ ▽ ` )つ


21話 メリー号

 バスターコールから逃れウォーターセブンに向かう道中、チョッパーはみんなの治療を行っていた。

 

 そして、俺の番が回ってきてチョッパーがこちらへやってくると何やら俯いた表情をしていた。

 

「ん?どしたんチョッパー。ウソップにまた変なウソでもつかれた?パイユはジャガイモで作るのに違うモノでできているとか」

「別にそんなんじゃ……え?あれ違うのか!?大怪獣のしっぽじゃなくて!?」

 

 どうやら違ったようだ。けど、チョッパーはそれよりも衝撃的な事実に直面したかのような顔で愕然とする。ウソップは「あヤベ…」とそげキングの仮面を着けた。逃げたな……。

 

「……ってその事は今は置いといて。実はおれ……アルガに謝りたい事が……」

「俺に?」

「うん」

 

 チョッパーは頷くと少し泣きそうな顔になる。いったい何だろうと考えるているとチョッパーは答える。

 

「アルガの背中の……印の事。アラバスタで……おれ知らないとはいえあんな……」

「あ、これかー。そそ、実は昔奴隷だったんだよ俺~」

「いや軽いな!?返答が!!!」

 

 想像していたリアクションと違ったのか俺のアッサリとした態度にウソップがツッコミを入れる。チョッパーも予想と違っていたのかポカンと少し口が開き呆けていた。

 

「だって今は違うし。それに、俺が奴隷だって知ってもみんなは変わらないでしょ?」

「そりゃあそうだがよ」

 

 俺の言葉を肯定するウソップ。他のみんなも同じ答えらしく何も言わない。

 

「全く……。まっ、アンタらしいっちゃらしいけどね」

 

 ナミは似た境遇にいたからだろうか。俺の言葉に呆れたような、だがそれでいてどこか嬉しそうな顔で共感していた。

 

 うん、だから俺はみんなが好きなんだよな。

 

「ホラね。なら気にする必要ないじゃん。だからチョッパーもそんな泣かなくてたっていいんだよ。よしよし」

「……ウ"ン"ッ」

 

 俺がナデて慰めるとチョッパーは泣きじゃくりギュッと抱き付いてきた。

 

 こうしていると改めて思うよ。俺、この一味に入れてよかったって。

 

 だけど、俺達はここで大きな決断をしなければならない。このまま先送りしても意味はないと思った俺はルフィに尋ねた。

 

「俺のことはいいんだ。それよりもルフィ、俺達にはまだやらなきゃいけないことがあるだろ」

「え?」

「メリー号のことだ」

「あっ……」

 

 俺の言葉でみんながメリー号を見る。アイスバーグさんの暗殺事件にロビンとの一件。色々あったんだ。忘れていたってしょうがない。

 

 だが、ここで決めなければならないことだ。俺達がこの先の海へ進むためにも。

 

 原作ならここでメリー号は大破しお別れするがここではそういった感じは一切無い。

 

 俺が今まで守ってきたから当然だ。でも、だからこそ悩んでしまう。メリー号とはもう……別れなければいけないのか……。

 

「メリー……」

 

 ルフィはメリー号の船首を撫でる。今まで乗ってきた船で仲間でもある。ついさっきもメリー号に助けられたばかりだ。そんな大切な仲間をルフィは切り捨てるかどうか決めなければならない。

 

 それはルフィにとって……あまりにツラい決断になる。

 

 ウソップの方を見ると仮面で表情は分からないが腕を組んで肩が震えている。ウソップもまたどうするべきか葛藤しているんだ。メリーを選ぶかルフィ達を選ぶか。

 

 他のみんなもメリー号に頭を悩ませる。その時、フランキーがルフィに声をかけた。

 

「おい麦わら」

「フランキー?」

「ひとつ提案なんだが……この船、おれが解体してもいいか?」

「ハアッ!!?」

 

 フランキーの提案にみんなが驚く。そして、ルフィは怒りを露にした。

 

「てめェ!!いきなり何言ってやがる!舐めた事言ってっとブッ飛ばすぞ!!」

「落ち着け麦わら!まずはおれの話を聞きやがれ!!これはアレが届くまで黙っておくつもりだったんだがよ……」

 

 そういいフランキーは語り始める。世界にたった数本しか存在しない最強の樹"宝樹アダム"のこと。それを俺達から奪った金で買ったこと。その買った樹でもう一度だけ"夢の船"を造ろうとしていること。

 

 そして、その造った船によければ俺達に乗っていってほしいということ。

 

 それを聞いてみんなは動揺する。

 

「……え?つまりそれって……おれ達にその船をくれるって事か?」

「ああ、そうだ。それでさっきの提案に戻るが、この船を解体した後おれの造る船の材料にしてもいいか?」

「なにっ!」

「勿論、全て使えるワケじゃねェ。多少木材を選別し使える物を利用するからおめェらの知る船じゃあなくなる。だが、その船の意志は間違いなく引き継がせてみせる」

「…………」

 

 フランキーの提案に戸惑ってしまうみんな。その時だった。

 

『本当……?』

「っ!?誰だ!!!」

 

 この場の誰でもない第三者の声が響き渡りフランキーが警戒する。しかし他のみんなはこの声に聞き覚えがあり警戒する素振りはなかった。

 

 だってこの声は……。

 

「メリー?」

「なんだとっ!?」

 

 ウソップが呟き声の正体を聞いたフランキーは驚く。船が喋るなんて本来ではあり得ない。だが、フランキーはひとつの可能性が浮かび上がる。

 

「まさかこりゃあ……"クラバウターマン"!」

「クラバル……?何だそれ?」

「"クラバウターマン"。船乗りに語り継がれる伝説のひとつだ。本当に大切に乗られた船にのみ宿る妖精……船の化身だ」

『海パンのおじさん……ぼくはまたみんなと冒険できるの?』

 

 メリー号は弱々しくそう聞くとフランキーは頷いた。

 

「ああ、できる。姿形は変わることになるがな」

『ぼくは……もうみんなを乗せて走れないかと思ってた。ぼくじゃこの先の海へは運んであげられないから……もう、みんなとお別れするしかないと思ってた』

「メリー……!」

『海パンのおじさん。まだみんなと一緒にいられるのなら……お願い。ぼくを解体して造り直して……!』

 

 メリー号はすがるような声でフランキーに懇願する。すると、ルフィがフランキーに近付いた。

 

「フランキー、おれからも頼む。たとえ形が変わろうがメリーはメリーだ。また一緒にいられるようにしてやってくれ」

 

 ルフィは頭を下げた。そう、切り捨てるでもなく、このままこの船で出航するでもでもなく、メリーを新しい船に造り変える道を選んだのだ。

 

 ルフィの言葉にフランキーは号泣した。

 

「うおおおおおん!!何て泣かせる話だチギショ~~ッ!!ズズッ!おめェらの友情には胸を打たれたぜ!仕方ねェ、この船はおれ様にスーパー任せとけ!!」

「ホントかっ!!できるのか!?」

「このおれを誰だと思ってる?解体屋棟梁にして世界一の造船会社"トムズワーカーズ"のトムの弟子フランキー様だぜ!大船に乗った気でいやがれ!!」

 

 フランキーはサングラスをかけサムズアップする。その姿を見てみんなは喜んだ。

 

「ウオーーッ!ありがとうフランキー!!」

『海パンのおじさんありがとう!』

 

 こうして最後の問題も解決しウォーターセブンに着くまでの間フランキーにメリー号のスゴさなどを語ったりしこの船最後の船旅を満喫するのだった。

 

 

 

 

 あれから2日後、ウォーターセブン着いた俺達は各地でそれぞれ自由に過ごしていた。そんな中、俺は海岸沿いでひとりポツンと座っているゾロを見つけた。

 

「こんな所にいたんだゾロ」

「アルガか……」

「ん?手に持ってるのって」

「"雪走"だ。この前の闘いでダメにしちまった。貰い受けた物なんだがな。おれとした事が……全く不甲斐ねェ」

 

 ゾロはそういい"雪走"を鞘に収めた。気落ちしているだろうし俺は話題を切り替える。

 

「そういや、エニエス・ロビーでゾロの技を使ったんだけどさ。何かやたらと馴染み易かったんだよね」

「そうなのか?」

「うん、ひょっとして俺とゾロの剣術の流派は元が同じ場所なんじゃないのかなって思ったんだけどどこで習ったの?」

「おれァ"東の海"の片田舎の道場だよ。だから偶然だと思うぜ」

「そっかー。ゾロは村じゃ敗け無しだったんじゃない?」

 

 俺がそういうとゾロは少ししかめ面になる。

 

「いや、道場にどうしても勝てねェ奴がいた」

「スゴいね。名前は何て言うの?」

「くいな……霜月くいなだ」

「へえ、女性なんだ意外」

「まあな、だが強かったよ」

 

 もちろん知ってる。けど、これは"雪走"に思い悔やんでいるゾロの気を紛らわそうと出した話題だ。気を逸らせればそれでいい。

 

 でも、くいなが霜月ってのはすっかり忘れてた。転生前でも単行本のSBSに少し書いてあった程度だったから。

 

 そういえば……。ゾロはどうなんだろう?

 

 俺は転生前でも匂わせ程度で判明しなかったある事が気になりゾロに聞いてみることにした。

 

「アルガ?」

「……え、ああゴメン。少し考え事してた。因みに何だけどゾロ。その霜月って名前他に誰かいなかった?」

「あん?そーだな。他だと……あ、そういやおれの祖母がそうだったな。それと村の名前もそうだった」

「マジでっ!!?」

 

 やっぱりだ!つまりゾロはワノ国の霜月牛マルの血縁関係者じゃねェか。元々、キング戦が始まった時に河松がゾロを剣豪牛マルに似ているって伏線はあったけど……。

 

 でも、これで確信した。間違いない……ゾロは霜月牛マルの血縁者でその先祖である霜月リューマの子孫なんだ。

 

 大方この事実は転生前の俺が死んだ後の単行本のSBSにでも乗ってそうだな。畜生、やっぱこの世界に転生するなら完結まで読み終わってからがよかったわ。

 

「おいどうしたんだ?かなり悔しそうな顔になってるが」

「何でもない。海水の飛沫が目に入っただけ」

 

 俺とゾロはそんな感じで話していると遠くから船のが見えてきた。あの船……海軍の軍艦だ。それに犬の船首、間違いない。ガープ中将の船だ。

 

 ルフィのおじいちゃんなのでそんなに慌てる必要はないのだがそれを知らないゾロは慌ててこの事を知らせようと走り出す。

 

「マズイ!早くルフィ達の元へ戻って知らせねェと!!」

「あっ!ゾロちょっと待って!」

 

 俺の制止の声も聞かず駆け出してしまう。追っても反って見失うだけだ。仕方無いので少しこの場で待っていると……。

 

「なっ!?海岸……だとっ!?戻ってきたわけでもあるまいし……。ハハーン、似た場所だな」

「さすがファンタジ(ゾロ)スタ。期待を裏切らない」

「アルガ何でお前がここに!!……迷子か?」

「どうしよこいつの顔面グーで殴りたい」

 

 ゾロに迷子か?とか侮辱以外の何者でもない。とりあえず俺はゾロにリードを付けてみんなの元へ向かう。

 

「おいちょっと待て!!このリード外しやがれ!!犬かおれはっ!!?」

「犬は帰巣本能が高いしそれ以下だよ。だから甘んじて受け入れな」

「ざっけんな!!こんなもんブッた斬って……あ!コイツ覇気で頑丈にしてやがる!!畜生がァ!!!」

 

 終始ゾロが喚いてたが聞こえないフリしてさっさとガレーラの仮設本社へと向かった。めっちゃ後ろから睨まれている気がしたが無視無視。悔しかったら早くゾロも覇気を覚えることだね♪

 

 こうして急いで1番ドックへ着き仮説本社が見えると既に海兵達が来ていた。壁に大穴が空いておりガープがルフィを起こしている頃かなと考えているとゾロが刀を抜く。

 

「もう来やがったのか!全員たたっ斬る!!」

「だから待ってってばゾロ!おそらく向こうは俺達を捕まえに来たワケじゃないよ」

「なんだと?」

「あのースミマセン。中に入りたいんですけど通してもらっていいですか?」

「アルガおれ達は海賊だぞ?海兵がそうはいはいと通すわけ……」

「ん?君は確か……"麦わらの一味"だな。よし通れ」

「どもども」

「いいのかよっ!!?!?」

 

 海賊に対して海兵としてあり得ない対応にゾロが驚く。まあ、普通じゃあり得ないよね。

 

 そんなワケで海兵の人混みが割けるとルフィ達がガープ中将と会話をしていた。そこに俺達がやって来たことでルフィは俺達に手を振る。

 

「あっ!アルガ!ゾロ!ちょうどいい所に来たなァ~。今じいちゃんが来てたんだよ」

「じいちゃんって……まさかこの海兵がルフィの……?それで通れたのか」

 

 ルフィがガープ中将を紹介するとゾロはさっきまでの対応の謎が解け納得する。

 

「ほう、"海賊狩り"か。いい機会じゃ。ホレお前ら挨拶せい」

「「はっ!」」

 

 ガープ中将がそういうと海兵の人混みから2人の男が現れた。そう、コビーとヘルメッポだ。

 

 あまりの変わりように最初ルフィとゾロは気が付かなかったがコビーだと知るとメチャクチャ驚く。ヘルメッポは自分で七光りのバカ息子と言われるまで気付いてもらえなかった。哀れヘルメッポ。

 

 ガープ中将はダイナミックに登場したせいで壊した壁を直せと部下に命じるとみんなにブーイングをされたので渋々一緒に直し始めた。

 

 ホントなぜ壊したし……。

 

 ガープ中将は壁の修理でトンカチをトントンしながら言い忘れていた感じでルフィに話しかける。

 

「そういえば、ルフィお前父親に会ったそうじゃな」

「え?父ちゃん?父ちゃんって何だよ。おれに父ちゃんなんかいるのか?」

「何じゃい名乗り出やせんかったのか……。ローグタウンで見送ったと言うとったぞ」

 

 ローグタウンと聞き当時のメンバー達はあの島にいたのかと少し身構える。そして、ルフィは父ちゃんはどんなんだと聞くとガープ中将が答えた。

 

「お前の父の名は「モンキー・D・ドラゴン」。革命家じゃ」

 

 次の瞬間、その場にいた誰もが驚愕し騒ぎだした。俺達の仲間、ガレーラの人達、部下であるはずの海兵すらも。

 

 この中で唯一ドラゴンさんの存在を知らないルフィはロビンから説明を聞く。世界最悪の犯罪者として世界政府がずっと探している人物。その存在は一切が謎に包まれていたが……と。

 

 いや、そもそも言うとったぞってまさか親子で連絡取り合ってんの?そんな気軽にできるもんなの?仮にも世界最悪の犯罪者って呼ばれてる人相手に……。

 

 2人が連絡とっているならまず間違いなくセンゴク元帥の胃に穴が空いてるだろうなと同情する。大変だろ元帥。

 

「そういや、そこのアルガと言ったかの?お前さんにも言伝てを預かっておるぞ」

「へっ?俺も?」

 

 一斉にみんなの視線が俺に突き刺さる。え?なに?恐いんだけど。

 

「ああ、何でも「息子を宜しく頼む」とな。お前さんアイツに会ったことがあるのか?」

「まあ、ルフィに会う前は"南の海(サウスブルー)"で時々お世話になったけど」

「マジかよ!?ドラゴンに会った事があんのか!!」

「待って待って!あくまで革命軍の支部に時々お世話になっただけでドラゴンさんとは数えるぐらいしかないよ!」

「1回でもある時点でヤベェんだよ!!」

 

 ウソップに驚かれながら正論をぶちこまれる。うん、正直それ言われると何も言い返せない。

 

「まあ、昔色々あったんだよ。それよりも、そんな重要なことをここで言っちゃってよかったんですか?」

 

 俺がそう聞くとガープ中将は少し考えてハッとした感じで頭に手を置く。

 

「……あっ。コレやっぱ言っちゃマズかったかのう!ぶわっはっはっはっ。じゃ今のナシ」

『えええええェェエエ~~~~~っ!!??』

 

 あまりの軽さと事の重大さにまた一同驚く。そりゃそうだ。

 

 にしても、ドラゴンさんが俺に……うへへ、何か嬉しいな。

 

 ドラゴンさんの言伝てを聞いた俺はつい認められたような気がしてちょっと口元が緩るんだ。

 

 その後、ガープ中将は壁を直すと用が済んだのかアッサリと帰っていった。コビーとヘルメッポは残り外でルフィと談笑している。

 

 この場にはさっき帰ってきた俺とゾロ。そして、ロビンとサンジ、チョッパーがいた。

 

「ゾロはいいの?友達なんでしょ?」

「懐かしいけどな、コビーを救ったのはルフィだ」

「別に一緒に話をするぐらいいいと思うけどなー。それにコビーも喜ぶでしょうに」

「そういやナミがいないな」

「プールへ行ったわよ。ここの裏に社員用のプールがあるの」

「え~~~♡ナミさん水着~~??飲み物でも持っていこう!!」ハァー…ハァー…

 

 今ナミはガレーラの社員プールでくつろいでいると聞いたサンジはメロリン状態になって息を荒げる。

 

 さっそく準備して向かおうと扉を開けるとコビー達もここを出ていこうとしていた。ルフィがせっかくならメシ食ってけよと言うがコビーは仮にも敵同士。馴れ合うことはできないと断る。

 

 そして、最後に"偉大なる航路(グランドライン)"の後半の海についてルフィに教える。

 

「"赤い大陸(レッドライン)"の向こう側に広がる後半のその海を……人はもうひとつの名前でこうこう呼ぶんです。───"新世界(しんせかい)"」

「"新世界(しんせかい)"……!」

「ルフィさん!僕らきっとまたそこで会いましょう!!今度は僕があなたを捕まえる!!もっともっと強くなって──」

 

 コビーは意を決して声を張り上げた。

 

「僕はいつか!!!海軍の……た……!大将の座についてみせます!!!!」

 

 言い切った後、コビーは自分の発言に恐れて尻餅をつく。聞く人によっては嗤われてしまうその言葉に穴があれば入りたい等と恥ずかしがるがルフィの目は一切コビーを嗤ってはいなかった。

 

 むしろその逆だ。

 

「コビー。おれと闘うんだろ?だったらそんぐらいなれよ!当然だ!!」

「……!!た……大将ですよ?」

 

 戸惑うコビーだったがルフィは続ける。

 

「今度会ったら……おれはもっと強ェぞ。もっとスゲェ!!」

 

 コビーは自分で口にしただけでも倒れそうなその夢にどこまでも信じてくれるルフィに涙を流す。

 

「何だ。泣き虫は直ってねェなコビー」

「お二人に今日また会えて本当によかった……!!僕ら……!!もっともっと強くなりますから!!必ずまた!!"新世界"で会いましょう!!!」

「覚悟してやがれ!!お前らァ!今にドギモ抜いてやるぞひえっひえっひえっ!!!」

 

 そうして二人はどこまではなれても聞こえるぐらい大きな雄叫びをあげて帰っていく。そしてそんな二人を見てルフィとゾロはどことなく嬉しそうな顔になっていた。

 

 

 

 

 コビー達と別れた後、ガレーラの社員プールで水水肉BBQを始める。

 

「よし、お前らどんどん食えよ!」

『うめへへへへ~~~~い♪水水肉BBQ♪♪』

 

 サンジが次々に出してくる水水肉BBQを食べてほっぺが落ちそうになる俺とルフィとウソップとチョッパー。そのままでもめちゃ旨かったのにサンジが焼くともはや兵器だなこれ。

 

 夢中になって食べているとBBQの匂いに釣られプールにフランキー一家や巨人族、ガレーラの職員達もぞくぞくとやって来た。

 

 大勢が集まり大規模な宴が始まった。皆それぞれ飲んで食い歌って楽しみ始める。

 

 とても、材料が足りず追加で発注をとる。もちろん皆から参加費と言ってせしめたお金で。

 

 原作と違いまだ手元に2億ベリーあるとはいえ一気に金が減ればどの道ナミがブチギレてしまう。怒ったナミは恐いので回避できるのなら回避したい。

 

 ナミに参加費の話をすると目がベリーへと変わり即座に協力してくれた。さすがナミ判断が早い。

 

 そんな感じで散財イベントを回避すると遠くからある人達がやって来た。

 

「随分と楽しそうなことをしておるのう」

「私達も混ぜていいかしら」

「あっ!じいちゃん!ばあちゃん!ちょうど焼けたところだからよかったら食べてよ」

 

 そういいBBQをあげると二人は美味しそうに食べてくれた。水水肉って柔らかいからお年寄りでも食べれていいね。

 

「聞いたぞ。お前さん今新しい船を造ってもらってるんだって?」

「うん、らしいけどよく知ってるね」

「先ほどアイスバーグさんから聞いてね。明日職長達が皆で手伝いに行くらしてくワシも一緒にどうかと誘われたわい」

「えっ!?じゃあじいちゃんも船造り手伝うの!」

「ああ、そのつもりじゃ。まさか孫の乗る船をこの手で造れる日が来るとは思わなんだ。久しぶりに胸が高ぶってしまうわい!」

「爺さん頑張ってなァ~」

 

 俺は胸がジンと暖まるのを感じた。そっか、じいちゃんも船造り手伝ってくれるんだ。

 

 そんな感じでじいちゃんと談笑した後ウソップが高いところで歌っていたので俺も歌い始めた。せっかくなのでワンピースのテーマソングでも歌いまくろう!!

 

「ありったけの~夢を~~かき集め~~♪」

「イイゾ~~!!鬼の兄ちゃん!もっと歌え歌えーー!!」

 

 一通り歌いきると気分が上がり宴恒例の飲み比べ勝負をナミに挑んだ。

 

「よっしゃ~!ナミに今度こそ勝つぞー!!」

「前々から気になってたけどどうしてその弱さで挑んでくんのよアンタ……」

「飲んだ後記憶がないから何とも言えないがたぶん後もうちょいで勝てる気がする」

「アンタそれ本気で言ってる?一口でダウンする癖に?」

「???」

 

 するとナミは何やらおかしな事を言い出した。それに対し俺は盛大に笑う。

 

「アッハッハッハッ!何言ってんのさナミ。一口で倒れるってそんな奴いるわけ無いじゃん」

「え?ちょっとウソでしょ!?ひょっとして今まで自分の限界知らなかったの!!?」

 

 まだ言ってるよ。一口で倒れるなんてあり得ないって。ないない。弱いってレベルじゃないだろそれ。

 

 確かに今生では飲んでからの記憶は無いけどそれはきっと記憶が飛ぶほど飲んでるからだと思うな。転生前も前世も結構お酒飲んでたし。

 

 近くにいたじいちゃんがいたので話しかける。

 

「全く……。じいちゃんもナミに何か言ってやってよ。……ん?じいちゃん?」

 

 じいちゃんの賛同の声を貰うと声をかけたが反応がない。どうしたんだ?

 

「ZZZ~~♪」

「あらァ、爺さんならさっきそこのお酒を一口飲んで寝ちゃいましたよォ」

「…………」

「お爺さんの遺伝かい!!!」

 

 ナミから盛大につっこまれた。そんなのあり得ないと言った手前何も言い返せなくなる。

 

 お、落ち着け俺……!まずは……事実確認だ……!!

 

 などと焦りだした俺はどっかの革命家みたく冷や汗をかきながらナミに確認をとる。

 

「え……?てことはマジで今まで俺一口で倒れてたん?リアリー?」

「リアリーよ。むしろよく今まで気付かなかったわね」

 

 ナミは呆れたような感じでため息を吐く。俺は受け止めきれないショックに少し宴の席から外れた。

 

 

 

 

 俺は社員用プールから少し離れた暗い夜道をトボトボと歩く。

 

「マジか……今の俺ってそんなに酒弱かったのか……」

「あら、どうかしたの?」

「あれ?ロビン。どうしてここに?」

 

 ひとりで歩いているとロビンと遭遇した。さっきまでルフィ達と宴に参加してたハズだけど……。

 

「少し飲みすぎちゃって。それで静かな場所で夜風に当たりたくて席を外したの」

「なるなる」

「アルガは?」

「俺は……今ちょっと受け入れがたい事実に直面しまして……」

 

 俺の気の落ちように何かを察したのかロビンはフフッと笑う。

 

「ひょっとしてお酒の事かしら」

「何で分かったし」

「宴じゃあなた決まってすぐに飲むのに今回は飲んでないじゃない。飲めばすぐ倒れるから分かるわ」

「…………正解です」

 

 図星を突かれた俺は否定する気力も湧かず認める。

 

「さすがロビン。よく見てらっしゃる」

「そりゃそうよ。いつも酔い潰れて介抱してるの私だから」

「マジでっ!?!?」

 

  ここへ来てまたもやとんでもない新事実が発覚!これは流石に恥ずかしすぎる!もうロビンの顔見れない……。

 

「フフッ。いつも気持ち良さそうに寝ているあなたの寝顔とっても可愛いわ」

「やめて!!?もうこれ以上俺を辱しめないで!!!」

 

 もーやだハズイって!!

 

 俺が悶えているとロビンはクスクスと笑う。

 

「別に今に始まった事じゃないでしょ?アルガの寝顔なんて子供の頃から見てきたわ」

「昔と今は別でしょうが!!!」

 

 ぐぬぬ……じいちゃんのあの姿を見なければこんな思いには……。あ、そういえば。

 

 俺はあることを思い出しせっかくの機会なのでロビンに伝える。できればこれで話題が逸れることを願って。

 

「話しは変わるんだけど、実はこの前じいちゃんから俺のフルネーム聞いたんだよね」

「そうなの?」

「うん。それでこれがまた気になるワードが入ってて。俺の名前アウローラ・D・アルガなんだって」

「っ!貴方にもDが……」

「うん。俺も後から気付いて驚いたよ。ロビンはDについてどれぐらい知ってるの?」

 

 そう聞くとロビンは首を振る。

 

「残念だけどほとんど何も知らないわ。だけど、貴方達と一緒にいればいずれその謎も解けるかもしれない」

「そっか、それじゃこれからも一緒だね」

「ええ、それじゃ皆の所へ戻ってお酒飲みましょ」

 

 途中までいい感じに逸れてたのに忘れてくれなかったかー……こんちきしょうめ。

 

「ロビン何か意地悪になってない?」

「誰かさんのお陰でね」

「ええ?」

「我が儘で欲張りなのは"海賊の本質"……だったかしら?誰の言葉かしらね」

「…………」

 

 はい俺です。おいおい、エニエス・ロビー以降はノリも一味っぽくなってたけどまさかこんな悪ノリも覚えるとは……。

 

「でも、あの言葉のお陰で私はこれからの人生を自由に生きていけそう。ありがとう」

「そりゃどうも」

 

 良いことのハズなんだけどどうしよう。素直に喜べぬ。

 

「まあ、元々母さんの言葉らしいんだけどね」

「誰かの受け売りだったとしても私からすれば貴方の言葉よ。貴方の言葉だからこそ私は動けた」

「ロビン……」

「だから……これからは私も好きなようにしていくわ」

「……?」

 

 そう宣言するとロビンは俺の耳元に顔を寄せてきた。

 

 

「これからも宜しくね」

 

 

 なぜ囁くように言ってくるんでしょう。耳がゾクゾクします。

 

「ふわっ!?ちょ、ちょっとロビンもう少し離れてくんない?俺耳弱いっぽくて!?」

「そうなの?……いいこと聞いたわ」

 

 何そのいたずらっ子がしそうな笑みは!?これから耳を狙う気かっ!?小悪魔っ子みたいな顔して……そういや、この人悪魔の子でした。

 

「何を企んだ今っ!?狙う気か!?フリじゃないからな!!?」

「フフ、どうかしらね」

「ロビーーーーンッ!!!?」

 

 俺の声だけが木霊する。ロビンは楽しそうに微笑みながらプールの方へと戻っていった。

 

 ……俺はって?もちろん一緒に戻ってヤケ酒しましたよ。それですぐ潰れましたが何か?(半ギレ)

 

 

 

 

 宴が終わってから数日後、俺達の新しい船が完成したとモズとキウイがやって来た。俺達はさっそく船を見に行こうとすると後からフランキー一家がこぞってやって来ると俺達の新しい手配書を見せてきた。

 

 一味全員に手配書が出され俺のを見るとまさかの高額に二度見してしまった。

 

【DEAD OR ALIVE】

「鬼の戦漢アルガ」

懸賞金 : 2億ベリー

 

「たっか!!?」

「2億か。おれは1億2千万……チッ、差が開いちまった」

 

 想像以上の上がりように俺は眼を疑った。いや、高すぎじゃね?てか、ゾロそんなに睨まないでよ。ただでさえ通常でも恐いのに。

 

 それぞれ手配書を見て一喜一憂しているとザンバイはもう一枚の手配書を見せてきた。それはフランキーのだった。

 

「みんなで話し合ったんだ……。麦わらさん頼む!!無理矢理でもいい!アニキを海へ連れ出してくれ!!!あの人元々海賊の子なんだよ!!!!」

「……よしわかった!」

「っ!!!ホントかっ!!?」

「ああ、元々おれはあいつを船大工にしようと思ってたからな。しししし!」

「スマネェ麦わらさん!!!恩に着る!!!」

 

 ルフィがそういうとザンバイ達は泣くほど喜び頭を下げて感謝する。俺達はさっそく準備を整え船のある南東の海岸へと向かった。

 

 海岸では夜通し作業をしていたのか地面で雑魚寝をするじいちゃんやアイスバーグさんなどガレーラの人たちがいた。申し訳なかったが起こしてさっそく船を見せてもらう。

 

「フランキーからお前への伝言はこうだ麦わら。「お前はいつか"海賊王"になるんなら、この"百獣の王"の船に乗れ」!!!」

「うおーーっ!!!でけーー!!かっこいい~~~~っ!!!」

 

 新しい船にみんなは眼を輝かせる。さっそく船内へ入ろうするとアイスバーグさんに止められた。

 

「ンマー、待て麦わら。船内を見せるより先にもうひとつ見せたいものがある」

「ええ~~!何だよー!ならはやく見せてくれよ~~!!」

「この船には"ソルジャードックシステム"ってのがあるんだがそのひとつに買い出し用小型の船があるんだ。あれだな」

「っ!!?あれって……!!!」

 

 船の近くにポツンと小さな外輪船(パドルシップ)があった。それを見たウソップは足取りをフラつかせながら涙をポロポロ流しそれに近付く。

 

「メリー……お前なのか?」

「ああ、名は買い出し船「蒸気機関外輪船(パドルシップ)」"ミニメリー2号"だ。お前さんらが乗っていた船の材木を加工し作り上げた船だと聞いている」

「メリーだ!!メリーが小舟で甦った~~!!!」

「多少船の劣化が見られたが破損箇所はほとんど無く綺麗な木材に解体できたんでこの船は丸々あの船で造られている。文字通り生まれ変わりだ。ンマー、よかったじゃねェか」

 

 ウソップはミニメリーに泣きながら抱き付く。後からチョッパーも一緒にしがみつきわんわん泣き出す。

 

 その時、メリー号は喋らなかったがどことなくメリー号が笑っているように感じたのは気のせいだろうか。

 

 その後は一通り船を見回っていかにこの船がスゴいのか思い知らされる。みんながそれぞれ欲しがっていた物も用意されており絶賛する。

 

 さっそくフランキーに礼を言おうとアイスバーグさんに聞くがフランキーは俺達から姿を隠していると言われる。

 

 仲間にするためにもひとまずフランキーの捜索が始まった。アイスバーグさんからも無理やりでも連れてってやれと了承を貰いこちらも遠慮はなくなる。

 

 そして、町中でフランキーを見つけるとパンツをパスしてもらいフランキーは大砲で先に海岸までブッ飛ばした。

 

 海岸へ着くと船の前でフランキーが下半身を丸出しにして地面に埋もれていた。

 

 フランキーが起き上がるとルフィはパンツを掲げフランキーを脅す。返して欲しければおれの仲間になれと。

 

 しかし、フランキーはそれに応じず丸出しの状態であのポーズをとる。その勢いになぜかルフィは圧されていた。

 

 なのでロビンにお願いしようとしたが流石にアレを握らすのは気が引けたのでウソップにアレをひとつもらいフランキーのあそこにぶつける。すると次の瞬間……。

 

「ホデュアーーーーッ!!?!?アアアアアッ!!!イデェ~~!!焼けるゥ!!?」

「……やっぱ”タバスコ星,,はやり過ぎたかな?」

「渡しといてあれだけどよ……。お前……同じ男なのにあんな事よくできるな。鬼かお前……」

 

 とウソップや他の男性陣にドン引きされてしまった。だって、あれをロビンに握らせるのは……ねえ?

 

 そこから再度フランキーを誘うもまだ了承には至らない。そこにアイスバーグさんからのフォローや荷物を渡すザンバイ達のお陰でフランキーの心が揺れ動き出した。

 

 そして、フランキーは泣きながらザンバイ達におれ無しで生きてられんのかと心配した様子で聞くと大丈夫とみんなでいいフランキーにだから心配しないで行ってきてくださいと言われる。

 

 その時点で既に痛いのか嬉しいのかどちらで泣いているのか分からないほど大量の涙を流す。そこにルフィがパンツをフランキーに渡した。

 

「返す!さァ乗れよフランキー!おれの船に!!!」

 

 そこまで言われようやく覚悟が決まったのかフランキーはサングラスをかけパンツを掴んだ。

 

「仕方ねェ!世話してやるよ!おめェらの船の「船大工」!!このフランキーが請け負った!!!」

 

 そういい新しい仲間の誕生にみんなは喜ぶ。フランキー(ようやく履いた)が船に乗ると遠くからガープの軍艦が見えた。

 

 だが、今回は原作と違ってウソップを待つ必要がないためささっと帆をたたみ逃走準備を開始する。

 

 その際に船の名前を決める。そして、ついにこの船に名前がついた。

 

「海賊船"サウザンドサニー号"!!!」

 

 満場一致でこの名前に決まりいよいよ島の人たちとの別れが始まる。ルフィはコビーやガープ中将に大声でさよならの言葉を伝える。

 

 せっかくなので俺も島にいるじいちゃんやばあちゃんに別れを伝える。

 

「じいちゃーーん!!ばあちゃーーん!!会えて嬉しかったーー!!またいつか会おーーう!!!」

 

 するとじいちゃんとばあちゃんが海岸で俺に手を振ってくれた。俺も手を振り返しニカッと笑う。

 

 そして──。

 

「準備はいいなァ?いくぞ!!”風来(クー・ド)……バースト,,!!!!」

 

 船は飛びみるみる島も軍艦も小さくなり見えなくなった。

 

 ……またいつか会えたらもっと父さんや母さんの話をしたいな。それまで……またね。じいちゃん、ばあちゃん。

 

 こうして逃げ切った俺達はさっそく新しい仲間を迎え入れたことなので船の上で宴を始める。

 

「ほんじゃ改めて……!帰ってきたロビン。そして新しい仲間フランキーと海賊船"サウザンドサニー号"に……!!乾杯だァア!!!」

『イヤッホーーーーッ!!!!』

「行くぞ次は!!"魚人島"!!!!」

 

 風は追い風、一行は一路。海底にあるという"楽園"を目指す!!

 

 

 

『ありがとう皆……これからもよろしくねっ』

 

 

 

 

 

 その頃、新世界ワノ国「鬼ヶ島」にて──。

 

「これは……新聞?」

 

 僕はクソ親父(カイドウ)の部下が落としたであろう新聞を拾う。すると、中から幾つかの手配書が出てきた。

 

「これって……!!」

 

 1枚の手配書を手に取る。そこには以前耳にタコができるほど聞かされた彼の名が書かれていた。

 

「モンキー・D・ルフィ……!ハハッ!ついに出て来たんだね!海へ!!」

 

 エースが言っていた彼の弟君。僕は夢中になり手配書を漁る。てことは他のは彼の仲間なのかな?色んな人がいる!

 

 その時、僕はふと1枚の手配書が目に入った。

 

 その手配書の写真に写る男の頭についてある角。これって……。

 

「僕と……おじさんと一緒だ……」

 

 これは偶然なのか僕は首を傾げた。だが、その写真に写る瞳には見覚えがあった。

 

 とても海賊とは思えないほど優しそうな瞳に僕は不思議と懐かしさを感じしばらくその手配書を見つめるのだった。

 




どうも皆さんもしロマです!
21話をご覧くださりありがとうございます!

 今回のロビンの絡みを見てアルガはひょっとして受け気質?なのかと思いました。Mってワケじゃないはずだけどそこんところどうなんでしょ……(熟考中)
それと、主人公のプロット公開にて【投稿しなかった話のワンシーン】より『21話の途中 ゾロとの稽古事情』を追加しました。
ショートストーリーで話は短めですがヒマ潰しによければどうぞ。

ではまた会いましょうでわでわ~~( ´ ▽ ` )シ
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